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Fターム[2G047GF17]の内容

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Fターム[2G047GF17]に分類される特許

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【課題】入射角一定フォーカシング法を用いつつ、S/Nを向上させる。
【解決手段】超音波探触子は、非接触空中超音波探傷技術における位相一定法を用いており、被検査管としてのパイプに対向する開口を有する筐体と、筐体内に収容され、パイプに対してパルス状の超音波を出力する複数の振動子とを備えている。各振動子は、当該各振動子の中心A,B,C,Kがパイプの中心Dから一定距離だけ離れた仮想曲面L上に位置し、且つ超音波の出力方向がパイプの任意に定めた半径線r1上の位置であって当該パイプの中心Dから所定距離だけ離れた位置Oに焦点を結ぶように、配列されている。このように構成された超音波探触子によれば、入射角iが一定で且つ(距離一定AE=BF=CG=KHに対応して)位相を一定とする位相一定フォーカシング法を適用した構成により、従来の入射角一定フォーカシング法を用いつつ、S/Nを向上できる。 (もっと読む)


【課題】規則的に配列する凹凸形状の検査体の超音波検査において、導波物質で検査表面を覆うことなく、簡便に検査可能な領域を拡大する超音波検査方法及び超音波検査装置を提供することにある。
【解決手段】制御部103は、超音波プローブの振動素子の組合せに応じて、使用する振動素子を選択する切替制御回路103Bと、前記超音波プローブの振動素子の組合せに応じて、使用する振動素子から超音波を送信するタイミングを遅延させる遅延制御回路103Cと、受信部から得られる信号を加算処理する加算部103Dとを備える。加算部103Dは、振動素子の組合せ毎の画像を合成処理して得られる検査画像を表示部104に表示する。 (もっと読む)


【課題】分割したトランスデューサプローブを含むシステムを提供する。
【解決手段】分割したトランスデューサプローブ14は、試験試料12中へと超音波励起信号を送信し、超音波励起信号と試験試料12との相互作用から得られるエコー信号を受信することに適合した複数のトランスデューサセグメントを含む。本システムは、また、分割したトランスデューサプローブから受信したエコー信号に対応するデータを受信し、試験試料の少なくとも1つのボリュームスライスに対応する画像を再構成するためにトモグラフィ再構成法を利用することに適合した処理システムを含む。 (もっと読む)


【課題】超音波検査のエコー位置から裏波エコーと欠陥エコーを識別する溶接部の超音波検査法において、溶接部を通過する際に超音波が直進せず、エコーの表示位置にずれが発生する可能性がある場合でも、裏波エコーと欠陥エコーを識別する。
【解決手段】母材だけを通過する超音波伝播経路で垂直探傷した被検査体表面から底面までの深さと、母材と溶接部の両方を経由する超音波経路で斜角探傷した底面に位置する形状エコーの深さを比較する。両者の算出深さが同じ場合には、反射エコーの位置を被検査体の底面深さと比較することで、裏波エコーと欠陥エコーを識別する。両者の算出深さが異なる場合には、斜角探傷した底面深さが垂直探傷の算出値と一致するように斜角探傷における超音波の音速・屈折角に補正を加える。 (もっと読む)


【課題】被検査対象の表面形状によらずに、高い検出精度を得ることができる超音波探傷装置及びその方法を提供する。
【解決手段】超音波探傷装置は、検査対象に超音波を入射し、その検査対象からの反射超音波を受信する超音波プローブと11、前記超音波プローブに超音波を入射し、前記超音波プローブからの反射超音波を制御するために複数の超音波素子を駆動制御する駆動素子制御部13と、前記超音波が前記検査対象に入射したときの屈折角度と、前記検査対象表面上の前記超音波の入射位置と、前記入射位置における前記検査対象の表面の表面形状とを用いて、前記入射位置に前記超音波が入射する入射角度を求め、前記入射位置と前記入射角度とに基づいて、駆動させる複数の超音波素子を求める演算部18と、を備える。 (もっと読む)


【課題】ノズル外面の曲率の影響を受けずに、ノズルコーナ部で検出された欠陥の位置精度を向上させることができる超音波探傷方法を提供する。
【解決手段】リニアアレイ探触子2を、原子炉圧力容器34に接合されたノズル35の円筒部36の外面に置き、ノズル35の周方向に走査する。複数の遅延時間パターンの情報に基づいて、リニアアレイ探触子2の各振動子からノズル35内へ送信される超音波を、入射方向を変えて各超音波の焦点位置を変えるように、ノズル35の軸方向において走査する。この結果、ノズル35に入射された超音波は、扇形の超音波入射領域45内を伝播してノズルコーナ部に達する。表示部26には、ノズルコーナ部の内面からの反射波に基づいた反射エコー部50、および欠陥からの反射波に基づいた他の反射エコー部51のそれぞれの表示情報が表示される。 (もっと読む)


