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Fターム[2G052EB01]の内容

Fターム[2G052EB01]に分類される特許

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【課題】 試料室等の内壁への微粒子の付着を抑えることができるレーザアブレーション用試料室、レーザアブレーション装置及び試料分析装置を提供すること。
【解決手段】 レーザアブレーション用試料室5は、試料4を収容するための試料室本体5aと、この試料室本体5aの上部に設けられ、試料4に照射されるレーザ光を透過させる窓部5bとを有している。試料室本体5aは導電性材料で形成されている。試料室本体5aは接地電極34と電気的に接続されている。このため、試料室5内に発生した静電気は、試料室5の外部に逃されることになる。これにより、試料室5の内壁への微粒子の静電的な付着が抑えられる。 (もっと読む)


【課題】 試料の表面状態の変化にかかわらず、試料の分析精度を向上させることを可能にするレーザーアブレーション装置及び方法、試料分析装置及び方法を提供する。
【解決手段】 試料分析装置1は、試料室5内の試料台6に支持される試料2にレーザー光を照射して、試料2の一部を微粒子化させるレーザーアブレーション・ユニット3と、試料室5内で微粒子化された試料2を導入し、試料2に含まれる構成元素を検出する元素検出ユニット4と、コントローラ37とを備えている。試料室5の上方には、試料2の表面形状を検出するためのレーザー変位計18が設けられている。コントローラ37は、レーザー変位計18の測定値に基づいて、試料2の表面に対してレーザー光のフォーカスを合わせるように試料台駆動部7を制御するレーザー制御部と、元素検出ユニット4の検出値を入力し、所定の分析処理を行う分析部とを有している。 (もっと読む)


【課題】 複数の試料を順次効率良くレーザアブレートすることができるレーザアブレーション装置、レーザアブレーション試料分析システム及び試料導入方法を提供する。
【解決手段】 レーザ光照射部4に搬送される次位の試料Sは、試料待機部5で待機させられた後、キャリアガスが充填されたレーザ光照射部4への大気の流入が防止されつつ、開閉扉43を介して試料待機部5からレーザ光照射部4に搬送手段44により搬送され、レーザ光照射部4でレーザアブレートされる。このように、試料待機部5からレーザ光照射部4への次位の試料Sの搬送に際してはレーザ光照射部4への大気の流入が防止されるため、レーザ光照射部4に次位の試料Sを導入する度にキャリアガスによってレーザ光照射部4のガスの置換を行うことが不要となる。従って、複数の試料Sを順次効率良くレーザアブレートすることができる。 (もっと読む)


一定体積の土壌試料を乾燥剤(MgSO4)、次いでアセトンと混合する。液体を濾過して除去し、試料をIR分光計の全反射減衰(ATR)素子の検出面に適用する。アセトンの蒸発後、C−H伸縮領域(例えば、2950cm-1)において吸収を測定し、試料中の油量を示す値を与える。
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【課題】
特定物質の検知を効率的に実施するために必要なインライン化において手荷物等に着いた特定物質に対する高い剥離回収効率が要求される。
【解決手段】
手荷物上の特定物質を剥離する領域に水蒸気を吹き付けて薄い液膜を生成する。その後、液膜生成領域内にパルスレーザ光を照射し、熱膨張による慣性力とボイド発生に伴う粘性力により特定物質を効果的に剥離する。同時に、剥離領域の吸気を開始し特定物質を効率的に回収する。 (もっと読む)


【課題】 化学分析において、分析妨害成分を、分析対象イオンの精度の良い分析が可能となる程度に除去することができ、また迅速に除去することのできる化学分析用前処理装置を提供すること。
【解決手段】 液体試料に含有される分析妨害成分を光触媒反応により分解することのできる光触媒反応分解手段と、該光触媒反応分解手段により得られた分解処理済み試料の供給を受けることができ、供給された液体に含有される揮発性分析妨害成分を蒸発除去することのできる蒸発除去手段とを有して成ることを特徴とする化学分析用前処理装置。 (もっと読む)


【課題】 大気中に浮遊している粒子状物質の揮発成分の分析を、時系列を考慮して行うことのできる浮遊粒子の分析装置を提供する。
【解決手段】 気体が導入される捕集容器21内に、気体中の粒子Pを帯電させる放電電極23と、その放電電極23に対して電位差が与えられる集塵電極24を配置するとともに、その集塵電極24上に捕集された粒子状物質Pを加熱装置3加熱して当該粒子状物質Pに含まれる揮発成分を分離し、その揮発成分を、捕集容器21に連通するガス分析装置4に導入して分析する構成を採用することにより、粒子状物質Pの捕集〜加熱による揮発成分の分離〜分離した揮発成分のガス分析装置4への導入といった動作を繰り返し行うことで、大気中に浮遊している粒子状物質Pの揮発成分の時系列的に分析することを可能とする。 (もっと読む)


