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Fターム[2G043NA04]の内容

蛍光又は発光による材料の調査、分析 (54,565) | 信号処理、演算 (2,445) | 信号サンプリング、ゲート (37)

Fターム[2G043NA04]に分類される特許

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【課題】試料における励起状態の寿命を測定するための方法を提供する。
【解決手段】本発明は、試料における励起状態の寿命、特に蛍光寿命を測定するための方法、およびかかる方法を実行するための装置に関する。最初に、励起パルスが生成され、試料領域が、励起パルスで照明される。次に、励起パルスのパワー・時間プロファイルを表す第1のデジタルデータシーケンスが生成され、第1のスイッチング瞬間が、第1のデジタルデータシーケンスから決定される。さらに、試料領域から発する検出光が、検出器によって検出され、検出光のパワー・時間プロファイルを表す第2のデジタルデータシーケンスが生成され、第2のスイッチング瞬間が、第2のデジタルデータシーケンスから決定される。最後に、第1および第2のスイッチング瞬間の間の時間差が計算される。 (もっと読む)


【課題】 共焦点顕微鏡又は多光子顕微鏡の光学系を用いて試料溶液中にて分散しランダムに運動する発光粒子からの光を検出し分析する光分析技術に於いて、背景光を低減すること。
【解決手段】 本発明の光分析技術では、予め定められた偏光成分から成る励起光を顕微鏡の光学系に於ける光検出領域に照射すると共に、光検出領域からの光に於ける励起光の偏光方向とは垂直な方向の偏光成分の強度を検出し、光検出部にて検出された励起光の偏光方向とは垂直な方向の偏光成分の強度を検出光の強度として用いて分析を実行する。励起光と検出光の偏光方向が互いに垂直であるため、検出光に於いて、光学系の部品に起因する背景光の強度が低減される。 (もっと読む)


【課題】試料溶液に放電を生じさせ、そのプラズマ中の発光により分析を行うときの検出感度と検出精度及び再現性を向上させる。
【解決手段】狭小部を設けた流路101に導電性の試料溶液を満たし、流路に電界を印加して生じた気泡にプラズマを発生させ、流路中の狭小部以外の領域を計測の対象領域として発光を計測する。 (もっと読む)


【課題】時間分解蛍光測定装置において、広い設置場所や煩雑な光軸調整を必要とすることなく、容易に光の分離数を増加させる。
【解決手段】測定対象物30には、励起光が照射される。光学分離手段21は、測定対象物30から発せられた蛍光を、複数のレンズを用いて複数の部分光に分離する。光学遅延手段22は、分離された複数の部分光のそれぞれを、長さが相互に異なる複数の光ファイバを用いて相互に異なる遅延時間だけ遅延する。撮像手段25は、光学遅延手段22で遅延された複数の部分光のそれぞれの光強度を同時に所定時間幅の間だけ検出する。PC26は、光検出手段での各部分光の検出結果に基づいて、蛍光寿命を算出する。 (もっと読む)


【課題】S/Nの低下を抑制しつつ、各セルにより検出された光のゲインをセル毎に設定することができる光検出装置および観察装置を提供する。
【解決手段】標本Aからの光を検出して電気信号に変換するセルを複数有するマルチセル光検出器52と、マルチセル光検出器52により変換された電気信号を増幅する光検出回路53とを備え、光検出回路53が、各セルにより変換された電気信号のそれぞれの増幅率を設定する入力部44と、入力部44により設定された増幅率に応じて1画素として積算する電気信号のサンプリング数を決定し、決定したサンプリング数の電気信号を積算するADデータ演算部とを備える光検出装置50を採用する。 (もっと読む)


【課題】照射と同時に発光が計測できるようにしてリアルタイムで計測が可能であり、かつ廃棄物が計測の過程で発生しないようにする。
【解決手段】検査対象である金属表面6にパルス状のレーザー光11を照射して付着物質をアブレーションし、その後アブレーションによりプラズマ化された物質からの発光13を計測し、分光することにより、金属表面に付着する微量成分の特定と濃度を求めるようにしている。この計測方法は、狭隘な空間に面している金属表面に付着している微量成分の濃度を計測する場合には、狭隘な空間の外にレーザーと少なくとも分光器を含む濃度計測装置本体を配置し、狭隘な空間に金属表面に沿って挿入される光伝送部を介して金属表面にレーザー光を照射して付着物質をアブレーションすると共にプラズマ化し、プラズマ化された物質からの発光を光伝送部を介して狭隘な空間の外の分光手段に導いて分光すると共に受光素子で発光スペクトルを得るようにしている。 (もっと読む)


