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Fターム[2G041KA01]の内容

その他の電気的手段による材料の調査、分析 (22,023) | イオン化後の処理 (407) | 断片化させるもの、CID (363)

Fターム[2G041KA01]に分類される特許

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【課題】質量分光分析装置の動作パラメータを最適化する。
【解決手段】ある実施形態において、タンデム(MS/MS)質量分析方法は、所与の親イオン質量対電荷(m/z)比に対して娘イオン断片化プロセスを最適化するように、四重極イオントラップに関する衝突誘発解離(CID)電圧振幅およびqパラメータ値を選択することを含む。q値およびCID電圧値は、ルックアップテーブルに従って、かつ/または、近似分析式を使用して選択することができる。m/z値と(q,CID)値対との間の対応は、予備測定検量によって設定可能である。m/zに基づいて断片化最適化q値を計算し、計算されたq値に基づいてCID電圧値を決定することができる。例えば、所望の娘イオン質量範囲の捕獲を容易にするために、ユーザが、qを他の値に強制設定することもでき、コントローラが、この強制設定されたq値に基づいてCID電圧値を計算する。 (もっと読む)


【課題】 従来例では試料イオンと逆電荷イオンとの反応は確率的に制御されてい
るため、電荷減少操作において、電荷を任意の値で停止させることが出来なかっ
た。すなわち、イオン・イオン反応は試料イオンの価数が0、すなわち中性にな
るまで進行する。この場合、試料イオンはイオントラップから失われ、その結果
として、分析感度が低下してしまう。
【解決手段】 タンデム線形イオントラップを用い、一方の線形イオントラップで電荷減少反応を発生させ、任意の設定電荷値となったイオンを選択的に他方の線形イオントラ
ップに移動させる。これによって、MS/MS質量分析を実施することにより、
生体高分子を高効率に、単純な解析により構造解析することができる。 (もっと読む)


【課題】アミノ酸を質量分析計で分析する場合の試料の注入を効率的、かつ精度よく行うための試料の前処理方法を提供する。
【解決手段】アミノ酸、アミン、及び/又はペプチドからなる分析物を含む試料を質量分析法により分析する方法において、前記分析物を修飾試薬により誘導体化し、当該誘導体をマイクロチップ電気泳動に供し、そして、前記マイクロチップ電気泳動からの溶出液を質量分析計へ導入する。 (もっと読む)


イオンが使用時に移送される開口を有する複数の電極を含む閉ループイオンガイド(1)が開示される。イオンは、閉ループイオンガイド(1)中へ注入され、イオンガイド(1)から排出される前に閉ループイオンガイド(1)を数回周回し得る。一動作モードにおいて、イオンガイド(1)は、イオンをそのイオン移動度にしたがって時間的に分離するように構成され得る。
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質量分析計システムは、導入端と、放出端と、複数のロッドと、中心長手軸とを有する1組の細長いロッドを有する。質量分析計システムは、以下のステップを実施するように動作可能である。a)第1の複数のイオン群をロッドセットの導入端に導入し、b)複数のロッドの間に領域を生成して、ロッドセット内に第1の複数のイオン群を閉じ込め、c)第1の複数のイオン群内の第1のイオン群のための第1の質量/電荷範囲を選択し、d)第1の放射状励起場を提供して、第1の質量/電荷範囲内の第1のイオン群を中心長手軸から放射状に変位させ、同時に、第1の質量/電荷範囲から離れた第2の質量/電荷範囲内にある、第1のイオン群よりも中心長手軸に近い第2のイオン群を保持し、e)軸方向加速場を提供することによって、第1のイオン群に作用する第1の軸方向の力を提供する。第1の軸方向の力は、ステップd)では提供されない。
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【課題】
【解決手段】親イオンが混合物から溶離するのと実質的に同時に生成されたと分かった娘イオンを照合することによって親イオンを同定する方法を開示する。イオン源(1)から出射されたイオンは、電子捕獲解離、電子移動解離または表面誘起解離フラグメンテーションデバイスを含むフラグメンテーションデバイス(4)へ移送される。フラグメンテーションデバイス(4)は、イオンが実質的にフラグメンテーションされ、娘イオンを生成する第1のモードとイオンが実質的にフラグメンテーションされない第2のモードとの間を交番しておよび繰り返し切り換えられる。質量スペクトルは、両方のモードにおいてとられる。1回の実験稼動の終了時に、親および娘イオンが2つの異なるモードにおいて得られた質量スペクトルを比較することによって認識される。娘イオンは、それらの溶離時間の一致度にしたがって特定の親イオンと照合され、次いでこれによって親イオンを同定することが可能となる。 (もっと読む)


