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Fターム[2G043GB28]の内容

Fターム[2G043GB28]に分類される特許

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【課題】メンブレンが湿った状態でも蛍光ラインの検出上のにじみやぼけを抑えた良好な判定が可能な蛍光イムノクロマトグラフィー法、これに用いるキット及びテストストリップを提供する。
【解決手段】メンブレン中の蛍光物質に励起光を照射し、該蛍光物質から発せられる蛍光を検出して行うイムノクロマトグラフィー法であって、前記蛍光物質への光照射を前記メンブレンの表面に密着させて配設された透明フィルムを介して行うに当たり、該透明フィルムとして、検体液に対して屈折率に係る特定の関係が成立するものを適用することにより、前記透明フィルムに入射した上記蛍光を上記透明フィルムの表面に密着させた上記メンブレンの面で全反射させることにより上記透明フィルム内で導波させることを特徴とする蛍光イムノクロマトグラフィー法。 (もっと読む)


【課題】分析チップの温度調節を行うための温度調節用部材に結露が生じた場合でも、測定結果に影響を及ぼさないようにする。
【解決手段】分析チップ10のセンサ部において被検出物質と結合した光応答性標識物質から生じる光を検出して被検物質の分析を行う光検出法を用いた測定装置において、上面の所定の測定位置において分析チップ10を接触させて分析チップの温度調節を行うためのアルミブロック70と、アルミブロック70の温度を制御する温度制御手段80と、外部から装填された分析チップ10を、アルミブロック70の上面を摺動させて測定位置まで移動させる不図示の分析チップ移動手段とを備え、アルミブロック70の上面に、分析チップ10が上面を摺動した際に集積された水滴を回収するためのスリット71を設ける。 (もっと読む)


【課題】測定誤差を簡便な処理によって補正可能な微小粒子測定装置の提供。
【解決手段】微小粒子からの光を検出波長域が異なる複数の受光素子により検出する検出部と、該検出部により取得された前記光の強度値を、各受光素子の検出波長域幅で補正して、第一の補正強度値を算出する処理部と、を有する微小粒子測定装置を提供する。この微小粒子測定装置では、各受光素子で取得された強度値をそれぞれの受光素子の検出波長域幅で補正することによって、装置の光学系の非線形性に起因した測定誤差を補償することができる。 (もっと読む)


【課題】気泡による反応の阻害を回避でき、反応場形成物の劣化が抑制される計測装置及び方法を提供する。
【解決手段】流路は、気泡検出区間及び反応区間を順に経由して液体入口から液体出口へ至る。プリズムは金膜の一方の主面に密着する。抗体固層膜は、金膜の他方の主面に定着し、反応区間に配置され、反応物が反応する反応場を形成する。照射機構は、気泡検出光又は励起光をプリズムに照射する。気泡検出光は、プリズムの内部を進行し気泡検出区間へ向かう。励起光は、プリズムの内部を進行し反応区間へ向かう。測定機構は、気泡検出区間を透過した気泡検出光又は気泡検出区間において反射された気泡検出光の光量を測定し、反応場から放射される表面プラズモン励起蛍光の光量を測定する。気泡検出部は、当該光量の測定結果を測定機構から取得し、気泡検出区間への気泡の混入を検出する。 (もっと読む)


【課題】レーザ発光分光分析法を利用して溶鋼中の炭素濃度を正確、且つ、迅速に分析すること。
【解決手段】溶鋼中炭素濃度の分析方法は、集光レンズを利用してレーザパルス光を溶鋼表面に集光照射するステップと、レーザパルス光の集光照射に伴い発生するレーザ誘起プラズマからの励起光を分光分析することによって溶鋼中の炭素濃度を分析するステップと、を含み、集光レンズの焦点距離と集光レンズと溶鋼表面との間の距離とが所定の関係を満足し、溶鋼表面におけるレーザパルス光の1パルスあたりのパワー密度が所定の関係を満足する。これにより、レーザ発光分光分析法を利用して溶鋼中の炭素濃度を正確、且つ、迅速に分析することができる。 (もっと読む)


