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Fターム[2G043HA08]の内容

蛍光又は発光による材料の調査、分析 (54,565) | 光学要素 (6,729) | ガラス板、石英板(単なる光学窓を除く) (57)

Fターム[2G043HA08]に分類される特許

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【課題】プラズモン増強場を利用したセンシングにおいて、同一試料内の複数の測定箇所に対して短時間且つ高感度なセンシングを可能にする。
【解決手段】センシング装置1は、励起光L1、L2が照射されることにより試料接触面10sにプラズモン増強場を生じるプラズモン活性基体10と、励起光L1を照射する励起光照射光学系20と、試料Sに励起光を含む測定光L2を照射する測定光照射光学系30と、測定光L2の照射により試料接触面10s上の試料Sから発せられ、且つ、該照射により試料接触面10sに生じたプラズモン増強場により増強された信号光L3の物理特性を検出する物理特性検出系40とを備えてなり、測定光L2を試料Sの複数の測定点に照射して、該複数の測定点における物理特性を検出するものであり、励起光照射光学系20は、試料接触面10sの少なくとも2つの測定点を含む領域を同時に照射可能な励起光L1を照射するものである。 (もっと読む)


【課題】細胞から放出されたヌクレオチド関連化学物質について、細胞組織上の濃度分布を検出する細胞放出物質検出装置、細胞放出物質検出方法および細胞放出物質検出用固定化酵素基板を提供すること。
【解決手段】GAPDHを固定化した透明基板10に、細胞組織Sを載置し、GAPとNADとの存在下で、細胞組織S表面のATPが消費されNADHが生じる。透明基板10の側方に設けられた光源ユニット7からの照射光にて透明基板10の表面にエバネッセント波L2を発生させ、透明基板10の極近傍、即ち、細胞組織S表面のNADHを蛍光発光させる。このように反応系を設計することにより、リボヌクレオチドであるATPを、反応で生成された蛍光物質(NADH)が放射する蛍光によって検出することができる。 (もっと読む)


【課題】不透明層に隣接する部材が剥離することなく、簡便に製造することができ、なおかつ標的物質を高感度に検出可能な標的物質検出装置及び標的物質検出方法を提供すること。
【解決手段】本発明の標的物質検出装置は、ガラス基板上に、シリコン層と、酸化シリコン層とがこの順で配され、前記酸化シリコン層側の面を標的物質の検出面とする検出板と、前記ガラス基板の前記シリコン層が配される面と反対側の面上に配される光学素子と、前記光学素子を介して前記検出板に光を照射する光照射手段と、前記光の照射に基づき、前記標的物質又は前記標的物質を標識化する蛍光物質から発せられる蛍光を検出する光検出手段と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フィルタ交換を行わずに複数種類の蛍光色素を励起する光源および励起フィルタと、検出用の単一のロングパスフィルタとを備えた安価な蛍光分析装置および蛍光分析方法を提供する。
【解決手段】基板上に二次元配列された少なくとも2種類のLEDから照射される光が、単一の励起フィルタを透過する構成としたことで、作業者が励起フィルタおよび光源部を交換する手間が不要となり、また安価に複数の蛍光染料を励起させることが可能であり、かつ各LED間の照射光量や照射指向性について厳密に統一する必要がないので製造工数を少なくでき、また単一のロングパスフィルタを検出用として用いることで、安価に複数の蛍光染料を検出することができる。 (もっと読む)


【課題】試料の動的な光解析方法を迅速に効率良く行なう光測定装置を提供する。
【解決手段】レーザ光源1と、対物レンズ10と、光検出器2と、試料容器22と、光学素子と、偏芯回転ミラー40と偏芯回転ミラー40を回転させるモーター41とにより構成されるビーム走査機構9と、制御信号を発生し、ビーム走査機構9の駆動制御を行なうビーム走査機構制御部とを備え、試料容器に保持された溶液中の生物学的試料の物理的性質について複数種類の測定項目に対応した測定を行なう光測定装置であって、FIDA測定を行なう場合は、偏芯回転ミラー40を回転させてレーザ光の集光スポットを前記試料容器に保持された溶液内のフォーカス位置で略楕円状に光走査し、FCS測定を行なう場合は、光軸を通った光が対物レンズを光軸に沿って通過する向きに偏芯回転ミラーのミラー面を固定し、光軸を通った光により溶液内でコンフォーカル照明を行う。 (もっと読む)


