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Fターム[2G043EA04]の内容

蛍光又は発光による材料の調査、分析 (54,565) | 分析法 (5,807) | ラマン散乱 (724) | CARS(カールス)、CSRS (51)

Fターム[2G043EA04]に分類される特許

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【課題】プラズモン増強場を利用したセンシングにおいて、同一試料内の複数の測定箇所に対して短時間且つ高感度なセンシングを可能にする。
【解決手段】センシング装置1は、励起光L1、L2が照射されることにより試料接触面10sにプラズモン増強場を生じるプラズモン活性基体10と、励起光L1を照射する励起光照射光学系20と、試料Sに励起光を含む測定光L2を照射する測定光照射光学系30と、測定光L2の照射により試料接触面10s上の試料Sから発せられ、且つ、該照射により試料接触面10sに生じたプラズモン増強場により増強された信号光L3の物理特性を検出する物理特性検出系40とを備えてなり、測定光L2を試料Sの複数の測定点に照射して、該複数の測定点における物理特性を検出するものであり、励起光照射光学系20は、試料接触面10sの少なくとも2つの測定点を含む領域を同時に照射可能な励起光L1を照射するものである。 (もっと読む)


【課題】同一装置により、CARS光の発生効率および空間分解能の低下を抑え、CARS光観察と微分干渉観察の同時観察に好適なレーザ顕微鏡装置を提供する。
【解決手段】波長が異なる第1および第2の光束L1,L2を発生させる光源部100と、2光束L1’,L2’を合波するレーザコンバイナー105と、2つの光路の少なくとも一方に設けられ、直線偏光の光束を作り出すポラライザー104と、二次元走査部201と、光束を2分割する複屈折プリズム202と、合波光束を集光する対物レンズ203と、標本からの2光束を合成する複屈折プリズム209と、アナライザー210と、光束分離部207と、CARS信号およびDIC信号を検出するための第1の検出部301、第2の検出部302と、第1、第2の検出部による情報と二次元走査部201による光スポットの位置情報とに基づいて、標本内の観察面の画像を形成する画像処理部401とを備える。 (もっと読む)


【課題】高効率でかつ安定性に優れた小型の非線形ラマン分光装置、顕微分光装置及び顕微分光イメージング装置を提供する。
【解決手段】非線形ラマン分光装置の光照射部に、同一波長又は相互に異なる波長の短パルスレーザ光を発生する2つの光源を設けると共に、この光源の一方から出射される短パルスレーザ光を時間遅延させるパルス制御部を設ける。そして、この非線形ラマン分光装置を組み込んで、顕微分光装置や顕微イメージング装置を構成する。 (もっと読む)


【課題】高効率でかつ安定性に優れた小型の非線形ラマン分光装置、非線形ラマン分光システム及び非線形ラマン分光方法を提供する。
【解決手段】非線形ラマン分光装置に、パルス幅が0.2〜10ns、パルスピークパワーが50〜5000W、波長が500〜1200nmのパルス光を出射する光源部と、前記パルス光から連続白色光を生成するシングルモードファイバとを設け、前記パルス光からなるポンプ光兼プローブ光と、前記連続白色光からなるストークス光とを、測定対象の試料に照射し、そのラマンスペクトルを得る。 (もっと読む)


【課題】 試料の分析において、質量分布画像と光学顕微鏡の画像とをマーカを利用して重ね合わせることは知られていたが、ラマン分光法を用いて取得されるラマン振動の強度分布情報と、質量分析法を用いて取得される質量情報を精度よく関連させる技術は知られていなかった。
【解決手段】 基板上に、試料と、高さが試料表面と同じか試料表面よりも高い三次元形状のマーカを試料の外周部に配置する。試料とマーカについて、ラマン分光分析および質量分析をする。得られたラマン振動の強度分布情報と質量情報とをマーカの情報に基づいて位置合わせをする。 (もっと読む)


【課題】セクショニング画像を高コントラストに取得する。
【解決手段】本発明の非線形顕微鏡は、観察対象物(10)中の特定種類の分子に非線形光学過程による特定波長の光を生起させるためのレーザ光を生成する生成手段(11〜13)と、前記レーザ光を集光して前記観察対象物の観察対象面上にレーザスポットを形成する集光手段(18)と、前記レーザスポットを、面内位置のずれた1対のレーザスポットに分離する分離手段(161、162)と、前記1対のレーザスポットの一方で生起した前記特定波長の光と他方で生起した前記特定波長の光との間の位相ズレを示す信号を生成する検出手段(21〜25)と、前記1対のレーザスポットで前記観察対象面上を走査しながら前記信号を繰り返し取り込むことにより、前記観察対象面における前記信号の分布を計測する制御手段(30)とを備える。 (もっと読む)


