説明

Fターム[2G050BA02]の内容

耐候試験、機械的方法による材料調査 (7,997) | 試験環境因子 (1,866) | 液体 (545) | 塩水 (188)

Fターム[2G050BA02]に分類される特許

81 - 100 / 188


【課題】腐食が比較的緩やかに進行する環境下で利用される端子付き電線の耐食性の評価に適した腐食試験方法、及び腐食試験システムを提供する。
【解決手段】この腐食試験方法は、導体10cの外周に絶縁層10iを具える電線10の端部に端子部材11が取り付けられた試料1を一対用意し、各試料1の端子部材11を離間して配置して電解質を含有する流体5に浸漬させ、この状態で、電源装置3により試料1に定電流を通電する。通電されることで両端子部材11間には、端子部材11間に介在された流体5を介してリーク電流が流れ、このリーク電流により、端子部材11が腐食する。通電は、端子部材11の露出面積に対して、電流値を0.19mA/mm2未満とし、電荷量が20C/mm2以下となる範囲の時間で行う。 (もっと読む)


【課題】実際の自動車における穴あき腐食の現象を的確にシミュレートできる表面処理鋼板の穴あき腐食性評価方法を提供する。
【解決手段】2枚の表面処理鋼板を、幅Wが20〜60mm、長さLが60mm以上の重なり部を形成するように重ね合わせ、前記重なり部の外周部より10mm以上入った領域において、長さL方向に沿って30〜60mmの間隔Dで少なくとも2箇所スポット溶接を行った後、化成処理および電着塗装を施して作製した試験片に対し、予め2枚の鋼板および2枚の亜鉛めっき鋼板を用いて上記と同様に作製した試験片に腐食試験を行って求めた鋼と亜鉛めっきの腐食速度の比が55〜98となる条件で腐食試験を実施する。 (もっと読む)


【課題】測定対象のコンクリートの体積抵抗率を、このコンクリートを破壊せず、且つ容易な方法で測定し、この測定結果より、コンクリートの塩害による劣化のしやすさの診断を行うことができるコンクリートの体積抵抗率の測定方法及びその装置を提供する。
【解決手段】測定対象のコンクリート10に対して、交流電流を流す2つの電流電極2Aと、前記電流電極2Aの間で交流電位差を測定する2つの電位差電極2Bを、直線状に且つ等間隔に設置し、前記コンクリート10の体積抵抗率を測定する測定方法において、電流電極2A及び電位差電極2Bの端部を、コンクリート10に接触する接触ステップと、端部に設置した、導電性を有し且つ多孔質性を有する電極材料3に、電解質の溶液を供給する電解質溶液供給ステップと、電流電極2Aに電流を流し、電位差電極2Bで交流電位差を測定する測定ステップを有する。 (もっと読む)


【課題】腐食が比較的緩やかに進行する環境下で利用される端子付き電線の耐食性の評価に適した腐食試験方法、及び腐食試験システムを提供する。
【解決手段】この腐食試験方法は、導体10cの外周に絶縁層10iを具える電線10の端部に端子部材11が取り付けられた試料1を一対用意して、各試料1の端子部材11を離間して配置する。非金属絶縁材料の粒状体の表面に電解質が付着した電解質担持体4を用意し、両端子部材11に接触すると共に、両端子部材11間に介在されるように配置する。この状態で、恒温恒湿装置2に装入して恒温恒湿に保持しながら、両試料1に電圧印加装置3により定電圧を所定時間印加する。両端子部材11間には、電解質担持体4の電解質と、恒温恒湿装置2の雰囲気中の水分とにより生成された電解質を含有する流体が介在され、この流体を利用してリーク電流が流れ、このリーク電流により端子部材11に腐食が生じる。 (もっと読む)


【課題】異種金属材料の組み合わせについて、ガルバニック腐食の程度を、短時間で容易に、かつ高い精度で予測することができる金属材料の腐食量予測方法を提供する。
【解決手段】各種金属材料単体を、電解液中に浸漬して電位を印加した際の電流値を、印加電位を変化させて測定し、当該電位と電流値との関係を表す分極曲線を測定する過程1、前記各種金属材料から選択された2種以上の金属材料について、前記分極曲線に基づき前記電流値の合計が0となる電位を得る過程2、当該電位における、前記2種以上の金属材料から選択された金属材料Aの電流値を前記分極曲線から求める過程3、及び過程3で得られた電流値に基づき金属材料Aの腐食量を予測する過程4有することを特徴とする異種金属接触状態における金属材料の腐食量予測方法。 (もっと読む)


