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Fターム[2G055EA04]の内容

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Fターム[2G055EA04]に分類される特許

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【課題】銑鉄中の硫黄濃度を精度高く、且つ、容易に定量分析すること。
【解決手段】始めに、銑鉄試料6および助燃剤7を磁製ルツボ21に投入する。次に、加熱炉2内に純酸素ガスを連続的に供給すると共に、コイル22に交流電流を印加することによって純酸素ガス雰囲気下で銑鉄試料6を燃焼させる。次に、銑鉄試料6の燃焼によって生成された二酸化硫黄を含む分析ガス中のダストおよび水分をそれぞれダストフィルタ3および脱水器4で除去した後に紫外蛍光式SO分析計5に分析ガスを供給することによって蛍光強度値を測定する。そして、最後に、図示しないコンピュータが、予め作成した検量線を用いて測定された蛍光強度値から銑鉄試料6中の硫黄濃度を算出する。 (もっと読む)


【課題】析出粒子のサイズ及び個数密度に対する析出強化量を推定できるようにする。
【解決手段】析出強化型合金と同じ母相及び析出物種を持ち、且つ、強化量のうち、熱処理条件によって析出強化量のみが変化するモデル合金材料を作製する。そして、析出による降伏強度の変化と析出粒子を構成する元素の固溶濃度とからモデル合金材料の析出強化量を求める。さらに、モデル合金材料中の析出粒子のサイズ及び個数密度から、当該析出粒子1個あたりの抵抗力を算出し、当該析出粒子のサイズと、当該析出粒子1個あたりの抵抗力との相関を求める。一方、析出強化型合金中の析出粒子のサイズ及び個数密度を求め、求めた相関に、析出強化型合金中の析出粒子のサイズを当てはめ、析出強化型合金中の析出粒子1個あたりの抵抗力を求める。求めた抵抗力と、析出強化型合金中の析出粒子のサイズ及び個数密度とを用いて析出強化量を求める。 (もっと読む)


【課題】高強度低合金鋼の水素環境下での脆化感受性を簡便に評価する方法を提供する。
【解決手段】大気中引張強度が850〜1050MPaで、焼入れ組織を有する高強度低合金について、JISG0552(鋼のフェライト結晶粒度試験方法)の比較法により測定した結晶粒度番号から換算した平均結晶粒径dと、X線回折法によって測定した局所ひずみから得た転位密度ρと、炭素当量Ceqおよびニッケル当量Nieqとから、Z=2/(d√ρ)×(Nieq/Ceq)の式によって算出されるZパラメータに基づいて高圧水素環境下における脆化感受性を評価するので、高圧水素環境脆化感受性を簡易的に把握することが可能となり、さらには、実際に高圧水素環境下で行う試験の回数を最小限に抑えることができ、研究開発に要する時間と費用を大幅に削減することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】短時間の少ないサイクル数で疲労試験を場合であっても、金属試験片の内部を起点としてこれを疲労破壊し、この破断面から金属試験片の内部の介在物を抽出することができる、金属材料の介在物の抽出方法を提供する。
【解決手段】金属材料から金属試験片を製作する工程と、該金属試験片の表面に、ショットピーニング処理、浸炭処理、または鏡面仕上げ処理の少なくとも1つの表面処理を行う工程と、該表面処理された金属試験片に対して、前記金属材料の疲労強度よりも大きい繰り返し応力で疲労試験を行うことにより、前記金属試験片を疲労破壊させ、該疲労破壊した金属試験片の破断面に、前記金属試験片に含有する介在物を抽出させる工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フェライト粒の粒径分布を予測し、算出することができるフェライト相の組織予測方法を提供する。
【解決手段】オーステナイト単相温度又はオーステナイトとフェライトの二相温度から所定の冷却パターンで冷却した亜共析組成の鋼材におけるフェライト粒の粒径分布を計算するフェライト変態計算工程において、オーステナイト粒内におけるフェライト粒の成長による炭素拡散場の干渉の有無を判断し、炭素拡散場の干渉がない場合は炭素拡散場の干渉を考慮しないフェライト粒の成長速度式を用い、炭素拡散場の干渉がある場合は炭素拡散場の干渉を考慮したフェライト粒の成長速度式を用いて、所定時間におけるフェライト粒の粒径を求め、かつ、冷却過程におけるフェライト粒の成長に起因するフェライト核の生成サイトの減少を考慮したフェライト拡張体積から直接に前記フェライト分率を求める。 (もっと読む)