【課題】断面円形の鋳造棒に対して、入射波として縦波を用いて高精度の検査できる超音波探傷検査方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1つのフェイズドアレイ型プローブ1,2を水平連続鋳造の鋳型出口の近傍に配置し、連続的に鋳出される断面円形の連続鋳造棒Sに対し、水14を接触媒質として縦波斜角波および縦波垂直波による超音波探傷検査を行う。 (もっと読む)


【課題】ガイド波を用いた検査を行うにあたって、欠陥の形状や位置によらず、欠陥の有無を検査する。
【解決手段】ガイド波検査装置10は、タンク1の測定領域2aに対して、2つ以上の方向からガイド波を送信する。この結果、測定領域2a内に欠陥がある場合、欠陥からの反射波が受信される。少なくとも1つの方向で反射波が受信された場合、測定領域2a内に欠陥が存在すると判断する。この測定は、タンクにおいてあらかじめ定められた検査領域2を網羅するように測定領域を決定して行い、検査領域2内のいずれの箇所においても反射波が受信されなかった場合、タンク1が健全であると診断する。 (もっと読む)


【課題】超音波探傷試験装置に追加的な機構を設けることなく試験体の表面形状を同定することができるようにする。
【解決手段】表面形状が変化した形状変化部を有する試験体12の表面(12a,12b)に試験体12の表面形状に沿って形態を変化させ得る媒質23を介してアレイ探触子11を配置し、当該アレイ探触子11を用いて遅延時間の制御をしない電子リニア走査を行い(手順1)、当該電子リニア走査によって得られた結果を用いて開口合成法処理を行って探傷領域を画像化した際の画素毎の輝度値を求め(手順2)、電子リニア走査の走査方向の画素番号毎に輝度値が最大になっている画素を求め(手順3)、当該画素の位置が試験体12の表面位置であるとして試験体12の表面形状を同定する(手順3)ようにした。 (もっと読む)


【課題】所望の範囲の超音波画像を簡単かつ効率よく取得する。
【解決手段】信号処理システムは、相対位置を変更可能な複数の超音波の振動子と、複数の振動子の相対位置に関する位置情報を検出する角度センサと、位置情報に基づいて、複数の振動子により送信される送信波の焦点位置である送信焦点位置、および、複数の振動子により受信される受信波の焦点位置である受信焦点位置を制御する遅延計算部とを備える。本技術は、例えば、超音波画像の撮影を行う超音波診断装置に適用できる。 (もっと読む)


【課題】超音波浸漬検査技法を使用して、産業用構成部品を検査するために必要な時間を短縮する。
【解決手段】部品10を物質速度cを有する結合媒体22の中に部品を浸漬し、少なくとも1つの変換器12を有する超音波UTプローブ20(音響速度c及び約2.5×10Rayls未満の音響インピーダンスを有する凸レンズ14を有する)を結合媒体の中に浸漬する。そして、部品の内部に向かって方向付けられたUTパルスを発生するために変換器を励起し、変換器を受信要素として使用してエコー信号を発生する。UT検査システム30は、UTプローブと、少なくとも約1,000Hzのパルス繰り返し周波数(prf)で、変換器要素に信号励起パルスを供給するように構成されたパルサ/受信器32と、prfに走査増分を乗算した値に等しい走査速度で、UTプローブによって部品を走査するように構成されたスキャナ34とを含む。 (もっと読む)


【課題】探傷領域外部の不要エコーを低減すること、および内部エコーの強度を強めることができ超音波探傷装置を提供する。
【解決手段】周りに接触媒質を施した探傷対象物の前記接触媒質の周囲に配置され、超音波ビームを接触媒質を介して探傷対象物へ照射する少なくとも1つの送信アレー探触子と、前記接触媒質の周囲に配置され、前記超音波ビームの音響的不連続部での反射波エコーを接触媒質を介して受信する少なくとも1つの受信アレー探触子と、前記送信アレー探触子及び受信アレー探触子に、送信アレー探触子を励振し受信アレー探触子からの反射波エコーを示す信号を受ける送受信制御を行うと共に、送信メインローブと受信メインローブが探傷対象物内部で重なり探傷対象物外部で重ならないように前記送信アレー探触子および前記受信アレー探触子の少なくとも一方にビーム制御を行う探傷制御器と含む。 (もっと読む)


【課題】検査対象の表面が複雑な形状に形成された場合でも、精度が高い検出結果が得られる超音波探傷装置を提供する。
【解決手段】複数の超音波素子を駆動して検査対象2に超音波を入射し、その検査対象2からの反射超音波を受信する超音波プローブ1と、超音波プローブ1が反射超音波を受信した受信信号を解析して探傷結果を算出する解析手段7とを備える。解析手段7は、超音波が入射する検査対象2の表面情報に基づいて求めた超音波の伝搬経路を用いて探傷結果を算出する。 (もっと読む)


