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Fターム[2G075DA07]の内容

Fターム[2G075DA07]に分類される特許

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【課題】ガスの除湿および原子炉格納容器の外部へのサンプリングを必要としない水分濃度測定装置及びその測定方法を提供する。
【解決手段】実施形態の水分濃度測定装置30では、原子炉格納容器70内の陽電子源1から放出された陽電子と雰囲気に含まれる水分子とにより衝突して生ずる対消滅により発生するγ線を複数のγ線検出器3が検出する。原子炉格納容器70外の同時計数回路5が複数のγ線検出器3により検出されたγ線を時系列的に計測して対消滅により発生した対となる2個のγ線を検出したγ線検出器の位置を特定する。第1の信号処理ユニット6aが特定されたγ線検出器の位置から陽電子の飛程を算出して水分子の濃度と陽電子の飛程との相関関係に基づいて水分子の濃度を求める。 (もっと読む)


【課題】原子炉一次格納容器内・原子炉二次格納容器内雰囲気の水素濃度・酸素濃度のサンプリング測定を切り替えて行なうことができ、測定点切替時に原子炉一次格納容器内あるいは原子炉二次格納容器内ガスが原子炉二次格納容器内あるいは原子炉一次格納容器内にそれぞれ放出される容量を少なくすることができる格納容器内雰囲気モニタを提供する。
【解決手段】原子炉二次格納容器13内雰囲気をサンプリングする配管21,22,23およびその開閉のためのバルブ31,32,33と、検出器校正用窒素ガスをサンプリングラック19内に案内する配管41およびその開閉のためのバルブ42とを備える。原子炉一次格納容器13内雰囲気と原子炉二次格納容器14内雰囲気のサンプリング測定を手動または自動にて切替可能とし、かつ測定点切替時に校正用窒素ガスでサンプリングラック19内部を自動的にパージする機能を持つ。 (もっと読む)


【課題】確実で簡便に実施できかつ検出器の劣化を防止できる原子炉格納容器の水素濃度測定技術を提供する。
【解決手段】水素濃度測定装置10は、原子炉格納容器30の内部雰囲気から隔離して設けられた隔離室20と、この隔離室20の内部に設けられた水素ガス検出器21と、この隔離室20の内部を原子炉格納容器30の内部雰囲気に開放する開放手段とを、備えている。 (もっと読む)


【課題】BWRの圧力容器の下部プレナム領域内での腐食電位を測定する場合に、腐食電位センサを設置する機器の影響を受けにくくして、下部プレナム内のSCC対策機器の状態を正確に測定できる腐食電位の測定方法を提供する。
【解決手段】腐食電位センサを備えたLPRM管を有する原子力プラントにおいて、LPRM外面に腐食電位センサー設置用の外筒管凹部を設け、外筒管凹部に腐食電位センサを設置し、腐食電位センサの上下位置に保護用のセンサ保護部材を設置し、腐食電位センサの電位検知部からLPRM管の凹部外表面までの距離、腐食電位センサの電位検知部から腐食電位の匡体までの距離、および腐食電位センサの電位検知部からセンサ保護部材までの距離が、腐食電位センサの電位検知部からインコアモニタ案内管までの距離よりも長くなるように前記腐食電位センサを設置する。 (もっと読む)


【課題】ドレン水の排出を行っている間も、原子炉格納容器の雰囲気ガスを継続的に監視する。
【解決手段】原子炉格納容器1内の雰囲気ガスをサンプリングするサンプリング配管2と、前記サンプリング配管2に接続された少なくとも一つのガス濃度検出器11、12と、前記サンプリング配管2から排出されるドレン水を貯留するドレン管55a、55bとドレン管の液位検出器56a、56bと前記ドレン管55a、55b内のドレン水排出弁57a、57bとからなるドレン水排出系と、液位信号に基づき前記開閉弁及びドレン水排出弁を制御するとともに前記ガス濃度検出器で検出されたガス濃度を補正演算する演算制御部と、を有する原子炉格納容器の雰囲気ガスモニタにおいて、前記ドレン水排出系を複数系統設けるとともに、前記演算制御部は前記水位信号に基づき各ドレン水排出系の開閉弁60a、60b及びドレン排出弁57a、57bを切換制御する。 (もっと読む)


