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Fターム[2G058DA09]の内容

自動分析、そのための試料等の取扱い (28,698) | フロー方式自動分析に関するもの (1,482) | 分析流路中での混合、透析以外の処理 (213)

Fターム[2G058DA09]に分類される特許

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【課題】電気浸透流又は電気泳動の作用によって試料溶液を駆動する際に、流路中に液量分布に差が生じて、試料溶液が流れにくくなる現象を防止する。
【解決手段】流路基板1には、1対の溶液槽及び流路23が凹状に形成されている。下流側の溶液槽には、圧力センサ7及びマイクロピペットが配され、また流路23の途中には、細胞破砕用の電圧を印加するための破砕用電極56,56及び狭幅部55が形成されている。使用時には、上流側の溶液槽に試料溶液を導入し、駆動用電極51,51に駆動電圧を印加することで、試料溶液を駆動する。この間、圧力センサ7によって下流側の溶液槽における試料溶液の流入圧が常時測定されており、流入圧が閾値を下回った時点で、液量調整装置6が駆動され、マイクロピペットから溶液槽内の試料溶液が吸引される。これにより、試料溶液の流動状態を維持できる。 (もっと読む)


動いている流体中に浮遊する粒子を1つまたは複数の局在する流線に集束させるための様々なシステム、方法、およびデバイスを提供する。システムは、基板、ならびにこの基板上に提供され入口と出口とを有する少なくとも1つの流路を含みうる。システムは、浮遊する粒子を有する層流の状態で流路に沿って動く流体、および流体の層流を駆動するポンプエレメントをさらに含みうる。流体、流路、およびポンプエレメントは、慣性力を粒子に作用させて、粒子を1つまたは複数の流線に集束させるように形作ることができる。

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【解決手段】 流体セルを平面基板に取り付ける方法および機器が提供される。前記平面基板上には流体内の成分を検出するセンサーまたは装置を設けることができ、および/または流体内の成分と選択的に結合し若しくはこれに反応するよう基板を処理することもできる。基板には、固体IC集積回路センサーマイクロチップ、スライドガラス、ゲノムアレイ、プロテオームアレイ、および/または前記流体セルに高い適合性で接触できる他の適切な基板を含めることもできる。この流体セルを前記基板の頂部に直接取り付けると、多種多様な実施態様の流体システムを容易に作製することができる。その組み立ての際、前記基板の修正は不要である。すべての流体接続部は、当該機器に内設されている。本装置は、低コストの材料および単純な方法で作製できる。
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【課題】マイクロ流路の洗浄方法において、マイクロ流路の洗浄品質を向上させる。
【解決手段】分岐路210B、210EF、210Wが設けられたマイクロ流路110に対し、分岐路210B、210EF、210Wの壁面210Bt、210EFt、210Wtに液残りを生じさせないように洗浄液Sを通して、上記分岐路210B、210EF、210Wの壁面210Bt、210EFt、210Wtを洗浄する。
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【課題】逆止弁を設ける必要がない簡易な構成で、生体試料用チップの試料経路内に生体試料を移送させることができる押圧手段を有する生体試料用チップを提供することを目的とする。
【解決手段】板状の基板と、生体試料を移送するための試料用経路を構成する経路構成穴が設けられ、前記基板に装着される板状の経路構成部材と、前記経路構成穴を覆うように前記経路構成部材に装着され、弾性を有する天板と、前記天板の前記経路構成穴に対応する部位を押圧する押圧手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】反応効率が高く、反応再現性に優れた流路反応方法およびそのような流路反応装置を提供する。
【解決手段】反応物質が固定された反応流路と、反応流路内に試料流体を導く試料注入路と、反応流路内に試料流体以外の流体を導く他の注入路と、を少なくとも備えた反応流路構造体を用いて、試料流体中の特定分子を反応流路内に固定された反応物質に反応させる流路反応方式において、試料注入路により、試料流体が反応物質の固定された反応流路壁面に沿って流れるように導くとともに、他の注入路により、試料流体が前記壁面側に押しやられるように試料流体以外の流体を同時並行的に反応流路内に導く。 (もっと読む)


【課題】希釈のための遠心力基盤の微細流動装置及びそれを備える微細流動システムを提供する。
【解決手段】回転可能なディスク型プラットホーム10と、プラットホーム10上に配置された混合チャンバー50と、混合チャンバー50よりもプラットホーム10の中心に近くに配置され、チャンネルを通じて混合チャンバー50と連結されて、少なくとも一回一定量ずつのバッファ液を混合チャンバー50に供給するバッファ液保存部と、混合チャンバー50よりもプラットホーム10の中心から遠くに配置され、それぞれが混合チャンバー50の一定水位に対応する中間排出口から延びた流路を通じて混合チャンバー50と連結されて、混合チャンバー50で少なくとも一回希釈された溶液を順次に受容する複数の希釈溶液チャンバー61〜67と、を備える。 (もっと読む)


