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Fターム[2G041GA13]の内容

その他の電気的手段による材料の調査、分析 (22,023) | 装置部品 (5,630) | 質量分析部 (4,146) | 印加電圧の制御 (243)

Fターム[2G041GA13]に分類される特許

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【課題】
広い測定質量範囲をもつ質量分析装置において、高質量または低質量での測定感度が低下する。
【解決手段】
加速されたイオンが検出器までに到達する飛行時間を測定することにより、質量数を測定する、飛行時間型質量分析装置において、測定質量数に応じて検出器表面に印加する電圧を走査する。または、飛行空間と検出器の間に電極を設け、電極に印加する電極の電圧を走査することにより、広い質量範囲において、高い検出効率で測定可能な飛行時間型質量分析装置。 (もっと読む)


【課題】トラップ容量の大きなイオントラップに関し、従来技術に比べ、感度を大幅に向上させる。
【解決手段】質量選択的な排出を行う第1のリニアイオントラップと、そこから排出されたイオンを蓄積後質量選択的に排出を行う第2のリニアイオントラップを有し、第1のリニアイオントラップと第2のリニアイオントラップとのイオンの振動励起方向が直交することを特徴とする質量分析装置。 (もっと読む)


2つのモードの間で質量分析器への電源の切換えを行なう方法が提供されている。第1の所定の持続時間の間動作させられる第1の動作モードにおいて、質量分析器に結合された第1の電源が第1の非ゼロ電位を生成し、その一方で、質量分析器から切断された第2の電源が第2の非ゼロ電位を生成する。第2の所定の持続時間の間動作させられる第2の動作モードでは、第2の電位は質量分析器に結合され、その一方で、質量分析器から切断された第1の電源は第1の電位を生成する。これらの所定の持続時間は、いかなる場合でも、第1の電位および第2の電位のうちの一方のみが質量分析器に結合され、かつ第1および第2の動作モードが既定の長さの時間内で少なくとも一回実施されるように選択される。
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【課題】デジタルイオントラップのリング電極に印加する矩形波電圧を発生する回路において、矩形波電圧の周波数を変更する際の温度変化に伴う質量のずれを電気的に補償する。
【解決手段】周波数変更時の温度変化に伴う電圧変動や位相変動を予め測定し、その測定結果に基づいてその変動の影響を補償するための制御情報を記憶部11に格納しておく。分析時においてイオントラップ2から排出するイオンの質量を変更する際に、制御部7は周波数変更に対応した制御情報を記憶部11から読み出して電圧変動や位相変動を予測し、その影響を補償する制御信号を生成して電圧調整部52を介して可変電圧源45、46の電圧を調整する。これにより、例えば温度変化によりスイッチ43、44での電圧降下が大きくなる場合には、可変電圧源45、46の出力電圧は増加し、リング電極21に印加される電圧の振幅は略一定に維持される。 (もっと読む)


前駆体イオン種をそれらのフラグメントから同定する方法が、複数の前駆体イオン種およびそれらのフラグメントの質量スペクトルを高質量精度で得るステップを含む。次いで、複数の前駆体イオン種のフラグメント化から得られたフラグメント質量スペクトルが走査され、合算した質量が前駆体イオン種の1つの質量と合致するフラグメントの対を同定する。フラグメントイオンの対が前駆体イオンに合致された後、複合のフラグメントイオンスペクトルがいくつかの部分に分解され、フラグメントの対ごとに1つの部分である。分析は、さらなる対が同定されなくなるまで続く。次いで、複合のフラグメントスペクトルの分解された区域を一体に継ぎ合わせることによって、各前駆体試料イオンごとに単純化されたフラグメントイオンスペクトルが再構成される。得られた再構成されて単純化されたフラグメントスペクトルが、サーチエンジンに送られ、サーチエンジンは、各合成フラグメントイオンスペクトルごとに有力候補のスコアソートリストを返す。
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【課題】特定の質量数のみの被検出ガスに対して、その成分及びそれらの成分比を測定できるようにする。
【解決手段】正電荷の金属イオンを被測定物質の分子に付着させて付着イオンを生成させる付着イオン生成部11と、付着イオンの質量分析を行う質量分析部と、を備え、質量分析部は、付着イオンのうち、特定の質量数の付着イオンを選択させる質量分離室13aと、特定の質量数の付着イオンを解離させるためのイオン化室13bと、解離させたイオンを分析する質量分析室14とを備えている。 (もっと読む)


【課題】多数の多重極やイオン輸送光学素子に印加する電圧の走査制御に関するCPUの負担を軽減する。
【解決手段】第1段四重極、コリジョンセル内に配設された多重極イオンガイド、第3段四重極などのイオン輸送構成要素にそれぞれの印加する電圧に対応した制御データを時系列的に記述したパラメータテーブルをCPUにより構成されるデータ生成部400で生成し、DMA転送で外部メモリであるテーブル保持部411に保持する。FPGAにより構成されるデータ読み出し部412は、走査開始信号を受けて時系列順に制御データの読み出しを開始する。読み出されたデータはそれぞれ対応するD/A変換部414に送られ、全てのD/A変換部414にデータが揃うと共通の同期信号により同時にラッチされ、D/A変換されたアナログ電圧が一斉に出力される。CPUは分析開始前にテーブルを作成した後、走査開始信号等を送るだけでよく、負担が少なくて済む。 (もっと読む)


