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Fターム[2G052AA33]の内容

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Fターム[2G052AA33]に分類される特許

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【課題】 細胞観察に支障をきたすことなく、できるだけ大きな細胞標本を提供できる細胞標本調製方法を提供すること。
【解決手段】 板材であるスライドグラス上に、細胞を含む液体を滴下し、該液体が滴下された平面に対して概垂直方向に遠心力を加えて細胞標本を調製する方法において、該細胞が拡大することを特徴とする細胞標本調製方法によって達成される。このとき遠心力を加えたのちの細胞数は1mmあたりに5x10個よりも低い値とされていることが好ましく、遠心力は回転中心からスライドグラスまでの距離を95mmに換算して回転数が200rpm以上であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】組織標本からの細胞の分離調製方法の提供。
【解決手段】下記工程1)〜3)を含むことを特徴とする、組織標本からの細胞の調製方法:
1) 組織標本を、クエン酸溶液中で60〜80℃にて加熱処理する工程、
2) 加熱処理した前記標本を、タンパク質分解酵素で処理する工程、及び
3) 酵素処理した前記標本中の細胞を界面活性剤溶液中に分散させる工程。 (もっと読む)


【課題】粘着性プラスチックフィルムを薄切片の支持材として用いて、凍結包埋試料から作製した薄切片を、粘着性プラスチックフィルムに貼り付けた状態で染色を行った後、粘着性プラスチックフィルムに貼り付けた状態で、光学顕微鏡で観察できる永久標本として封入保存する。
【解決手段】低温下(例えば、−25℃)でも強い粘着力を有する粘着性プラスチックフィルム用いて、形状が保たれた薄切片を作製する。次いで、薄切片を粘着性プラスチックフィルムに貼り付けた状態で染色を行なった後、光照射あるいは加熱により重合硬化する水溶性樹脂を薄切片に浸透させた後、同じ樹脂を塗布したガラス板に薄切片を密着し、次いで光照射あるいは加熱により水溶性樹脂を重合硬化し、薄切片を粘着性プラスチックフィルムとガラス板の間に永久標本として封入保存する。 (もっと読む)


【課題】細胞の大きさに起因した計数上のバイアスを除去し、1枚の切片全体で陽性細胞を正確に計数する新たな方法の提供。
【解決手段】組織標本における染色陽性細胞を計数する方法であって、(1)組織標本を染色剤浸透促進処理する前に染色する工程、(2)染色剤浸透促進処理工程、(3)次いで、組織標本を初回染色と分離検出可能な手段で再度染色する工程、(4)前記工程(3)でのみ染色された細胞のみを陽性細胞として選択し計数する工程を含むことを特徴とする染色された組織標本の陽性細胞の計数方法。 (もっと読む)


科学試料を入れるための器具1は少なくとも1つの試料ウエル2とオンボード緩衝物質3とを有し、オンボード緩衝物質3は少なくとも部分的に試料ウエル2を囲繞している。オンボード緩衝物質3はゲル状マトリックスのようなマトリックスの形態をとることができる。更に器具1は絶縁手段を有する。試料を培養しかつ/又は検定する際に使用するための物質も記載され、該物質によって雰囲気緩衝及び熱緩衝が得られる。本発明は更に、シングルウエル又はマルチウエルサンプルプレート用リッドを提供し、該リッドは試料をウエル内にリッドを通して導入するのを容易にしかつ該ウエルをシールするように形成される。リッドは可動部分52,53を有し、可動部分52,53を貫通して少なくとも1つのオリフィス54,57が形成され、両方のリッド部分52,53のオリフィス54,57を整合させることによりコンジットが形成されるようになっている。 (もっと読む)


