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Fターム[2G058EB11]の内容

自動分析、そのための試料等の取扱い (28,698) | 液体の定量採取、吐出手段 (662) | 所定長流路への液体保持によるもの (143)

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【課題】分離部で分離した比重の大きい残留成分が次工程に流れ出すことを防止できる検査対象受体を実現すること。
【解決手段】検査対象受体1の板状部材2には、分離部14で計量され分離された分離成分の液体が流れる第一流路40、第一流路40の下流側に接続された第四流路41、第四流路41の下流側に設けられ分離成分の液体を所定量計り取る計量部42、計量部42で計り取った残りの液体が溜まる第二余剰部43、計量部42が計り取った液体が流れる第五流路44と、及び第五流路44の下流側に設けられ、計量部42が計り取った液体が流れ込む受け部17が設けられている。また、分離部14の第一流路40側の側壁部141には、所定深さに掘り下げられた凹部からなり、分離部14で分離した残留成分が第一流路40へ流れ出すのを防止するためのトラップである保持部30が第二流路31により接続されている。 (もっと読む)


【課題】遠心力付与装置の検査用回転パターンを変えることなく、かつ遠心力付与装置以外の装置を必要とすることなく、検査対象受体内の検体と試薬とが混合するタイミングを変えることができる。
【解決手段】
マイクロチップ1の板部材2の流路形成面2Aには、検体投入部3と、第1流路21と、貯留槽16と、混合槽20と、第2流路22と、が形成されている。第1流路21は、マイクロチップ1が遠心力CFの向きに対して第1の回転角度30°以上に自転された際に、投入された検査対象の液体ELが液体投入部3から貯留槽16に流れるよう形成されている。第2流路22は、マイクロチップ1が遠心力CFの向きに対して第1の回転角度30°より大きな第2の回転角度60°以上に自転された際に、貯められた検査対象の液体ELが貯留槽16から混合槽20に流れるよう形成されている。 (もっと読む)


【課題】遠心力の印加により流体回路内に存在する液体を流体回路内の所望の位置に移動させるマイクロチップにおいて、表面張力による意図しない液体の移動を防止することができるマイクロチップを提供する。
【解決手段】内部に形成された空間からなる流体回路を備えており、流体回路内に存在する液体を流体回路内の所望の位置に移動させるマイクロチップであって、流体回路は、液体を通す第1の流路と、該第1の流路を通過した液体を通す第2の流路とを含み、第1の流路は、第2の流路側の端部である第1の端部が第2の流路の内壁面と離間するように配置されるマイクロチップである。 (もっと読む)


【課題】ニードルによるサンプリング動作が実行されている状態でもバイアルの交換や新たなバイアルの追加を行なうことができるようにする。
【解決手段】オートサンプラは複数のラック設置部26を備えている。ラック設置部26の近傍には、ラック設置部26に設置されたサンプルラック4の移動を制限して取り出されないように固定することができるラック固定機構27が設けられている。各サンプルラック4には、ラック固定機構27による固定を可能にするための係合部30が設けられており、係合部30とラック固定機構27の突起部が係合することでサンプルラック4の移動が制限される。 (もっと読む)


【課題】あらかじめ選択した一連の試薬などの液体を試験スライドに正確に添加する。
【解決手段】液体分注システムは、計量チャンバ110と液体連通している液体貯槽102を通常含む液体分注カートリッジ100となり得る。計量チャンバ110は、カートリッジ100から放出される前に液体貯槽102内のブラダー106から計量チャンバ110に通過した所定量の液体のための保持空間を備えている。圧縮力により計量チャンバ110内に生じた圧力は、開口した弁118から液体を放出させる。計量チャンバ110からカートリッジ100の外へ出する液体の方向および/または速度を制御するためにノズル120を使用する。 (もっと読む)


【課題】比重の異なる第1成分と第2成分とを含む検体中の第1成分と第2成分とを分離するための分離部を備えるマイクロチップにおいて、流体処理に必要な量の第1成分を確実に分離して取り出すことができ、取り出された第1成分について正確かつ信頼性の高い検査または分析を行なうことができるマイクロチップを提供する。
【解決手段】内部に流体回路を有するマイクロチップであって、互いに比重の異なる第1成分と第2成分とを含有する検体を流体回路内に導入するための検体導入口を有し、流体回路は、検体導入口に接続され、検体導入口から導入された検体の計量を行なうための所定の容積を有する検体計量部と、検体計量部に接続され、計量された検体の全量を収容できる容量を有する部位であって、計量された検体の全量を収容するとともに、収容された検体中の第1成分と第2成分とを分離するための分離部とを含むマイクロチップである。 (もっと読む)