【課題】磁性粒子による結合物の局在化を利用した検出方法の実用性を高める。
【解決手段】被検出物質Aと特異的に結合する第1の結合物質B1に、磁性粒子Mを内包すると共に液体試料中で極性を示す官能基が表面修飾された磁性体含有誘電体粒子Pが付与されてなる磁性付与結合物質Bmと、被検出物質Aと特異的に結合する第2の結合物質B2に光応答性標識Oが付与されてなる標識結合物質Boとを、被検対象である液体試料Sと混合して結合反応させ、試料セル10内に磁界を発生させて、局所領域に磁性付与結合物質Bmを引き寄せ、磁性付与結合物質Bmを引き寄せた状態で、局所領域を含む所定領域Eのみに励起光を照射して、所定領域に存在する光応答性標識Oから光信号を生じさせ、光信号を検出する。ここで、磁性体含有誘電体粒子Pにおける磁性粒子Mの体積含有率は50%以下とし、誘電体材料として励起光に対し透明な材料を用いる。 (もっと読む)


【課題】高感度なセンサーチップを実現する。
【解決手段】センサーチップ10は、基板20と、基板20の表面に格子状に配列して形成される凸部22,23,…,と凸部間の凹部24とから構成される凹凸構造と、凹凸構造の互いに隣り合う凸部22,23それぞれの上部稜線22a,23aによって表面プラズモン共鳴を生じる微小間隙を有して配列される金属ナノ粒子30と、を備える。金属微粒子間にレーザー光を照射させることにより局在表面プラズモン共鳴がより効率的に生じる。その結果、表面増強ラマン散乱を取り出し、高感度に物質を検出することが可能なセンサーチップを実現できる。 (もっと読む)


【課題】金膜が剥がれ難い分析チップのプリズム部、このプリズム部を含む分析チップ、及び分析チップのプリズム部の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、表面プラズモン共鳴を利用して検体を分析する分析装置において表面プラズモン共鳴が生じる分析チップ10に含まれ、且つ流路部材12と共同して検体を含む試料溶液が流れる流路13を形成するプリズム部20であって、プリズム本体部21と、プリズム本体部21の所定の面23の面上に形成される金膜25と、金膜25のプリズム本体部21と反対側の面である表面25aに固定されて検体を補足する生理活性物質26と、金膜25の表面25aに設けられて当該金膜25を保護する保護膜27と、を備え、保護膜27は、金膜25の表面25aにおいて生理活性物質26が固定される領域を除く領域に設けられることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】局在プラズモンによる光増強効果を利用して被検体から生じる微弱な光を増強し検出する測定方法において、より良好なS/Nでの測定を実現する。
【解決手段】表面に透明な微細凹凸構造22を備えた透明基板10と、表面の微細凹凸構造22表面に形成された金属膜24とを備えた光電場増強デバイス1を用い、光電場増強デバイス1の金属膜22上に被検体Sを配置し、光電場増強デバイス1の被検体Sの配置箇所に対して励起光L1を照射し、励起光L1の照射により生じた光を、透明基板10の裏面側から検出する。 (もっと読む)


