説明

Fターム[2G041MA01]の内容

その他の電気的手段による材料の調査、分析 (22,023) | 表示 (357) | 線分け、色分け (33)

Fターム[2G041MA01]に分類される特許

1 - 20 / 33


【課題】包括的2次元GC/MSで得られるマススペクトルに重畳しているバックグラウンドを的確に除去することで、DB検索等による成分同定の精度を向上させる。
【解決手段】2次元クロマトグラム上で検出されたピークに対応するピーク領域の周囲にバックグラウンド領域を設定し、ピーク領域中の任意の画素の位置(p、q)におけるバックグラウンドを、該位置を挟んでバックグラウンド領域中に位置する2つの画素のマススペクトルの内挿により推算する。2つの時間軸T1、T2方向でそれぞれ求めたバックグラウンドを平均し、位置(p、q)の画素におけるマススペクトルから差し引くことで、バックグラウンドを除去したマススペクトルを算出する。こうして、ピークに対応する各画素におけるマススペクトルからバックグラウンドを除去し、それらマススペクトルに基づいて該ピークの成分を同定する。 (もっと読む)


【課題】繰り返し構造を持つ物質の解析を容易化することができる画像生成装置を提供する。
【解決手段】画像生成装置100は、繰り返し構造を有する物質を解析するための画像を生成する画像生成装置であって、質量電荷比に対するイオン強度の情報を含む前記物質のイオン強度データを取得するイオン強度データ取得部11と、前記物質の繰り返し単位の質量情報を取得する質量情報取得部12と、前記物質の繰り返し単位の質量情報に基づいて、前記イオン強度データを、所定の質量電荷比の範囲ごとに配列する配列部13と、配列された前記イオン強度データに基づいて、画像を生成する画像生成部14と、を含む。 (もっと読む)


【課題】夾雑物等の影響により目的化合物由来のプリカーサイオンピークにほかのピークが重なっているような場合でも、MS2スペクトル上のピークの中から目的化合物由来のプロダクトイオンピークを的確に選出し化合物同定等に供する。
【解決手段】取得したイメージングMS2データからピクセル(測定点位置)とm/zとを行及び列とし強度値を要素とするデータマトリクスを作成し、目的化合物由来のプリカーサイオンの空間強度分布と類似した空間強度分布を示すm/z値を基準ピークとして選出する。目的化合物由来のプロダクトイオンは基準ピークと類似した空間強度分布を示す筈であるから、上記データマトリクスにおいて基準ピークと他ピークとのデータの相関計数を計算する。順相関で大きな相関係数値を与えるピークがプロダクトイオンピークであると判断し、該ピークのm/z値を選出して組成解析や同定処理に供する。 (もっと読む)


【課題】質量分析イメージングデータを解析する際に同一物質由来の同位体ピーク群を正確に識別してモノアイソトピックイオンピークを選別するとともに同一物質由来のアダクトイオンピークを識別して重複するピークを除去することで無駄な情報のないデータを取得する。
【解決手段】ピークピッキングにより取得したデータから、ピクセル番号を縦方向、m/z値を横方向とし要素が強度値であるデータマトリクスを生成し(S3)、m/z毎にピクセル空間における強度のノルムを1にするようにデータの規格化を実行した上で、m/z方向にクラスタリングを行ってピーク(m/z値)を複数のクラスタに分類する(S5、S6)。同一物質由来の同位体ピークやアダクトイオンピークが同一クラスタ内に集約される確率が高まるので、クラスタ内でm/z差や強度を利用し不要な同位体イオンピーク等を除去する(S7、S8)ことにより、的確に不要ピークを除去できる。 (もっと読む)


【課題】 試料の分析において、質量分布画像と光学顕微鏡の画像とをマーカを利用して重ね合わせることは知られていたが、ラマン分光法を用いて取得されるラマン振動の強度分布情報と、質量分析法を用いて取得される質量情報を精度よく関連させる技術は知られていなかった。
【解決手段】 基板上に、試料と、高さが試料表面と同じか試料表面よりも高い三次元形状のマーカを試料の外周部に配置する。試料とマーカについて、ラマン分光分析および質量分析をする。得られたラマン振動の強度分布情報と質量情報とをマーカの情報に基づいて位置合わせをする。 (もっと読む)