【課題】精度良く主蒸気中の湿分を測定することができる主蒸気湿分測定装置、主蒸気湿分測定方法及び原子力発電プラントを提供する。
【解決手段】給水ラインの二次冷却水にトレーサ元素を添加する薬剤注入部と、蒸気発生器と湿分分離加熱器との間に配置された機器に導入された蒸気の流量を計測する第1の蒸気流量計測部と、機器のドレンに導入された蒸気の流量を計測する第2の蒸気流量計測部と、蒸気発生器のブローダウン水に含まれるトレーサ元素濃度を計測する第1の計測部と、機器のドレン水に含まれるトレーサ元素濃度を計測する第2の計測部と、第1および第2の蒸気流量計測部で取得した蒸気の流量と、第1および第2の計測部で取得したトレーサ元素濃度と、に基づいて主蒸気中に含まれる湿分を算出する湿分算出部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】原子炉水中に含まれる放射性核種の定量精度を向上させる原子炉水の核種分析技術を提供する。
【解決手段】原子炉水の核種分析方法が、原子炉水を採取してフィルタに通過させる工程(S11)と、核種が捕集された前記フィルタを水酸化アルカリ及び硝酸アルカリとともに加熱する工程(S15)と、前記加熱による生成物質を水に溶解させる工程(S16)と、少なくとも放射性塩素及び放射性ヨウ素が前記水に溶解している第1ろ液と前記水に不溶の第1沈殿物とを分離する工程(S17)と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明では、沸騰水型原子力プラントの排ガス再結合器の出口水素濃度を、ガスの流入条件と触媒の状態から予測する装置を提供することにある。
【解決手段】沸騰水型原子力プラントの気体廃棄物処理系の排ガス再結合器に流入する排ガスの構成成分の流量,排ガスの温度,排ガス再結合器内の触媒の状態を示す指標、及び前記触媒の性能に影響を及ぼす被毒物質の流入量を入力する入力装置7と、前記入力装置7から入力された情報から排ガス再結合器出口の水素濃度を算出する演算装置2と、算出した水素濃度または水素濃度の時間変化を表示する表示装置を備えることによって、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】燃料中に分散された中性子毒物の均質性を検査する場合に、より小さな中性子毒物塊の存在を検出できるようにする。
【解決手段】中性子毒物を含有する検査対象燃料5中の中性子毒物の均質性を検査する中性子毒物均質性検査装置に、中性子照射手段と、中性子透過画像取得器6と、画像判定器7とを備える。中性子照射手段は、中性子源2と減速材1とコリメータ4とを備える。中性子透過画像取得器6は、中性子照射手段から中性子を照射された検査対象燃料の中性子透過画像を取得する。画像判定器7は、中性子透過画像取得器6が取得した中性子透過画像の輝度のばらつき、たとえば中性子透過画像の輝度の近似曲線に対する局所的な輝度の差があるしきい値よりも大きいか否かに基づいて、所定の大きさ以上の中性子毒物塊が存在するか否かを判定する。 (もっと読む)


【課題】鉄濃度を安定させると共に、水中の鉄濃度をppbレベルで微調整すること。
【解決手段】水を流通させる下流に模擬機器4を配置した耐食性の主管2と、主管2の途中を迂回して設けられ、主管2から水を流通させつつ主管2に戻す耐食性のバイパス管3と、バイパス管3の途中に接続された炭素鋼管の内部に炭素鋼棒を複数挿入してなる鉄発生部6と、バイパス管3における鉄発生部6よりも上流側に配置された耐食性の流量調整弁7とを備える。バイパス管3に炭素鋼からなる鉄発生部6を設けたことにより、実際の機器と同様の使用環境を模擬して水に鉄イオンを発生させる。しかも、流量調整弁7によりバイパス管3に流通する水の流量を調整することで鉄濃度が制御される。このため、鉄濃度を安定させると共に、水中の鉄濃度をppbレベルで微調整できる。 (もっと読む)