【課題】粉末試料の発光測定において、簡便に優れた測定精度が得られる発光測定方法、及びその発光測定に用いるホルダを提供する。
【解決手段】粉末試料60に励起光を照射した際に生じる発光を測定する方法であって、励起光および発光を吸収しない材料からなる一組のプレート42を用いて、該一組のプレート42で粉末試料60を挟んで圧着し、一枚のプレート状のプレート化試料40を形成するプレート化工程と、プレート化試料40を着脱自在に保持するホルダを、励起光の光路上から外れた位置に設けて、プレート化試料40の圧着面に励起光の光軸が交差するように、該プレート化試料40を設置する設置工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】アナライトの検出を高精度に行うことのできる表面プラズモン励起増強蛍光測定装置およびこれに用いられるセンサ構造体を提供すること。
【解決手段】誘電体部材32の上面に金属薄膜34を介することなく蛍光色素層36が形成された全反射蛍光リファレンス領域(P)と金属薄膜34を介して蛍光色素層36が形成された電場増強蛍光リファレンス領域(Q)とを備えた表面プラズモン励起増強蛍光測定装置10に用いられるセンサ構造体30Aであって、前記誘電体部材32は、その上面に備えられた前記領域(P)と前記領域(Q)とが、列状に並んだ状態で形成されており、さらに前記誘電体部材32は、前記センサ構造体30Aと光源12とを1軸方向にのみ相対移動させて前記光源12から前記領域(P)と前記領域(Q)とに励起光14を照射させた際に、励起光14の入射角(θp、θq)の調整が行われる入射角調整手段を有する。 (もっと読む)


【課題】真の測定したい金属薄膜の平面上(平面方向)の電場増強度を測定することができ、また、金属薄膜の厚さ、金属薄膜近傍に捕捉したアナライトの高さ位置に対応した、電場増強度の3次元的な分布を得ることができ、正確な電場増強度を測定(推定)する。
【解決手段】光源より第1の励起光を照射し、前記金属薄膜表面に表面プラズモン光を発生させるとともに、金属薄膜に向かって、第1の励起光とは別の第2の励起光を照射して、前記金属薄膜表面に第2の光を発生させ、表面プラズモン光と前記第2の光とによる干渉縞を発生させ、第2の励起光の光量を変えながら、干渉縞のコントラストが最大となる時の第2の励起光の光量に基づいて、電場増強度測定用部材の所定の高さ位置における電場増強度を換算して推定する。 (もっと読む)


【課題】バックグラウンドノイズやクロストークノイズなどを低減し、多数の微粒子の光学的な観察を高感度且つ高精度に行うことを可能にする技術を提供する。
【解決手段】粒子固定用構造体14は、被検体粒子を構成する成分の存在を示す物質から発せられる光を検出するために該被検体粒子をそれぞれ保持する複数の保持孔9を有するものであり、平板状の透光性の基板15と、基板15の第1面上に配置され、複数の保持孔9が形成された保持部20と、基板15の第2面上に配置される遮光膜19と、を備え、保持孔9は、保持部20の上表面に開口し、かつ、基板15の第1面まで延在しており、遮光膜19は、複数の保持孔9に対応する位置に、基板15の第2面を露出させる複数の開口部9を有している。 (もっと読む)


【課題】 走査型と全反射型との両方の機能を選択的に使用できるレーザー顕微鏡を提供する。
【解決手段】 走査型のレーザー顕微鏡2は、光源4から出射したビームを対物レンズ34を介して標本38上に照射して、この標本38から蛍光を発生させる照射手段を有する。さらに、全反射型顕微鏡として、上記構成に加えて、ビームを対物レンズ34の瞳位置と共役な位置に集光させるレンズ10と、このビームに対して平行に所定の距離オフセットさせ、対物レンズ34の中心からオフセットさせた位置にこのビームを入射するとともに、この対物レンズ34で屈折させて標本38に対してビームを斜めに入射し、カバーガラス36と標本38との界面で全反射させる平行平面板12とを備え、集光レンズ10と平行平面板12とをそれぞれ照射手段に対して挿脱可能な装置で挿入する挿脱装置8と、レーザー走査装置16を所定の角度に保持する保持手段とを有する。 (もっと読む)


【課題】S/Nの値を向上させ、超高精度にアナライトの検出を行うことのできる表面プラズモン増強蛍光センサを提供すること。
【解決手段】金属薄膜12に向かって光源22より励起光を照射し、前記金属薄膜上の電場を増強させて、前記金属薄膜の上面に形成された反応層の反応領域40に保持された蛍光物質を励起させ、これにより増強された蛍光を検出するようにした表面プラズモン増強蛍光センサ10に用いられるチップ構造体ユニットであって、前記チップ構造体ユニット36は、前記金属薄膜12と、前記金属薄膜の下面に形成された誘電体部材16と、前記金属薄膜の上面に形成され反応領域40を有する前記反応層と、から構成されるチップ構造体36と、前記チップ構造体36の反応層と光検出手段30との間に配設され、この蛍光を全反射条件で前記光検出手段に到達させる全反射機能部材32からなる集光部材34と、から構成される。 (もっと読む)


