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Fターム[2G045GB02]の内容

Fターム[2G045GB02]に分類される特許

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【課題】組織切片における特定の生体物質をその細胞形態に依存しないドット状の蛍光として表現することで、対象となる組織切片における特定の生体物質の発現レベルを容易に、効率的に、高精度に評価可能とする。
【解決手段】本発明に係る組織評価方法は、蛍光物質を内包した球状粒子に生体物質認識部位が結合された染色試薬を用いて組織切片を染色する工程と、上記組織切片に励起光を照射して、前記組織切片に自家蛍光させるとともに、前記球状粒子にドット状の蛍光を発生させる染色工程と、前記自家蛍光、及び/又は、前記ドット状の蛍光を拡大結像する結像工程と、前記拡大結像された像の中から前記ドット状の蛍光を検出して前記生体物質認識部位に対応する生体物質の発現レベルを評価する評価工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】細胞を固定、染色することなく、安価で迅速な解析を可能とする、細胞に形態変化を生じさせる化学物質のスクリーニング方法を提供する。
【解決手段】本発明の化学物質のスクリーニング方法は、細胞に形態変化を生じさせる化学物質のスクリーニング方法であって、(a)細胞にスクリーニング対象である第1の化学物質を接触させる工程と、(b)前記第1の化学物質を接触させた細胞を時系列に撮像した複数の画像を読み込む工程と、(c)前記(b)における前記画像に含まれる各々の細胞の形態的な特徴を示す特徴値を前記画像からそれぞれ求める工程と、(d)各々の前記画像に対応する前記特徴値の統計処理データをそれぞれ求める工程と、(e)前記画像間での前記統計処理データの変化に基づいて、前記第1の化学物質を接触させた細胞の形態変化を評価する評価情報を生成する工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、数mgの検体量に適用可能であり、簡便かつ迅速な遺伝毒性の試験法を提供することにある。
【解決手段】上記課題は、細胞の培養液に被験物質を加え暴露させた後、被験物質を除去し、新しい培養液をこれに加え培養を続け、細胞の分裂期間を経た後、細胞核を染色して撮影し、画像解析演算ソフトウェア機能を有する画像解析装置により細胞核の直径と細胞数を測定し、細胞核の平均直径とコントロールの細胞核の平均直径を比較し、細胞核のスエリング現象を測定する工程を含む遺伝毒性試験法によって解決される。 (もっと読む)


【課題】組織を迅速に分析する方法の提供。
【解決手段】染色組織マイクロアレイの画像中の複数のヒストスポット各々について位置を同定するためのコンピュータによる実行方法であり、a)該画像から異常なサイズ及び形状を有するヒストスポットのいずれかを除去する工程;b)複数のスポット内の代表的スポットに特徴的サイズ及び形状を有する仮想的マスクを適用して画像の他のピクセル強度領域より高いピクセル強度領域を有する画像の領域を覆う工程;c)マスク下の領域の画像の強度を一時的に0に設定する工程;d)どの領域もヒストスポットとみなされるために充分な強度を有さないと同定されるまで、工程b)及びc)を繰り返す工程;e)ヒストスポット各々の参照点を同定する工程;f)各スポットの各々の参照点を最も近く隣接するヒストスポット又は画像の縁部のいずれかにつなげる工程;を包含する。 (もっと読む)


本発明は、希少ではない細胞からのデータを利用して循環性腫瘍細胞(CTC)などの希少細胞を検出する独創性に富んだ計算的な手法を提供する。本発明は、CTC検出の2つの異なる工程、すなわち、データ収集パラメータについて決定するための第1の工程およびデータの整理および解析の過程で決定を行うための第2の工程に適用可能である。さらに、本発明は、意志決定プロセスにおいて一次元および多次元のパラメータ化されたデータの両方を利用する。

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【課題】細胞核を構成する構造体の解析を、イメージングを用いて行う方法の提供。
【解決手段】a)細胞核を構成する1種類又は複数種類の構造体と細胞核内の核酸とをそれぞれ標識し、b)a)で標識された細胞の核酸の標識画像を取得し、c)a)で標識された細胞の前記構造体の標識画像を、標識された構造体の種類ごとに別個に取得し、d)b)で取得された核酸の標識画像に基づいて細胞核領域を決定し、e)c)で取得された前記構造体の標識画像中の、d)で決定された細胞核領域中の各画素の輝度値を測定し、1画素当たりの輝度値が閾値以上である1又は複数の領域を決定し、当該領域中の各画素の輝度値の統計値、総面積、総周囲長からなる群より選択される1以上を測定し、f)e)で測定された統計値に基づき、前記構造体の細胞内における存在量、局在、及び形態からなる群より選択される少なくとも1種を解析する、細胞核を構成する構造体の解析方法。 (もっと読む)


