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Fターム[2G053AA09]の内容

磁気的手段による材料の調査、分析 (13,064) | 調査、分析項目 (1,338) | 内部構造 (35) | 相組織 (13)

Fターム[2G053AA09]に分類される特許

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【課題】搬送中の鋼板が振動して測定プローブと鋼板との距離が変動するような環境下でも鋼板の磁気特性を正確に検出し、鋼板の組織分率を測定可能とする。
【解決手段】本発明の鋼板における組織分率の測定方法は、鋼板Wの製造ラインにおいて、鋼板Wに測定プローブ2を用いて励磁磁場Hoを印加することで鋼板Wの組織分率を測定する方法において、鋼板Wに対して、フェライト分率の変化量に対する保磁力Hcの変化量の割合が略一定となる範囲の励磁磁場Hoを印加する磁場印加工程と、磁場印加工程の後に、測定プローブ2により保磁力Hcを検出するとともに、鋼板Wからの測定プローブ2のリフトオフ量を検出する検出工程と、検出工程で検出したリフトオフ量に基づいて、検出工程で検出した保磁力Hcを補正する保磁力補正工程と、保磁力補正工程で補正した補正保磁力Hcrに基づいて、鋼板Wのフェライト分率を算出するフェライト分率算出工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】渦電流測定方法を利用して、ワークの焼入範囲と未焼入範囲との境界位置を非破壊で簡易に、且つ、精度よく判定することができる焼入範囲検出方法及び焼入範囲検査方法を提供することを目的とする。
【解決手段】上記目的を達成するため、ワークWの焼入範囲を検出する焼入範囲検出方法であって、ワークWの表面に渦電流を発生させる励磁コイル11と、渦電流に関する検出信号を検出するための検出コイル12とを備えた渦電流センサ10で、対象ワークWの焼入範囲20とこれに隣接する未焼入範囲30とを連続的に走査し、 焼入範囲20と未焼入範囲30との境界領域における検出信号の信号変化率に基づいて、当該対象ワークWの表面における焼入範囲10と未焼入範囲20との境界位置を判定する方法を採用した。 (もっと読む)


【課題】工作物の加工変質層を高精度に検出することが可能な加工変質層検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】加工変質層検出装置1は、励磁電流により工作物2の内部に渦電流を誘導し、励磁電流の周波数に応じた浸透深さにおける透磁率を測定するセンサ10と、深層部を浸透深さとする第一周波数(0.5[kHz]〜1.0[kHz])と表層部を浸透深さとする第二周波数(50[kHz]〜1.0[MHz])を含む複数の周波数を設定した励磁電流をセンサ10に供給する供給手段31と、第二周波数により測定される第二透磁率が第一周波数により測定される第一透磁率より大きな値である場合に、工作物2に加工変質層が生じているものと判定する判定手段32と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 金属製品の研削焼けで生成される軟化箇所および白層の両方を精度良く検出することができるバルクハウゼンノイズ検査装置を提供する。
【解決手段】 検査対象物30を磁化する励磁コイル2、および磁化された検査対象物30が発するバルクハウゼンノイズを検出する検出コイル3を有する検出ヘッド1を設ける。励磁コイル2に磁化のための交流磁界を発生させる交流電流を印加する交流電源12を設ける。交流電源12は、互いに周波数の異なる複数種の交流電流を励磁コイル2に励磁電流として印加する。 (もっと読む)


【課題】微小な析出相であっても精度良く検出できる検査装置および検査方法を提供する。
【解決手段】一方が被検査材の柱状組織の延伸方向に平行な方向に一様渦電流を流すことができ他方が被検査材の柱状組織の延伸方向に直角な方向に一様渦電流を流すことができる第一のコイル111および第二のコイル112と、被検査材に円形の渦電流を流すことができる第三のコイル121および第四のコイル122とで構成され、被検査材のある位置に第三のコイル121および第四のコイル122により渦電流を流した場合に渦電流探傷器14により検波された不平衡電位から、第一のコイル111および第二のコイル112により二つの一様渦電流を流した場合の渦電流探傷器13により検波された不平衡電位を減算処理する演算処理手段154とを備える。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄製の部品に対して行われるレーザクラッド加工によって形成されたクラッド層について、切断を行うことなく、割れやピンホール等の表面的な欠陥のほか、内部品質である硬質粒子による欠陥についても検査することができ、検査品質を向上することができるレーザクラッド加工によるクラッド層の検査方法を提供する。
【解決手段】クラッド層の表面を渦流探傷することによって得られる検出信号として、互いに位相角が90°異なるX軸およびY軸からなるX−Y平面上において位相角および振幅を有する波形で表される波形信号を用い、クラッド層の表面に存在する割れおよびピンホールのそれぞれに対応する波形信号(7a、7b)に対して、位相角について所定のずれを有する波形信号(7c)の振幅に基づいて、クラッド層に分散する硬質粒子の存在領域の大きさを測定する。 (もっと読む)