【課題】測定試料中の測定物質の濃度を正確に算出することができる測定物質定量方法及びガスクロマトグラフ質量分析装置の提供。
【解決手段】データベース記憶ステップS101と、内部標準物質の設定質量電荷比のイオンのピーク面積又は高さを算出する内部標準物質算出ステップS104と、選択質量電荷比のイオンのピーク面積又は高さを算出する測定物質算出ステップS107と、設定質量電荷比のイオンの強度と、選択質量電荷比のイオンの強度との強度比をイオン比補正係数として算出するイオン比補正係数算出ステップS108と、ピーク面積比又は高さ比にイオン比補正係数を乗じることにより、イオン比補正ピーク面積比又は高さ比を算出するイオン比補正比算出ステップS109と、イオン比補正ピーク面積比又は高さ比を相対検量線に当てはめることにより、測定物質の濃度を算出する測定物質濃度算出ステップS110とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大気圧またはそれに近い圧力の気相中において、検出対象のイオンを簡素な構成で分離して効率よく後段の質量分析計またはイオン検出器に導入する技術を提供し、後段の装置における検出精度を高める。
【解決手段】イオンを含む気体の流れ方向に沿って断面積が漸次減少した後に漸次増加する砂時計型の流路を構成し、砂時計の上部に配置した電極と砂時計流路の内壁および砂時計流路の内壁と砂時計の下部に配置した電極との間にそれぞれ電位差を設ける。これにより、所定の範囲のイオン移動度を有するイオンを流路中心部に収束して透過させ、所定の範囲外のイオン移動度を有するイオンを流路内壁方向へ進行させ、系外へ排除する。 (もっと読む)


【課題】多価イオンを用いて、試料表面の分析を高精度で短時間に行うことができる表面分析装置を提供する。
【解決手段】表面分析装置1は、試料5を搭載する試料台6と、試料台6に搭載した試料5に価数が15以上の多価イオンビーム4を照射する多価イオン発生源3と、試料5に多価イオンビーム4を照射することにより生じる二次イオン7を検出する質量分析部8と、試料5に多価イオンビーム4を照射することにより生じる二次電子9を検出する二次電子検出部10と、二次電子検出部10からの二次電子検出信号を受け分析開始信号を生成し質量分析部へ送信する質量分析制御部12を、備えて構成される。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】イオンガイドを含む電子移動解離デバイスを含む質量分析計を開示する。制御システムは、イオンガイド内の前駆体イオンのフラグメンテーションおよび電荷減少の度合いを決定し、かつイオンガイドを通って移送されるイオンの速さを変更して、フラグメンテーションおよび電荷減少プロセスを最適化する。 (もっと読む)


【課題】試料ガスの測定結果の時間変化を広範囲に亘り表示して、大域的な測定結果の時間変化を視覚的に把握し易くする。
【解決手段】試料ガスをイオン化して、そのイオンを検出するセンサ部21と、前記センサ部21からの検出信号に基づいて前記試料ガスを分析する分析部31と、前記分析部31による測定結果に基づく値、時間、及び前記試料ガス中の成分を示す値それぞれを軸とする3次元グラフを画面上に表示するとともに、当該3次元グラフを回転可能に表示する表示制御部33を備えている。 (もっと読む)


【課題】スキャン速度に応じて特性を切り替える電流−電圧変換器の構成を簡素にし且つ切替時の回路の安定性を向上させる。
【解決手段】電流−電圧変換器11は、演算増幅器A1の非反転入力端と出力端との間に、第1抵抗器R1と、第2抵抗器R2とスイッチSW1との並列回路とを直列に接続した回路を挿入する。制御部10はスキャン速度が速い場合にスイッチSW1を閉成して帰還抵抗を小さくし、ゲインを落とす一方周波数帯域を広げる。電流−電圧変換器11のスイッチは1個で済むのでコスト低減が図れ、切替え時に帰還ループがオープンにならないので電流−電圧変換器11の動作が安定になる。 (もっと読む)


【課題】微量試料の質量分析を行う場合の分析感度を向上させる。
【解決手段】イオントラップ18に導入するイオンを一時的に集積するためのイオンガイド14を四重極ロッド型とし、このイオンガイド14にそのイオン飽和量よりも少ない量のイオンを導入して、出口側端部に集積する。四重極ロッド型は八重極ロッド型と比較してイオン蓄積性は劣るもののイオン収束性が良好であり、少量のイオンをイオン光軸C近傍に閉じ込めて保持することができる。それによって、出口側ゲート電極16が開放したときに、イオンは電場補正用電極17及び入口側エンドキャップ電極182の2つの開口を経てイオントラップ18内に効率良く導入され、高感度の分析が可能となる。また、イオンガイド14に導入するイオン量は少量でよいので、試料の消費量は少なくて済む。 (もっと読む)