【課題】シールボックスを使用することなく、かつ簡易でありながら小口及び裏面からの放散を無くした状態で汚染物質の放散量を測定する。
【解決手段】2つの捕集管をコネクターで接続し、上流側の捕集管内に、試験体1をアルミ箔又は銅箔で完全に囲繞した後、試験体表面側の金属箔を所定の寸法で切り取り、表面側のみを暴露状態とすることによって作製した試験体を収容して揮発兼用の一次捕集管7とし、下流側の捕集管に捕集剤10を充填して二次捕集管8とし、所定温度のキャリアガスを所定流量及び所定時間で供給し、前記試験体から放散される揮発性有機化合物を前記一次捕集管7及び二次捕集管8とで捕集した後、この2つの捕集管7,8をそれぞれ熱脱着型ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)の加熱脱着部にセットし、揮発性有機化合物の全放散量を算出する。 (もっと読む)


【課題】 ガスセンサーの検知性能検査を容易に行うことができる新規な構成のサンプルガス供給装置およびこのサンプルガス供給装置を備えた可燃性ガス検知システムを提供すること。
【解決手段】 サンプルガス供給装置は、可燃性ガス検知用のガスセンサーの検知性能を検査するに際して用いられる検査用サンプルガスを供給するためのものであって、気化して燃焼性ガスを発生する液状炭化水素を含浸用充填材に含浸させてなるサンプルガス源が密閉容器内に配置されてなるサンプルガス発生器を具えてなる。可燃性ガス検知システムは、可燃性ガス検知用のガス検知部を具えた監視用ガスサンプリング装置と、ガス吸引手段と、警報報知機構と、所定期間毎に定期的に行われるガス検知部の検知性能検査とは別個に、随時に行われるガス検知部の検知性能検査を行うに際して用いられるサンプルガスを供給するための、上記に記載のサンプルガス供給装置とを具えてなる。 (もっと読む)


【課題】 カーボンナノチューブ集合体を形成する各単層カーボンナノチューブの特性を効率的且つ精度良く測定して解析する。
【解決手段】 バンドル状のカーボンナノチューブ集合体とシクロアミロース溶液とを混合し、超音波処理を行うことで、単層カーボンナノチューブが分散して含まれるカーボンナノチューブ含有溶液を生成する。カーボンナノチューブ含有溶液を濾過してから回転している基板に滴下し、乾燥させることでカーボンナノチューブ薄膜を形成する。カーボンナノチューブ薄膜に均等に分散する単層カーボンナノチューブに対してラマン顕微分光方法を用いて単層カーボンナノチューブの特性を解析する。 (もっと読む)


【課題】容器の構造を複雑化させずに、シリコン基板の分解速度を高めることができる処理装置を提供すること。
【解決手段】処理装置1は、シリコン基板21を分解するものであり、内部にシリコン基板21と、分解液22とが充填される容器11を備える。この容器11には孔113が形成されており、容器11内部の気体は孔113を介して、外部に排出される。従って、容器11からは、シリコン基板21の分解反応に伴って発生する副生成ガスである二酸化窒素や、SiFが排出されることとなり、シリコン基板の分解速度の向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】 ナノレベル構造組成評価用試料、その製造方法、及び、ナノレベル構造組成評価方法に関し、絶縁層が介在する多層薄膜構造の試料におけるチャージアップを防止するとともに、精度良く表面構造を評価する。
【解決手段】 凸状試料部2が少なくとも一部に絶縁層4が介在する多層薄膜構造3からなるナノレベル構造組成評価用試料の凸状試料部2の先端部から少なくとも絶縁層4を跨ぐ表面領域全面を、多層構造を構成する導電性物質5より蒸発電界の低い物質からなる導電性材料6により覆う。 (もっと読む)


【課題】操作性が優れた危険物探知装置を提供する。
【解決手段】検査対象を収納する容器と、容器を乗せるステージ14と、容器に対向して配置され抵抗加熱により加熱された導入管の中空部を通して、検査対象を照射し加熱して試料ガスを発生させる赤外線を発生させる赤外線源を具備する採取部1と、試料ガスのイオンを生成するイオン源部2と、イオンの質量分析を行なう質量分析部4と、質量分析の結果に基づいて、検査対象に含まれる危険物質の有無及び/又は種類を判定するデータ処理装置5と、排気部3、10と、装置の各部のための電源部8と、装置の各部の制御部9と、装置の各部の制御条件を入力し、データ処理の結果を表示する操作パネル7とを有する。
【効果】危険物質の検出感度が高い。 (もっと読む)