【課題】非破壊でコンクリート内部の鉄筋の腐食状態を適確に推定することを可能にする。
【解決手段】かぶりコンクリート表面のひび割れ幅Lの値が与えられたときに、鉄筋のかぶり厚さの影響関数f(c)及び影響係数α(c)と鉄筋径の影響関数f(φ)及び影響係数α(φ)と配力筋の有無の影響関数f(s)及び影響係数α(s)と配筋位置の影響関数f(a)及び影響係数α(a)とを用いて鉄筋断面欠損率ΔWをΔW=f(c)f(φ)f(s)f(a)L+α(c)α(φ)α(s)α(a)によって算出するようにした。 (もっと読む)


【課題】センサを保護し、センサ付近の粗大な空隙を回避して腐食因子の正確な検出を可能とすると共に、センサの設置作業を容易にし、作業工程の短縮化を図る。
【解決手段】鉄筋コンクリート構造物中の鉄筋の腐食環境を検出する腐食センサ3aであって、鉄筋を腐食させる腐食因子のコンクリートへの浸透状態を検出し、腐食因子の浸透状態を示すデータを出力する検出部1aと、検出部1aを被覆し、コンクリート、モルタルまたはペーストで成形されたセメント硬化体部と、を備える。セメント硬化体部は、検査対象の構造物のコンクリートと同等以上の腐食因子の浸透性状を有すると共に、検査対象の構造物のコンクリートと同等以上の強度を有するコンクリート、モルタル若しくはペーストで成形されている。 (もっと読む)


【課題】 現場作業に依存することなく、また環境の影響を考慮して、電線を評価することを可能にする電線評価方法および電線評価システムを提供する。
【解決手段】 鉄塔110を介在して架線されると共に端部同士がジャンパ線130で接続されている送電線120の劣化を評価する電線評価システムであって、送電線120の診断時期が到来したときに測定された引張荷重であって、サンプリングで得られたジャンパ線130の引張荷重の測定値を入力する入力装置2と、ジャンパ線130の引張荷重の規格値、この規格値から算出した初期値、およびジャンパ線の最大使用張力から算出した安全値と、入力装置2に入力された測定値との比較結果から、送電線120の劣化を評価するコンピュータ本体1とを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、測定対象のステンレス鋼に生ずる孔食の進展を予測して診断することを可能にしたステンレス鋼の孔食診断方法を提供する。
【解決手段】本発明のステンレス鋼の孔食診断方法は、測定対象のステンレス鋼と同じ材質のステンレス鋼に対して予め防食電位と孔食電位との電位差、孔食の深さ、及び孔食の深さに達する経過時間を夫々計測してこれらの相関関係を計測データとして保存しておき、測定対象のステンレス鋼に対して防食電位と孔食電位との電位差を計測してこの計測した前記電位差の値を、保存してある前記計測データの防食電位と孔食電位との電位差、孔食の深さ、及び孔食の深さに達する経過時間との相関関係と比較して測定対象の前記ステンレス鋼に生じる所定時間経過後の孔食の深さを演算して前記ステンレス鋼に生じる孔食の進展を予測するものである。 (もっと読む)


【課題】通行車両による走行疲労や内部鉄筋の腐食量を考慮して、既設鉄筋コンクリート床版の健全性を定量的に評価することが可能な鉄筋コンクリート床版の診断方法を提供する。
【解決手段】既設鉄筋コンクリート床版を模した腐食量の異なる試験体を作製し、その試験体を用いて腐食量ごとの付着特性を求めておき、その付着特性を適用して既設鉄筋コンクリート床版に強制変位を与えたときの荷重に対する変位を解析すると共に、その解析結果から既設鉄筋コンクリート床版の限界腐食量を決定し、他方、既設鉄筋コンクリート床版の使用年数に対する腐食量の経年変化特性を作成して、既設鉄筋コンクリート床版の実使用年数から現状の腐食量を求め、この現状の腐食量と限界腐食量とを比較して、既設鉄筋コンクリート床版の健全性を診断する。 (もっと読む)


