説明

Fターム[2G041GA23]の内容

その他の電気的手段による材料の調査、分析 (22,023) | 装置部品 (5,630) | 流路系の構成 (399) | シースガス流路 (57)

Fターム[2G041GA23]に分類される特許

1 - 20 / 57


【課題】アブレーションによって生成された試料エアロゾルの濃度を低くすることなく、2以上の成分元素をマッピング分析する際のテーリングの発生を抑制することのできるレーザーアブレーション質量分析装置を提供する。
【解決手段】LA装置10とICP-MS装置20からなるLA-ICP-MS装置100において、アブレーションチャンバー2は、容器3、管路4、キャリアガスCGを容器3内に提供する流入路3aと第1の開閉弁7a、第2の開閉弁7bを有する導入路3bを備え、レーザーLの照射によって生成された試料エアロゾルAEをレーザー照射位置から拡散させる拡散用ガスDGを容器3内に提供する第1の制御、各弁7a,7bが閉制御された状態で第1の制御が実行され、容器3内の試料エアロゾルAEが所定の濃度となった段階でキャリアガスCGを容器3内に提供し、試料エアロゾルAEをICP-MS装置20に導く第2の制御が実行される。 (もっと読む)


【課題】低周波バリア放電を用いた放電イオン化電流検出器において、試料導入量に対する検出感度の直線性を改善する。
【解決手段】上部ガス流路4の下端に接続された下部ガス流路10の下端から、下向きのプラズマガスの流れと対向するように上向きに希釈ガスを供給する。イオン収集用電極11とバイアス電圧印加用電極12との間に、プラズマガス、希釈ガス、試料ガスを排出するためのガス排出路15を接続する。キャピラリ管16を通して導入された試料ガスはプラズマガスと希釈ガスとの衝突により生じる乱流によりそれらガスと混じり、試料成分は濃い試料成分による光遮蔽の影響を受けずに、プラズマからの光により効率的にイオン化される。また、そのイオン生成領域は電極11、12に近いので、直流電場の作用で迅速に短い距離を移動して、寿命がつきる前にイオン収集用電極11に到達する。 (もっと読む)


【課題】加熱して発生したガスの分析精度をより高める。
【解決手段】発生気体分析装置10は、先細りの先端側に第1オリフィス22があり他端側にガス供給管26が接続された筒状体の試料セル20と、先細りの先端側に第2オリフィス52があり他端側に四重極質量分析器62が配設された筒状体のスキマー部51と、をオリフィス側で対向させ減圧室30に内包した状態で配設している。減圧室30は、拡散ポンプ33及びロータリポンプ34で減圧される。試料セル20は、高耐熱性材料(アルミナなど)により取り外し可能に配設されており、試料ホルダ23を接続管24側から試料セル20に挿入することにより試料を配置する。この発生気体分析装置10はで、減圧室30を減圧することにより対向した両オリフィスの間の試料ガスの移動を分子流領域で行うことが可能であり、試料ガスの不要な拡散を抑制可能である。 (もっと読む)


【課題】 デソープションイオン化方法において、試料台表面近傍のイオンを最大限に捕集する機構を提供する。
【解決手段】 生じたイオンの広がり以上の幅および高さをもつイオン取り込み口を設け、これを試料台に接するように位置させる。または、試料台に段差をつけて試料の積載された面よりも低い面を設け、生じたイオンの広がり以上の幅および高さをもつイオン取り込み口の開口部底面を、試料の積載された面よりも低く設置する。 (もっと読む)


【課題】コンタミが少なくロバスト性の高いイオン源に関する。
【解決手段】キャピラリーを軸方向に可動自在能に管に収容した状態のまま搬送するものとし、少なくとも試料溶液をイオン化した領域から他の領域に搬送する際には、管の先端からキャピラリーの先端が突き出た状態のままとする。 (もっと読む)


【課題】多様な試料を扱う分析においても、装置周囲に付着した不純物の影響を排除し、精度のよい分析を行うことができる分析方法を提供する。
【解決手段】試料ホルダーを備えた真空チャンバー内の固体試料配置部15に測定すべき固体試料16を配置し、該固体試料をスパッタリングして固体試料16の構成成分を元素分析する分析方法において、測定すべき固体試料16に含まれる元素以外の成分からなるターゲット材を前記真空チャンバー内に配置し、前記真空チャンバーの内壁であって前記固体試料載置部15の近傍の領域に前記ターゲット材のスパッタリングによる被膜を形成した後、前記固体試料載置部15に前記固体試料16を配置して前記元素分析を行う。 (もっと読む)