イオン移動度スペクトロメータは、イオンを受容するように構成されるドリフト管流入口とドリフト管流出口とを定めるドリフト管を含む。ドリフト管は、イオンをイオン移動度の関数として時間的に分離するように構成される。ドリフト管は、ドリフト管流入口とドリフト管流出口との間に、第1イオン活性化領域を定める。第1イオン活性化領域は、前記イオンの内の少なくともいくつかにおいて構造変化を選択的に誘発するように構成される。 (もっと読む)


イオントラップと下流の質量分析計とを有する質量分析計システムが提供される。複数のイオン群がイオントラップに提供され、第一の質量対電荷比が選択される。該下流の質量分析計は、(i)該第一の質量対電荷比とは異なる第一の選択されない質量対電荷比を有するイオンと、(ii)該第一の質量対電荷比とは異なる該第一の選択されない質量対電荷比を有するイオンに対する質量シグナルとのうちの1つを除去するように設定される。第一の質量対電荷比の第一のイオン群は、第一のイオントラップから下流の質量分析計まで排出される。
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【課題】イオンを収束させつつ後段に輸送するイオン光学系のコストを引き下げる。
【解決手段】従来のロッド状電極に代えて肉薄の金属板部材である電極を用いて多重極電場を形成する。即ち、金属板部材である電極41a〜41dはそれぞれの縁端面をイオン光軸Cに向け且つ該イオン光軸Cの方向に延展して、イオン光軸Cの周りに互いに90°ずつの角度を保って放射状に配置される。 (もっと読む)


【課題】第1のアミノ基の保護と陽イオン交換クロマトグラフィーとを組み合わせた、ペプチド混合物を単純化する方法を提供する。
【解決手段】1タンパク質あたり平均4つの多重荷電ペプチド(RHペプチド)の選択的分離と、分析されるプロテオームにおける90%のタンパク質の研究とを可能にする。この方法は、二次元電気泳動を使用しない定量的プロテオミクス研究に適しており、どのタイプの同位体標識とも適合し、単一の実験で異なった同位体標識を用いる場合には、複数の状態(3〜6通りの状態)に存在するタンパク質の差次的発現を測定するのに非常に有用である。使用されるクロマトグラフィーシステムでは、RHペプチドの分別分画も可能であり、それによって、より多数のタンパク質の同定が実現される。 (もっと読む)


【課題】イオン検出器の保護方法を備えている質量分析法を提供する。
【解決手段】質量分析システムは、質量フィルタと、質量フィルタ制御と、イオン検出器と、イオン検出器保護モジュールを備えている制御器とを含む。イオン検出器保護モジュールは、イオン検出器の出力信号を監視し、特定の質量のイオンを受容することにより得られる出力信号の累積が閾値を越える場合、保護モジュールは制御器にイオン検出器が特定の質量のイオンをそれ以上受容することを妨げるようにさせる。閾値を超えるとき、保護モジュールは制御器に、質量フィルタ制御に信号を送出し、DC電圧を変更して、SIMの残りの時間、イオンがイオン検出器に向けられないようにさせる。正確な測定値を得るために十分に長く積分することによって高い信号レベルでの正確さが維持される。信号レベルが大きいことによって、正確な測定を達成するために、短い積分時間のみが必要とされる。 (もっと読む)


第1のイオントラップまたはイオンガイド(2)、単一のイオン移動度分光計またはセパレータステージ(3)、およびイオン移動度分光計またはセパレータ(3)の下流に配置される第2のイオントラップまたはイオンガイド(4)を含む質量分析計が開示される。一動作モードにおいて、第2のイオントラップまたはイオンガイド(4)からのイオンは、第2のイオントラップまたはイオンガイドから逆戻りに上流へイオン移動度分光計またはセパレータ(3)へ渡される。 (もっと読む)


【課題】イオントラップ内に捕捉しているイオンのうちの特定の単一質量数のイオンを選択して衝突誘起解離させてそのプロダクトイオンを分析したい場合に、目的イオンが十分に励振されずにプロダクトイオンの感度が低い場合がある。
【解決手段】イオントラップ10へCIDガスを導入した際に、CIDガスとの衝突により捕捉されているイオンの永年振動数が若干下がることを考慮して励振信号の周波数を決める。即ち、イオントラップ10を内装する真空室1内のガス圧を圧力センサ4で検出し、制御部20はこのガス圧に応じて求めた周波数ずれ量データに基づき励振信号の周波数を修正する。CIDガスの導入量の増加によりイオントラップ10内のイオンの永年振動数が下がると、検出ガス圧が上昇して励振信号の周波数も下げられるため、正確に目的イオンを励振させて高い効率で解離を起こすことができる。 (もっと読む)


