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Fターム[2G041GA10]の内容

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Fターム[2G041GA10]に分類される特許

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【課題】取得したマススペクトルに基づいて自動的に適切なピークを選択してプリカーサイオンとしてMS2分析を実行する場合に、信号強度が低いイオンのMS2分析の順番が来るまでに該当成分の溶出が終了してしまい十分なMS2スペクトルが得られない場合がある。
【解決手段】マススペクトルのピーク選別条件として、信号強度の下限値LLとともに上限値ULを指定可能とする。データ処理部は、LCMS分析中に得られたマススペクトルに現れるピークのピーク強度が上限値ULと下限値LLとで決まる強度範囲Athに入っているか否かを判定し、入らないピークは除外し、残ったピークについて例えば強度順にプリカーサイオンに設定してMS2分析を実行する。上限値ULを適切に設定することで、MS2分析が不要な高強度成分を避けて低濃度の成分のMS2分析を優先的に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、生体試料を用いた炎症および酸化ストレスに関連した生物体における全身性代謝状態の確定方法(炎症および酸化ストレスレベル検定)に関する。これは、アラキドン酸の1つまたは複数の誘導体(エイコサノイド)、リノール酸および/またはドコサヘキサエン酸の1つまたは複数の誘導体を、同時に、好ましくは1つまたは複数の酸化ストレスパラメーターと、ならびに/あるいは他の代謝産物クラスからの1つまたは複数の分析物と一緒に検出し、定量化することを、ならびにこのような方法を実行するために適合されたキットを包含する。さらに本発明は、当該方法に用いられるようなバイオマーカーに関する。
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【課題】糖鎖の構造解析を行う際、参照となる糖鎖構造情報を効率よく生成するグリコシド化合物の提供を課題とする。
【解決手段】CID−MS測定において、目的とする任意のBイオンおよび/またはCイオンを生成するアグリコンを有するグリコシド化合物を提供することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】微量の目的分子および多数の夾雑成分を含む試料に関して、実験者の経験と勘に依存することなしに、高感度で目的分子の質量スペクトル測定を行う方法の提供。
【解決手段】目的分子を含む測定試料の複数の領域に関してプレスキャンMS測定を行い、異なるm/zを有する複数のイオンのシグナル強度を求め、得られたシグナル強度を比較して、前記複数の領域の中から測定領域を選択する工程を含むことを特徴とする質量分析法。 (もっと読む)


【課題】比較的均質な試料−マトリックス混合物の調製が可能で、解析すべき対象の適用範囲の広いMALDI質量分析法を提供する。酸性糖鎖を測定対象とした場合に酸性基あるいは酸性糖の脱離が抑制される高感度のMALDI質量分析法を提供する。
【解決手段】アミンのイオンとp-クマル酸のイオンとを含むイオン性液体からなるMALDI質量分析用液体マトリックス。前記アミンが、1,1,3,3−テトラメチルグアニジンである、前記のMALDI質量分析用液体マトリックス。 (もっと読む)


【課題】本発明は、イオントラップの特徴である3回以上のMS分析において、衝突誘起解離で生成する低質量数域の解離イオン(フラグメントイオン)を検出することを目的とする。
【解決手段】本発明は、試料をイオン化するイオン源と、前記イオン源にて生成されたイオンから捕捉選択した目的のイオンを衝突誘起解離させるイオントラップ部と、前記イオントラップ部での衝突誘起解離により生成されたフラグメントイオンを取り込んで衝突誘起解離をする多重極のイオン衝突部と、前記イオン衝突部での衝突誘起解離で生成したフラグメントイオンの質量分離をする質量分析部とを有することを特徴とする。
これにより、イオントラップ部で衝突誘起解離したフラグメントイオンを捕捉選択後、多重極のイオン衝突部で衝突誘起解離するので、生成した低質量数域イオンがカットオフの影響を受けず低質量数域のフラグメントイオンの検出が可能になる。 (もっと読む)