【課題】ESIイオン源において噴霧口近傍での電場強度を高めるとともに、生成された微細帯電液滴やイオンをイオン取り込み口まで移動させる効率を高めることで検出感度の向上を図る。
【解決手段】イオン化プローブ10のノズル11の先端に設けられた電極12の周囲を包囲するように、円筒部131と円板部132が一体化されたカバー電極13を設け、円板部132にあって中心軸Cと同軸の開口133を通して液体試料を噴霧する。カバー電極13の電位をイオン取り込み口と同じ接地電位とすることで、カバー電極13とイオン取り込み口21との間の空間をほぼ一様にゼロ電位とし、カバー電極13で囲まれる空間と噴霧口113付近に強い電場を形成する。これにより、帯電液滴の生成効率が上がるとともに、帯電液滴やイオンの移動に対する電場の悪影響がなくなるので、効率よく微細帯電液滴やイオンがイオン取り込み口まで輸送される。 (もっと読む)


【課題】
本願発明の課題は、高速液体クロマトグラフ質量分析装置のイオン化部におけるコロナニードルが汚染された場合に、コロナニードルを補修する適切なタイミングを判断しユーザに通知することを可能にすると共に、ユーザが安全に補修作業を行うことを可能にする。
【解決手段】
補修タイミング判断部6は、クロマトグラム作成部5で作成されたクロマトグラムの形状に基づいて、コロナニードル8の汚染状態を判断する。補修タイミング判断部6が、コロナニードル8の補修が必要と判断した場合、その旨を通知部7と安全機構42に伝える。通知部7は、ユーザにコロナニードル8の補修が必要になった旨を伝える。安全機構42は、高圧電源41を制御し、コロナニードル8への印加電圧を低減させる。 (もっと読む)


【課題】デッドボリュームによる分離の悪化を抑制しつつ汎用性と噴霧効率を向上させること。
【解決手段】一端部に噴霧口(12b)が形成された筒状の外筒(12)と、前記外筒(12)の内部に同軸に配置され且つ前記外筒(12)との間で噴霧用のガスが流れるガス流路(R1)が形成される筒状の中筒(13)と、前記中筒(13)の内部に同軸に配置され且つ前記中筒(13)との間に隙間をあけて配置された筒状の内筒(14)と、前記内筒(14)の内部に形成され前記噴霧口(12b)に搬送されて噴霧される液体試料が流れる試料流路(R3)と、前記試料流路(R3)に支持されて前記液体試料に含まれる成分を分離する分離媒体(26)と、を備えた噴霧器(3)。 (もっと読む)


【課題】本発明が解決しようとする問題点は、大気圧下で有機溶媒に含まれるイオン化試薬入りサンプルを霧化し微細化することにより、中性分子の導入を極小とし、効率よくイオンを生成し、質量分析装置に導入すること目的としたイオン化霧化装置を提供することである。
【解決手段】本発明においては、ネブライザヘッドとサンプル溶液用キャピラリの構造に特徴を有し、ネブライザヘッドは、高圧力場を作り出すためステンレススチールで製作し、キャピラリ先端は、内面をテーパ加工とし、外側に向かって広げるフレア加工を施し、キャピラリ出口をネブライザヘッドよりも後退させた。 (もっと読む)


【課題】キャピラリー及びニードルの寿命を延ばし、安定した陰イオンの測定を可能とする。
【解決手段】試料12の分離を行うキャピラリー電気泳動装置(CE)10と、分離された試料を霧化するスプレイヤー30と、霧化した試料から陰イオン性化合物を分析する質量分析計(MS)40を備え、前記スプレイヤーにシース液を供給するようにされたシースフロー方式のキャピラリー電気泳動−質量分析計法による陰イオン性化合物の測定装置において、前記スプレイヤーのニードル33を、イオン化傾向が水素より小さい金属(例えば白金や金)で形成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、液体クロマトグラフの展開溶媒として、有機溶媒を用いても、安定同位体比を精度良く分析することが可能な液体クロマトグラフ/安定同位体比質量分析装置、該液体クロマトグラフ/安定同位体比質量分析装置の液体クロマトグラフと安定同位体比質量分析装置を接続するインターフェイス及び該液体クロマトグラフ/安定同位体比質量分析装置を用いる分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】インターフェイス20は、HPLC10とIR−MS30を接続し、HPLC10から溶出された溶液に含まれる成分を、大気圧イオン化法を用いてイオン化することによりイオンを生成するイオン化部21と、イオン化部21で生成したイオンを案内する案内部22と、案内部22で案内したイオンを中性化することにより中性分子を生成する中性化部23と、中性化部23で生成した中性分子を酸化する酸化部24を有し、案内部22は、イオンガイド又はイオントラップを有する。 (もっと読む)


【課題】従来のESI等のソフトイオン化法においては、アミノ酸、タンパク質および親水性(極性)物質を容易に検出することが可能であり、実際に生命化学の分野において利用されているが、上記方法は、溶液に電場を与えることによりイオン化を行う方法であるため、比誘電率が小さい非極性(無極性)溶媒においては効率的なイオン化を行うことは不可能であった。
【解決手段】本願発明は、非極性試料に対して、非極性溶媒を使用し、イオン化剤を添加することにより、プロトン付加、リチウム付加等のイオン化が達成され、単に噴霧するだけでイオン化した非極性試料を形成可能とした。また、ESI法およびイオンスプレー法の適用も可能とした。 (もっと読む)