【課題】 効率的にアウトレット・ラインの目詰まりを低減することができる、再現性の高い生物剤検出装置を提供する。
【解決手段】 空気中の生物剤の存在を検出する化学生物学的検出装置。該装置は空気がそこを通ってパイロライザー中に取り込まれるインレットと、空気から抽出される粒子試料を収集する熱分解管を有する。該パイロライザーは、該空気をパイロライザー内に吸引する排気ラインと、試料を同定するための質量分析計に、熱分解管中に収集される空気から溶離される気体を送る試料ラインをさらに備える。熱分解管に試料が収集された後、試料は分析される。少滴のメチル化試薬が試料に添加される。試料がいずれかの生物剤を含む場合、メチル化試薬は有機物質をより揮発性に誘導する。次いで、試料は熱分解され、溶離された気体試料は、生物剤の同定のために試料ラインを介して質量分析計に取り込まれる。 (もっと読む)


排出液を配置するための装置(10)は、基材位置決め装置(33)、堆積物導管(28)及び導管位置決め装置(30)を含んでいる。基材位置決め装置(33)は、前記堆積物導管(28)が出て来る排出液が堆積される基材(32)を支持し且つ位置決めする。導管位置決め装置(30)は、前記堆積物導管(28)の出口端部を前記基材(32)に対して移動させる。
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本発明は、液体試料準備手段(100)を含む液体試料のマイクロ流体分析のための統合システムであって、液体試料準備手段(100)は、前記試料と試薬を導入し、次にこれらを前記液体試料の液滴を化学的または生化学的処理するための第2の手段(200)に移動させる移動手段(101)を備え、前記処理手段は液滴分析用の手段(300)に試料液滴を移動させるための手段(201)も含む、統合システムに関する。本発明は、1つまたはいくつかの装荷ポストと、交互嵌合電極からなる1つまたはいくつかの搬送経路と、1つまたはいくつかの化学的または生化学的処理区域と、上でレーザ放射脱離を実施することができる導電性ポストに切り替えるための少なくとも1つのシステムとを備えた、液滴の形の試料および試薬を取り扱うためのシステムを含む、レーザ放射脱離デバイスに特に適している。
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【課題】 試液から水素化物は定常的に安定して分離させる。
【解決手段】 ICP発光分析装置は水素化物発生装置を内部に組み込んでおり、プラズマトーチに直接的に水素化物発生装置の気液分離容器21を接続する。気液分離容器21は、逆L字状の導入管23の管先端23cを容器本体22の傾斜した内壁面22dに対向配置し、導入管23から流出する試液を内壁面22dに衝突させて水素化物を試液から安定的に分離させると共に、試液が容器本体22の内壁を伝って静かに流れ落ちるようにして測定分析の安定化を図る。 (もっと読む)


【課題】 試料の種類および試料の表面状態によらず高い感度を得ることを可能にする。
【解決手段】 半導体基板2を酸蒸気に暴露する工程と、酸蒸気に暴露された半導体基板の表面の不純物を酸溶液で走査回収する工程と、走査回収した酸溶液6を表面が鏡面状態の基板上で濃縮乾燥させ濃縮乾燥物8に変える工程と、濃縮乾燥物を酸を用いて粒子状の濃縮物8aに変える工程と、粒子状の濃縮物を全反射蛍光X線分析装置40にて分析する工程とを備えている。 (もっと読む)


生物学的サンプルの自動保存、自動追跡、自動取り出し、および自動分析のための組成物および方法が開示される。この方法は、生物学的に活性な物質の回収を可能にする乾燥保存マトリックスを使用した、核酸、タンパク質(酵素を含む)および細胞の、周囲温度での乾燥保存を包含する。RFIDタグの付いた生物学的サンプル保存デバイスは、溶解可能もしくは分離可能なマトリックスであるという特徴を有し、生物学的サンプルの支持体としての用途のために記載される。このマトリックスは、乾燥され得、その後、サンプル回収のために再水和され得る。サンプルデータを管理するためのコンピュータで実行するシステムおよび方法もまた、開示される。
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本発明は、分析測定の実施に有用である試料提供器具に関する。これらの器具は、保持、保存、輸送、濃縮、位置決めおよび移動といった、液体取り扱いのさまざまな側面を可能にするように構成されている。加えて、これらの器具は分析物の検出および特徴づけを促進する。本発明の試料提供器具は、異なる湿潤性の複数のゾーンを有する一つ以上の基材から成る。本発明の試料提供器具を用いた試料を分析する方法、および本試料提供器具を作製する方法が開示される。 (もっと読む)


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