【課題】
質量分析装置取得データにおいて、複数成分由来のMSn スペクトルが隣接して混在した領域では、隣接する当該MSn スペクトルを同時にMSn+1 分析する可能性があり、価数判定が複雑になる場合がある。そこで本発明では、MSn+1 (nは、n≧1の整数)スペクトル及びMSn スペクトルの価数の再判定を行うことにより、より信頼性の高いデータを提供することを目的とする。
【解決手段】
隣接してMSn+1 スペクトルが混在する領域を抽出し、価数の再判定を行う領域を決定する。その後、抽出された所定の混在領域のスペクトル強度をスキャン毎にリスト化し、この当該スキャン毎のリスト間のスペクトル強度変動を算出して、同一の変動をしているスペクトル群をグループ化する。このグループ化されたデータに基づいて、価数の再判定を行うステップを含む質量分析データの解析を行う。 (もっと読む)


【課題】硫酸化糖鎖のイオン化における脱硫酸化を抑制して、容易かつ正確に硫酸化糖鎖を分析することができる、硫酸化糖鎖の構造解析手法を提供する。
【解決手段】MALDI法により硫酸化糖鎖をイオン化する工程を含む、硫酸化糖鎖の分析方法および配列解析方法。 (もっと読む)


【課題】質量分析計の分解能を上げること
【解決手段】二連イオントラップ質量分析計は、それぞれ比較的高い圧力と低い圧力に維持された、隣接する第1の二次元イオントラップと第2の二次元イオントラップとを含む。高圧が有利な機能(冷却およびフラグメント化)は第1のトラップ内で実行でき、低圧が有利な機能(アイソレート化および分析スキャン)は第2のトラップ内で実行できる。ポンピング制限を行い、2つのトラップの間に差圧を維持できるようにする小さい開口部を有するプレートレンズを通して、第1のトラップと第2のトラップの間でイオンを移動させることができる。この二連イオントラップ質量分析計の差圧環境によって、イオン捕捉およびフラグメント化効率を損なうことなく、高分解能の分析スキャンモードを使用することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、健常者データのばらつきを考慮した、疾病患者特有の変動タンパク質や代謝物など(マーカ)の探索を、MSを用いて高精度・高スループットに実施するシステムを提供することである。
【解決手段】
本発明では、上記課題を解決するため、取得されたばかりのデータをリアルタイムに解析し、また、すでに取得された複数サンプルのデータを予め統計処理し、その結果をリアルタイム比較することにより、変動成分の可能性があると判定された場合に次の分析内容を最適化する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、質量分析法により、簡便且つ効率的にペプチドのアミノ酸配列を完全に決定できる方法、及び当該方法に使用されるペプチド誘導体化試薬及び試薬キットを提供することである。
【解決手段】質量分析法を用いたペプチドのアミノ酸配列を決定する方法において、(1)ペプチドのN末端アミノ基に下記一般式(I)で示す基を結合させることによりペプチドを誘導体化する工程、(2)前記工程(1)で誘導体化されたペプチドに対して、フラグメントイオンの質量スペクトルを取得する工程、及び(3)前記工程(2)で得られた質量スペクトルに基づいて、ペプチドのアミノ酸配列を決定する工程を順次実施する。
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【課題】デノボ・シーケンスによるアミノ酸配列の推定の信頼性を向上させる。
【解決手段】マススペクトルデータに基づいてアミノ酸配列候補を選定する際に、その信頼度を示すスコアを最大化するアミノ酸配列候補を見い出す問題を、一方向の軸がアミノ酸配列上の位置、他方向の軸がマススペクトルの質量である2次元的な非巡回的グラフ上の最長路問題として定式化する。そして、被検ペプチドに由来するピークの質量と強度とを集めたピークリストに基づいて経路探索を実行することでピーク強度を加算したスコアを求め、スコアの大きなものを選択して経路を逆に辿りながら各アミノ酸を特定し、アミノ酸配列を求める。この方法によれば、高速の演算処理が可能であるため、正しいアミノ酸配列が漏れないように多数の候補を挙げることができる。 (もっと読む)


【課題】ペプチドの開裂に伴い生じる複数種のフラグメントイオン強度の予測値を高い精度で且つ効率良く求める。
【解決手段】フラグメントイオンを構成するアミノ酸残基のそれぞれについて原子数にスケーリング因子を乗じた有効原子数を考え、各アミノ酸残基の有効原子数の和をフラグメントイオンの有効原子数とし(S1)、この有効原子数を所定の対数式に代入してプロトン親和力を求める(S2)。アミノ酸配列の特異性などに応じてスケーリング因子を変えることで、これにより、たとえアミノ酸残基の構成が同じでもプロトン親和力が変化する場合がある。同じフラグメント化反応で生じる複数のフラグメントイオンのプロトン親和力に応じて、活性化エネルギーから計算されるフラグメントイオン総量を分配し、より精度の高いフラグメントイオン強度を求める。 (もっと読む)


