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Fターム[2G055CA24]の内容

Fターム[2G055CA24]に分類される特許

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【課題】耐熱鋼、特に高Cr鋼に発生する熱的損傷であるクリープ損傷を非破壊で判定し、耐熱鋼の劣化を評価する方法、および、この方法を用いたタービンの劣化評価方法を提供する。
【解決手段】本発明の耐熱鋼の劣化評価方法は、検査対象の耐熱鋼の表面に生成したボイドの個数密度を算出し、耐熱鋼の多軸度で規格化し、予め作成された、耐熱鋼の寿命比と多軸度で規格化したボイドの個数密度との相関を表すグラフに基づき、検査対象の耐熱鋼の表面に生成したボイドの個数密度を前記多軸度で規格化した値から検査対象の耐熱鋼のクリープ損傷の度合いを判定する。 (もっと読む)


【課題】鋼中析出物の分析法としては、マトリックスを溶解し、目的とする析出物を残渣として分離抽出した後、定量分析を行う方法が一般的に用いられている。しかし、合金元素の抽出分離法については様々な研究がなされてきたが、Fe系窒化物は通常の鋼中には析出することがないため、その抽出分離法について詳細に検討された報告例はほとんどない。窒化鋼中に析出したFe系窒化物を確実に抽出分離し、鋼中Fe系窒化物を定量する方法を提供する。
【解決手段】ヨウ素酢酸メチル溶液を用いて窒化処理した鋼を溶解し、得られた残渣を抽出分離し、分析して、鋼中のFe3N含有量を定量する鋼中窒化物の定量方法。 (もっと読む)


【課題】使用途中に析出物が生成された耐熱鋼の状態を評価する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】検査対象の耐熱鋼に生成した微細析出物を検出し、検出した微細析出物の面積率を算出し、算出した微細析出物の面積率の値を、予め作成された脆化指標と耐熱鋼に生成した微細析出物の面積率との相関を表すマスターカーブと照合して、算出した微細析出物の面積率に対する脆化指標を読み取ることで脆化度合いを評価する耐熱鋼の脆化評価方法である。 (もっと読む)


【課題】低温度領域(300〜450℃)で長時間使用後の9〜12%Cr鋼の脆化度の評価が非破壊で可能な脆化度判定手法を提供する。
【解決手段】被測定物の炭窒化物の析出量を、粒界の組織観察における粒界中の析出物の面積比から測定する過程と、炭窒化物の析出量と脆化度との関係を示すマスターカーブを作成する過程と、炭窒化物の析出量からマスターカーブを参照して脆化度を判定する過程と、を備えることを特徴とする脆化度判定方法を採用する。 (もっと読む)


【課題】金属中のガス成分の分析精度をより高めたガス分析装置を提案する。
【解決手段】鋳造品2中のガス成分に含まれる所定の組成成分を分析するガス分析装置1において、鋳造品2を減圧加熱して鋳造品2中のガス成分を抽出するガス抽出部3と、ガス抽出部3にて抽出されたガス成分のガス量を検出するガス量検出部4と、ガス成分に含まれる水蒸気ガスとその他の一般組成成分とを並行して検出する組成成分検出部5と、ガス量検出部4により検出されたガス量、及び組成成分検出部5により検出された検出値に基づいて所定の演算処理を行って、ガス成分に含まれる所定の組成成分に関する定量評価値を演算する演算処理部6と、を具備してなる。 (もっと読む)


【課題】顧客が必要な性能を有する最終製品を完成させるために適切な対策を実施することが可能となる品質管理情報を提供する。
【解決手段】鋼材における、析出物および/または介在物の組成の情報、析出物および/または介在物のサイズの情報、着目する元素の固溶量の情報の一つ以上を分析により得る。次いで、前記分析ステップにて得られた前記各情報に基づく分析結果のうちの少なくとも1つを、前記鋼材の品質管理情報として、前記鋼材を出荷する際に、または、前記鋼材の出荷と別途に、顧客へ提出する。 (もっと読む)


【課題】顧客が熱処理を確実かつ効率的に行うことを可能とする品質管理情報を、顧客に提供する鋼材の品質管理方法および熱処理された鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼材における、析出物および/または介在物の組成の情報、析出物および/または介在物のサイズの情報、着目する元素の固溶量の情報の一つ以上を分析により得る。次いで、前記分析ステップにて得られた前記各情報に基づく分析結果のうちの少なくとも1つを、前記鋼材を熱処理する際の鋼材品質管理情報として、前記鋼材を出荷する際に、または、前記鋼材の出荷と別途に、顧客へ提供する。 (もっと読む)


