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Fターム[2G075FA17]の内容

原子炉の監視、試験 (5,638) | 監視、試験手段 (595) | 検出手段 (455) | 振動、波動(AE、加速度、音響)によるもの (27)

Fターム[2G075FA17]に分類される特許

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【課題】
本発明は、原子炉圧力容器内の機器の健全性及び異常を評価するために、機器間の微小な相対振動を監視する原子炉振動監視装置及び原子炉振動監視方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、一つの超音波センサから発振した超音波を、相対振動をする複数の機器に照射し、複数の機器からの反射波を処理し、前記相対振動を算出することを特徴とする。また、前記相対振動を前記各反射波の検出時間差に基づいて算出してもよい。 (もっと読む)


【課題】沸騰水型原子炉内機器の振動状態を超音波を用いて監視する際に、計測対象からの反射エコーを特定することが容易な沸騰水型原子炉内機器の振動計測方法を提供することにある。
【解決手段】沸騰水型原子炉内機器であるジェットポンプ109の振動計測対象部位には、複数の超音波反射面から形成される超音波反射板301が設けられる。送受信部303は、超音波反射板301に向けて原子炉外に設置した超音波センサ302より超音波を送信する。超音波送受信部303は、超音波反射板のそれぞれの反射面で生じた反射波を超音波センサで受信する。信号処理部305は、反射波を連続して収録し、連続して収録された前記反射波の時間ごとの反射波の移動量を算出し、前記時間ごとの反射波の移動量から、前記計測対象部位における振動状態を計測する。 (もっと読む)


【課題】小型化が可能で検査対象部位が狭隘部に存在する場合でもき裂の存在を精度良く診断できる炉内構造物のき裂診断方法を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器1内に設置されて原子炉ノズルに溶接された炉心スプレイ配管4に、加振装置16を固定アーム18及び可動アーム20を用いて装着する。おもり24が、おもり24の重心の位置と異なる位置で回転軸26に取り付けられている。モータ25を駆動しておもり24を回転させることにより、炉心スプレイ配管4が繰り返し荷重により加振される。加速度計29が加振されている炉心スプレイ配管4の固有振動数を測定し、この固有振動数が信号処理装置35に入力される。信号処理装置35は、測定された固有振動数と検査対象部位にき裂が存在しない状態における炉心スプレイ配管4の固有振動数とを比較し、検査対象部位におけるき裂の有無を診断する。 (もっと読む)


【課題】圧力容器の外表面に固定される超音波センサが、過酷な環境下で長期間機能し、狭い空間に対し取り付け容易である、原子炉内構造物の振動計測技術を提供することを目的とする。
【解決手段】振動計測装置10は、原子炉の圧力容器60表面に密着される面に開口部21を有するホルダ20と、ホルダ20に収容され超音波を送信又は受信する振動子30と、ホルダ20内に充填されたカプラント11と、振動子30を開口部21の方向に付勢する付勢部材12とを備え、カプラント11は、常温で固体であり、圧力容器60からの伝熱で融解する金属材料であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】原子炉水位を、高精度かつロバストに計測する。
【解決手段】原子炉水位計は、計測配管1の下部の外壁面に取り付けられて計測配管1へ超音波エコーを送信し、超音波反射エコーを受信して反射電気信号に変換する超音波送受信部15と、超音波送受信部15に送信電気信号を送り超音波送受信部15から超音波反射エコーに対応する反射電気信号を受信する超音波信号送受信部16と、液面25が安定している状態における超音波反射エコーに対応する反射電気信号の波形の包絡線を基準エコーとして記憶する波形記憶部5と、反射電気信号の波形から基準エコーとの相関値を求めることで、液面25で反射した超音波液面反射エコーを求めてその超音波液面反射エコーの伝搬時間から液位を算出する液位算出部6と、を有する。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器内に傾斜して設置された炉内構造物に対しても振動の測定を可能とする原子炉振動監視装置を提供する。
【解決手段】原子炉振動監視装置は、原子炉圧力容器3の外側面に設置され原子炉内の炉内構造物に超音波パルスを入射する送信用超音波トランスジューサ1と、送信用超音波トランスジューサ1と電気的に接続され送信信号を送信する超音波送信器6と、原子炉圧力容器3の外側面に設置され反射した反射超音波パルスを受信して受信した反射超音波パルスを受信信号に変換する受信用超音波トランスジューサ2と、受信用超音波トランスジューサ2と電気的に接続され受信信号を受信する超音波受信器7と、超音波送信器6と電気的に接続され超音波送信器に信号を入力しかつ超音波受信器7と電気的に接続され超音波受信器7から信号を受信して処理する信号処理装置8と、信号処理装置8により処理された振動情報を表示する表示装置9とを有する。 (もっと読む)