【課題】原子炉に装荷される燃料棒に含有される可燃性毒物の量を、低濃度の場合でも測定できるようにする。
【解決手段】減速材中にバンドル配置部を挟んで中性子源および中性子検出器を配置する。そのバンドル配置部に、燃料棒を束ねたバンドルを配置した場合の中性子計数率φを中性子増倍率kの関数として定式化する(S24)。可燃性毒物を含有しない基準バンドルを配置した場合の中性子増倍率を計算によって求める(S33)。可燃性毒物の含有による中性子増倍率の変化Δk/ke0を可燃性毒物含有量の関数として定式化する(S61)。測定対象バンドルおよび基準バンドルをバンドル配置部に配置したときの中性子計数率を測定し(S71)、その比(φm1/φm0)と計算によって求めた中性子計数率の比(φ/φ)とが実質的に等しくなるように可燃性毒物含有量を算出する。 (もっと読む)


【課題】原子炉に装荷される燃料に含有される可燃性毒物の量を、低濃度の場合でも測定できるようにする。
【解決手段】試験燃料に熱外中性子を照射し(S22)、その試験燃料から放出されるガンマ線強度を測定する(S23)。また、試験燃料に熱中性子を照射し(S24)、その試験燃料から放出されるガンマ線強度を測定する(S25)。S23で測定されたガンマ線強度でS25で測定されたガンマ線強度を除して遅発ガンマ線強度比を求める(S26)。遅発ガンマ線強度比と予め導出しておいた校正曲線とを用いて試験燃料の可燃性毒物濃度を算出する(S28)。 (もっと読む)


【課題】原子力発電システムにおいて、各種機器の運転状況に応じて再循環ポンプの回転速度を制御して、原子炉の熱出力を調整する。
【解決手段】原子力発電システムは、原子炉11の炉心12に冷却材を循環する少なくとも1台の再循環ポンプ16を備えており、原子炉再循環流量制御装置23は、原子炉に関する各種機器毎に、ランバックの際の再循環ポンプの回転速度が設定回転速度として設定され、原子炉に関する各種機器の運転状況に応じてランバック信号を受けた際、当該ランバック信号に対応する機器の設定回転速度を読み出して、この設定回転速度に応じて再循環ポンプを運転制御する。 (もっと読む)


【課題】中性子照射を受けた原子炉炉内構造物のIASCC感受性を評価するために照射誘起粒界偏析を迅速にかつ容易に行い評価することのできる原子炉炉内構造物の診断システムを提供する。
【解決手段】原子炉炉内機器の診断システムは、中性子照射を受けた原子炉炉内機器に係る評価対象部位の被診断材料に含まれる化学成分が入力される化学成分入力手段と、被診断材料が受けた中性子照射の照射量、照射速度及び照射温度が入力される中性子照射条件入力手段と、被診断材料の材料物性データが入力される材料物性データ入力手段である入力装置1と、化学成分入力手段、中性子照射条件入力手段及び材料物性データ入力手段である入力装置1からのデータに基づいて原子炉炉内機器の被診断材料の照射誘起粒界偏析が解析される解析手段である演算装置2と、照射誘起粒界偏析の解析結果が表示される解析結果表示手段である表示装置3と、照射誘起粒界偏析の解析結果が保存される解析結果保存手段である記録装置5と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 二次冷却系配管の減肉の発生を効果的に低減することを可能とし、これに伴う発電所設備への影響、および配管の減肉の状態をオンラインで連続監視することを可能とするPWR発電所二次冷却系の水処理システムを提供する。
【解決手段】 PWR発電所二次冷却系の水処理システムであって、PWR発電所二次冷却系の二次冷却材に微量の酸素を注入する酸素注入部と、注入した微量な酸素がSGへ流入しないこと及び配管の減肉の状態を監視する腐食電位計とを有する。 (もっと読む)