本発明は、画像解析によって合金を計数し、分析するための方法に関し、本方法は、(a)上記合金のサンプルを調製するステップと、(b)倍率を用いて上記サンプルの少なくとも1つのフィールドを観察することによって、介在物を検出するための閾値を予め決めるステップと、(c)ステップ(b)で規定された閾値により上記サンプルの介在物を検出し、上記介在物を計数するステップと、(d)ステップ(c)で検出された上記介在物のそれぞれの画像を取得し、上記介在物のそれぞれのサイズを決定するステップと、(e)それぞれの介在物を化学分析によって上記検出された介在物のそれぞれの化学組成を決定するステップと、(f)ステップ(d)中に取得された画像に基づいて上記サンプルをマッピングするステップであって、上記マップが、介在物の空間分布を示し、上記検出された介在物のそれぞれのものが、図形要素によって表現され、上記図形要素のサイズが、上記介在物の上記サイズに比例し、上記図形要素の色が、上記介在物の上記化学組成と相関されるステップとを含むことを特徴とする。
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【課題】下部電極上にるつぼを搬送する搬送ユニットと下部電極を清掃する清掃ユニットを一体化し、下部電極へのるつぼの供給、下部電極からのるつぼの廃棄及び電極の清掃を行う。
【解決手段】元素分析装置100が、るつぼ設置部23から下部電極11上にるつぼRを搬送するとともに、電極11、12を清掃する搬送・清掃ユニット3を備えている。この搬送・清掃ユニット3は、電極11、12を清掃するための清掃体311、312、及びるつぼRを把持する把持部313を有するアーム部31と、清掃体311、312が電極11、12と対向する対向位置R1、把持部313に把持されたるつぼRを下部電極11上に載置する載置位置R4、及び対向位置R1及び載置位置R4から離間した退避位置R2にアーム部31を回転移動して停止させる回転駆動機構32と、有する。 (もっと読む)


【課題】アーム部と吸引機構とを接続するフレキシブルホースを不要にし、清掃ユニットを長寿命化する。
【解決手段】上部電極清掃体511が上部電極3を清掃する清掃位置Qにおいて、アーム部51に設けられたアーム部側吸引口51Bと装置本体側に設けられた本体側吸引口102Aとが連通するように構成している。 (もっと読む)


【課題】高クロムフェライト鋼を高温環境下で使用する前に、高クロムフェライト鋼中の組織評価を行うことにより、高クロムフェライト鋼の長時間クリープ破断強度を高精度で短時間に予測する。
【解決手段】使用前の高クロムフェライト鋼中の析出物を検出し、該検出した析出物中の微細析出物の割合を算出し、該算出した微細析出物の割合と、微細析出物の割合とクリープ破断強度との相関を表すマスターカーブとを照合して、前記算出した微細析出物の割合に対応するクリープ破断強度を取得するクリープ破断強度の予測方法。 (もっと読む)


【課題】耐熱鋼、特に高Cr鋼に発生する熱的損傷であるクリープ損傷と脆化を非破壊で判定し、耐熱鋼の劣化を評価する方法、および、この方法を用いたタービンの劣化評価方法を提供する。
【解決手段】本発明の耐熱鋼の劣化評価方法は、検査対象の耐熱鋼の表面に生成した析出物の面積率を算出し、予め作成された、脆化指標と耐熱鋼に生成した析出物の面積率との相関を表すグラフに基づき、前記検査対象の耐熱鋼の表面に生成した析出物の面積率から検査対象の耐熱鋼の脆化の度合いを判定する。及び、検査対象の耐熱鋼の表面に生成したボイドの個数密度を算出し、耐熱鋼の多軸度で規格化し、予め作成された、耐熱鋼の寿命比と多軸度で規格化したボイドの個数密度との相関を表すグラフに基づき、検査対象の耐熱鋼の表面に生成したボイドの個数密度を前記多軸度で規格化した値から検査対象の耐熱鋼のクリープ損傷の度合いを判定する。 (もっと読む)


【課題】上部電極又は下部電極に対する清掃体の位置を調節可能にする。
【解決手段】元素分析装置1の清掃ユニット6が、上部電極3を清掃する第1清掃体61と、下部電極4を清掃する第2清掃体62と、前記第1清掃体61を上部電極3側に、第2清掃体62を下部電極4側に保持し、前記上部電極3及び前記下部電極4に狭持される保持部63と、装置本体に設けられ、前記各清掃体61、62が前記各電極に対向する対向位置及びその対向位置から離間した退避位置の間で前記保持部63を進退移動するとともに、前記対向位置において前記下部電極4の昇降動作により前記保持部63を昇降自在に支持する駆動昇降機構64と、前記保持部63の下部電極4側に設けられ、前記保持部63が前記上部電極3及び前記下部電極4により狭持されるときの、前記下部電極4と前記第2清掃体62との距離を調節する距離調節機構65と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】 公知のガス収集装置を改良し、収集プロセスの効率を増加させ、測定方法の効率も増加させる装置及び方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、収集ボディを持つ浸漬端と、浸漬端が開口しているガス供給ラインと、ガスが収集ボディを浸透するためのガス放出ラインと、で構成され、ガス収集ボディが、浸漬端に配置された端面と、側壁とを備えており、少なくとも前記ガス収集ボディの一部が、ガス不透性の層を備えている、溶融金属中のガスを収集するための装置に関する。本発明は、更に、測定方法に関する。 (もっと読む)


