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Fターム[2G041JA07]の内容

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Fターム[2G041JA07]に分類される特許

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マトリックスを用いずに試料のイオン化を可能とする質量分析において、イオン化の効率性及び安定性を向上し、その実用性をより高めることができる試料ターゲットおよびその製造方法を提供する。試料ターゲットは、レーザー光の照射により試料をイオン化して質量分析するときに、試料を保持するために用いられ、ナノメートルないし数十マイクロメートルオーダーの微細な凹凸構造を有する表面を試料保持面として備えている試料ターゲットであって、上記試料保持面の表面が金属で被覆されている。また、上記試料保持面の凹凸構造が、1nm以上30μm未満の間隔を有する凹部を規則的に形成した構造となっていることが好ましい。この試料ターゲットにおいて、上記凹部は、溝型、格子型、あるいは円柱または角柱状の穴型の形状を有している。この試料ターゲットは、リソグラフィー技術を用いて製造される。 (もっと読む)


本発明は、タンパク質の機能解析に有効利用することのできる新規なリガンド複合体、リガンド担持体、および、タンパク質の分析方法を提供する。 リガンド複合体は、下記−般式(1)【化1】(式中、n,pは0以上6以下の整数)にて表される構造を備え、上記Xとして、末端に芳香族アミノ基を有するとともに、主鎖に炭素−窒素結合を有していてもよい炭化水素誘導鎖を、1鎖又は2鎖又は3鎖含んでなる構造を備え、上記Yとして、硫黄原子を含む炭化水素構造を備え、上記Zとして、炭素−炭素結合又は炭素−酸素結合を持つ直鎖構造を備えているリンカー化合物と、還元末端を有する糖とが、上記芳香族アミノ基を介して結合している構造である。 (もっと読む)


本発明は、相関の測度の使用によって、ペプチド及びそれらの類縁関係を同定する及び特徴つけるためのそれらの方法を履行する方法及びシステムを提供する。これらの方法は、相関連合ネットワークと、配列ネットワークモジュール、示差ネットワークモジュール、マーカーパネルネットワークモジュール及び代理ネットワークモジュールを含む数種の応用モジュールとの相互作用を基礎とし、例えば、生物学的試料のペプチド内容物の代表的概観の規定、ペプチド配列の予想、マーカーパネルとして使用されることに好適なペプチドの同定及び既知ペプチドの代理として好適なペプチドの同定を可能とする。
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サンプルの質量分析を実施するような様式で、サンプルを支持するためのMALDIプレート構築物が提供される。そのプレート構築物は、サンプル受容表面、そのサンプル受容表面を保持するためのプレートホルダ、およびそのサンプル受容表面に隣接して配置され、かつそのプレートホルダと電気的に接触している導電性格子を備える。いくつかの実施形態において、その格子は、交差する導電性ワイヤから形成され得る。このワイヤは、そのワイヤの交点の範囲内に開放領域を形成する。種々の実施形態において、その格子は、サンプルまたはサンプル受容表面と接触して配置され得、そしてレーザーからの光線がその格子の開放領域を通って、次いでサンプルまたはサンプル受容表面上に通過し、そのサンプルを脱離およびイオン化することを可能にするように配置され得る。
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糖鎖の種類に関係なく特異的に糖鎖を結合し得る部位とフラーレン核を含むフラーレン誘導体を提供し、質量分析の際に雑多な生体分子の分子量領域から糖鎖のシグナルのみを大きくシフトさせるとの原理を利用した新しい糖鎖分析手法を提供すること。さらに、糖鎖捕捉フラーレン誘導体の膜特性を利用した糖鎖捕捉担体を作製し、糖鎖または糖鎖含有物質を効率よくおよび/または天然に存在する状態に忠実に分離、精製、濃縮または分析する方法、ならびにそれに供するシステム、装置を提供すること。本発明は、糖鎖と特異的に相互作用し得る部位とフラーレン核とを含む新規なフラーレン誘導体、ならびにそのフラーレン誘導体を含む糖鎖捕捉担体を用いて試料中の糖鎖または糖鎖含有物質を分離、濃縮または精製する方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、関心のある多岐に渡る発色性または蛍光性のペプチドまたはタンパク質基質を個別に親水性担体に懸濁または溶解させ、各基質のアリコートを反応部位のアレイもしくはマイクロアレイ、または「ドット」に沈着させる、ペプチドまたはタンパク質マイクロアッセイの方法および装置に関する。各ドットは、分析目的のために生物学的サンプルを適用することのできる、関心のあるペプチドまたはタンパク質を含有する個別の反応容器を提供する。サンプルは、注目されている多様なサンプル適用技術のうちの一つをもって、クロスコンタミネーションを引き起こすドット同士の連通流路を形成することなく、ドットのアレイまたはマイクロアレイにおける各ドットに適用される。さらなる態様として、本発明は、続いてのMALDI MS分析のために、サンプルを電気泳動ゲルからターゲットプレートに移転する方法を提供する。