PCR分析に適した試料製造装置は、試料(15)を収容する入口(4)と、ふるい(133)と、を含む。入口キャップ(16)をネジ止めすることによって、前記ふるい(13)を通って、前記試料(15)が押し出される。2つの破れるシール(11、12)間に含まれた溶解液は、試料の細胞をバラバラにして、核酸を取り出すのに有効である。装置は、その装置における駆動装置(3、36、40)に取り外し自在に取り付けられたモータ(2’)を備えたPCR機械(2)上に取り外し自在に取り付けられている。このモータ(2’)は、その構成部品(30、31、32、42)を回転させ、かつ、上下方向に動かせる。この装置は、透明なキュベット(5)と、前記キュベットの下端に伸びる針(71)と、を有する。その針によって、製造された試料が、PCR分析のためにキュベットの方に配られる。
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【課題】組織染色器のための自動的試薬分配を好適に可能にするシステムおよび方法を提供すること。
【解決手段】染色器(104)は、中央制御部(102)から染色プロトコルを受信する。中央制御部は、複数の染色器を同時に制御し得る。染色器は、中央制御部と通信するスライド識別子上に提供される情報を得る。中央制御部は、特定のスライドに特定の染色プロトコルを適用することを決定する。染色プロトコルは、染色器にダウンロードされ、それによって中央制御部との追加的な通信をなしに、染色器を操作させることが可能になる。ユーザは手動に染色プロトコルを開始し得、または、中央制御部は予定通りに染色器を操作し得る。 (もっと読む)


【課題】顕微鏡プレパラート作成キットとして、検体試料を顕微鏡観察に適した保持状態に容易に設定可能とし、プレパラート用空間を一定厚みとして観察位置の移動に伴うフォーカスずれを防止し、フォーカスの再調整のための煩雑な操作を排して観察能率を向上させ、検体の計数や濃度測定等の自動化における測定の信頼性を高め、検体試料を安定状態で長時間保持し得るものを提供する。
【解決手段】検体液Lを載せる検出基板1と、検出基板1上に配置して内側に検体試料を収容する平面視環形のシリコンゴムシート2と、シリコンゴムシート2上に配置して検体試料を覆う透明性カバー板3と、を備える。 (もっと読む)


本発明の分野は、乾燥固体の貯蔵および移転媒体を使用する、制御された移転生体採取装置、および貯蔵および/またはその後の解析に適した形で、関心ある生体物質(遺伝物質またはタンパク性物質)を採取する方法に関する。具体的には、本発明は、貯蔵媒体および検体採取面を有した可動試料採取部材を保持することによって、貯蔵媒体への生体試料の移転を制御するサンプリング装置を提供する。さらに、本発明は、この採取装置上に生物学的検体を貯蔵するだけでなく、自動解析システムに適した方法を使用して、貯蔵された生物学的検体の解析も行う方法を提供する。
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本発明は、固体マトリックスから、生物サンプルを、前記生物サンプルに含まれる生体分子を実質的に分解させることなく、放出するための方法であって、前記マトリックスの環境の少なくとも一つの物理化学的性質を変化させることによって、前記マトリックスの固体状態を、溶解又は液体状態に少なくとも部分的に転移させることによって行う方法に関する。 (もっと読む)


【課題】
磁気微粒子とSQUID磁気センサーを用いて、微量な磁気微粒子を磁気的方法により3次元的に、高感度に効率的に検出可能な微量磁性微粒子計測技術を提供する。
【解決手段】
前記複数の円盤型試料ホルダーは前記円盤型試料ホルダーの回転により順次前記磁気シールドの外部から内部に挿入されるよう構成され、かつ、前記磁化手段は前記標準化検体を前記磁気シールドの外部で磁化し、前記磁気センサーは磁化された前記標準化検体から発生する磁場を前記磁気シールドの内部で検出し、前記磁場の検出と前記磁化とが並行して実行され、前記検体を連続的に切削し、切削前後に前記磁気センサーで、磁化された前記標準化検体から発生する磁場を計測するよう構成する。 (もっと読む)