本発明は、マイクロ流体デバイスであって、第1の膜および第2の膜の積層物を含み、1つのまたは各々の膜は、膜が合わせてその間の流体封じ込めのための密閉体積(19)を画定するように一体的に熱成形された構造を含み、各々の膜自体は、比較的高い軟化温度の熱可塑性ポリマー材料(14,17)、およびそれに対して、比較的低い溶融温度の熱可塑性ポリマー材料(15,16)の積層物を含み、各膜のそれぞれの比較的低い溶融温度の熱可塑性ポリマー材料は、第1の膜と第2の膜とを一緒に貼り付けるために一緒に溶ける、マイクロ流体デバイスに関する。本発明は、マイクロ流体デバイスを製造する方法にさらに関する。 (もっと読む)


【課題】 第1の流路に緩衝剤を注入した後に、第2の流路に充填した生体サンプルを定量し、定量した生体サンプルを第1の流路で電気泳動させる生体サンプル判別装置において、定量部での生体サンプルの定量ミスを未然に検出する。
【解決手段】 緩衝剤は緩衝剤の注入口123より注入し、緩衝剤の注入部113を満たす。生体サンプルの注入口124より生体サンプルを注入し、生体サンプルの注入部114を満たす。ついでプレートを回転させ第1の流路116には緩衝剤を、第2の流路117に生体サンプルを充填する。その後に生体サンプルが定量部120にのみ残存させて定量する。このとき生体サンプルが、定量部にのみ存在することを光学検出ユニットにより検出し、きちんと定量できたことを確認する。 (もっと読む)


【課題】マイクロ流路内の所定位置に担架した試薬を、被検査液に確実に溶解・混合させて、溶解・混合処理の精度を向上させることができ、更に、その後の反応処理や分析処理を同一位置で実施可能なため、マイクロ流路上の処理位置の削減により、小型化や、製造コストの低減を図ることができるマイクロ流路チップを提供すること。
【解決手段】マイクロ流路14内に試薬39を配置して被検査液を導入するマイクロ流路チップ1であって、試薬39が熱溶解性結合剤と混合されてマイクロ流路内の所定位置に担架され、被検査液の導入時温度からの昇温により熱溶解性結合剤が担架されている所定位置で溶解を開始することで、溶解処理、混合処理を効率よく実施できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、振動装置の駆動電圧が小さくても、定在波の強度を増大させ、成分の分離精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】この目的を達成する為に本発明は、上面に流路溝7が形成された基板8と、流路溝7の上面開口部を覆うように基板8の上方に設けられた封止部9と、流路溝7の外側壁7aに形成された突起部10とを備え、この突起部10は、流路溝7の深さ方向のたわみ振動を与える振動装置11を有するものとした。
これにより本発明は、突起部10のたわみ振動が、てこの原理により増幅され、突起部10の形成されている流路溝7の外側壁7aで大きな応力を発生させ、その結果、小さな駆動電圧でも流路溝7内の定在波の強度が増し、成分分離精度を向上させることが出来る。 (もっと読む)


本発明は、医療用装置の分野に属する。具体的には、本発明は、生体液由来の被検体のリアルタイムでの検出を可能にする携帯型医療用装置を提供する。本方法および装置は、医療の様々な用途に利用されるポイントオブケア検査の実現に特に有用である。とりわけ、本医療用装置は、生体サンプル内の被検体の存在を示す光信号に対する干渉を減少させる。本発明の一態様は、体液のサンプル内の被検体を検出する流体装置である。流体装置は、体液のサンプルを前記流体装置に供給するようになされたサンプル採取ユニット、前記サンプル採取ユニットと流体連通し、前記体液のサンプル内の被検体の存在または量を示す光信号を発するようになされた分析アセンブリ、および前記分析アセンブリと流体連通し、前記光信号の干渉を減少させるようになされた消光アセンブリを備える。 (もっと読む)


【課題】粒子などの粒子を流路内に連続的に整列しながら流す際,流路内での粒子の位置制御を可能とする方法を提供する。
【解決手段】端点M,端点Nを連結する流路Aと,前記流路Aにおける途中の点Xと前記端点Mの間に存在する分岐点において前記流路Aより分岐し,前記流路Aにおける前記点Xと前記端点Nの間に存在する合流点において前記流路Aに合流する,1つまたは複数の分岐流路を有する流路構造を用い,前記流路構造に前記端点Mから粒子を含む流体を連続的に導入すると,前記流路Aにおける前記分岐点において,前記分岐流路にはある一定の大きさより大きな粒子を含まない流体が流入し,かつ前記合流点において,前記流路Aに前記分岐流路からある一定の大きさより大きな粒子を含まない流体が流れ込むことにより,前記流路Aにおける前記合流点と端点Nの間において,ある一定の大きさより大きな粒子の流れる位置を制御することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】ノイズによる検出精度低下の問題を根本的に解決できる物質間の相互作用検出技術を提供すること。
【解決手段】物質間の相互作用が進行する場を提供し得る反応領域2と、前記反応領域2に連通する領域であって、前記反応領域から移動してきた物質を標識する場を提供し得る標識領域3と、前記標識領域3に連通する領域であって、前記標識物質から発せられる検出信号によって物質間の相互作用情報を取得する場を提供し得る検出領域4と、から構成され、検出精度の高い物質間相互作用検出部1aを提供する。 (もっと読む)