【課題】インフュージョン分析に際して試料導入用シリンジで発生する気泡が質量分析に及ぼす影響を抑制する。
【解決手段】インフュージョン分析用のシリンジ20のバレル21内面またはプランジャ22の一部に導電性皮膜21c等の導電性接液面を設け、これを接地する。また、上記シリンジ20を用い、その吸入吐出口21aを下に向けて配置し、且つ、吸入吐出口21aからESIプローブ10に至る管路の全ての接液部Aに非導電性材料を用いてインフュージョン試料導入装置を構成する。上記構成により、電気分解による気泡はバレル21内で発生して上昇するので、下方に位置する吸入吐出口21aから吐出される液体試料中には気泡が混入しない。 (もっと読む)


【課題】プラズマ生成用ガス(He)に含まれる又は配管内壁から放出される不純物に起因するノイズを低減することでSN比を改善する。
【解決手段】Heからプラズマを生成するための誘電体バリア放電を発生させる電極6〜8で囲まれるプラズマ生成領域と、プラズマの作用によりイオン化された試料成分を検出する電極13、14で囲まれるイオン化電流検出領域との間で、ガス流路4に供給されたHeの一部を分岐して排出する分岐排気路10を設ける。Heに混入していた又はプラズマ生成領域付近の円筒間3内面から放出された不純物の一部もHeとともに管外に排出されるため、イオン化電流検出領域に達する不純物の量を減らしてノイズを低減できる。試料成分のイオン化はプラズマからの励起光の寄与が支配的であるため、HeとともにHe励起種の一部が排出されてしまっても試料成分のイオン化効率は下がらない。 (もっと読む)


【課題】水素炎による試料のイオン化効率を上げて検出感度を向上させる。
【解決手段】水素炎イオン化検出器FIDは、先端部において水素を燃焼させるためのノズル2を備えている。ノズル2の先端部で水素が点火されて水素炎が形成され、流路4から送られてきた試料が水素炎によって燃焼されてイオン化される。ノズル2の上方に水素炎を囲むようにしてイオンコレクタ10が配置されている。イオンコレクタ10の外側でイオンコレクタ10を囲むように、水素炎に向かって磁場強度が強くなる不均一磁場を発生させるコイル14が配置されている。コイル14により発生した磁場の影響によって酸素は水素炎に集まり、水素炎のエネルギー密度が上昇する。 (もっと読む)


微分型移動度分析計と、少なくとも部分的に微分型移動度分析計にシールされ、かつ微分型移動度分析計と流体連絡している質量分析計とを含む、質量分析計システムを、関連方法とともに提供する。質量分析計システムは、a)内部動作圧力で微分型移動度分析計を維持するステップと、b)イオンを微分型移動度分析計に提供するステップと、c)微分型移動度分析計を通って真空チャンバの中へイオンを含むガス流を引き込むために、内部動作圧力よりも低い真空圧で質量分析計を維持するステップと、d)微分型移動度分析計を通るガス流速を変化させるために、微分型移動度分析計と質量分析計との間のガス流を修正するステップとを行うように動作可能となり得、方法はこれらのステップを含み得る。
(もっと読む)


差動移動度分光計を含むシステムとともに、差動移動度分光計を含むシステムを操作する方法について記載される。本方法およびシステムは、a)イオンを差動移動度分光計に提供することと、b)差動移動度分光計の入口にドリフトガスを提供することと、c)調整剤液をドリフトガスに供給するために、計器を調節して、選択された体積流量を規定することと、d)調整剤液の実体積流量をドリフトガスに供給することとを伴い、実体積流量は、選択された体積流量からあるパーセント偏差内にある。
(もっと読む)


【課題】イオン化プローブへの液体試料の接続部で万一液漏れが発生した場合に、漏出した液体を適切に排出できる大気圧イオン化質量分析装置を提供する。
【解決手段】イオン化プローブ10を質量分析装置筐体12に装着するためのフランジ3の上面に隆起する周縁に囲まれた凹部9を備えると共に、この凹部9の底から外部に連通する排液孔8を設ける。これにより、漏出した液体はプローブ筒体1の表面を伝ってフランジ3の凹部9に流下しさらに凹部9の底に設けた排液孔8からドレンポット等へ安全に排出される。 (もっと読む)


【課題】 最も汎用性の高い同軸型ネブライザーの構造をそのまま利用するとともに、同軸型ネブライザーにおける、細管の振動による噴霧の不安定、困難な先端位置の制御、或いは細管の取替不可等の問題を解決したネブライザーを提供すること。
【解決手段】 二重管構造を有するネブライザーにキャピラリーを内挿した三重管構造とするとともに、好ましくは、前記キャピラリーの内挿位置を任意に制御できる機能及び/又は前記キャピラリーを任意に取り外しまたは交換可能な機能を持たせ、さらに好ましくは、補助気体を平行に導入しうる気化室を設ける。 (もっと読む)


1 - 20 / 57