【課題】生体内において試料とパルスレーザ光との非線形相互作用を誘起するCARS過程を含む四光波混合過程、その他の非線形相互作用を観測するために、十分な強度のパルスレーザ光を照射する。
【解決手段】試料Aにおいて非線形相互作用を誘起する波長の異なる複数のパルスレーザ光を発生する光源部2と、該光源部2から発せられ複数のパルスレーザ光を別個に導光する複数の導光部材9,10と、該導光部材9,10により導光された複数のパルスレーザ光を試料Aに照射する照射光学系4と、該照射光学系4によるパルスレーザ光の照射により試料Aにおいて発生した非線形相互作用信号を検出する検出光学系5とを備える観察装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】標本の状態変化に応じて観察条件を変化させ、高速かつ高分解能な観察を行うことができるレーザ顕微鏡装置を提供する。
【解決手段】CARS励起光およびラマン散乱励起光を同軸で標本に照射可能なレーザ照射光学系10と、標本105から発生したラマン散乱光のスペクトルを検出するラマン散乱スペクトル検出部3と、ラマン散乱光のスペクトルを解析して標本中の分子の特定の振動数を算出するラマン散乱スペクトル解析部110と、ラマン散乱スペクトル解析部110により算出された振動数をCARS励起光の離調として設定する離調追加/削除制御部111と、設定された離調のCARS励起光をレーザ照射光学系10により照射することで標本105から発生したCARS光を検出するCARS検出部5とを備えるレーザ顕微鏡装置21を採用する。 (もっと読む)


【課題】ラマン分光分析を使用して、多岐にわたる各種の分析対象物質を検出、同定、および/または定量する。
【解決手段】開示される方法および装置は、金属被覆ナノ結晶多孔質シリコン基体210を使用したラマン分光分析に関する。希フッ化水素酸中での陽極エッチングによって、多孔質シリコン基体210を形成することができる。多孔質シリコンには、陰極エレクトロマイグレーションまたは任意の公知の方法で、ラマン活性金属、たとえば金または銀の薄い皮膜をコーティングすることができる。金属被覆基体は、SERS、SERBS、ハイパーラマンおよび/またはCARSラマン分光分析を実施するにあたっての広範な金属リッチ環境を提供するものである。特定の別の手段では、金属ナノ粒子を金属被覆基体に加えて、ラマン信号をさらに増強することができる。 (もっと読む)


【課題】検体の各種分子に関する高精度の分析を行う。
【解決手段】自発ラマン分光法とp-CARS分光法を併用し、さらに、これら異なる種類の分光法の両方に関連して多変量解析法を用いて検体の分析を行う。ここで、検体の分析とは、検体に含まれる目的分子種の同定/定量を多変量解析手法を用いて行うこともしくは目的分子種と同一の分類に属する分子群(以下、目的分子群と表記する)の分類を多変量解析手法を用いて行うことを意味する。さらに、目的分子種の同定を行うことは、検体に目的分子種が含有されるかどうかを明らかにすることを意味し、目的分子種の定量を行うことは、検体中に含まれる目的分子種の存在量を明らかにすることを意味する。また、目的分子群の分類は主成分分析に基いてこの目的分子群をさらに細分化した分類を行うこと、もしくは、主成分分析に基いて目的分子群の情報から検体の状態を分類することを意味する。 (もっと読む)


【課題】多光子蛍光観察専用のレーザ顕微鏡に当該レーザ顕微鏡の構成を変更することなくアドオンされてCARS光観察の機能を追加する。
【解決手段】レーザ光源3から発せられたパルスレーザ光に周波数分散を付与する光源光周波数分散手段4と、顕微鏡本体6とを備える多光子蛍光顕微鏡2の光源光周波数分散手段4と顕微鏡本体6との間の光路に挿入可能に構成され、パルスレーザ光の一部を光路から分岐する光路分岐手段15と、パルスレーザ光に周波数分散を付与する分岐光周波数分散手段17と、パルスレーザ光の周波数を変換する周波数変換手段18と、光路に挿入可能に構成され、周波数変換手段18によって周波数を変換されたパルスレーザ光を、光路を通過してきたパルスレーザ光に合波させる合波手段16とを備えるCARS光用ユニット1を提供する。 (もっと読む)