【課題】イメージング質量分析により得られたデータに基づき、特に生体試料中の特定の機能や作用をもつ部位の分布等を的確に且つ容易に把握可能な画像情報を提示する。
【解決手段】試料上の微小領域(ピクセル)毎に得られたマススペクトルデータに対し、ピクセル毎に、まず全m/z範囲に亘る強度の和が1になるように各強度を規格化し(S3)、m/z毎の規格化後の強度の対数と該強度との積を全m/z範囲に亘り加算することでエントロピーを計算する(S4)。全てのピクセルで同様にエントロピーを求めたならば、そのエントロピーの値に応じて各ピクセルを色付けして、エントロピーの分布を表す2次元カラー画像を作成して表示する(S7)。生体中の癌部では存在する物質に片寄りがみられ、正常部に比べて物質の成分比が単純化されるためにエントロピーが小さくなる。そのため、エントロピー画像上では癌部と正常部とを識別することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】高解像、高質量分解能の質量分析イメージング画像を、その情報を極力損なうことなく圧縮して保存することを可能とする。
【解決手段】試料の光学顕微画像上では同一生体組織が類似した色を持つ。そこで、領域分割判別処理部23はカラー光学顕微画像の色を対象としたクラスター分析を実行し、測定範囲を生体組織に対応した複数の小領域に分割する。画像圧縮/伸張部25は分割された小領域内で完結するようなブロックを設定し、質量分析イメージング画像に対するブロック単位でDCTを用いた画像圧縮を実行する。同一生体組織においてはイオン強度の変化は小さいので、DCTによる変換後の高周波成分は少なく、データ量を削減しても情報の損失を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】イメージング質量分析により収集された膨大なデータに基づいて、生体試料の組織構造などを把握するために有意であって且つ分析者が直感的にも理解し易い情報を提示する。
【解決手段】試料8上の各ピクセル8b毎にマススペクトル中の最大強度MI(i)と対応する質量電荷比m/z(i)を抽出し、全ピクセルをm/z(i)に応じてクラスタリングする。1つのクラスタは1つの物質に対応する。クラスタ毎に含まれるピクセルの中の最大強度MI(i)の値が最大のものを代表最大強度MI(cj)として抽出し、これをクラスタ番号cjとともに表示する。分析者がこのMI(cj)を参考にして表示したいクラスタを指定すると、指定されたクラスタに各々異なる色を設定し、各クラスタに含まれるピクセルを色付けしたイメージング画像を作成して表示する。イメージング画像上には、複数の物質の空間分布が異なる色で表される。 (もっと読む)


【課題】イメージング質量分析により収集された膨大なデータに基づいて、生体試料の組織構造などを把握するために有意であって且つ分析者が直感的にも理解し易い情報を提示する。
【解決手段】試料8上の各ピクセルb毎にマススペクトル中の最大強度MI(i)と対応する質量電荷比m/z(i)をリストアップし、全ピクセルの最大強度MIの中で値が最大であるMIIを抽出する。0〜MIIの範囲で強度値のカラースケールを定め、ピクセル毎に最大強度MIをカラースケールに照らして色を決め、ピクセルを色付けしたイメージング画像を作成して表示する。同時に、全ピクセルのMI(i)とm/z(i)との関係を示すスペクトルを、各ピークの色がイメージング画像上のピクセルに対応した色となるように表示する。イメージング画像により試料上の組織構造の判別が可能となり、スペクトルと照らし合わせることで試料に顕著に含まれる物質のm/zが特定可能となる。 (もっと読む)