本発明は、イオンを多重反射により反復運動させ、或いは一群の電極の周囲等で閉軌道沿いに周回運動させるタイプの荷電粒子トラップを稼働させる方法に関する。本発明においては、その後段での検出及びフラグメント化に備え複数種のイオンを互いに好適に分離させるべく、イオントラップ内におけるイオンの反復運動周期を参照してタイミングを導出し、そのタイミングに従いそのイオンをイオントラップ外に偏向、出射させる。
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【課題】
レーザー光照射により分析対象物をイオン化し質量分析を行う質量分析用試料台において、微小且つ微量試料の質量情報を感度よく、高い空間分解能を有するデータを得るための質量分析用試料台を提供することを目的とする。
【解決手段】
逆ペロフスカイト構造を持つ結晶体を基材と分析対象物の間に設けることにより、イオン化効率を高くすることができ、微量試料でも検出が可能となる。また、分析後の洗浄が容易であるため、試料台の再利用が可能であり、ランニングコストを低くできる。 (もっと読む)


【課題】より正確な前駆イオンの質量対電荷比m/zと価数zの情報を取得することが可能な質量分析方法及び装置を実現する。
【解決手段】マススペクトルデータに含まれる干渉ピークを判定し、その干渉ピークを過去のスペクトルデータを用いて分離することで、正確な質量対電荷比m/zと価数zの情報を取得し、MS2分析を行う前駆イオンの選択を可能とする。 (もっと読む)


【課題】MS/MS分析を行うIT−TOF質量分析装置において、双曲面電場の乱れを軽減しつつ高いプリカーサ分離能を達成する。
【解決手段】一方のエンドキャップ電極3に穿設されたイオン導入孔5には導電性メッシュ8を設け、他方のエンドキャップ電極4に穿設されたイオン排出孔6の外側近傍には電場補正用電極7bを配設し、該電極7bには必要に応じてイオンと同極性の直流電圧を印加する。導電性メッシュ8と電場補正用電極7bとにより孔5、6付近の双曲面電場の乱れは補正されるが、プリカーサ選別の際にはこの電場の補正を行いながらイオン導入孔5を通して不要イオンをイオントラップ1の外部へ排出することができる。また、TOF質量分析のためにイオン排出孔6を通してプロダクトイオンを排出する際にイオンは導電性メッシュを通らないのでメッシュの汚染も生じない。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高感度なイオントラップ飛行時間型質量分析装置を提供することを目的とする。
【解決手段】マルチポール部5のイオン量の分布に応じて、PUSH電極6に印加する高電圧パルスの周期を可変させることにより、イオンは飛行時間型質量分析部9(飛行時間型質量分析手段)を飛行し、効率的にMCP(検出器)8へ輸送される。イオンを効率的に、MCP(検出器)8へ輸送し、高感度なマススペクトルが得られるイオントラップ飛行時間型質量分析装置を実現する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、目的のイオンが十分な確保でき、MS/MS測定が最適化されたイオントラップ質量分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、試料をイオン化するイオン源部と、前記イオン源にて生成されたイオンをトラップするイオントラップ部と、前記イオントラップ部に主高周波電圧を印加する主高周波電源、及び補助高周波電圧を印加する補助高周波電源と、前記イオントラップから排出されたイオンを検出する検出部を備える質量分析装置を用いるイオントラップ質量分析方法において、イオントラップ部内にイオン捕捉をしながら不必要なイオンを排出して目的のイオンをイオントラップ部内に捕捉する捕捉ステップと、イオントラップ部内に残存する不要なイオンを排出し、目的のイオンをイオントラップ部内に残す不要イオン排出ステップを交互に繰り返えすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】糖鎖修飾ペプチドから糖鎖を遊離することなく、糖鎖及びペプチドシーケンス解析を行う。
【解決手段】シアル酸やフコースの脱離が起こりにくい負イオンモードCIDで糖鎖構造解析を行い、正イオンモードECDでペプチドシーケンス解析を行う。 (もっと読む)


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