【課題】取得する共焦点画像の明るさを保証し、画像解析の信頼性を向上させたレーザ顕微鏡を提供する。
【解決手段】レーザ光源から出射するレーザ光の光軸に対して直角方向に配置された平板状のターレットと、ターレットの円周上に複数個配置されレーザ光源から出射されたレーザ光を入射する対物レンズと、対物レンズの一つに対向して配置された試料と、レーザ光源から出射したレーザ光がダイクロイックミラー及び対物レンズを介して試料に照射され、照射された試料から発する蛍光信号を集光し、結像レンズの結像面に蛍光像を得るように構成したレーザ顕微鏡において、対物レンズが配置されたターレットの円周上に光センサを配置し、光センサの出力に基づいてレーザ光源から出射するレーザ光の出力を一定に制御するための制御手段を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】スリット絞りに付随する深さ解像度の低下なしに、速い撮像を可能にする。
【解決手段】査型レーザ顕微鏡が提供され、この顕微鏡は、照明用放射線源(105)から放出された照明用放射線経路(B)内の照明用放射を試料(103)に向けるビーム・スプリッタ(113)を備えており、ビーム・スプリッタ(113)は、試料(103)で鏡面反射された照明用放射を検出器機構(104)へは通過させず、そのために照明用放射線経路(B)の瞳内に配置されており、かつビーム・スプリッタ面上の、光軸(OA)の突破点を中心とする円上にある少なくとも3つの点で照明用放射のためにミラー・コーティングされたビーム・スプリッタ面(122)を有することによって、部分的にミラー・コーティングされており、これにより、試料(103)一面に周期的に分布する照明スポットの形の干渉パターンが試料(103)内に生じる。 (もっと読む)


【課題】励起光波長と蛍光波長を高速で同期させて順次変更することができる分光素子の同期駆動装置を提供する
【解決手段】第一分光素子と第一パルスモータとを有する第一分光手段と、第二分光素子と第二パルスモータとを有する第二分光手段を備え、更に、単色化波長の変化に関する分光素子情報とパルスモータの動特性情報を内蔵する記憶部と、オペレータに同期駆動条件を設定させる駆動条件設定部と、第一分光素子情報、第一パルスモータの自起動領域又はスルー領域内のパルスレート、同期駆動条件に基づいて第一パルス数のパルスを第一パルス送信時間で送信する第一パルス送信パターンを作成し、第一パルス送信時間で第二パルス数のパルスを送信する第二パルス送信パターンを作成するパルス送信パターン作成部と、第一パルス送信パターンと第二パルス送信パターンに基づいて第一パルスモータと第二パルスモータにパルスを送信するパルス送信部とを備える。 (もっと読む)


【課題】レーザの発振不良及び試料の損傷を起こすこと無くラマン散乱光を増加させることができるラマン散乱光検出装置を提供する。
【解決手段】試料面11を有する半球状プリズム(透光部材)1へレーザ光源(入射部)2からレーザ光(光ビーム)を入射する。レーザ光は、試料面11で反射し、鏡(反射体)31で反射し、試料面11で再度反射する。鏡31の反射角度は反射の前後で光路が一致しないように調整されてあり、レーザ光は試料面11上の前回とは異なる位置で反射する。以後、レーザ光は、ミラーコーティングが施された球面部12と試料面11との間で反射位置を変えながら反射を繰り返す。レーザ光はレーザ光源2へ入射せず、レーザ光源2でレーザの発振不良は起こらない。レーザ光は試料Sの一点に集中することが無く、試料Sの損傷は起こらない。試料面11でレーザ光が複数回反射することにより、ラマン散乱光が増加する。 (もっと読む)


【課題】 分光器に光学素子を配置したまま、光学素子の表面に付着残留している有機物等の汚れを取り除くことができる光学素子の洗浄方法を提供する。
【解決手段】 外部と内部とを分離する器壁31を有し、器壁31に光導入口32が形成されている分光器30と、光導入口32に配置され、外部に設けられた光源部20からの紫外光を内部に導く光学素子33と、分光器30の内部に配置された光学素子34、36と、分光器30の外部に設けられ、分光器30の内部と連結される真空ポンプ35とを備える分光器30に配置された光学素子33、34、36の洗浄方法であって、光導入口32に配置された光学素子33の表面、及び/又は、分光器30の内部に配置された光学素子34、36の表面をオゾンで洗浄する洗浄工程を含む。 (もっと読む)