【課題】高周波処置により生体組織の吻合等を行った後に行われる加熱処置を適切に行う。
【解決手段】生体組織Aを把持する一対の保持部材8,9と、該保持部材8,9の少なくとも一方に設けられ、把持した生体組織Aを変性させるための高周波エネルギを供給する高周波エネルギ出力部11と、保持部材8,9の少なくとも一方に設けられ、把持した生体組織Aに熱エネルギを供給する発熱部14と、保持部材8,9間に把持した生体組織Aのインピーダンス情報を取得する第1のセンサ11と、保持部材8,9間に把持した生体組織A内の分子振動情報を光学的に取得する第2のセンサ12,13と、これら第1,第2のセンサ11,12,13により取得された情報に基づいて高周波エネルギ出力部11および発熱部14を制御する制御部とを備える治療用処置システムを提供する。 (もっと読む)


【課題】コントラストの高いCARS光画像を取得すると同時に、明るい多光子蛍光画像を取得する。
【解決手段】パルスレーザ光Lを発生するレーザ光源4と、レーザ光源4から発せられたパルスレーザ光Lから、所定の周波数差を有する2つのパルスレーザ光L1’,L2’を生成し、生成された2つのパルスレーザ光L1’,L2’を合波して走査型顕微鏡3に入力する第1の光路5と、レーザ光源4から発せられたパルスレーザ光Lをそのまま走査型顕微鏡3に入力する第2の光路6と、これら第1の光路5と第2の光路6とを合流させる合波部7と、走査型顕微鏡3の走査周期に同期して、レーザ光源4からのパルスレーザ光Lを第1の光路5または第2の光路6に時分割に切り替えて入射させる光路切替部8とを備える光源装置2を提供する。 (もっと読む)


【課題】非線形光学効果により試料から発せられる物体光の位相情報を取得する。
【解決手段】非線形顕微鏡101は、励起光ω1,ω2を試料102に照射し、非線形光学効果により試料102から発せられる非線形物体光を観察するための顕微鏡である。非線形顕微鏡101は、試料102の観察面において励起光ω1,ω2を走査するガルバノミラー119と、非線形物体光と同じ角振動数の参照光ωrの位相をシフトする位相シフタ117と、非線形物体光と参照光ωrとの干渉光を検出する検出器122とを備え、位相シフタ117は、観察面における励起光ω1,ω2の集光位置がx軸方向に所定の距離だけ移動する毎に、参照光ωrの位相を90度ずつシフトする。本発明は、例えば、非線形レーザ走査顕微鏡に適用できる。 (もっと読む)


【解決手段】本願発明は、界面を形成する共鳴媒質(61)および非共鳴媒質を含むサンプル(805)中に誘導された共鳴非線形光信号を検出するための方法および装置に関する。本装置は、第1の所定の角振動数ωにて励起するためのポンプビームと呼ばれる共鳴媒質の少なくとも1つの第1の励起光ビームの放射源(801)と、1以上の前記ビームとサンプルとの相互作用から生じた非線形光信号を検出するための第1の光検出モジュール(803)と、1以上の前記入射励起ビームと実質的に同じ位置にて、前記反射された励起ビームが前記横断界面を妨害するように配置された1以上の前記励起ビームの反射手段(813)と、1以上の前記反射励起ビームとサンプルとの相互作用から生じた非線形光信号を検出するための第2の光検出モジュール(806)と、共鳴媒質の振動共鳴もしくは電子共鳴の指標である検出信号の差の計算を含み、前記第1および第2の検出モジュールによって検出された光信号を処理するための処理モジュール(830)と、を含む。前記ポンプビームは、光軸に沿ってサンプルに入射することにより、共鳴媒質と非共鳴媒質との横断界面の所定位置にてサンプルを妨害する。 (もっと読む)


本発明は、ラマン活性分子がナノ粒子二量体の接合部に位置する構造のナノ粒子二量体に関し、より具体的には、表面にオリゴヌクレオチドで結合された金または銀コア(core)と、前記コアを取り囲む金または銀シェル(shell)とからなるコア−シェルナノ粒子二量体に関する。また、本発明は、前記コア−シェルナノ粒子二量体とその製造方法、および用途に関する。 (もっと読む)