本発明は、生物サンプルを収集するためのシステムであって、少なくとも一つの開放端を有する容器、前記少なくとも一つの開放端上に、又は該開放端中に適合する閉鎖部、前記閉鎖部に接続される保持要素、及び前記生物サンプルが堆積される固体マトリックス、並びに必要に応じて少なくとも一つの処理剤を含み、前記固体マトリックスは、前記マトリックスの環境の少なくとも一つの物理化学的性質を変化させることによって、前記マトリックスの上に堆積される前記生物サンプルに含まれる生体分子を分解させることなく、少なくとも部分的に液体又は溶解状態に転移可能であることを特徴とする、システムに関する。 (もっと読む)


【課題】カバーガラスなどの上で培養された培養細胞を簡便かつ確実に樹脂包埋できる顕微鏡試料作成における樹脂包埋補助ツール及びこれを使用した樹脂包埋方法を提供する。
【解決手段】顕微鏡試料作成における樹脂包埋に使用する補助ツールであって、中央に樹脂包埋用カプセルを嵌挿可能な挿通孔部を有し底部に接着層を形成したEVAなどの柔軟性を有する合成樹脂から構成され、この樹脂包埋補助ツールを、細胞を培養したカバーガラス上の該細胞面から貼着し、前記樹脂包埋ツールの中央孔部に前記細胞を配置すると共に、予め包埋用樹脂を投入した樹脂包埋用カプセルの開口部に前記樹脂包埋ツールを嵌挿し、前記樹脂包埋カプセル内の樹脂によって前記培養細胞を包埋する。 (もっと読む)


【課題】病理組織のパラフィン包埋ブロックからミクロトームなどにより薄切りされた組織薄切片はその状態で長期間保存すると酸化や湿度等の影響を受け組織構造が変性、劣化して標本として長く保存できない欠点があり、組織観察が長期にわたる場合にはその都度、組織片標本を作成する必要があった。本発明はこの組織片を長期間保存しても組織活性が変性、劣化しない方法、及び装置を提供する。これによりパラフィンブロックから一度にたくさんの組織片標本を作製しても長期間、組織学的な機能解析に使用可能な標本が得られる効果がある。
【解決手段】病理組織のパラフィン包埋ブロックから薄切りされた組織薄切片をガラス基板上に貼り付けた標本の表面を融解パラフィンを表面に保持して回転する転写ロールを用いてパラフィン薄膜で覆い、該標本をパラフィンでマスキングする。 (もっと読む)


【課題】装置の簡素化及び処理速度の高速化を図ることができる細胞処理装置を提供する。
【解決手段】ろ過膜上で細胞を処理する細胞処理装置。前記ろ過膜を有するホルダを配置する配置部と、前記配置部に配置された前記ホルダに細胞を含む細胞懸濁液を分注する第1分注部と、前記配置部に配置された前記ホルダに試薬を分注する第2分注部と、ろ過膜上の細胞を遊離させるための液体を供給する液体供給部とを備えている。前記第1分注部によって前記ホルダのろ過膜上に細胞懸濁液を分注し、前記第2分注部によって前記ろ過膜上の細胞に試薬を分注し、前記液体供給部によって前記ろ過膜上から試薬処理された細胞が回収されるように液体を供給する。
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【課題】血液、リンパ液、唾液、鼻汁等の検体液に対する前処理が不要で、簡単な構造で確実かつ容易に微量の検体液中の細胞を分離することができ作業性と分離安定性に優れ、また分離した細胞の観察を簡便に行うことができ操作性に優れ、また使用した後は簡単に洗浄することができ繰り返して使用でき省資源性に優れるセルセパレータを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のセルセパレータ1は、(a)親水性の流路面3を有し検体液12が滴下される第一基板2と、(b)流路面3と微小間隔をあけて対向する親水性の対向面6と、対向面6の所定部に形成された検体液接触部7と、を有する第二基板5と、を有する。 (もっと読む)