【課題】単一素子の探触子を使用したときよりも欠陥検出性を向上させながら、欠陥サイジングも可能であるタービンロータの翼植込み部の超音波検査方法および装置を提供することにある。
【解決手段】超音波の送受信および超音波ビームを電子走査するフェーズドアレイ探触子15および制御信号処理部20と送受信部40とを有する超音波探傷器と、フェーズドアレイ探触子を把持し周方向に走査するスキャナ11と、超音波探傷器による検査結果を表示する表示部34とを備える。フェーズドアレイ探触子15を用いて、翼植込み部のフック肩部の曲率半径よりも、超音波ビームの集束径が大きくなるように超音波を緩く集束するビームパターンの超音波を送受信する。 (もっと読む)


【課題】検査対象の底面又はコーナー近傍に存在する欠陥を正確にかつ迅速に検出することができる超音波探傷技術を提供する。
【解決手段】超音波探傷装置において、検査対象3に超音波を送信してエコー信号Uを受信する複数の圧電素子25が配列してなるトランスデューサ2と、前記複数の圧電素子25を所定の周期でスキャンして前記超音波を送信させる素子駆動部11と、前記複数の圧電素子25が受信したそれぞれの前記エコー信号Uに基づき前記検査対象3の内部画像を合成する合成処理部15と、前記受信したエコー信号Uを前記検査対象3の底面3bのエコーが除去されたエコー信号に置換する信号置換部17と、を備える。 (もっと読む)


【課題】電磁超音波送信機から送信される電磁超音波が軸方向上の一方向のみとなるように制御することにより、配管長さの如何にかかわらず配管全長について効率的な減肉検査を可能にする。
【解決手段】送信機1A,1Bは、配管の軸方向上に位相角90°分の距離L1だけずれた位置に配置されている。送信機1Aは、図6(a)に示されるように、位相角0°(ゼロクロス点)を送信制御開始点として電磁超音波を送信し、また、送信機1Bは、図6(b)に示されるように、送信機1Aよりも90°遅れた位相角90°(ピーク点)を送信制御開始点として電磁超音波を送信する。したがって、これらの重畳波形は図6(c)に示される通りとなり、送信機1AのR側にのみ送信が行われる結果となる。 (もっと読む)


【課題】SPOD法において検査対象物の厚さ方向の検出感度差を抑制して、深さが変わってもほぼ同じ感度で検出できるようにする。また、周波数の大きさや傷の傾斜の有無にかかわらず、き裂先端に対応するエコーを確実に検出できるようにする。
【解決手段】フェーズドアレイ1の一部の振動素子1tで垂直送信を行うと共に一部の振動素子1r群で斜角受信を行い、フェースドアレイ1が設置された範囲で試験体の画像化する範囲20をメッシュ状に区画して少なくとも垂直送信の超音波ビーム3tの範囲内の各区画2毎に複数の振動素子1rで斜角受信したAスコープ波形信号を加算する開口合成処理を送受信用振動素子1t,1rの間隔を一定に保った電子走査を行うことにより画像化範囲20の全域に亘って行い、開口合成処理により合成された各区画2の位置におけるAスコープ波形の振幅値を輝度値に変換して、任意断面のBスコープ画像を構築している。 (もっと読む)


【課題】横波斜角法、縦波斜角法、2次クリーピング波法、モード変換波法の4つの手法を、1つのアレイ探触子を用いて、1度の走査で探傷することを可能とする超音波探傷装置及び方法を提供することにある。
【解決手段】複数個の圧電素子の配列からなるアレイセンサ101を用いフェーズドアレイ方式により動作させ、被検査体内部を検査する。表示部103の表示部103Aには、被検査体100の横波音速に基づく横波屈折角による断面画像が表示される。表示部103Bには、被検査体100の縦波音速に基づく縦波屈折角による断面画像が表示される。 (もっと読む)


本発明は、超音波による試験片の非破壊検査用試験プローブ10に関する。試験プローブは、超音波音場を生成する超音波振動子20を有する。超音波振動子は、遅延線本体12に音響学的に結合される。遅延線本体は、試験片表面の試験片に超音波音場の結合を目的として取り付けられるために提供される。さらに、本発明は、試験プローブ10を用いた超音波による試験片の非破壊検査用試験プローブ群および試験装置に関する。試験プローブの超音波振動子20は、独立して制御可能な個別の振動子の大多数を有する。さらに、超音波振動子20の個別の振動子を、中心ビームに回転対称な音波音場が生成されるように、正確な位相で制御するために備え付けられる制御ユニット50が提供される。試験プローブまたは試験プローブ群、および試験装置は、音波の斜角導入、または湾曲した試験片表面領域上での利用に特に適している。 (もっと読む)


【課題】広指向角,狭指向角の送信超音波のいずれにおいても効率的な画像の生成を可能とする超音波画像化装置を提供する。
【解決手段】超音波画像化装置が,複数の第1の圧電素子から送信される超音波の合成波が,所定の仮想送信点から発信される超音波と対応するように,前記複数の第1の圧電素子それぞれの発信タイミングを制御する発信制御部と,前記複数の第1の圧電素子から送信され,検査対象物で反射され,複数の第2の圧電素子で受信される超音波エコーに対応する,電気信号を検出する信号検出回路と,前記電気信号に基づき,前記検査対象物に対応する画像を生成する生成部と,を具備する。 (もっと読む)


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