【課題】微量の液滴を保持する能力を高めることができる液滴保持ツールを提供する。
【解決手段】液滴保持ツール1は、親水性を高める凹凸微細構造部21が表面20に形成されている親水層2と、この親水層2の表面20側に設けられ前記凹凸微細構造部21を露出させている開口部31が形成されている撥水層3とを備えている。さらに、撥水層3は、非晶質材料からなり、この非晶質材料のガラス転移点以上の温度で加熱する加熱処理が、当該撥水層3に施されている。 (もっと読む)


【課題】構造の簡易化によって装置コストの増大化を抑制しつつ、計量精度の向上を図り得る、計量装置、計量方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】計量装置50は、メイン流路11と、サブ流路12と、サブ流路13とを備えている。サブ流路12及びサブ流路13は、メイン流路11の一端から分岐している。メイン流路11は、その他端に、試料の吸引口及び吐出口のいずれか又は両方として機能する開口11aを備えている。また、メイン流路11は、サブ流路13側から加圧が行われたときに、メイン流路11の内部に充填された試料を保持する機能が、サブ流路12における、サブ流路13側から加圧が行われたときにサブ流路12の内部に充填された試料を保持する機能よりも高くなるように、形成されている。 (もっと読む)


【課題】検査対象受体を縦に保持する検査装置に装着しても、検査対象の液体が流出しない検査対象受体を実現すること。
【解決手段】検査対象受体1の板状部材2には、所定深さに掘り下げられた凹部からなる液溜部5、当該液溜部5から液体が流出する流路7、当該流路7から流出する液体を所定量計り取る計量部10、余剰部11と、受け部12等が形成されている。また、検査対象受体1には、カバー部材3が貼り付けられ、当該カバー部材3には、液体を注入する注入口4が形成されている。板状部材2の底面を重力方向(矢印A方向)と平行にして、重力方向と平行に回転軸を有した公転により遠心力を付与する状態で、重力方向に対して、流出口9は、注入口4よりも上方に設けられ、且つ、液溜部5は、流出口9よりも下方に設けられている。 (もっと読む)


【課題】液体を漏らさず、且つ、流路中の空気を残さずに放出できる検査対象受体を実現すること。
【解決手段】検査対象受体1の板状部材2には、所定深さに掘り下げられた凹部からなる液溜部5,6、計量部14、流路11、余剰部10及び受け部17が形成されている。流路11は、板状部材2に対して所定深さ掘り下げられて形成されているが、逆L字形状に屈曲しており、流路11が屈曲する変曲点12及び変曲点18が存在する。検査対象受体1のカバー部材3には流路11中の空気を大気中に放出するための空気孔4が設けられている。この空気孔4は、流路11の変曲点12の近傍のカバー部材3に開口しているので、流路11の変曲点12の付近の空気を大気中に放出できる。また、液体も空気孔4から漏れにくい。 (もっと読む)


【課題】流路の毛管現象による液体の意図しない流出を防止できる検査対象受体を実現すること。
【解決手段】検査対象受体1の板部材2には、所定深さの凹部からなる第一液溜部5、当該第一液溜部5から流出する検査対象の液体を所定量量り取る計量部4、第一液溜部5から計量部4に向けて液体を流す第一流路7が設けられている。また、板部材2には、計量部4で量り取った液体が流入する受け部17、計量部4から受け部17へ液体を流す第二流路20、第一液溜部5から第一流路7を介して流れ出し、計量部4で量り取った残りの液体が流れる第三流路30、第三流路30の先に設けられた余剰部10が設けられている。また、第二流路20には、断面積拡大部分24が設けられ、第三流路30には、断面積拡大部分34が設けられている。 (もっと読む)


【課題】精度の高い検体の検査、測定を行うことができる検査対象受体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の検査対象受体である検査チップ40は、検体案内部46と、定量部50の第二壁部右方壁面52A前端部と第一壁部左方壁面51Aの前端部を含んで構成される平面である定量部出入口面57とを検査チップ40後方に投影して重ね合わせた際に検体案内部46が定量部出入口面57に内接するような構成であることにより、検体案内部46から定量部50へ流入する検体は、定量部出入口面57に形成される検体の液面端部近傍に流入するため、検体の液面が乱れることがない。よって、定量部50における検体の定量誤差が生じることがなく、精度よく検体の検査を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】精度の高い検体の検査、測定を行うことができる検査対象受体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の検査対象受体である検査チップ40は、検体案内部46の左側の側面46Aを後方に延長した直線56と、定量部50の壁面52A前端部と壁面51Aの前端部を含んで構成される平面である定量部出入口面57とが直交するように構成されていることにより、検査チップ40の前後方向に遠心力が付与される場合、その遠心力は定量部出入口面57に形成される検体液面上のどこでも同様に付与される。そのため、遠心力の影響を受けることなく、常に定量部出入口面57の一定の位置に液面を形成することができる。従って、定量部50における検体の定量誤差が生じることがなく、精度よく検体の検査を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】試料注入時の試料注入口近傍から試料が飛散しても光学測定窓を汚損しにくく、より確実に試料の検査、測定を行うことができる検査対象受体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の検査対象受体は、検査対象の液体を注入する液体注入口と、前記検査対象の液体を展開する流路と、前記流路に展開された前記検査対象の液体を検査するために、少なくとも1箇所設けられた、前記検査対象の液体に光を照射する光学測定窓とを備える、複数の面を有する検査対象受体であって、前記液体注入口は、検査対象受体本体の前記流路及び前記光学測定窓が形成されている面以外の面に設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】先行技術の少なくとも幾つかの限定を克服する使い捨て分配カートリッジを提供すること。
【解決手段】使い捨て分配カートリッジは、分配される溶液を収容する貯槽と;第一一方向弁を介して貯槽と流体連通する室とから成る。その室は室から溶液の通過できる第二一方向弁を備える出口部分から成る。使い捨てカートリッジが第二連結部分を介して圧縮装置に連結できる。圧縮装置が室内に減少された圧力を印加して、貯槽から第一一方向弁を介して室へ所定容積の溶液を引き出し;そして室内に上昇された圧力を印加して貯槽から第二一方向弁を介して決定された容積の溶液を引き出しする。第二連結部分は、第二連結部分を介して室へ或いは室から流すために、ガスを通すが、溶液を通さないように配列される逆止弁から成る。使い捨てカートリッジは製造が簡単で且つ安価である。 (もっと読む)