同定目的であり細胞が培養される場合に細胞培地中に存在するまたは形成される少なくとも1種の標的物質の精製方法が開示される。当該方法では、その官能化された表面に標的物質が選択的に結合する磁性粒子(すなわちビーズ)が細胞培地に加えられ、標的物質が結合されている粒子が磁場の印加により細胞培地から選び出される。この方法は以下の工程を特徴とする:天然の血清から得られ、60kDaの最大質量、特に10kDaの最大質量を持つ低分子物質を有さないまたは実質的に有さない血清代替物を用意する工程;既に細胞を含んでいるか、または細胞が加えられる細胞培地に血清代替物を添加する工程;血清代替物の含量を高めた細胞培地中で細胞を培養する工程;培養中に形成される細胞培養上清の少なくともいくらかを分離する工程;限外ろ過処理により細胞培養上清をろ過して未透過物を得る工程;ビーズの官能化された表面が最大10本の側鎖(すなわち10世代)を含む複数のデンドリマー(各デンドリマーの最終世代の末端部分は変性されている)を含むようにビーズを供給する工程;ビーズおよび未透過物を緩衝液に混ぜて混合物を得る工程;未透過物に含まれる標的物質を培養しビーズに固定させる工程;ならびに混合物から磁気ビーズを磁気的に選び出す工程。 (もっと読む)


【課題】感染性の細菌やウイルスの検査などに用いられる検体のように、衛生上の見地から取り扱い者に触れたり、外部環境に露出することが望ましくないような検体を安全に、かつ効率よく取り扱い、処理することが可能な検査方法および検査キットを提供する。
【解決手段】(a)検体採取部を備えた検体採取治具と、(b)抽出液が内部に収容された容器本体と、(c)容器本体の開口部を封止する開口部封止蓋と、(d)容器本体の底部の薄膜状部分に貫通孔を形成する貫通孔形成用尖端部と、貫通孔を通過した抽出液を通過させて外部に取り出す液通路とを備えた開封治具と、(e)貫通孔から、液通路を経て抽出液を外部に取り出して検査に供した後に液通路を封止する液通路封止蓋とを備えた構成とする。 (もっと読む)


本発明は、精細胞に対する細胞外DNAの影響の減少を引き起こす物質を含む、男性の生殖能力低下の治療のための医薬組成物を提供する。この物質は、例えば、DNアーゼのようなDNAを分解する酵素、細胞遊離DNAと精細胞表面受容体との相互作用を遮断する物質、DNAに結合する物質、内因性精細胞DNアーゼを阻害する物質、DNAが精細胞表面受容体に結合することにより媒介されるシグナル伝達経路の構成要素を阻害する物質、または精細胞に対する細胞遊離DNAの避妊効果の減少を引き起こす内因性物質の産生を促進する物質であってよい。本発明はまた、本発明の医薬組成物を投与することを含む、男性の生殖能力低下を治療する方法を提供する。本発明はさらに、男性対象における生殖能力の状態を判定する方法、生殖補助方法、生殖補助医療技術(ART)を選択する方法、および生殖補助医療技術において用いるために精細胞群の精細胞を選別する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】生体標本中の個々の細胞ごとに標的物質を位置精度よく分析するための前処理として、生体標本内の標的物質の位置情報を保持したまま、試薬および反応生成物を固定するための生体標本の処理方法、および解析方法を提供すること。
【解決手段】細胞または組織を含む生体標本上に多孔質体によって構成される薄膜を接触させ、該薄膜の非接触面側より、インクジェットで標本の特定の領域に試薬溶液を供給することにより、前記生体標本表面内の細胞レベルでの領域内に限定して前記試薬の供給、保持および反応生成を行う生体標本の試薬処理方法。さらに、生体標本の画像情報を読み取り位置情報を記録し、当該画像情報に合わせて特定の領域に上記試薬処理方法を行った後、顕微鏡観察または質量分析によって解析する、生体標本の解析方法。 (もっと読む)


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