【課題】耐候性鋼の表面に形成したFeOOH中の塩素の状態を解析することで、耐候性鋼の耐候性を高精度に評価する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】耐候性鋼の表面に形成したFeOOH中の塩素の状態を、XAFS(X線吸収微細構造)法を代表的手法とするX線吸収スペクトル法により解析し、塩素のX線吸収端のエネルギー値によって、FeOOHを表面に生成した耐候性鋼の耐候性を評価する、耐候性鋼の耐候性評価方法である。特に、耐候性鋼の表面に形成したFeOOH中の塩素のX線吸収端のエネルギー値と、NaCl中の塩素のX線吸収端のエネルギー値との差を指標に用いる耐候性鋼の耐候性評価方法である。 (もっと読む)


本発明は、自動車車体などのコーティングされた金属基材を腐食試験するのに適した耐食性評価装置に関する。耐食性評価装置には、電解液を含むチャンバが設けられ、この電解液に、試験されている保護コーティングでコーティングされたアノードおよびカソードが暴露される。これらのコーティングは、予測可能で反復可能な方法で、下にある金属基材の腐食を加速する微小な穴などの所定の標準的な欠陥が設けられる。コーティングされたカソード/アノードペアは、開始期間へと暴露され、その後、回復期間が間に置かれた所定の期間にわたって、一連の所定のDC電圧が続く。次に、収集されたインピーダンスデータを用いて、カソード/アノードペア上に塗布されたコーティングの耐食性能を得る。前述の評価装置は、腐食を試験するために必要な時間を数日(40日以上)から数日(約2日)まで実質的に低減する。
(もっと読む)


【課題】高湿潤環境において構造物に使用される鋼材の耐食性を評価するに際して、実際の高湿潤環境で発生するさびと組成が一致するさびを生成させて、的確に当該鋼材の耐食性を評価することができる高湿潤環境における鋼材の腐食促進試験方法を提供する。
【解決手段】下記(A)工程、(B)工程、(C)工程からなる工程を1回以上行うことからなる鋼材の腐食促進試験方法である。
(A)鋼材の表面に塩分を付着させる工程
(B)鋼材に対して、乾燥工程及び湿潤工程を繰り返すことを1サイクルとし、乾燥工程の相対湿度=40%超70%以下、湿潤工程の相対湿度=80%以上、湿潤率=95%以上100%以下で行われることとし、このサイクルを少なくとも1回行う工程
(C)鋼材の表面を、洗浄水により洗浄する工程 (もっと読む)


【課題】土木用有機被覆鋼材の実海洋環境における腐食挙動を再現する腐食促進試験条件を明らかにし、被覆層の剥離の進展に伴って生じる剥離した被覆層下の鋼材腐食速度の分布から鋼材腐食量の分布を予測する、土木用有機被覆鋼材の腐食促進試験方法および腐食量予測方法を提供する。
【解決手段】既知の板厚の鋼材をめっき処理を施さずに部分的に有機被覆した部分有機被覆鋼材を用い、塩水噴霧過程、乾燥過程および湿潤過程を1サイクルとして複数サイクル曝露した後に、有機被覆を施さなかった鋼材露出部の錆を取り除き、被覆層端部からの被覆層下の平均錆浸入距離と鋼材露出部の平均板厚減少量を測定した際に、前記鋼材露出部の平均板厚減少量に対する前記被覆層端部からの被覆層下の平均錆浸入距離の比が5以上80以下であることを特徴とする土木用有機被覆鋼材の腐食促進試験方法。 (もっと読む)


【課題】設置環境に応じた腐食の度合いを的確に判断することができる屋外構造体及び屋外構造物構成部材の劣化推定方法を提供する。
【解決手段】風力発電装置等の構造物であるタワーにイオン計測装置10Aを設置してなると共に、該イオン計測装置10Aは、塩害の起因となるイオン情報を検知するものであり、腐食性因子を含む雨水11等を一時的に捕集する雨水回収室12と、前記雨水回収室12に設けられ、イオン分析するイオン電極13とを具備してなる。 (もっと読む)


