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Fターム[2G041GA22]の内容

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Fターム[2G041GA22]に分類される特許

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【課題】マススペクトルに出現する多数のピークの中で目的化合物の分子量関連イオンを高い精度で見つける。
【解決手段】高い質量精度で以て分析が可能な質量分析装置により実質的に同時に測定された正イオンのマススペクトルと負イオンのマススペクトルとを利用し、両マススペクトル上のそれぞれ1本のピークの質量の質量差を算出し、その質量差がプロトン2個分の理論質量(2.0146Da)を中心とする所定の範囲に入るようなピークのペアを探索する。概要するペアは同一化合物のプロトン付加イオン(M+H)+とプロトン脱離イオン(M−H)-であると推定できるから、これらを分子量関連イオンとして抽出し、マススペクトルの該当ピークにラベル表示するとともに、目的化合物の分子量を推定して該化合物の同定を実行する。 (もっと読む)


【課題】質量プロファイルを積算するための質量分析の繰り返し回数を減らすことで測定時間の短縮化を図りつつ、信号強度を増加させる。
【解決手段】イオントラップ4内に形成した高周波電場によりイオンを捕捉している状態で、主電圧発生部10からリング電極41に印加する矩形波状の高周波電圧を一時的に停止し、イオントラップ4内に静電場のみが存在する状態で次のイオンをイオン入射口44からイオントラップ4内に導入する。それまでに捕捉していたイオンの少なくとも一部がイオントラップ4内に留まっている間に高周波電圧の印加を再開することで、それまでのイオンに加えて新たに導入したイオンを捕捉し、蓄積するイオンの量を増やして質量分析を行う。 (もっと読む)


向上した質量分解能を有する多重極マスフィルタ。多重極マスフィルタは、少なくともRF電圧源に結合される第1の電極一式と、第1の電極一式に挟入され、並列である第2の電極一式とを有する。第2の電極一式は、第2の電極一式の2つの半径方向に対向する電極に結合される可変AC電圧を有する。上記第1の電極一式の複数の伝導性ロッドのそれぞれは、横断面が略円形であり、上記第2の電極一式の複数の伝導性ロッドのそれぞれは、横断面が略T字形である。
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【課題】真空中で水分やアルコールなど揮発成分を含む試料を分析する場合、試料を冷却し揮発成分を凍結させて揮発成分の蒸散を防ぎ分析を行う方法が知られている。試料を試料ホルダに固定し、試料ホルダを搬送させて真空中に搬送する場合、搬送部の試料ホルダと接触する領域の近傍では搬送部の温度が低下し、搬送部に霜状固体が付着する。この霜状固体が試料に再付着する現象が発生し、試料表面が汚染されるという課題がある。
【解決手段】搬送部としてトランスファーロッド41を用い、試料ホルダ14と接触する領域を、断熱性の高い断熱部43で構成する。断熱部43を設けることでトランスファーロッド41の低温化を抑制し、霜状固体の付着を防ぐ。または、トランスファーロッド41にヒーターを巻きつけて昇温可能とする。霜状固体が付着した場合にトランスファーロッド41を加熱することで霜状固体の除去が可能となる。 (もっと読む)


【課題】試料を高効率にイオン化するコロナ放電を用いたイオン源を提供する。
【解決手段】高電圧を印加することにより針電極先端に生成するコロナ放電において、該コロナ放電の領域に対する試料の導入方向とコロナ放電によりイオンを引き出す方向をほぼ対向させることにより、イオン生成効率を向上させる。 (もっと読む)