【課題】多色光を用いて試料を高精度で観測できる試料観測装置を提供する。
【解決手段】波長の異なる複数の光をそれぞれパルス光として試料31に順次照射する光照射部10と、光照射部10からのパルス光の照射により試料31から発生する応答光を受光して光応答信号を出力する光検出部40と、光照射部10からのパルス光の照射に同期して、光検出部40から、当該照射されたパルス光に対応する光応答信号を取得するサンプリング部50と、サンプリング部50で取得された光応答信号を処理する信号処理部70と、を備える。 (もっと読む)


【課題】微小な流路を備える測定チップを用い、表面プラズモンによる電場増強効果を利用する測定において、プリズム内の不純物に起因する散乱光の影響を排除して、S/N比の高い測定を可能とする。
【解決手段】表面プラズモンを利用して試料中の被検物質Aの有無および/または量を測定する光学的測定装置において、流路33に接するように形成されたプリズム部30上の金属膜34aを含む検出部を備える測定チップC1と、プリズム部30と金属膜34aとの界面における測定光Leの偏光方向を変調せしめるように、測定光Leの偏光状態を制御する偏光制御機構(11、21および22)と、検出部から生じる信号光を検出する光検出器23と、偏光方向の変調に同期した信号成分を信号光から分離検出する信号処理部24とを備える。 (もっと読む)


【課題】励起光強度や蛍光物質の濃度、及び周辺環境に影響されることなく、高精度に被測定物質のpH測定を可能にする。
【解決手段】生体物質中に含まれる、生体内の酸化還元反応において補酵素として働く所定の蛍光物質Pを励起可能な波長を含み、生体物質に組織破壊又は細胞破壊を引き起こさず、且つ、前記生体物質内のpHを実質的に変化させない強度を有するパルス励起光を発生させ、該パルス励起光を生体物質の所定の位置に照射し、該照射により励起された前記蛍光物質から生じる蛍光を含む光を受光し、該受光した蛍光の強度を時間分解して前記蛍光の蛍光寿命を算出し、該蛍光寿命から前記生体物質のpHを測定する。 (もっと読む)


【課題】蛍光観察を行う場合に、蛍光の経時変化を短時間で容易に測定することができる共焦点顕微鏡を提供する。
【解決手段】本発明の共焦点顕微鏡1は、蛍光観察するための共焦点顕微鏡1であって、励起光を出射するレーザー発光器2と、レーザー発光器2からのレーザー光の試料4への照射位置を所定方向に移動可能なポリゴンミラー16と、ポリゴンミラー16によるレーザー光の移動方向に対応した方向に沿って長手方向が配置されたスリット28と、試料4に照射されたレーザー光の反射光をカットして蛍光を選択する蛍光フィルタ24と、蛍光フィルタ24によって選択されスリット28を通った蛍光を受光する光電子増倍管6と、を備える。 (もっと読む)


【課題】パルスマルチライン励起またはPMEと呼ばれる技術を提供し、有益な情報を与えるSNPのハイスループット同定に適用される新規の蛍光検出手法を実現し、遺伝的な病気の正確な診断、リスク感受性のより優れた予測、または散発性変異の同定を提供する。
【解決手段】PME技術は、蛍光感度を著しく高める2つの主要な利点を有し、(1)ゲノムアッセイ法におけるすべてのフルオロフォアを最適に励起し、(2)標準的な波長分解検出よりも極めて多くの光を集光する「カラーブラインド」検出を行う。この技術は、DNA配列同定のための単一光源励起および色分散を特徴とする従来技術のDNA配列決定計器とは著しく異なる。PME技術を実施すると、臨床診断、法医学、および一般的な配列決定に日常的に使用できるように広く応用することができ、人口の大部分に対する標的配列変異アッセイ法に関して将来性、融通性、および可搬性を有する。 (もっと読む)


【課題】基準試料を用いて測定装置の経時変化、装置間の器差をなくすことができ、高精度に蛍光測定が可能な核酸分析装置を実現する。
【解決手段】本発明は、ディスク状のカローセルの試料ホルダに蛍光色素を有する標準反応容器を設置し、光源である発光ダイオードを常時点灯させたまま、前記カローセルが円周方向に回転しながら、前記反応容器が検出ユニットを通過時に発する蛍光を蛍光検出素子で検出し、連続で複数の試料を分析するための核酸分析装置において、前記基準試料が検出ユニットを通過する度に、標準蛍光試料の蛍光信号出力が基準値になるように、発光ダイオードの電流値を調整する。 (もっと読む)


【課題】ピクセル時間とライン時間を調整することなく、観察可能な拡散時間を拡張可能な画像解析方法を提供することである。
【解決手段】<ステップS1>:複数フレームの蛍光画像を取得する。<ステップS2>:解析領域を設定する。<ステップS3,S4>:1フレームの蛍光画像の解析領域に対して相関計算を行なって拡散時間を推定する。<ステップS5>:推定した拡散時間に基づいて所望パラメータを算出する。<ステップS6>:算出した所望パラメータに基づいて新たなRICSの空間相関計算式を得る。<ステップS7>:所望パラメータに基づいて解析に利用する蛍光画像を選定し、解析に利用する蛍光画像の解析領域のピクセルのデータと新たなRICSの解析式により空間自己相関解析を行なう。同様に、異なるチャンネルのフレーム蛍光強度データを用いてRICSの空間相互相関解析を行なう。 (もっと読む)