【課題】病理組織画像解析による病理診断における癌の鑑別精度を向上させること。
【解決手段】生体組織画像における組織領域内に含まれる腺管の特徴を示す腺管特徴情報に基づき前記画像から腺管領域を検出する間質領域・腺管領域検出手段106と、検出された腺管領域内に含まれる細胞核を予め設定された色素基準に基づき抽出する腺管内の細胞核検出手段107と、各腺管における予め設定された基底部領域に対する細胞核の分布状態に基づき前記腺管の異型度を算出する腺管形成評価手段108とを備えた。 (もっと読む)


癌対象が、Akt-Ser473リン酸化状態に基づいてタキサン化合物での治療からの利益を受けそうであるか否かを決定するための方法、Akt-Ser473リン酸化状態を決定するためのキット、及び癌のAkt-Ser473リン酸化状態の決定を得ることを含む癌患者の治療を改善するための方法を提供する。
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【課題】 人間が細胞の分類を行いやすい順番で細胞画像を並べて表示することが可能な細胞画像表示装置を提供する。
【解決手段】
標本撮像装置1は、画像表示部を備え、血球を撮像することにより得られる血球画像に基づいて、血球の特徴を示す特徴パラメータを取得し、複数の血球画像についてそれぞれ取得された特徴パラメータに基づいて、血球画像の並び順を決定し、その並び順により、画像表示部に複数の血球画像を並べて表示させる。 (もっと読む)


本発明は、新規化合物、特に3,5−セコ−4−ノル−コレスタンのオキシム誘導体、及び薬剤、特に細胞保護薬剤、特に神経保護、心臓保護及び/又は肝臓保護薬物としてのその適用に関する。 (もっと読む)


【課題】細胞画像から、断片化された細胞核を検出することを可能とすること。
【解決手段】細胞核用閾値、断片化細胞核用閾値、及び細胞核用面積閾値を予め記憶し、細胞核又は断片化細胞核が撮像された細胞画像を入力し、入力された細胞画像から、細胞核用閾値以上の輝度値を有する領域のうち細胞核用面積閾値以上の面積を有する領域を細胞核領域として抽出し、細胞核領域から、断片化細胞核用閾値以上の輝度値を有する領域を断片化細胞核領域として抽出する断片化細胞核領域抽出する。 (もっと読む)


【課題】 染色標本の染色に関する異常を検出することが可能な標本撮像装置を提供する。
【解決手段】
標本撮像装置1は、染色された血球細胞を含む血液塗抹標本を撮像し、血液塗抹標本に含まれる血液細胞に関する血球画像を取得する顕微鏡ユニット2と、顕微鏡ユニット2により得られる血球画像に基づいて、血液塗抹標本の染色に関する異常を検出する画像処理ユニット3と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、疾患、特に中枢神経疾患、中でも髄膜炎、脳炎、くも膜下出血の鑑別に有用な情報を提供するための疾患の観察方法および、そのための自動分析装置に関するものである。
【解決手段】酸を含む染色液を用いて体液試料(髄液)を染色し、透光板を用いて染色した試料を撮像し、試料中に含まれる有形成分を形態に基づいて分類し、得られた画像および分類結果を記憶することで、簡便かつ迅速に疾患の鑑別に必要な情報を取得しうることを見出し、本発明を完成させるに至った。 (もっと読む)