【課題】無駄な解離と分析を行うことなく高効率にタンデム質量分析を行う。
【解決手段】複数の親イオンの中から選択された特定のイオン種を複数の解離イオンに解離して、質量分析を行う質量分析手段(14,14A)を備え、前段で解離した解離イオンを前記親イオンとして前記質量分析を繰り返すタンデム質量分析システムであって、前段の質量分析で分析した複数の解離イオンの各解離情報を記憶するデータベース(10)と、前記複数の解離情報を組み合わせ、その組み合わせられた前記解離情報を用いて、前記特定のイオン種を決定する組合せ決定手段(16)とを備える。 (もっと読む)


【課題】生体分子の断片粒子は、ペプチド、たんぱく質等の質量だけでなく、アミノ酸配列決定といった構造解析に有効である。しかし、前駆イオン、断片イオンの全てが飛行時間の違いでピーク分離されるため、ピークの同定が困難な場合が多い。また、断片化した粒子の中でイオンしか分析できない。
【解決手段】本願発明においては、検出器が飛行時間と、粒子の運動エネルギーの両方を測定する。飛行時間で前駆イオンを分離し、断片粒子は運動エネルギーで分離する。 (もっと読む)


【課題】放射ラベル体を用いずに、薬物トランスポーターの薬剤輸送を高感度に測定する方法を開発して、製薬企業のリード化合物のスクリーニング等に応用できるシステムを構築することを目的とする。
【解決手段】薬物トランスポーターを発現している細胞から細胞膜ベシクルを調製すること;得られた細胞膜ベシクルをATP(アデノシン3リン酸)存在下に被検薬物と接触させること;被検薬物と接触した細胞膜ベシクルをトラップすること;トラップした細胞膜ベシクルを可溶化して、細胞膜ベシクル内に取り込まれた被検薬物を抽出した抽出溶液を得ること;この抽出溶液から被検薬物以外の成分を除去して測定用試料を得ること;ならびにこの測定用試料中の被検薬物量を液体クロマトグラフおよびタンデム質量分析(LC/MS/MS)により定量すること、を特徴とする薬物トランスポーターにより輸送される薬物のスクリーニング方法。 (もっと読む)


【課題】分子量の大きな試料分子であってもCIDによる分解を行うことのできる質量分析装置を提供する。
【解決手段】試料をイオン化するイオン化部10、試料イオンを質量分離する質量分離部40、60、質量分離されたイオンを検出する検出部20、及び前記イオン化部10から質量分離部40,60を経て検出部20に至るまでのイオン経路上に設けられた衝突部(コリジョンセル)51を有する質量分析装置において、所定の原子又は分子のクラスターを生成するクラスター生成装置30を設け、該クラスター生成装置30によって生成されたクラスターを衝突部51に導入する。CIDにおける標的ガスとして質量数の大きなクラスターを用いることで、試料イオンの衝突エネルギーを効率よく該イオンの分解に用いることができる。 (もっと読む)


開口を有する複数の電極を含む質量分析器(2)が提供される。使用時にイオンはその開口を通って移送される。複数の擬ポテンシャル波形が質量分析器(2)の軸に沿って生成される。擬ポテンシャル波形の振幅または深さは、イオンの質量電荷比に反比例する。イオンを質量分析器(2)の長さに沿って駆動するために1つ以上の過渡DC電圧が質量分析器(2)の電極に印加される。電極に印加される過渡DC電圧の振幅は、時間とともに増加され、イオンは、質量電荷比の逆順に質量分析器(2)から出射される。
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同一イオン試料の第1の質量スペクトルおよび第2の質量スペクトルは、分析されて、反応対を決定し得る。これらの反応対は、第1の質量スペクトルに対して第2の質量スペクトルをニュートラルディファレンスだけシフトして、シフトされた質量スペクトルを提供することにより、選択されたニュートラルディファレンスに基づいて決定される。次に、シフトされた質量スペクトルをイオン試料の第1の質量スペクトルと比較し、ニュートラルディファレンスに基づいて反応対を決定する。
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本教示は、親娘イオン遷移モニタリング(PDITM)を使用した、試料中のタンパク質に関する質量分析ベースの検定を開発する方法を提供する。種々の態様において、本教示内容は、試料中のタンパク質に関する質量分析ベースの検定を、タンパク質の標準物質を使用せずに開発する方法を提供する。種々の実施形態において、試料は、その試料の由来元となる生理学的流体に少量しか存在しないタンパク質のタンパク質分解断片を含む。本教示内容の方法は、例えば、約1アトモル/マイクロリットル未満の濃度の血中タンパク質に関する質量分析ベースの検定を開発するのに応用することができる。 (もっと読む)


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