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Fターム[2G055CA16]の内容

Fターム[2G055CA16]に分類される特許

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【課題】析出粒子のサイズ及び個数密度に対する析出強化量を推定できるようにする。
【解決手段】析出強化型合金と同じ母相及び析出物種を持ち、且つ、強化量のうち、熱処理条件によって析出強化量のみが変化するモデル合金材料を作製する。そして、析出による降伏強度の変化と析出粒子を構成する元素の固溶濃度とからモデル合金材料の析出強化量を求める。さらに、モデル合金材料中の析出粒子のサイズ及び個数密度から、当該析出粒子1個あたりの抵抗力を算出し、当該析出粒子のサイズと、当該析出粒子1個あたりの抵抗力との相関を求める。一方、析出強化型合金中の析出粒子のサイズ及び個数密度を求め、求めた相関に、析出強化型合金中の析出粒子のサイズを当てはめ、析出強化型合金中の析出粒子1個あたりの抵抗力を求める。求めた抵抗力と、析出強化型合金中の析出粒子のサイズ及び個数密度とを用いて析出強化量を求める。 (もっと読む)


【課題】高精度な材質予測を実現し、鋼材の品質管理、製品設計、制御装置の開発に用いることができる鋼材の材質予測装置を提供することを課題とする。
【解決手段】製造した製品毎に、素材成分値、操業条件、組織パラメータの推定値、および材料試験結果を格納する、製造実績・材質記憶手段と、素材成分値、操業条件、組織パラメータの実績値を格納する、製造実績・組織パラメータ記憶手段と、材質記憶手段の中から少なくとも1つの組織パラメータに加えて、素材成分値と操業条件の中から材質を予測するための複数の変数を選択する材質予測入力変数選択手段と、組織パラメータ記憶手段に含まれる素材成分値と操業条件の中から組織パラメータを予測するための複数の入力変数を選択する組織パラメータ予測入力変数選択手段と、組織パラメータの推定値ならびに材質の推定値を演算・出力する局所モデル部と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】突合せ溶接部に補修溶接を施した部材の余寿命を的確に評価することができる余寿命評価方法を提供する。
【解決手段】第一母材13aと第二母材13aを突合せ溶接した溶接部Wと第一母材13aとの境界に補修溶接部14を施した溶接部材Eの余寿命を評価する方法であって、溶接部Wと補修溶接部14と境界部(第二境界部B2)の表面組織(組織採取領域S)の状態に基づいて溶接部材Wのクリープ余寿命を評価する。 (もっと読む)


【課題】顧客が必要な性能を有する最終製品を完成させるために適切な対策を実施することが可能となる品質管理情報を提供する。
【解決手段】鋼材における、析出物および/または介在物の組成の情報、析出物および/または介在物のサイズの情報、着目する元素の固溶量の情報の一つ以上を分析により得る。次いで、前記分析ステップにて得られた前記各情報に基づく分析結果のうちの少なくとも1つを、前記鋼材の品質管理情報として、前記鋼材を出荷する際に、または、前記鋼材の出荷と別途に、顧客へ提出する。 (もっと読む)


【課題】高クロムフェライト鋼を高温環境下で使用する前に、高クロムフェライト鋼中の組織評価を行うことにより、高クロムフェライト鋼の長時間クリープ破断強度を高精度で短時間に予測する。
【解決手段】使用前の高クロムフェライト鋼中の析出物を検出し、該検出した析出物中の微細析出物の割合を算出し、該算出した微細析出物の割合と、微細析出物の割合とクリープ破断強度との相関を表すマスターカーブとを照合して、前記算出した微細析出物の割合に対応するクリープ破断強度を取得するクリープ破断強度の予測方法。 (もっと読む)


【課題】含Cr−Mo−V系熱間ダイス鋼の焼入れ状態における結晶粒界の現出を、明瞭に現出させる方法を提供する。
【解決手段】焼入れ時の冷却を、少なくとも900℃〜400℃の温度範囲においては、冷却速度15℃/Hr以下の徐冷条件で行なって粒界への炭化物の析出を促進する。それに加えて、腐食液として濃度2〜10%のリン酸水溶液を使用して、0.5〜2時間にわたる腐食を行なう。 (もっと読む)


【課題】金属試料中の着目元素の固溶含有率を簡便、迅速かつ直接的に求める方法を提供する
【解決手段】まず、金属試料を電解する。次いで、電解中および/または電解後に電解液の一部を採取し、採取された電解液を分析する。そして、分析の結果を基に、電解液中における、比較元素に対する着目元素の濃度比を算出し、算出された濃度比に金属試料における比較元素の含有率を乗じることで、金属試料中の着目元素の固溶含有率を求める。例えば、鉄鋼試料中のチタンの固溶含有率を求める場合、上記方法により、分析溶液中のチタン濃度(KTi)及び比較元素として選択した鉄の濃度(KFe)を、それぞれICP質量分析装置で測定する。そして、その濃度比(KTi/KFe)に、比較元素の含有率(鉄の組成値)を乗じて、鉄鋼試料中のチタンの固溶含有率を求めることができる。 (もっと読む)


【課題】金属材料から析出物を抽出するに当たり、塊状の金属材料を用いなくても金属材料から析出物を精度良く抽出できる方法を提供する。また、機器の運転を長時間停止しなくても金属材料の劣化度合いを識別する方法を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するには、金属材料から析出物を抽出するに当たり、金属材料から削り取った研削粉を陽極の一部として用いて電気分解し、前記析出物を残渣として抽出すればよい。 (もっと読む)


【課題】クロム(Cr)含有量9%以上のクロム-モリブデン(Cr-Mo)フェライト系高強度耐熱鋼の硬さから精度よくクリープ損傷を推定する方法を提供すること。
【解決手段】焼戻しマルテンサイト組織のフェライト系耐熱鋼のクリープ損傷を非破壊的に推定するフェライト鋼のクリープ損傷推定方法において、部材表面の硬さを測定し、予め作成した硬さとひずみ量の関係から当該部材のひずみ量を推定し、別途求めたクリープひずみ曲線との比較からクリープ損傷を求めるフェライト鋼のクリープ損傷推定方法である。
特に測定する耐熱鋼表面の硬さは、最も早く損傷が進行する溶接熱影響部の最小硬さを測定することが望ましい。 (もっと読む)


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