血液試料中の血小板を計数するための方法が提供される。この方法は、1)被分析試料を静止状態に保つように構成された分析チャンバに試料を入れるステップであって、チャンバが第1のパネルと第2のパネルとにより画定され、それらのパネルは双方とも透明である、ステップと;2)着色剤を試料と混和するステップであって、この着色剤が、1つ又は複数の所定の第1の光の波長に曝露すると血小板に蛍光を発生させるように機能する、ステップと;3)血小板を含む試料の少なくとも一部分を第1の波長で照明するステップと;4)試料を撮像するステップであって、ある強度を有する血小板からの蛍光発光を示す画像信号の生成を含む、ステップと;5)それらの画像信号を用いて、血小板をそれらの蛍光発光により同定するステップと;6)試料中に同定された個々の血小板についての平均蛍光発光強度値を決定するステップと;7)試料中の血小板凝集塊を、それらの蛍光発光、面積、形状、及び粒状性のうちの1つ又は複数を用いて同定するステップと;8)試料中の個々の血小板について決定された平均蛍光発光強度値を用いて、各血小板凝集塊中の血小板を計数するステップとを含む。 (もっと読む)


化合物が小核試験において遺伝毒性を示す可能性を、選択された群からの少なくとも5種のキナーゼを阻害する化合物の能力により予測する。 (もっと読む)


【課題】細胞が塊として認識されていても、それを除外することなく細胞周期解析に有用なデータを引き出すことが可能な細胞周期解析方法を提供する。
【解決手段】細胞核を可視化する工程と、特定の細胞周期に特異的に発現する生体分子を可視化する工程と、前記細胞核を可視化することにより得られた細胞核の数値データと、前記生体分子を可視化することにより得られた生体分子の数値データとを利用して、細胞集団中の前記特定の細胞周期割合を同定する、細胞周期解析方法。 (もっと読む)


【課題】画像内に不自然な色変動を引き起こすことがなく、染色色素量を仮想的に調整する機能を含めた画像処理を用いて染色ばらつきを補正することができる画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】撮像した画像に関する画像情報をもとに対象の分光スペクトルを推定し、推定された対象の分光スペクトルから前記対象に含まれる複数の色素量を推定し、この複数の色素量を用いて第1の分光スペクトルを合成し、合成された第1の分光スペクトルを前記対象の分光スペクトルから減算することによって差分スペクトルを算出する一方、推定された複数の色素量の少なくとも一部を補正し、この補正された色素量を用いて第2の分光スペクトルを合成した後、合成された第2の分光スペクトルと前記差分スペクトルとを加算することによって第3の分光スペクトルを合成し、この合成された第3の分光スペクトルから表示用画像を合成する。 (もっと読む)


【課題】腹膜透析を受ける被験体の状況をより的確に判断し、その状況に応じて的確に治療を行うための情報を提供すること。
【解決手段】上記課題は、本発明において、目的の有核細胞を特定するための方法であって、該有核細胞の核および非核部分を検出する工程;および該核および該非核部分がともに検出されたときに、該有核細胞が存在すると判定する工程を包含する、方法によって、例えば、中皮細胞の老化を的確に判定することができるようになったことによって解決された。 (もっと読む)


【課題】血液学的基準対照細胞およびその製法を提供。
【解決手段】白血球(WBC)からなるWBC分画を含む血液学的対照懸濁液であって、前記哺乳類WBCが当該細胞の細胞性多角度光散乱特性と同様の予め設定した細胞性多角度光散乱特性を有しており、所望の細胞特性が破壊される前に、前記哺乳類WBCを溶解し、細胞を固定する固定プロセスにかけてある。さらに有核赤血球(NRBC)を含み、NRBC分画の細胞が鳥類の赤血球、魚類の赤血球および哺乳類のリンパ球からなる群から選択され、選択された細胞が当該NRBCの細胞性多角度光散乱特性と同様の予め設定した多角度光散乱特性を有しており、所望の細胞特性が破壊される前に、前記選択された細胞を、細胞質を溶解し、核を固定する溶解および固定プロセスにかけてある。 (もっと読む)


【課題】 フローサイトメトリーによる血液試料の測定において、血小板凝集をはじめとする試料中の他の成分の影響を受けず、骨髄芽球をより正確に分類・計数できる測定方法及び測定装置を提供する。
【解決手段】 血液学的試料に含まれる赤血球及び成熟白血球の細胞膜に損傷を与え、細胞膜が損傷した血球を収縮させ、核酸を染色できる蛍光色素で染色処理した試料をフローサイトメータで測定し、前方散乱光情報と側方散乱光情報に基づいて特定した骨髄芽球を含む第1細胞群に含まれ、且つ前方散乱光情報及び蛍光情報に基づいて特定した骨髄芽球を含む第2細胞群に含まれる細胞を骨髄芽球として計数する。 (もっと読む)


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