【課題】沸騰水型軽水炉を用いた原子力発電の原子炉内における核分裂性元素毎の総重量の予測において、ピーキング率を用いることでより正確に算出する。
【解決手段】沸騰水型軽水炉を用いた原子力発電プラントを所定期間発電運転したときの期末時点での前記原子力発電プラントの原子炉内における核分裂性元素の総重量を算出する装置であって、CPU及びメモリと、メモリに設けられた記憶領域である発電電力量記憶部、熱効率記憶部、炉内総重量記憶部、ピーキング率記憶部、燃料タイプ別期首燃焼度記憶部、燃料重量率組成率記憶部、及び燃料体重量記憶部と、CPUが、メモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される増分燃焼度算出部、燃料タイプ別増分燃焼度算出部、燃料タイプ別期末燃焼度算出部、燃料タイプ別各元素組成率算出部、燃料タイプ別各元素炉内重量算出部、及び各元素総重量算出部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】酸化雰囲気に活性なセラミックス被覆層についても単独で分離し、定比性を求めることができる方法を提供する。
【解決手段】少なくとも核、セラミックス被覆層及び除去層を含むセラミックス被覆粒子から前記核を除去する除去工程(S1)、前記核を除去した前記セラミックス被覆層及び前記除去層を研磨材より研磨する研磨工程(S2)、及び、前記セラミックス被覆層と前記除去層及び前記研磨材とを溶液中で分離する重液分離工程(S3)を備える。 (もっと読む)


【課題】発電炉の通常運転時において給水システムタップ22を経由して化学溶液を原子炉に供給するように設計された注入システム10を開示すること。
【解決手段】供給プロセスでは容積式ポンプ12および14を使用する。化学物質の注入は高濃度溶液の形態で行われるが、これは、スキッドからの排出の前にシステム10により内部で希釈される。注入システム10は、移送ライン15上に堆積することによる化学物質の損失を最小にし、高濃度溶液を注入物質として使用することを可能にし、時間がかかりかつ面倒である化学物質の希釈プロセスを省略し、化学溶液を注入に必要な圧力まで上げ、フラッシュ溶液を使用することにより注入ポンプヘッドのところでの溶液からの固体の沈殿を防止し、さらには、発電炉の起動時、停止時、および運転時に拡大する新たな亀裂表面上に新鮮な化学物質を付着させる。 (もっと読む)


【課題】応力腐食割れの発生時間を精度良く求めることができる応力腐食割れ監視方法を提供することにある。
【解決手段】原子力プラントに設けられた各ECPセンサによって測定された各測定対象箇所でのECPの測定値がそれぞれSCC監視装置に入力される(ステップ22)。その原子力プラントに設けられた各水質測定装置で測定された各測定対象箇所での冷却水の硫酸濃度の測定値がそれぞれSCC監視装置に入力される。測定対象箇所の構造部材の炭素量がSCC監視装置に入力される(ステップ24)。各測定対象箇所の構造部材の歪み速度がSCC監視装置に入力される(ステップ25)。SCC監視装置はECP及び硫酸濃度の各測定値、構造部材の炭素量及び歪み速度に基づいて各構造部材におけるSCC発生時間を算出する(ステップ26)。 (もっと読む)


【課題】従来のサンプリング装置では、試料管を加熱する際に、試料管の全体を均一に加熱することができず、冷却する際にも均一に冷却することができないという不具合があった。
【解決手段】送管5をバイパスする試料管6を本体1内に収納し、その本体1内に温風を送風口41から送風ファンにより吹き出させ、本体1内で吹き出された空気を強制対流させることにより試料管6を取り囲む空間の温度を均一にした。これにより試料管6は全体的に均一に加熱される。なお、冷却する際には加熱されていない空気を外部から取り込み、その外気を本体1内で同様に強制対流させることにより、本体1内の温度を均一に、かつ徐々に低下させ、試料管6を均一に冷却するようにした。 (もっと読む)


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