【課題】検出する試料を迅速に効率よく分析装置に導入することができ、検出速度を向上させて大量の検査を短時間で行うことを目的とする。
【解決手段】試料導入装置1は、収容部41に収容した試料を、排気ポンプ51を備えた質量分析装置45に導入するための装置であって、一端が収容部41に流通可能に接続された差動排気配管3と、差動排気配管3の他端に接続され、差動排気配管3内を排気して減圧する差動排気ポンプ5と、差動排気管3と質量分析装置45とを流通可能に接続するキャピラリ管7とを備えている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、質量分析装置における真空装置内において、水分子および水素分子の質量分析時の妨げとなる残留水分子および残留水素分子を簡単な装置構成および方法によって低減し、水分子のバックグラウンドを下げると同時に、水分子を発生源として生成する水素分子のバックグラウンドを下げることができるため、質量分析を行なう際の水分子と水素分子の高感度分析を可能とする質量分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による質量分析方法は、質量分析装置1の質量分析方法であって、(a)質量分析装置1の分析室2を真空排気する工程と、(b)工程(a)の後、分析室2に対して重水ボンベ11から重水ガスを導入する工程とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】試料から汚染成分を除去するための高温熱処理等の処理を要することなく、簡便且つ迅速に正確な試料分析を行なう。
【解決手段】ホルダー板12の表面のうち、試料1から散乱したイオン等が衝突し易い、試料1との対向面を絶縁性薄膜13で被覆する。この絶縁性薄膜13により、その被覆部分が帯電して試料と異なる電位となり、所謂チャージアップ現象により絶縁性薄膜13の部分からの二次イオンの放出が抑止される。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】サンプリングコーン3とコーン−ガスコーン4とを含み、サンプリングコーン3を通過し、質量分析計の後続ステージに入り、当該ステージを通過する分子質量が高いイオンの移送を向上させるために、使用時に、六フッ化硫黄(「SF6」)をコーンガス5としてコーン−ガスコーン4とサンプリングコーン3との間の環状部へ供給する質量分析計が開示される。 (もっと読む)


【課題】イオンサイクロトロン共鳴質量分析計との関連で、高い質量分析を、小型で相対的に価格が低廉な質量分析計で達成するような改善を行う。
【解決手段】イオン源(11)と、イオン注入装置(12)と、特殊形付きの電極(14,16)によって限定される電場発生手段と、イオンを検出するための検出器(18)とを有する質量分析計が提供される。電極(14,16)は、それらの間に略超対数の形の場をもたらすように形造られており、それによってイオンは分析のための場のポテンシャル井戸内に捕捉される。 (もっと読む)


【課題】低真空雰囲気中においても高い輸送効率で以てイオンを偏向させ、光や中性粒子を確実に除去する。
【解決手段】直方体の互いに平行な4辺に沿って4本のロッド電極11、12、13、14を配置し、第1、第2ロッド電極11、12を含む面をイオン入射面Pi、第1、第4ロッド電極11、14を含む面をイオン出射面Poとする。各ロッド電極11〜14にそれぞれ所定の直流電圧を印加することで、4本のロッド電極11〜14で囲まれる空間にイオンの軌道を略90°曲げる直流電場を形成し、さらに対向する2本のロッド電極11、13と他の2本のロッド電極12、14とに互いに逆相の高周波電圧を印加することで形成する高周波電場により、イオンを振動させて束縛する。これにより、イオンが残留ガスに衝突してその進行方向を変えても発散することを抑制することができ、屈曲した偏向軌道に沿って高い効率でイオンを輸送して後段に送ることができる。 (もっと読む)


【課題】樹脂部品中に含まれる臭素系難燃剤を簡便な方法で、迅速に、より正確に検出する。
【解決手段】イオン付着質量分析装置の試料容器の下部に小さい収容部を設けて分析標準物質を入れ、小さい収容部の上に分析試料を置き、分析標準物質からの検出ガスを分析試料に接触させてから質量分析に供する。 (もっと読む)


【課題】各種検査を効率かつ安価に行うことのできる、質量分析ユニット、及び質量分析ユニットの使用方法を提供する。
【解決手段】被測定ガスの質量電荷比ごとの分圧を測定する測定部12、及び測定部12に連続的に設けられ、かつ測定部12を制御する電気系部14を有した質量分析部1と、質量分析部1に導入される被測定ガスの圧力を所定値まで減圧する差動排気部20と、を備えた質量分析ユニット10である。電気系部14は差動排気部20の制御部として機能し、かつ差動排気部20の操作部が設けられる。 (もっと読む)


【課題】 試料を高効率かつ長時間安定にイオン化するコロナ放電を用いたイオ
ン源を提供する。
【解決手段】 高電圧を印加することにより針電極先端に生成するコロナ放電に
おいて、該コロナ放電の領域から試料ガス中の中性分子が移動する方向と、放電
により生じたイオンの引き出し方向が異なる構成とすることにより、イオン生成
効率を向上させると共に安定な放電を長時間持続させる。 (もっと読む)