【課題】周波数解析における基本波および高調波に基づいて設定された判定値により被検査体の黒鉛鋳鉄組織を判定することができる鋳鉄の黒鉛評価方法および鋳鉄の黒鉛評価装置を提供する。
【解決手段】鋳鉄の黒鉛評価方法は、黒鉛が基地に分散された鋳鉄を母材とする被検査体2の鋳鉄組織を検査する方法であって、交流電流を励磁部5に通電することにより入力交流磁場を被検査体2に作用させる操作と、入力交流磁場により被検査体2に発生する渦電流による出力交流磁場を検出部6で電圧信号として検出する操作と、検出部6で検出された電圧信号を周波数解析する解析操作とを含み、周波数解析における基本波および高調波に基づいて設定された判定値により被検査体2の黒鉛鋳鉄組織を判定する。 (もっと読む)


【課題】
従来の技術は、渦電流や硬度計などの局所的な相の情報に限定した手法であり、正確な焼入れ範囲の評価ができないでいた。そのため、製品の焼入れ範囲が変化した場合、製品の焼入れ領域の変化を正確に評価できなかった。
【解決手段】
キュリー点までに冷やされた試料が、逆磁歪み効果により磁化することから、相変態分布に依存した磁化分布が得られ、これにより試料全体の焼入れ範囲を推測することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋳物部品のチル化組織の有無を簡便かつ正確に測定できる鋳物部品のチル化組織評価方法及び装置を提供する。
【解決手段】 鋳物部品のチル化組織評価装置100は、電磁誘導センサ10と、センサ保持手段20と、交流電源30と、検出回路40と、記録部50と、表示部60と、記憶部70とから構成され、電磁誘導センサ10は励磁コイルと誘導コイルを同軸に一体形成したもので、鋳物部品にチル化組織があるか否かを検査する際に、励磁コイルに交流電流を印加して磁場を形成させ、誘導コイルで鋳物部品1による励磁コイルが形成した磁場の変化を検出し、例えば誘導コイルに発生した誘導起電力の振幅と位相のうち、少なくても一方の変化量を測定して、チル化組織の有無を検出する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、出荷前に、ロールのマクロ組織に存在する偏析の程度と位置を迅速、且つ簡便に検出可能な鋼材圧延用ロールのマクロ組織における偏析検出方法を提供することを目的としている。
【解決手段】鋼材圧延用ロールの胴部端面又は全表面を、渦流探傷器のセンサで走査し、得られた電気信号の波形により、該ロールのマクロ組織における共晶炭化物に富む層の位置及び大きさを検出するようにした。特に、この発明は、遠心鋳造で製造した鋼材圧延用ロールの用途先を決定するのに有効である。 (もっと読む)


【課題】非磁性体からなる被検査体のき裂の、損傷程度を検出する。
【解決手段】非磁性体からなる被検査体のマルテンサイト相変態率の分布を測定手段で測定し、測定されたマルテンサイト相変態率Vα’の分布の中から、マルテンサイト相変態率ピーク値Vα’maxを求める。ルテンサイト相変態率ピーク値Vα’maxと被検査体の損傷程度Kとは、線形関係を示すことから、求めたピーク値Vα’maxに基づいて、被検査体の損傷程度Kが、K=定数A×Vα’maxであると推定する。 (もっと読む)


本発明は高温の金属素材を冷却する冷却熱処理工程で発生する金属素材の変態量をオンラインで測定する装置を提供する。
本発明による金属素材の変態量のオンライン測定装置は、両端が上記金属素材に向かって上記金属素材と離隔して設けられ、その表面部に開口部が形成されたU状のヨーク部材と、上記ヨーク部材の両端にそれぞれ提供された第1及び第2磁性体と、上記第1及び第2磁性体により上記第1磁性体、金属素材、第2磁性体及びヨーク部材で形成される磁気経路の磁束のうち上記開口部から漏れる磁束の強さを検出する磁束検出センサと、及び予め設定された漏れ磁束の強さと金属素材の変態量との相関関係を利用して上記検出された漏れ磁束の強さによる上記金属素材の変態量を測定する分析部とを含んで構成される。本発明によると冷却熱処理工程内の高温、高湿などの極端の環境でも金属素材の変態量をオンラインで正確に測定できる。

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【課題】圧延材の端部が探傷装置へ到着する到着時間を正確に算出して、探傷を正確に開始又は終了させることができる圧延材の探傷方法を提供する。
【解決手段】圧延機6での圧延材3の入側断面積Sinと出側断面積Soutと出側通材速度Voutとから、圧延機6内を通過する圧延材3の平均通材速度Vaveを算出し、この平均通材速度Vaveと圧延機6の入側から出側までの距離Dioとから圧延材3が圧延機6内を通過する通過時間Tioを算出し、この通過時間Tioに基づいて圧延機6の上流側で圧延材3の端部が検出されてから探傷装置12に到達するまでの到達時間Tieを算出しておき、到達時間Tie後に探傷装置12の探傷を開始又は終了する。 (もっと読む)


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