【課題】蛍光寿命を利用して、血液等の蛍光吸収物質により影響されることなく腫瘍性病変等の病変判別に利用できる診断支援装置を提供する。
【解決手段】診断支援装置71は、被検体に照射する励起光を発生する光源部72と、この励起光の照射により被検体に生じた蛍光を検出する検出部73と、検出された蛍光に基づき、第1の蛍光寿命及び第2の蛍光寿命を算出する蛍光寿命算出部74と、第1の蛍光寿命と第2の蛍光寿命に基づいて病変判別を行う病変判別部75と、を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、透過光や励起光の影響を受けない、より定量性の高い発光画像観察を可能にした発光観察方法および発光観察システムを提供することにある。
【解決手段】本発明は、本発明は、発光タンパク質を発現する遺伝子を導入した生物試料に対し、明視野観察用の照明光および/または蛍光観察用の励起光を照射する、明視野観察および/または蛍光観察ステップと、前記明視野観察および/または蛍光観察ステップ後、発光強度を経時的に検出し、得られた発光強度に基づいて、前記照明光および/または励起光由来のノイズを排除するためのインターバルを設定するとともに設定したインターバル条件に基づいて制御する、インターバル制御ステップと、前記インターバル終了後、発光画像を撮像する、発光画像撮像ステップと、を含む、発光観察方法を提供する。 (もっと読む)


高速、高分解能画像サイトメトリを実施するシステムでは、ライン走査センサを利用する。特性解析される細胞は、走査領域を越えて移送される。光学系は、走査領域の一部の画像の焦点を少なくとも一つの線形光センサに合わせ、細胞が走査領域を通って移送される間にセンサに照射される光が繰り返し読み取られる。当該システムは、細胞を直接撮像してもよく、あるいは細胞内で蛍光を励起し、結果として蛍光によって細胞から放射される光を撮像してもよい。当該システムは、走査領域において狭帯域の照明を提供する可能性がある。当該システムは、同時多色蛍光画像サイトメトリを可能にする様々なフィルタおよび結像光学系を含んでいてもよい。複数の線形センサが備えられてもよく、信号対ノイズ比特性が改善された画像を構築するために個々のセンサによって集められた画像が結合されてもよい。
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本発明はPAL顕微鏡法のための方法に関し、個々の像が組み合わされて全体像にされる。個々の像のうち少なくとも一部又は個々の像のうち少なくとも一群が評価されるという点と、個々の像露光の少なくとも1つの変数が後続の個々の像露光のために調整されるという点において、個々の像の露光の規制が行われる。
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【課題】コヒーレントアンチストークスラマン散乱光および多光子励起の蛍光の観察を同一の装置において両立することを可能とし、種々の観察方法により標本を観察する。
【解決手段】標本A中の分子の特定の振動周波数に略等しい周波数差を有する2つの異なる周波数を有するパルスレーザ光を導光する2つの光路13,14と、2つの光路13,14を導光されてきたパルスレーザ光を合波する合波装置9と、合波されたパルスレーザ光を標本Aに照射する集光レンズ105と、2つの光路13,14を導光される各パルスレーザ光のチャープレートを検出する周波数特性検出装置10と、検出された各パルスレーザ光のチャープレートが略同等となるように、少なくとも一方の光路を導光されるパルスレーザ光のチャープレートを調節可能な周波数分散量調節装置6とを備えるレーザ顕微鏡装置1を採用する。 (もっと読む)


【課題】カラムで分離される各試料成分を高精度で定量するのに最適な励起光波長及び蛍光波長といった分析条件を、容易に且つ短時間で見い出す。
【解決手段】所定の励起光波長及び蛍光波長に固定した状態で目的試料をLC分析し(S1、S2)、強度値が閾値以上になってその変化量が小さくなったときに試料成分が出現したとみなし(S3〜S6)、そのときの保持時間を取得するとともにカラムへの送液を一時停止させる(S7、S8)。そして、フローセルに試料成分を含む溶出液が滞留した状態で、励起光波長、蛍光波長の高速走査をそれぞれ行って概略的な3次元スペクトルを取得し、保持時間とともに記憶する(S9〜S10)。カラムで分離された試料成分が出現する毎にこれを繰り返し、各試料成分に対応する3次元スペクトルを求める。そして、3次元スペクトルの中で強度最大のピークトップを探索し、そのピークを与える励起光波長及び蛍光波長を見い出し、保持時間とともに表示する。 (もっと読む)


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