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本発明の実施形態は、クワイエットゾーンにおける質量スペクトルデータの分析に関する。いくつかの実施形態において、本発明は、質量スペクトル中のクワイエットゾーンにおいて、標識および/または標識された分析物の分析に有用である、方法、システム、および/または組成物に関する。上記分析を、クワイエットゾーンに向けることより、上記分析のダイナミックレンジを極大化することが可能である。これは、分析物の定性的分析および/または定量的分析に有用であり得る。 (もっと読む)


分析プロトコルを実施するための方法、システム、及び装置が提供される。本方法の実施形態は、少なくとも1つの構成要素の結合同一性(binding identity)を少なくとも決定するために、クロマトグラフィ条件下において、サンプルを少なくとも第1の固定相と第2の固定相とに連続的に接触させることを含み、該サンプル内に存在する少なくとも1つの構成要素に対する該第1の固定相の特異性が、少なくとも不確定であり、少なくとも1つの構成要素に対する該第2の固定相の特異性が確定的である。少なくとも前記第1及び第2の固定相を備えるシステム及び装置もまた提供される。前記本方法の実施に使用するためのキットもまた提供される。
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本発明は、患者のアルツハイマー病の病態を認定するために有用であるタンパク質をベースとするバイオマーカーおよびバイオマーカーの組み合わせを提供する。特に、本発明のバイオマーカーは、被験サンプルをアルツハイマー性痴呆または非アルツハイマー性痴呆または正常として分類するために有用である。このバイオマーカーはSELDI質量分析法により検出することができる。さらに、本発明は、適切な治療行為を提供し、治療に対する反応を測定するための方法を提供する。本発明の特定のバイオマーカーは、陽電子放出断層撮影(PET)等の非侵襲性撮像技術における放射標識リガンドとしての使用にも好適であり得る。
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質量分析(MS)計測器システム用の少なくとも1つの較正フィルタを取得するための方法。質量スペクトル範囲内の測定された同位体ピーク・クラスタ・データは、与えられた較正標準に関して得られる。相対同位体存在量およびそれに対応する同位体の実際の質量配置は、与えられた較正標準について計算される。それぞれの質量スペクトル範囲内の中心に位置する質量スペクトル目標ピーク形状関数が指定される。計算された相対同位体存在量と質量スペクトル目標ピーク形状関数との間の畳み込み演算が実行され、計算された同位体ピーク・クラスタ・データを形成する。少なくとも1つの較正フィルタを取得する畳み込み演算の後に、測定された同位体ピーク・クラスタ・データと計算された同位体ピーク・クラスタ・データとの間の逆畳み込み演算が実行される。ピーク幅を正規化し、内部および外部較正を組合せ、選択された測定されたピークを標準として使用することが規定される。これらの方法の態様は、他の分析装置に適用される。 (もっと読む)


最初に高分子量種を除去するための篩過マトリックスを通して被検体を電気泳動的に駆動することによる、少量の被検体を分離するための分析方法および装置が開示される。その後、残存する少量の被検体を捕捉膜上に電気泳動的に集束させ、そこで被検体は小さな捕捉部位内に結合されたようになる。この段階の後に、捕捉膜を乾燥させることができ、そしてその後、伝導性MALDIサンプルプレートに取付けうる。 (もっと読む)


本発明は、アイソトープ標識水を1以上の組織又は個体に投与し、異なる化学クラスの生体分子を含む2以上の生体分子の分子流速を比較することによる、種々の生体分子の相対分子流速を測定及び比較するための技術に関する。本方法は、疾患、障害又は症状の診断、予後診断又はモニター、種々の疾患モデルにおける治療効果についての化学物質及び生物学的因子のin vivoハイスループットスクリーニング、並びに毒性作用についての化学物質及び生物学的因子のin vivoハイスループットスクリーニングを含む、複数の用途において使用しうる。
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本発明は、サンプル又は抽出物中の少なくとも一つの生体分子検体の濃度を、図1に示すように少なくとも一つのデンドリマー内部標準を使用する質量分析により定量化するための方法及び組成物に関する。適切なデンドリマー標準の具体例は、ポリ(エチレングリコール)(PEG)デンドリマー及びポリ(アミドアミン)(PAMAM)デンドリマーである。一実施形態においては、熱やプロテアーゼに弱い不安定な内部標準をデンドリマー標準と共に使用する。