【課題】試料内に含まれる複数の成分分子の存在量の判定を、解裂を伴わないイオン化処理を活用して、当該試料から得られるガスに基づいてリアルタイムで正確に判定できるようにする。
【解決手段】目的分子の存在量が未知である試料から得られたガスの重量を求める熱重量測定工程(S32)と、ガスをソフトイオン化処理によってイオン化して質量分析データI(m/z,t)を求め、この質量分析データに基づいてマスクロマトグラムを求め、このマスクロマトグラムのピーク波形の面積強度を求める面積強度測定工程(S33〜S40)と、熱重量測定工程で求めたガスの重量と面積強度測定工程で求めた面積強度とに基づいて目的分子の存在量を求める定量演算工程(S40)とを有するガス定量分析方法。 (もっと読む)


【課題】脱溶媒管やイオンガイドへ印加する最適電圧を決める自動調整において、標準試料以外の低成分濃度の試料を用いた場合でも適切な電圧が設定されるようにする。
【解決手段】初めに設定した条件に従ってイオンガイド等への印加電圧が変更される毎に、試料に対する特定のm/z値におけるマスクロマトグラムが取得される。それに基づき、電圧値とピーク面積値との関係を示すグラフ61が作成され、これを含む最適化結果が表示画面上に表示される。同時に各電圧におけるクロマトグラム62も表示される。通常、最大の面積値を与える電圧が最適電圧値として設定されるが、オペレータはこの結果を見て、測定に異常等があって自動的に決まった最適電圧値が適当でないと判断すると、クリック操作により最適電圧値を変更する。そして、ボタン64をクリック操作すると、変更された電圧値がそのm/z値に対する電圧値としてSIM測定用分析条件に設定される。 (もっと読む)


【課題】多数の多重極やイオン輸送光学素子に印加する電圧の走査制御に関するCPUの負担を軽減するとともに、その電圧設定の柔軟性を高める。
【解決手段】第1段四重極、コリジョンセル及び第3段四重極をそれぞれ中心とするイオン光学系への印加電圧に対応した制御データを時系列的に記述したQ1系、CC系、Q3系の3つのテーブルをCPUで生成し、DMA転送により外部メモリに保持する。各テーブルからのデータ読み出しを行うFPGAにより構成される回路は、カウンタによりそれぞれ(時間d1,d2)遅延されたタイミングで読出しを開始する。読み出されたデータはそれぞれ対応するD/A変換部に送られ、全てのD/A変換部にデータが揃うと共通の同期信号により同時にラッチされ、アナログ電圧が一斉に出力される。CPUは分析開始前にテーブルを作成した後、走査開始信号等を送るだけでよく、負担が少なくて済む。 (もっと読む)


イオンフラグメンテーションのための衝突セルを使用するタンデム質量分析計において、システム構成要素の放電上限に到達することなく、またはそれを超えることなく、衝突誘起解離(CID)のために必要とされる衝突エネルギーの上限が拡大され得る。本教示は、イオンの電位エネルギーをCIDフラグメンテーションのために十分な所定のレベルまで引き上げる一方、無放電条件を満たす方法について説明する。また、本教示は、生成イオンが質量分析のための十分なエネルギーを有するように、CIDフラグメンテーション後、フラグメントイオンの電位エネルギーを引き上げる方法について説明する。
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イオントラップにおいてイオンをフラグメント化する方法は、a)親イオンを選択することと、b)保持時間間隔の間、イオントラップ内に親イオンを保持することと、c)保持時間間隔内の励起時間間隔中に、RFトラップ電圧をイオントラップに提供することと、d)励起時間間隔中に、共鳴励起電圧をイオントラップに提供することと、e)保持時間間隔のうちの少なくとも一部分の間、イオントラップ内に中性ガスを供給することによって、イオントラップ内の動作圧力の少なくとも約10%の非定常状態圧力増加を提供することと、f)保持時間間隔内で、かつ励起時間間隔の後、共鳴励起電圧を終了し、イオントラップに印加するRFトラップ電圧を変更して、イオントラップ内に親イオンのフラグメントを保持するように励起レベル未満の保持レベルまでマシュー安定性パラメータqを低下させることとを伴う。
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【課題】
タンデム質量分析計にてMSの3乗を行う場合、装置構成の大型化やコストが増大するという課題がある。同様に、複数回のMS/MS分析においてはいっそう困難である。
【解決手段】
衝突室内に調和ポテンシャルを形成する電極を配置し、1回目の衝突誘起解離で生成したフラグメントイオンを捕捉する。捕捉したイオンの中から、次なる目的イオンを軸方向共鳴励起によりイオンを選択的に出射する。励起したイオンは軸方向に励起し、調和ポテンシャルを超えることで、後段に備える電位差により2回目の衝突誘起解離が行われる。さらに、イオンを調和ポテンシャル内部に戻す操作を加えることで、複数回のMS/MS分析を実施可能にする。 (もっと読む)


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