【課題】包括的二次元GC/MS分析において多数の含有成分の定量分析を高感度で行えるようにSIM測定条件を自動的且つ的確に決定し、さらにオペレータによる条件の修正も容易にする。
【解決手段】測定条件決定部24は、化合物毎に保持時間と測定対象m/zが収録された化合物テーブル26から必要なデータを読み込み、各カラム12、14の分離特性、モジュレータ13の動作条件等に基づいて予め与えられた条件に従って、保持時間を一次カラム12の保持時間と二次カラム14の保持時間とに割り当て、二次元検出時間テーブル25を作成する。そして、このテーブル25を用い、スキャン測定等により得られた二次元等高線クロマトグラムのデータに対し、時間軸毎にピークを分離可能な境界線を定め、SIM測定区間を決定する。この測定区間を二次元クロマトグラム上に表示し、グラフィカルに変更可能とする。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、土壌の油汚染状態の把握、土壌の改質や浄化程度の評価を目的として土壌中の不揮発性油分量を測定するための、簡便かつ精度的に優れた方法を提供することにある。
【解決手段】
油汚染土壌より抽出した不揮発性油分をn−ヘキサン、トルエン、ジクロロメタン/メタノールを展開溶媒に用いた薄層シリカゲルクロマトグラフィーによって多段展開し、飽和分、芳香族分、レジン分、またはアスファルテン分に分画した後、飽和分をC14〜C40の脂肪族アルカンを標準物質として、芳香族分、レジン分、またはアスファルテン分をC10〜C20の多環芳香族炭化水素を標準物質として用い、水素炎イオン化検出器で定量することにより、土壌中の不揮発性油分を簡便かつ精度よく定量することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】質量分析の結果を比較し、異なる試料に含まれる個々の成分を対応付け、その結果を確認し、変動成分を抽出する。
【解決手段】複数成分が含まれている試料をクロマトグラフィー質量分析した結果得られる保持時間と質量電荷比に対応するイオン強度について、少なくとも2つの試料を比較する。そこで、質量スペクトルとして観測したイオン群において、それぞれの質量電荷比の一致と、イオン強度が指定した変動内に収まること等を以って、同じ成分が観測されているであろう保持時間として対応付ける。 (もっと読む)


【課題】
現在の質量分析システムでは、価数の高いイオンでは同位体ピークのピーク間隔(1/価数)が狭まり価数判定の実施が困難である。本願の目的は、価数の高いイオンを検出した場合にも、価数の判定が可能な質量分析システムを提供することにある。
【解決手段】
本発明の特徴は、質量分析スペクトルより、同一の質量かつ異なる価数を有する同じ化合物の複数のイオン種を特定し、前記複数のイオン種のM/Z値に対して予め定めた裕度の範囲内で最小公倍数を求め、前記複数の前記化合物の質量及び各イオン種の価数を推定する質量分析システムにある。その結果、分析終了後のデータ解析精度の向上及び実験者の負担低減が見込める。さらに、タンデム型質量分析法を使用することにより、複数の成分が混在した試料の測定や、異なる価数の同一成分に対する重複分析の回避も可能となる。 (もっと読む)


【課題】サプレッション効果を防ぐことができ、スポット1個からペプチドと糖鎖又は糖ペプチドとの両方を高感度に検出することができ、MS測定において特定の分子種の選択的イオン化を行い、MSn測定における構造解析を容易にするMALDI質量分析方法を提供する。
【解決手段】ペプチドと糖ペプチド又は糖とを含む試料と、3-aminoquinolineイオンとα-cyano-4-hydroxycinnamic acidイオンを含むイオン性液体3AQ/CHCA、及びtetramethylguanidineイオンとp-cumaric acidイオンとを含むイオン性液体TMG/CAと、有機溶媒及び水と、を含む混合液滴を調製する工程と;混合液滴から溶媒を除去してスポットを得る工程と;スポットの特定箇所から糖又は糖のイオンを得て、且つ、スポットの前記特定箇所と異なる箇所からペプチドのイオンを得る工程と;を含むMALDI質量分析法。 (もっと読む)