【課題】 高V含有β合金の溶解原料に用いるAl−V母合金中の酸素含有率を精度良く評価できる分析方法およびこの分析方法を用いて設計した合金の組成を精度よく目標範囲内に維持できる合金の製造方法を提供する。
【解決手段】 チタン合金の製造に用いる母合金中の不純物分析方法であって、母合金にチタン材を添加し、溶製して不純物が均一に分布した分析用チタン合金とし、分析用チタン合金中の不純物を定量する不純物分析方法。また、チタン合金の製造に用いる母合金と上記母合金と異なる合金材料とを原料とするチタン合金の製造方法であって、上記分析方法で母合金の不純物を分析し、この分析値を基準として溶製される合金中の不純物濃度を目標範囲内になるように原料を配合し、真空下、不活性ガス雰囲気の大気圧下または不活性ガス雰囲気の加圧下でアーク溶解またはプラズマ溶解する製造方法。 (もっと読む)


【課題】金属材料から析出物を抽出するに当たり、塊状の金属材料を用いなくても金属材料から析出物を精度良く抽出できる方法を提供する。また、機器の運転を長時間停止しなくても金属材料の劣化度合いを識別する方法を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するには、金属材料から析出物を抽出するに当たり、金属材料から削り取った研削粉を陽極の一部として用いて電気分解し、前記析出物を残渣として抽出すればよい。 (もっと読む)


【課題】 小中径介在物及び大型介在物をともに評価し、高信頼性鋼を規定できる鋼の信頼性評価方法を提供する。
【解決手段】 鋼中介在物に関する鋼の信頼性評価方法であって、最大介在物径が略100μm以下の介在物については、顕微鏡観察結果に極値統計法を適用して評価を行い、最大介在物径が略100μm以上の介在物については、探傷周波数を5〜25MHzとした超音波探傷法にて評価を行い、顕微鏡観察結果に極値統計法を適用した評価結果と、探傷周波数を5〜25MHzとした超音波探傷法の評価結果と、に基づいて鋼の信頼性評価を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は溶湯中のガス含有量を測定するための装置に関し、浸漬端が、ガス収集用胴部と、浸漬端内認可移行するガス供給ラインと、ガス収集用胴部を通してガスを送るためのガス放出ラインと、を含み、ガス収集用胴部が、溶湯と接触した場合に任意の液体反応生成物を形成しない材料から構成される。
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【課題】 鋳型(2)と固着させることなく、また不純物を混入させることなく、鋳型(2)内で金属アルミニウム試料(10)を加熱して溶融状態としたのち、遠心力により、この金属アルミニウム試料(10)に含まれる介在物(3)を濃縮しつつ、冷却固化させて、介在物(3)の分析に用いるサンプル(1)を製造しうる方法を提供する。
【解決手段】 本発明の製造方法は、金属アルミニウム試料(10)が、鋳型(2)の内面(2a)に沿った形状で、表面に陽極酸化皮膜が形成されてなるものであり、この金属アルミニウム試料(10)を鋳型(2)に装填し、加熱して溶融状態とすることを特徴とする。好ましくは鋳型(2)は、内面(2a)が黒鉛またはセラミックスで構成され、陽極酸化皮膜の厚みは5〜100μmである。本発明の製造方法により分析用サンプル(1)を製造し、切断し、切断面を顕微鏡により観察することにより、介在物(3)を分析できる。 (もっと読む)


【解決手段】
坩堝・試料取り扱いシステム及び方法は、プリパッケージされ複数の坩堝(30)を保持する坩堝保持カートリッジ(50)を提供する。端部キャップを取り外して出口開口を露出させた後、カートリッジ(50)は、そこから個々の坩堝(30)をプラットフォーム(92)上に排出する坩堝供給アセンブリに装填され、ピック・プレースアーム(200)アセンブリが燃焼炉(40)内に坩堝(30)を置く。個々の試料は積み重ねられた試料保持カローセル(340〜345)から天秤(25)に落下させられ、計量後、天秤から空気的に吸引され、燃焼のために炉(40)と坩堝(30)に導入される。
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