【課題】不透明な試料についての測定を簡便に行うことができる表面増強ラマン分光測定装置を得る。
【解決手段】透明基板16と、この透明基板16の一表面に形成された、表面増強ラマン散乱を生じさせる金属体17と、この金属体17に接する状態に配置された試料体20、21を、該金属体17側に押し付ける押圧機構22,23,24と、前記透明基板16を通して試料体20、21に測定光11を照射する測定光照射光学系12,13,14と、試料体20,21に測定光11が照射されたとき発生したラマン散乱光を、透明基板16を通して分光検出する光検出手段15,26,27とから表面増強ラマン分光測定装置10を構成する。 (もっと読む)


【課題】偏光フィルムの両面に活性エネルギー線硬化型接着剤を介して透明樹脂フィルムが貼合された偏光板が、接着性を非破壊で検査しながら製造できる方法を提供する。
【解決手段】硬化後に、紫外線の照射を受けて蛍光を発する物質を残存させる接着剤を用い、(A)偏光フィルム1の両面にこの接着剤を介して第一及び第二の透明樹脂フィルム2,3をそれぞれ重ねて積層体4を得る積層工程、(B)積層体4の第一のフィルム2側から活性エネルギー線照射して接着剤を硬化させ、偏光板5を得る硬化工程、及び(C)偏光板5の蛍光を発しない第二のフィルム3側からクロスニコル配置された偏光フィルター45を介して紫外線47を照射し、接着剤硬化物からの蛍光強度を計測する蛍光強度計測工程をこの順で行い、工程(C)において十分な強度で接着していると判断できる蛍光強度が得られるように、工程(B)の照射量を決定する。 (もっと読む)


【課題】高感度な測定が可能な生体分子検出装置を提供する。
【解決手段】配向制御光117の振動方向の切り替えにより、血漿16の内部に含まれる第3の複合体22の配向方向を切り替える。第3の複合体22の配向方向は、表面プラズモン共鳴により第3の複合体22が有する2つの銀ナノ粒子8の間に発生する電場の強度が大きく異なる2つの方向の間で切り替える。そのため、第3の複合体22の配向方向の変化により、第3の複合体22から発生する蛍光の強度は大きく変化する。そして、第3の複合体22の配向方向を周期的に変化させながら表面プラズモン共鳴を起こさせ、血漿16から発生した全蛍光量から第3の複合体の配向方向が変化する周期と同期する成分を検出するため、検出対象物質を含む第3の複合体に付随した蛍光の寄与分を算出することができ、簡便な構成で検出対象物質の濃度を正確に測定することができる。 (もっと読む)


【課題】塩分を含む原水をろ過するモジュールでのファウリング生成の予測方法およびこの予測方法を利用して処理す膜ろ過システムを提供する。
【解決手段】イオン又は塩分を含む原水をろ過する膜モジュール9でのファウリング生成の予測方法であって、膜モジュールでろ過する前の原水L2に、波長の異なる複数の励起光を照射するステップと、複数の励起光の照射により、それぞれ複数の蛍光強度を測定するステップと、蛍光強度の範囲毎に優先付けで定められた係数と、測定された複数の蛍光強度の値とを利用してファウリングの生成を予測するステップとを備える。 (もっと読む)


【課題】蛍光標識の励起に起因して生じる光を検出する検出方法および装置において、検出信号強度のばらつきを抑え、安定した測定を行えるようにする。
【解決手段】超音波照射手段40により超音波Sを検体溶液SF中に照射することにより、検体溶液SF中の蛍光標識物質Fを金属層16上に押し付け、この状態で、光照射手段30により励起光Lを誘電体プレート17と金属層16との界面に対して全反射角以上の特定の入射角度で入射させることにより金属層16上に表面プラズモン光電場増強領域を形成させて蛍光標識物質Fを励起させる。励起により蛍光標識物質Fから発生した蛍光を蛍光検出手段50により検出する。 (もっと読む)