【課題】生体分子の反応や蛍光測定を阻害することがなく、且つ気泡による蛍光強度検出阻害を解決できる試料分析チップ及び試料分析方法を提供すること。
【解決手段】基材に複数のウェルと、各ウェルに繋がる流路と、流路に溶液を注入するための注入口とを有し、該基材を回転させてウェルに溶液を配液する試料分析チップであって、前記流路が、前記注入口と連絡し、前記ウェルより回転中心側に設けられた主流路を有し、前記ウェルの上面がウェルの上部中心に向けて突出した凹形状となっていることを特徴とする試料分析チップを用いる。 (もっと読む)


【課題】固体成分を移送した際や、サンプル溶液の一部を移送した際に、残った溶液が後追いで流入してくることを防ぐことができる分析用デバイスを提供する。
【解決手段】サンプル溶液を溶液成分と固体成分に分離する分離室10と、分離された固体成分32を一定量保持する保持流路13と、保持流路に連結される混合室16と、保持流路と分離室の間に連結された溢流流路12と、分離室内に残るサンプル溶液を排出するサンプル溢流室17と、分離室とサンプル溢流室を連結する連結通路14を備え、分離された溶液成分31が毛細管力により溢流流路を優先的に充填した後、分離された固体成分が溢流流路を経て保持流路に移送され所定量の固体成分を計量する。保持流路内の固体成分は遠心力によって混合室へ移送され、同時に分離室内に残留するサンプル溶液は連結通路のサイフォン効果によって、サンプル溢流室に排出される。 (もっと読む)


本発明は、チャンバー、上記チャンバーを連結する通路を含む少なくとも1つの微細流動構造物、及び検出部を含む微細流動装置であって、上記チャンバーは標識接合体−分析対象物質結合体を生成するように標識接合体が流体試料の分析対象物質と結合する反応チャンバーと上記反応チャンバーの下流に位置する分析チャンバーを含み、上記分析チャンバーは標識接合体−分析対象物質結合体と結合する捕獲接合体がある検出領域を含み、上記検出領域は、多孔性メンブレン、マイクロポア構造体、またはマイクロピラーのうちの1つを含むことを特徴とする。
(もっと読む)


【課題】簡便に液体流路を閉止状態から開通状態にできる液体流路装置を低コストで提供する。
【解決手段】基板11の少なくとも片面に、液体が流通する液体流路と、液体が溜まる1つ以上の液槽14aとが形成され、基板11の流路形成面には蓋板13が積層した液体流路装置であって、液体流路の一部を閉止状態から開通状態にする開通手段S1を有し、開通手段S1は、液体流路の一部に配置され、蓋板13または液体流路の底部を外側から押圧する操作により塑性変形し、前記開通状態とする封止栓15からなる。 (もっと読む)


【課題】簡便に液体流路を開通状態から閉止状態にしたり、閉止状態から開通状態にしたりできる液体流路装置を低コストで提供する。
【解決手段】基板11Aの少なくとも片面に、液体が流通する液体流路12と、液体が溜まる1つ以上の液槽14a、14bとが形成され、基板11Aの流路形成面12aには蓋板13Aが積層した液体流路装置10Aであって、液体流路12の一部を閉止状態から開通状態にする開通手段S1、S2として、液体流路12に配置された栓体15を具備している。この栓体15を蓋板13Aに形成された凹部16に移動させることにより、液体流路12を開通状態とする。反対に、閉止手段T1では、凹部18から液体流路12に栓体17を移動させると、液体流路12を閉止状態にできる。 (もっと読む)


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