衝突により活性化するイオンを同定するための方法および装置について説明する。本方法は、複数の線形イオントラップと、複数のイオン源と、質量測定機器とを使用する。第1の源は、第1のイオンを第1のトラップに供給するように動作され、第1のトラップにおいて、イオンは、動力学的に冷却され得る。第2の源は、第2のイオンを第1のトラップに供給するように動作され、第1のトラップにおいて、第1および第2のイオンは貯蔵される。第1のトラップにおけるイオンは、第2のトラップに入るように放出され、第2のトラップにおいて、イオンは、質量分析前に貯蔵される。装置は、4重極ロッドを使用してイオントラップを形成してもよく、第1のトラップおよび第2のトラップ間の電圧差および圧力差は、制御可能な値である。
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【課題】試料導入部を脱着する際、試料導入部固定のための2箇所のネジおよびパイプに電力を供給するための2箇所の電源ケーブル圧着端子を脱着する必要があり合計4箇所の脱着を行うので作業効率が悪く、かつ電源ケーブル圧着端子接続箇所の接触不良が発生しやすい問題がある。
【解決手段】試料導入部3を質量分析計側に固定する2箇所を保持部材6および7からのパイプ5への電力供給部を兼ねたフランジ部6aおよび電極7bとし、あらかじめ装置側の真空の隔壁14に固設した試料導入部固定用の支柱15および16に保持部材6、7をネジ止めする構造とし、支柱15、16にはあらかじめ電源ケーブル圧着端子19、20を接続しており試料導入部3を脱着する際、電源ケーブル圧着端子19、20を脱着する必要のない構造として2箇所のネジの脱着のみで試料導入部3の脱着が可能である。 (もっと読む)


質量分析計の圧力の高い領域と低い領域との間でイオンを輸送するためのイオン移送装置は、イオン移送導管60を含んでいる。導管60は、相対的に圧力の高いチャンバ40に向いて開いている吸込口と、相対的に圧力の低いチャンバに向いて開いている排出口70とを備えている。導管60はまた、イオン移送チャネル115を取り囲む、少なくとも1つの側壁も備えている。側壁は、イオン移送チャネル115内から、導管60の側壁の外側の、圧力の低い領域へガスが流れるよう、側壁の長手方向に形成した複数の開口部140を含んでいる。
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【課題】試料導入パイプは細管であるため試料による汚れが生じて詰まりやすく、またパイプを取り外して洗浄もしくは交換するとき、真空チャンバーの真空を破壊して大気圧にする必要がある。
【解決手段】パイプ5の挿脱を容易にするパイプホルダ14を真空チャンバーA側に一体的に形成するとともに、このパイプホルダ14にはパイプ5を挿脱できる内孔部と、この内孔部と真空チャンバーAを連結する細孔を穿設したものである。内孔部はネジ14c孔に形成されパイプ5を保持したネジ体がこの内孔部に挿入される。パイプホルダ14の先端14aの細孔はパイプ5の内径と同等にする。したがってパイプ5はパイプホルダ14から容易に離脱できる。パイプ5の交換時、細孔からの空気流入は少なく装置は排気状態を保持することができる。 (もっと読む)


質量分析計の圧力の高い領域と低い領域との間にイオン移送導管60を設ける工程を含む、圧力の高い領域と低い領域との間で、ガスと同伴イオンとを輸送する方法である。イオン移送導管60は、イオン移送チャネルを構成する電極集合体300を含んでいる。電極集合体300は、第1の幅D1の第1組の環電極305と、第1環電極305と交互に並んだ、第2の幅D2(≧D1)の第2組の環電極とを備えている。大きさVおよび第1極性のDC電圧を第1環電極205に印加し、Vより小さい、または等しい大きさVであって、Vと反対極性のDC電圧を第2環電極310に印加する。イオン移送導管60の圧力を、イオン移送チャネル内でガスとイオンの粘性流が保たれるよう制御する。
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交互に並んだ、第1の複数の環電極(205)と第2の複数の環電極(210)とを備えた電極集合体(120)を含む、質量分析計の圧力の高い領域と低い領域との間でイオンを輸送するためのイオン移送装置である。第1複数環電極(205)は、長手方向において第2複数環電極(210)よりも狭いが、第1複数環電極は、そこに印加された、第1極性の相対的に高い電圧を持ち、一方、第2複数環電極(210)は、そこに印加された、第1組環電極(205)に印加されている電圧と反対の極性の、相対的に低い電圧を持っている。この方法では、イオン移送装置を通過するイオンは、イオンをチャネル壁の内側表面から遠ざけ、チャネル対称面または対称軸に向かって収束する、空間的に交互に並んだ非対称電界を受ける。
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