【課題】設置環境に応じた腐食の度合いを的確に判断することができる屋外構造物及び屋外構造物構成部材の劣化推定方法を提供する。
【解決手段】風力発電装置等の構造物であるタワー102に腐食センサ11Aを設置してなると共に、該腐食センサ11Aは、その基板12が、構造物である例えば風力発電装置の各構成部材(例えば発電機等)の材料と同一の材料13A…からなると共に、腐食センサ11Aの基板12の表面に絶縁部14を介して設けられる複数の導電部15を覆うと共に、前記構造物のタワー102の外表面に亙って、前記構成部材(例えば発電機等)に塗布した塗膜16Aと同一の塗膜16Aを塗布してなる。 (もっと読む)


【課題】鋼材の大気環境促進腐食試験試験方法を提供する。
【解決手段】腐食試験片の被試験面に予め付着させるさびとして、γ−FeOOH粒子および/またはFe粒子を総量で10g/m以上、100g/m以下付着した後に、試験片に連続的な温度変化を与え結露、乾燥を24Hrで1サイクルとし、複数サイクル繰り返して耐食性を評価することを特徴とする鋼材の大気環境促進腐食試験方法。 (もっと読む)


【課題】実際の自動車ドア材の腐食に対して相関性が高い、表面処理鋼板の耐食性評価方法を提供する。
【解決手段】表面処理鋼板及び非表面処理鋼板にドロービード加工、平面摺動加工を付与する。次いで、前記表面処理鋼板に前記非表面処理鋼板を重ね合わせて鋼板合わせ部を形成する。次いで、前記鋼板合わせ部を形成した鋼板を試験片として腐食環境に供して耐食性を評価する。ここで、前記鋼板合わせ部は、前記表面処理鋼板に前記非表面処理鋼板を抵抗溶接で接合して形成することが好ましい。また、より実際の自動車構造を模擬するように、鋼板合わせ部を形成したのち、化成処理および電着塗装を施し試験片とし、この試験片に対して腐食環境に供して耐食性を評価することが好ましい。腐食試験は例えばSAE J2334 120サイクルで行うことができる。 (もっと読む)


【課題】大気環境で使用される鋼材の板厚変化量を精度よく予測できる鋼材の板厚変化量予測方法、および、最適な構造用鋼材の選定ができる鋼材の選定方法を提供する。
【解決手段】大気環境における鋼材の板厚変化量を予測する鋼材の板厚変化量予測方法であって、板厚変化量予測式として、Y=AX(ただし、Y:鋼材の板厚変化量、X:経過年数)を用い、前記AおよびBが、それぞれ、環境因子をパラメータとする関数で表され、かつ、前記AおよびBが、それぞれ、独立した関数であることを特徴とする。
また、前記板厚変化量予測方法を用いる鋼材の選定方法であって、鋼材の板厚変化量予測方法を用いて予測された鋼材の板厚変化量に基づいて、大気環境での鋼材の使用可否を判断することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
従来の大気腐食促進試験装置は、自然環境で飛来する塩粒子の付着による腐食を再現できないのと同時に噴霧のバラツキが未だ大きく、試験槽内における塩粒子付着量のバラツキを制御できない課題がある。
【解決手段】
被試験体に付着させる塩水液滴の直径と液滴の付着位置を制御し、被試験体に付着した塩水液滴を凝集させずに均一に付着させることができる大気腐食促進試験装置により達成される。具体的には恒温恒湿槽と、被腐食試験体を載せる被腐食試験体架台と、水洗洗浄機構と、被腐食試験体に塩水を噴霧する塩水吐出機構とから構成される大気腐食促進試験装置であって、塩水の液滴直径(r)と塩水吐出機構で制御された液滴の直径との関係がr≦1.1Rであり、かつ、被腐食試験体表面に付着した液滴の間隔と塩水吐出機構で制御された液滴の直径との関係がL≧1.2R以上の間隔で被腐食試験体表面に単位面積あたり所定量の塩水を付着させる。 (もっと読む)


81 - 100 / 188