【課題】1つの試料を分画することによって得られた複数の画分を質量分析することにより得られた各画分の分析結果データを、複数の試料間で適切に対応付ける。
【解決手段】データ群ごとに、解析対象の質量電荷比のピークを示す画分分析データの番号を特定するピーク抽出部3と、連続する複数の番号を含む集合を番号集合として、第1のデータ群の番号集合の代表番号をx座標、第2のデータ群のそれをy座標として有する座標を、複数の番号集合の対について生成することにより座標データを生成する座標データ生成部5と、座標データが示す複数の座標より得られる回帰直線からの乖離度に基づく各座標の重みに従って、当該回帰直線からの外れ値の乖離度を0とするように各座標を補正する座標データ補正部6と、補正によって得られた座標を用いて、データ群間における画分分析データの対応関係を決定するデータペア決定部7とを備える。 (もっと読む)


【課題】試料ガスの測定結果の時間変化を広範囲に亘り表示して、大域的な測定結果の時間変化を視覚的に把握し易くする。
【解決手段】試料ガスをイオン化して、そのイオンを検出するセンサ部21と、前記センサ部21からの検出信号に基づいて前記試料ガスを分析する分析部31と、前記分析部31による測定結果に基づく値、時間、及び前記試料ガス中の成分を示す値それぞれを軸とする3次元グラフを画面上に表示するとともに、当該3次元グラフを回転可能に表示する表示制御部33を備えている。 (もっと読む)


【課題】多変量解析の結果に基づいて、試料の相違等を特徴付ける複数の化合物に関する情報を容易に得る。
【解決手段】複数の試料についてLC/MS分析を行って収集したデータに対し、多変量解析(主成分分析)を行ってローディングプロットを作成し表示する。このローディングプロット上でオペレータが複数の試料のグループ分けに影響していると推測できる特徴的な指示点を選択するように範囲Aを指定する。すると、保持時間と質量電荷比とを軸とした等強度線グラフ上に、上記範囲Aに包含される指示点に対応する化合物に対するピークを示すマーキングBが表示される。これにより、例えば試料のグループ分けに影響する化合物が或る化合物系列に属するものである、等の検証が容易に行える。 (もっと読む)


【課題】質量分析の結果を比較し、異なる試料に含まれる個々の成分を対応付け、その結果を確認し、変動成分を抽出する。
【解決手段】複数成分が含まれている試料をクロマトグラフィー質量分析した結果得られる保持時間と質量電荷比に対応するイオン強度について、少なくとも2つの試料を比較する。そこで、質量スペクトルとして観測したイオン群において、それぞれの質量電荷比の一致と、イオン強度が指定した変動内に収まること等を以って、同じ成分が観測されているであろう保持時間として対応付ける。 (もっと読む)


【課題】長時間に渡って集中力を維持しなければならない測定者の負担を軽減できるスニッフィング−GC/MS装置を提供する。
【解決手段】においを有する試料中の成分を時間方向に分離・展開するクロマトグラフ手段と、該クロマトグラフ手段で分離・展開された成分の一部を取り出して、順次質量分析する質量分析手段と、前記クロマトグラフ手段で分離・展開された成分の一部を質量分析と同時並行的に取り出して、そのにおいを判定する測定者のために設けられたスニッフィングポートとを備えたスニッフィング−クロマトグラフ質量分析装置において、前記クロマトグラフ手段により分離・展開された成分のクロマトグラムピークが出現し始めるタイミングで、成分が出現する旨をにおいを判定する測定者に通知する通知機能を設けた。 (もっと読む)


【課題】立体構造予測結果の評価や、構造予測に有用な構造情報の提供が可能であり、高感度かつ迅速な立体構造情報の実測技術を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明は、立体構造を予測する対象タンパク質について断片化して断片化スペクトルを測定し、測定された断片化スペクトルに基づいて、対象タンパク質のアミノ酸配列に対する断片化イオンの帰属情報を決定し、測定された断片化スペクトルおよび決定された断片化イオンの帰属情報に従って、対象タンパク質のアミノ酸配列において溶媒に接触している箇所を特定し、当該箇所に従って対象タンパク質のアミノ酸配列における溶媒接触残基情報を決定し、対象タンパク質について立体構造を予測し、対象タンパク質について基準振動計算を行い、予測された立体構造予測データと決定された溶媒接触残基情報と基準振動計算による計算結果とを対応させて出力する。 (もっと読む)


1 - 20 / 33