【課題】分析性能の低下を防止しつつ、常時安定してガス計測を行うことができるガス分析装置を提供する。
【解決手段】本実施例に係る第一のガス分析装置10Aは、燃料ガス11を抜出す燃料ガス抜出し管12と、この燃料ガス抜出し管12に窓13が設けられ、この窓13の燃料ガス11が流通する方向の面側にTiO2層14を有するTiO2コーティング窓15と、TiO2コーティング窓15に外部から波長が可視領域の第1のレーザ光16、波長が紫外から真空紫外領域の第2のレーザ光17の両方をTiO2コーティング窓15を通過して燃料ガス11に照射させる光照射手段18と、燃料ガス抜出し管12の燃料ガス11に第1のレーザ光16を照射して発生する散乱光19を検出する検出器20と、を有する。燃料ガス抜出し管12に突出部28−1、28−2が設けられ、TiO2コーティング窓15は燃料ガス抜出し管12の突出部28−1に設けられる。 (もっと読む)


本発明は、キャリア(11)の接触面で標的粒子(1)を検出する光センサデバイス(100)に関する。当該光センサデバイス(100)は、前記キャリア(11)へ向かう入射光ビーム(L1)を放出する光源(21,22)を有する。前記光源(21,22)が前記キャリア(11)へ向かう入射光ビーム(L1)を放出することで、前記入射光ビーム(L1)は、前記接触面(12)で標的粒子(1)によって全内部反射及び部分散乱されることで、出力光ビーム(L2)となる。当該光センサデバイス(100)はさらに、光検出器(50)上へ前記出力光ビーム(L2)を導光する光学系(30)を有する。前記光学系(30)内のフィルタ(32)は、全内部反射光の成分(L2d)を抑制する。従って前記光検出器は、基本的に散乱光(L2s)部分を測定する。
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【課題】検出される蛍光の強度低下を抑制しつつ、広帯域かつ高分解能な分光を安定的に行うことができるレーザ顕微鏡装置を提供する。
【解決手段】極短パルスレーザ光を走査させるXYガルバノミラー11と、XYガルバノミラー11により走査された極短パルスレーザ光を標本Aに照射する一方、標本Aにおいて極短パルスレーザ光の多光子吸収により発生した蛍光を集光する対物レンズ15と、対物レンズ15により集光された蛍光を極短パルスレーザ光の光路から分岐させるダイクロイックミラー14と、ダイクロイックミラー14により分岐された蛍光の光路に設けられ、平行間隔を空けて配置され対向面に反射膜が設けられた光学部材41,42を有するエタロン型の分光素子40と、分光素子40内の光学部材間の光路長を調節する圧電素子43と、分光素子40により分光された蛍光を検出する光検出器25とを備えるレーザ顕微鏡装置1を採用する。 (もっと読む)


【課題】表面プラズモン共鳴励起蛍光を利用した、高感度かつ定量精度の高い生体分子の検出方法を提供する。
【解決手段】表面プラズモン共鳴励起蛍光を用いた生体分子の検出方法であって、色素分子含有シリカ粒子の表面プラズモン共鳴励起蛍光を検出することを特徴とする生体分子の検出方法。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、塩基伸長反応によってプローブに取り込まれるヌクレオチドに付随する蛍光色素一分子と、未反応基質の蛍光分子と、を識別することに関する。
【解決手段】
本発明は、蛍光測定により試料中の核酸を分析する核酸分析デバイスにおいて、光照射により局在型表面プラズモンが発生し、かつ、試料中の核酸を分析するためのプローブが前記表面プラズモンの発生部位に配置されていることに関する。本発明により、表面プラズモンによる蛍光増強効果を効率よく引き起こし、かつ、プローブを蛍光増強効果が及ぶ領域に固定できるため、蛍光分子付き未反応基質を除去しなくとも、塩基伸長反応を計測することが可能となる。 (もっと読む)


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