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本教示は、分子のマトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)質量分析法のために有用なプレートおよびそのプレートを作製するためのプロセスに関する。疎水性コーティングおよびMALDIマトリックス材料とポリマーのような境界剤との混合物の薄膜コーティングを含む複合コーティングを備える、MS分析またはMS−MS分析のために適したMALDIプレートが開示される。本教示に従って作製されるMALDIプレートは、MALDI−MSスペクトルの低質量領域(1,000ダルトン未満)におけるマトリックスイオンの抑制のために有用である。
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本発明は、個体における代謝障害を検出する方法を提供する。この方法は、(a)(i)1種又は複数の代謝の指標となる酵素、及び(ii)1種又は複数の代謝被検体を含有する試料を、該1種又は複数の酵素の1種又は複数の基質と、少なくとも1種の該酵素が対応する基質に作用し少なくとも1種の生成物を生成することが可能であるような条件下で接触し、反応混合物を作成する工程;(b)該反応混合物を、該1種又は複数の酵素が対応する基質に作用する能力を阻害する試薬と接触し、被験試料を作成する工程であり、ここで該1種又は複数の代謝被検体及び該少なくとも1種の生成物は、該試薬中に溶解している工程、並びに、(c)質量分析を用い、該被験試料中に含まれる該1種又は複数の代謝被検体及び該少なくとも1種の生成物の存在又は量を決定する工程を含み、ここで決定された該1種又は複数の代謝被検体及び該少なくとも1種の生成物の存在又は量は、該代謝障害の存在又は非存在に相関している。 (もっと読む)


本発明は、ヒト血漿で分泌されるポリペプチド形質、上記ポリペプチドをコード化する単離ポリヌクレオチド、その多形変異型、並びに検出検定および病気の診断を目的とする上記核酸およびポリペプチドまたはその組成物の使用に関するものである。 (もっと読む)


本発明は、サンプル中の生物活性ナトリウム利尿ペプチド、またはその断片の存在または量を調べるよう設計された組成物および方法を記載する。ナトリウム利尿ペプチドの分解は、特に、ナトリウム利尿ペプチドの組織への放出の誘引となるイベントの発生とサンプルを得るか分析する時間との間の経過時間、存在するタンパク質分解酵素量などの関数であり得る進行中のプロセスである。この分解によって、生物学的機能が低下したか、失ったナトリウム利尿ペプチドの循環量が生じ得る。本発明は、特に、生物活性ナトリウム利尿ペプチドを正確に測定するよう設計されたアッセイ、ならびにナトリウム利尿ペプチドの分解のこれまでには未知であった経路を阻害する組成物を提供する。
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本発明は、分析測定の実施に有用である試料提示器具に関する。これらの器具は、保持、保存、輸送、濃縮、位置決め、および移動といった、液体取り扱いのさまざまな側面を可能にするように構成されている。加えて、これらの器具は分析物の検出および特徴づけを促進する。本発明の試料提示器具は、異なる湿潤性の複数のゾーンを有する一つ以上の基材から成る。本発明の試料提示器具を用いた試料を分析する方法、および本試料提示器具を作製する方法が開示される。
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被験者から採取した体液サンプル中の、 Apo C-III 、血清アミロイドA、 Apo C-I 、アンチトロンビンIIIフラグメント、および Apo A-I から選択される少なくともひとつのポリペプチドの濃度を測定することによって、被験者の卒中を診断する。 (もっと読む)


卵巣癌の存在について認められかつ評価された女性由来の十分に制御された血清試験セット(n=248)を、血清プロテオミックパターン分析をより高度の解像度質量分光計プラットフォームに拡大するために用い、同一質量スペクトルに存在する複数識別高度診断特性の存在を探究した。複数高精度質量診断プロテオミック特性セットは、ヒト血清質量スペクトル内に存在する。高解像度質量スペクトルデータを用いて、試験及び検証において85%を越える感度及び特異性を達成する、少なくとも56の異なったパターンを発見した。これらの特性セットの中の4つは、盲検証で100%の感度及び特異性を示した。高解像度質量スペクトルデータから得られた診断モデルの感度及び特異性は、同一のインプット試料を用いる低解像度質量スペクトルデータから得られたものよりも優れていた(P<0.00001)。
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