【課題】 血管壁の内部をいかなる標識や破壊なしにen−faceマイクロイメージ化し、各構造体の化学的成分を直接分析して微細な病理学的変化を診断するシステム、及びこのシステムを用いて血管内脂質の病理的変化を診断する方法を提供する。
【解決手段】 互いに異なる波長のストークス光、ポンプ光及び探針光を選択的に照射して複合レーザービームを発生させる近赤外線パルスレーザーユニット;前記近赤外線パルスレーザーユニットから伝達された複合レーザービームが照射される試料が装着されたプラットホーム;前記試料で発生したCARS信号を収集してスペクトルを検出する広帯域マルチフレックスCARS顕微分光ユニット;前記試料で発生したCARS信号を収集して立体映像を提供するEn face CARSイメージモード検出ユニット;及び前記試料で発生したCARS信号を選択的に各ユニットに伝達する2色性ミラーを含む。 (もっと読む)


コヒーレント反ストークスラマン分光法(CARS)システム(10)は、パルス光を発するためのパルス光源(14)と、該光源からの光パルスを、ポンプパルス(22)とストークスパルス(20)とに分割するとともにこれらのパルスをそれぞれ個別の経路に進ませるためのダイクロイックビームスプリッタ(18)と、ポンプパルス及びストークスパルスをチャープするための、例えば分散ガラスブロック(24,30)などのチャープ手段と、チャープされたポンプパルス及びストークスパルスを時間的に重複する形でサンプルへ向かわせるための方向付け手段と、ポンプパルスとストークスパルスとの相互作用によってサンプルから誘起される光を検出するための検出手段とを含む。システムは、チャープされたポンプパルスの開始のサンプルへの到着と、チャープされたストークスパルスの開始のサンプルへの到着との間の期間を調節するための、例えばリニアモータ(34)に接続された反射器(32)などの手段を含んでよい。システムは、更に、光源からのパルスを時間的に分散された複数のパルスに変換するためのパルス複製ユニットを含んでよい。
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【課題】改善された感度および特定性を提供する顕微鏡イメージング・システムを提供する。
【解決手段】光源システム、スペクトル成形器、変調器システム、光学システム、光学検出器、および処理装置を含む顕微鏡イメージング・システムが開示される。光源システムは、第1のパルス列と第2のパルス列を提供するためのものである。スペクトル成形器は、広帯域範囲の周波数成分の少なくともいくつかの周波数成分の光学特性をスペクトル的に修正して、前記広帯域範囲の周波数成分を成形し、成形された第1のパルス列を生成して、試料から対象のスペクトル特徴を明確に検査しかつ試料から対象でない特徴から情報を減少させるようにするためのものである。変調器システムは、成形された第1のパルス列と第2のパルス列の少なくとも一方の特性を変調周波数で変調するためのものである。光学検出器は、共通焦点体積内で透過または反射された対象のパルス列の実質的にすべての光学周波数成分の積分強度を検出するためのものである。処理装置は、共通焦点体積内で変調されるような成形された第1のパルス列と第2のパルス列との非線形干渉による対象パルス列の実質的にすべての光学周波数成分の積分強度の変調周波数での変調を検出し、顕微鏡イメージング・システム用の画像の画素の出力信号を提供するためのものである。 (もっと読む)


【課題】被検溶液に屈折率変動が存在する場合でも、測定が安定させることができ、また、測定感度が低下することを防止することで、高精度に被検物質の濃度が測定することができる表面増強ラマン分光方法および装置を提供する。
【解決手段】被検物質を金属微粒子105aが形成されたセル105に供給し、前記セル105に複数の波長を含む光を照射し、前記セル105を透過、または、散乱、または、反射した光を分光し、分光された光を検出し、前記セル105にて発生した局在化表面プラズモン共鳴波長を算出する。得られた局在化表面プラズモン共鳴波長に基づき、前記セル105に入射させる光の波長を前記局在化表面プラズモン共鳴波長付近に制御し、発生した表面増強ラマン散乱光を検出する。検出された表面増強ラマン散乱光を分析することにより、被検成分濃度を高精度に算出する。 (もっと読む)


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