【課題】 連続鋳造から圧延工程の間で発生する鋼材の表面欠陥である表面疵の発生条件を温度と粒状酸化物の平均粒子半径(rave.)との関係に着目して特定する方法を提供することである。
【解決手段】 鋼材の使用に当たり有害な表面欠陥である表面疵について、疵近傍に生成するサブスケール層(図1)を構成する粒状酸化物の平均粒子半径(rave.)から鋼材の表面欠陥である表面疵が発生した温度域を推定する。この場合、上記の粒状酸化物が第1相酸化物および第2相酸化物の2種類の相からなるもので、第1相酸化物の析出によって酸化物粒子を生成し、この第1相酸化物の酸化物粒子を析出核として第2相酸化物を析出することで粗大化が進行する構造用鋼の表面疵近傍に生成する粒状酸化物であり、この粒状酸化物から、対象とする表面疵の発生した温度域を推定する鋼材表面疵の発生条件の特定方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、金属体中に存在する拡散性水素の正確な局所定量分析が可能な金属体中の水素の局所分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】被測定金属体としての試料20の表面の所定箇所を融点以下に加熱するために、所定条件下でレーザー光2gを断続的に照射し、レーザー光2gの照射の有無における試料20の表面の所定箇所から放出される各水素放出速度をAPIMS10で測定し、これらの測定された水素放出速度の偏差と予め求められた試料20の表面の所定箇所から放出される水素放出速度の偏差と拡散性水素量との関係より、試料20の表面の所定箇所に含有する拡散性水素量を求める工程を有したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】金属中のガス成分の分析精度をより高めたガス分析装置を提案する。
【解決手段】鋳造品2中のガス成分に含まれる所定の組成成分を分析するガス分析装置1において、鋳造品2を減圧加熱して鋳造品2中のガス成分を抽出するガス抽出部3と、ガス抽出部3にて抽出されたガス成分のガス量を検出するガス量検出部4と、ガス成分に含まれる水蒸気ガスとその他の一般組成成分とを並行して検出する組成成分検出部5と、ガス量検出部4により検出されたガス量、及び組成成分検出部5により検出された検出値に基づいて所定の演算処理を行って、ガス成分に含まれる所定の組成成分に関する定量評価値を演算する演算処理部6と、を具備してなる。 (もっと読む)


【課題】アーム部と吸引機構とを接続するフレキシブルホースを不要にし、清掃ユニットを長寿命化する。
【解決手段】上部電極清掃体511が上部電極3を清掃する清掃位置Qにおいて、アーム部51に設けられたアーム部側吸引口51Bと装置本体側に設けられた本体側吸引口102Aとが連通するように構成している。 (もっと読む)


【課題】鋼中のCaO含有介在物の定量分析を精度よく行うことのできる方法を提案する。
【解決手段】塩化第一鉄、水酸化カリウムおよび0.2w/v%以上の酸化防止剤を含み、pHが4.5〜6.5である電解液に、予め1150〜1350℃で10分間以上の溶体化処理を施した鉄鋼試料を浸漬させて定電流電解し、得られた残渣に対し超音波振動を4分間以上与えた後に、CaO含有介在物の定量分析を行うようにする。 (もっと読む)


【課題】大規模な装置を用いることなく、液相金属と固相金属との関与する種々の組織形成反応における素過程や律速過程などの観察を与える装置の提供を目的とする。
【解決手段】筒状試料ホルダー(10)は、その一方の端部を閉塞するように固相金属(21)を配した該端部を下側に鉛直に配置される。加熱手段(11)は、液相金属(22)を固相金属(21)から隔離しながらこれらをともに加熱する。搬送手段(16)は、加熱された液相金属(22)を固相金属(21)上に搬送する。ここで試料ホルダー(10)の端部近傍の筒状内面に粗面(10’)が与えられている。 (もっと読む)


【課題】鋼材試料が所定の温度範囲にあるときにその試料から放出される水素の水素量を定量することができる水素量測定装置を提供する。
【解決手段】水素量測定装置10は、真空チャンバー11と、鋼材試料20を低温から高温に向かって次第に昇温させる電気炉13と、チャンバー11の温度を測定する温度センサ14と、試料20から放出される水素ガスの分圧を分析する分圧分析計15と、センサ14と分析計15とが接続されたコントローラ17とを備えている。コントローラ17は、分析計15から出力された水素ガス分圧を所定の検量線に当て嵌めて試料20から放出された水素ガスの放出速度を決定し、放出速度から試料20に含まれる水素量を定量する水素量定量手段と、定量した水素量と温度センサ14から出力された測定温度との相関関係を特定する相関関係特定手段とを有する。 (もっと読む)


【課題】鋼材試料を一定の温度上昇率で昇温させることができる水素量測定装置を提供する。
【解決手段】水素量測定装置10は、真空チャンバー11と、チャンバー11を室温から高温に向かって昇温させる電気炉13と、鋼材試料20Aから放出される水素ガスの分圧を分析する分圧分析計15と、分析計15から出力された分圧に基づいて試料20Aに含まれる水素量を求めるコントローラ17とを備えている。コントローラ17は、チャンバー11を一定温度上昇率で昇温させてサンプル20Bのチャンバー11内における温度上昇変移を測定するサンプル温度測定手段と、一定温度上昇率で昇温するチャンバー11の温度上昇変移とサンプル20Bの温度上昇変移との変移誤差を特定する変移誤差特定手段と、試料20Bの水素量測定時におけるチャンバー11の測定時温度上昇変移を変移誤差の分だけ高くする昇温補正手段とを有する。 (もっと読む)