【課題】所定の抵抗圧力を有するように内部に液体の満たされた排出管からなり、毛細管内に排出管の抵抗圧力より高い圧力が加えられると、気体が排出管を介して外部に排気されるようにする、バルブ及びそのバルブの具備された微細流体ポンプを提供する。
【解決手段】バルブ2の具備された微細流体ポンプは、流体の移動する毛細管1と、毛細管の片側に連結され、内部に流入チェックバルブ31及び排出チェックバルブ32を具備された移送管3と、毛細管内部の流体が移動できるように気体を供給する気体供給手段4とを含むマイクロポンプに関するものであり、毛細管の片側には、毛細管の内部と連通され、一定の抵抗圧力を有するように内部に液体が満たされ、片側が開放される排出管21からなり、毛細管内の気体圧力が排出管の有する抵抗圧力以上になると、毛細管内の気体が排出管を介して排気されるようにするバルブがさらに具備される。 (もっと読む)


【課題】送液エラーや空送りを確実に防止でき、信頼性の高い送液及び送液の自動化を実現することのできる化学反応用装置を提供する。
【解決手段】溶液X,Yを送ることによって溶液X,Yの化学的な反応を行う化学反応用装置100は、基板1と、基板1に重ねて設けられた弾性体2との間に、溶液X,Yが収容される複数の室21〜25及び複数の室21〜25を連結する流路26a,26b,27a,27bを有するカートリッジ3と、カートリッジ3に対して互いに独立して移動自在であり、弾性体2の表面に接触しながら移動することにより、弾性体2に外力を加えて流路26a,26b,27a,27b又は室21〜25にある溶液X,Yを封止又は移動させる複数のスキージ41〜43と、流路26a,26b,27a,27b又は室21〜25にある溶液溜まりの状態を検出する検出センサ71,72とを備える。 (もっと読む)


【課題】製作が容易で小型化にも適した分離装置および分離方法等を提供する。また、分離効率や分離精度を向上させることができる分離装置および分離方法等を提供する。
【解決手段】その表面に形成された溝よりなる流路10a、10bを有する基板S1と、流路10aと接続された注入孔3と、その表面に形成された溝よりなる流路20aを有する基板S2と、流路20aと接続された収容部5bと、を有し、流路10aと流路20aが交差するよう、基板S1の表面と基板S2の表面を当接して成る分離装置とする。その結果、流路10aを層流状態で流れる液の液体成分、例えば血液中の血漿を基板S2の流路20aに導入することができ、液中の固形成分と液体成分とを分離することができる。 (もっと読む)


本明細書に開示されているのは、液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MS)またはマトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析(MALDI-TOF/MS)などの微量分析工程中に微量のタンパク質を検出するように、アルブミン、免疫グロブリン、トランスフェリン、またはケラチンなどの特定タンパク質をビーズに固定化するタンパク質固定化用マイクロチップである。前記タンパク質固定化用マイクロチップは試料量を低減し、反応時間を短縮し、結果の信頼性を高め、さらに分析工程を簡素化する。このため、表面に付着された抗体を有するビーズが有機ポリマー、すなわち(ポリ)ジメチルシロキサン(PDM)を用いた重層構造を持つマイクロチップのチャンバに含まれ、前記チャンバを通過する微量試料の圧力が前記ビーズの全てに均一に分布され、さらに前記微量試料が、前記特定タンパク質を効果的に固定化するように大きな表面積を有し、かつ最適速度で外部に円滑に排出される前記ビーズを通過する。よって、タンパク質固定化用マイクロチップは、前記マイクロチップを通過する前記試料の速度を最適化し、前記微細ビーズの十分な表面積のために前記抗体への前記特定タンパク質の固定化効率を向上させ、それによって迅速な反応結果を得られる。 (もっと読む)


流体検体計測器に用いられる流体試料を調製する装置は、第1の部分であって、隔壁突刺突起と、毛細管通路と、第1の部分の外面の空気抜き孔とを備える第1の部分と、第2の部分であって、処理溶液室と、処理溶液室を密封する隔壁とを備える第2の部分と、を備え、装置の第1の部分が装置の第2の部分内に最初に挿入されるとき、空気抜き孔は開いており、装置の第1の部分が装置の第2の部分内に完全に挿入されるとき、空気抜き孔は閉じられるようになっている。
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【課題】 比較的低温で、安価簡便に、かつ強固確実に接合された多層のプラスチック製マイクロチップ、及びその製造プロセスを提供すること。
【解決手段】 厚み0.05〜1.0mmの熱可塑性プラスチックフィルムを2層以上積層した積層体から構成されるプラスチック製マイクロチップであって、層間は接着剤で接着又は粘着剤で粘着され、前記プラスチックフィルムの一部又は全部の表面に微細流路又は貫通孔を有し、前記熱可塑性プラスチックの一部又は全部が厚み0.1mmにおける可視光線の光線透過率が70%以上であることを特徴とするプラスチック製マイクロチップ。 (もっと読む)


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