【課題】試料中における特定の微生物又はウイルスを、高い検出精度で安定して検出することができる特定生物成分検出方法を提供すること。
【解決手段】試料に対して第1励起光及び第2励起光をそれぞれ照射し、試料の表面をそれぞれ撮影して第1励起時デジタル画像及び第2励起時デジタル画像を取得する(S1〜S4)。第1励起時デジタル画像と第2励起時デジタル画像について画素単位ごとに求めた色空間データを、それぞれ別々に所定の規定範囲と照合し、第1励起時デジタル画像と第2励起時デジタル画像における画素単位ごとの2値化データをそれぞれ求める(S5〜S8)。複数種類の励起時デジタル画像D1,D2における各画素単位の2値化データのそれぞれ同じ位置にある画素単位同士で照合演算して求めた画素単位ごとの演算処理データに基づいて、試料中における特定蛍光反応の有無を検出する(S9〜S13)。 (もっと読む)


【課題】S/Nの低下を抑制しつつ、各セルにより検出された光のゲインをセル毎に設定することができる光検出装置および観察装置を提供する。
【解決手段】標本Aからの光を検出して電気信号に変換するセルを複数有するマルチセル光検出器52と、マルチセル光検出器52により変換された電気信号を増幅する光検出回路53とを備え、光検出回路53が、各セルにより変換された電気信号のそれぞれの増幅率を設定する入力部44と、入力部44により設定された増幅率に応じて1画素として積算する電気信号のサンプリング数を決定し、決定したサンプリング数の電気信号を積算するADデータ演算部とを備える光検出装置50を採用する。 (もっと読む)


【課題】撮影開始後における観察対象の状態変化を観察することができる観察装置および観察方法を提供する。
【解決手段】試料Aの画像を取得する光学顕微鏡観察部20と、光学顕微鏡観察部20により時間間隔をあけて取得された複数の画像を比較して、試料Aの状態変化を判定する細胞状態判定部43と、細胞状態判定部43により状態変化が判定された領域を抽出する領域抽出部44と、領域抽出部44により抽出された領域の画像を、光学顕微鏡観察部20よりも高解像度で取得する走査型顕微鏡観察部30とを備える観察装置1を採用する。 (もっと読む)


【課題】検体の分析精度を維持できるよう、検体の分析に不適切な金属膜を検出することによって表面プラズモン共鳴蛍光分析装置での検体の分析を支援する分析支援装置、及びこの分析支援装置を備えた表面プラズモン共鳴蛍光分析装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係る分析支援装置40及びこの分析支援装置40を備える表面プラズモン共鳴蛍光分析装置10は、金属膜55において欠陥が生じている欠陥領域を検出する欠陥領域検出部41と、欠陥領域に関する値が所定の閾値未満の場合に金属膜55が検体の分析に適すると判断してこの判断結果を外部に出力する一方、欠陥領域に関する値が所定の閾値以上の場合に金属膜55が検体の分析に不適切であると判断してこの判断結果を外部に出力する判断部42と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】分光システム用の測定ヘッドを患者の皮膚の種々の異なる部分に固定する方法を提供する。
【解決手段】測定ヘッドは、柔軟性のある取り扱いを提供すると共に、皮膚102の種々の部分の複数の特性を考慮して非常に多様な付着領域を提供するような小型の設計とする。更に、該測定ヘッドは、対物レンズ108の光軸の横方向のずらしを必要としないような強固な且つ複雑でない光学設計とする。対物レンズと皮膚内の毛細血管との間の斯様な横断方向の相対移動は、好ましくは、皮膚を当該測定ヘッドの対物レンズに対して機械的にずらすことにより実行される。更に、該測定ヘッドと皮膚との間の接触圧を測定する1以上の圧力センサを有する。この圧力情報は、分光分析手段を校正すると共に、毛細血管の分光検査のための最適接触圧範囲を規定する所定の範囲内に接触圧を調節するために更に利用することができる。 (もっと読む)


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