【課題】含Cr−Mo−V系熱間ダイス鋼の焼入れ状態における結晶粒界の現出を、明瞭に現出させる方法を提供する。
【解決手段】焼入れ時の冷却を、少なくとも900℃〜400℃の温度範囲においては、冷却速度15℃/Hr以下の徐冷条件で行なって粒界への炭化物の析出を促進する。それに加えて、腐食液として濃度2〜10%のリン酸水溶液を使用して、0.5〜2時間にわたる腐食を行なう。 (もっと読む)


【課題】合金元素が添加された中炭素鋼を熱間加工する場合に、熱間加工後に相変態で生成する鋼材組織を高精度に予測する鋼材組織の予測方法を提供する。
【解決手段】熱力学計算ソフトウエア12に鋼材の化学成分、熱間加工条件、冷却速度が入力されると、CALPHAD法により熱力学量が計算される。計算された熱力学量に基づいてα変態開始時間、初析α核生成速度、初析α成長速度等のパラメータが演算される。これらパラメータは残部γのC濃縮を考慮して逐次更新される。演算されたパラメータが統合相変態モデル10に入力されてα体積率が演算される。次に、計算された熱力学量に基づいてP変態の開始条件の充足が判定され、充足されると、計算された熱力学量に基づいてP核生成速度、P成長速度等のパラメータが演算され、演算されたパラメータが統合相変態モデル10に入力されてP体積率が演算される。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属が酸化物の形態で一部揮散するのを防止できるタングステンブロンズ中のアルカリ金属を定量する方法を提供する。
【解決手段】アルカリ金属を含有するタングステンブロンズの試料にアルカリ溶液を加え、マイクロ波加熱分解法により試料を加熱分解し、その後、アルカリ金属を定量する。マイクロ波加熱分解法により試料を加熱する温度を200°C以下に制御することが好ましい。また、アルカリ溶液が水酸化アルカリ溶液または炭酸アルカリ溶液であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 試料中の極圧剤濃度を簡便かつ正確に測定し、切削油及び潤滑油等の油中における最適濃度にコントロールすることの可能な方法及びそのための装置を提供する。
【解決手段】
(a)所定量の試料と接触する表面を有し、該表面は予め活性化処理を行うことによって試料との接触面が露出される金属製のプレートと、
(b)試料と接触させた状態の前記プレートを所定の温度で加熱する加熱部と、
(c)前記加熱処理したプレートの表面を撮像する撮像部と、
(d)前記撮像部がとらえたプレート上の腐食表面の色信号と、非腐食表面の参照色信号とを比較して金属腐食性物質濃度を算出する画像処理演算部と、
(e)前記算出された金属腐食性物質濃度を表示する出力部と、
を備えることを特徴とする試料中に含まれる金属腐食性物質濃度の測定装置。 (もっと読む)


【課題】 適切な部位を狙って探傷することにより、効率的な評価を可能とする鋼材の介在物評価方法を提供する。
【解決手段】 評価対象鋼材から取り出した試験片を所定の位置で軸方向に垂直に切断し、互いに対応する切断面を有するマクロ調査用試験片と超音波探傷用試験片とに分割するステップと、マクロ調査用試験片の切断面についてマクロ試験をして、マクロ試験の結果に基づいてマクロ調査用試験片の切断面に等軸晶領域を設定するステップと、超音波探傷用試験片の切断面に、マクロ調査用試験片の等軸晶領域に対応する領域の一部又は全てを含む超音波探傷領域を設定するステップと、超音波探傷領域に基づいて前記超音波探傷用試験片を研削及び研磨するステップと、超音波探傷領域が超音波探傷用試験片の軸方向になす領域を超音波探傷範囲と設定し、超音波探傷用試験片の超音波探傷範囲について超音波探傷を行うステップとを有する。 (もっと読む)


【解決手段】
坩堝・試料取り扱いシステム及び方法は、プリパッケージされ複数の坩堝(30)を保持する坩堝保持カートリッジ(50)を提供する。端部キャップを取り外して出口開口を露出させた後、カートリッジ(50)は、そこから個々の坩堝(30)をプラットフォーム(92)上に排出する坩堝供給アセンブリに装填され、ピック・プレースアーム(200)アセンブリが燃焼炉(40)内に坩堝(30)を置く。個々の試料は積み重ねられた試料保持カローセル(340〜345)から天秤(25)に落下させられ、計量後、天秤から空気的に吸引され、燃焼のために炉(40)と坩堝(30)に導入される。
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【課題】 焼戻しマルテンサイト鋼等の耐熱鋼についてのクリープ損傷評価を可能とする耐熱鋼の高温損傷評価法を提供するにある。
【解決手段】 焼戻しマルテンサイト鋼のクリープ損傷評価法として、電子線後方散乱像のパターンクオリティが高くなるほど寿命が短いと評価することを特徴とする。 (もっと読む)


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