【課題】長期にわたりセンサの保守作業を行うことなく、そのセンサの故障などの異常を設置状態で確認することができる機器モニタリング装置を提供する。
【解決手段】検出対象となる機器1の状態を監視する監視手段7と、監視手段7に模擬信号を付与する模擬信号付与手段14と、監視手段7に付与した模擬信号に基づいて監視手段7の監視結果の健全性を確認する評価手段12とを備え、監視手段12は、機器1に取り付けられ、機器1の物理量を計測するセンサ2と、センサ2の信号を処理する信号処理手段3と、信号処理手段3による信号処理結果の信号を無線で送信する無線送信手段4とを有し、模擬信号付与手段14は、エネルギーを送信するエネルギー送信手段10と、その送信された量のエネルギーを得て、そのエネルギーをセンサ2の計測対象である物理量に変換してセンサ2に付与するエネルギー付与手段8と、を有する。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器の内部機器に反射板を取り付けることなく、傾きや曲率がある内部機器の振動を検出することのできる原子炉振動監視装置を提供する。
【解決手段】原子炉振動監視装置15は、原子炉圧力容器1の外側表面に設置されて原子炉圧力容器1の内部へ超音波パルスを送信する超音波送信手段3aと、原子炉圧力容器1の外側表面に設置されて、超音波パルスが原子炉圧力容器1内の検査対象2で反射した超音波を含む反射パルスを受信する超音波受信手段3bと、原子炉圧力容器1の壁厚さ、超音波送信手段3aおよび超音波受信手段3bの取り付け位置に基づいて、超音波受信手段3bが受信した反射パルス信号から原子炉圧力容器1の壁内部で生じた反射超音波パルスを特定して削除処理する前処理手段9と、前処理手段9で処理された反射パルス信号から検査対象2の観測時間に基づいて検査対象2の振動を求める演算手段5と、を備える。 (もっと読む)


【課題】制御棒の位置表示に異常が発生した場合においてその原因究明に有効な制御棒動作監視装置及び制御棒動作監視方法を提案する。
【解決手段】複数の制御棒駆動軸3又は制御棒ハウジング2に備えられた複数の振動センサ10と、該複数の振動センサ10からそれぞれ出力される加速度信号を受けて該信号波形の瞬時最大値を一定時間だけ保持して瞬時最大値データを作成して出力する信号ラッチ回路装置71と、該信号ラッチ回路装置71からの瞬時最大値データを受けて打点記録を行う打点記録計72とを備える。係る構成によれば、サンプリング速度(又はサンプリング数)を抑えて振動信号の瞬時最大値を正確に捉え且つ、データ容量を著しく低減させ得ることから、サンプリング精度が高く且つ安価な構成の制御棒動作監視装置を提供できる。 (もっと読む)


【課題】監視対象物の交換時期を定期検査前に告知できること。
【解決手段】原子炉圧力容器12内に配設されたジェットポンプのウェッジ36の振動を、超音波を用いて監視する振動・劣化監視装置110であって、原子炉圧力容器外に設置されて超音波を送受信する超音波センサ41と、超音波センサにて送信されウェッジにて反射され超音波センサにて受信された超音波を信号処理して、ウェッジの振動振幅を計測する信号処理部25と、ウェッジの振動振幅の時系列変化を蓄積する演算部111と、このウェッジの振動振幅の時系列変化から、その振動振幅が最大となる振動周波数とその最大振幅を求める周波数分析器112とを有し、演算部または周波数分析器は、ウェッジの振動振幅が最大となる振動周波数の時系列変化を蓄積し、演算部は、蓄積した振動周波数の時系列変化が、予め算出した周波数変化の許容値に至ったときに、アラーム113等へ警告信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器内に設けられる構造体の振動変位の予測において、構造体の振動変位を直接検出する場合と同等に高い予測精度を有すると共にその予測精度の経時的低下を低減できる原子炉振動監視技術を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器の外側から、その内に設けられる燃料集合体や制御棒案内管などの構造体の振動挙動を監視する原子炉振動監視システムにおいて、構造体の振動変位を検出する超音波式変位センサと、原子炉圧力容器の振動特性を検出する振動感応センサと、超音波式変位センサにより検出された構造体の振動変位と振動変位センサにより検出された原子炉圧力容器の振動特性とを相関付けて記録し、振動感応センサにより検出された原子炉圧力容器の振動特性を前記相関と照合することにより構造体の振動変位を予測し、振動変位が制限値を超える場合に異常信号を生成し、原子炉圧力容器の異常を報知する警告装置とを備える。 (もっと読む)


【課題】監視対象物の振動による摩耗劣化に基づく位置変化を時系列に把握して、その監視対象物の交換時期を定期検査前に告知できること。
【解決手段】原子炉圧力容器12内に配設されたジェットポンプのウェッジ36の振動による摩耗劣化に基づく位置変化を、超音波を用いて監視する振動・劣化監視装置100であって、ウェッジ36の長手方向に沿って原子炉圧力容器外に複数設置されて、超音波を送信し且つ受信する超音波センサ41と、超音波センサ41にて送信されウェッジ36にて反射され超音波センサ41にて受信された超音波を信号処理して、ウェッジ36の位置を計測する信号処理部102と、ウェッジ36の位置の時系列変化を蓄積すると共に、この蓄積した位置の時系列変化と、ウェッジ36の摩耗の進展に伴う位置変化データとを比較して、ウェッジ36が許容摩耗量に到達する時期を予測する演算部103と、を有するものである。 (もっと読む)


【課題】高温・高放射線環境下においても安定した振動計測が可能な超音波プローブを提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器2の外側面から炉内構造物に対して超音波を送信し、反射した反射超音波を受信する超音波センサ41と、センサ面48に被覆されたカプラント43と、超音波センサ41を収納する超音波センサホルダ44と、センサ面48およびカプラント43を、原子炉圧力容器2の外側面に押し付ける方向に弾性力を付与する弾性体45と、超音波センサホルダ44を支持し、超音波センサホルダ44を原子炉圧力容器2の外側面に固定する磁力を備えたホルダ支持体46とを備え、センサ面48は、無負荷状態においてはホルダ支持体46の設置面となる面49よりも突出した。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器内に傾斜して設置された炉内構造物に対しても振動の測定を可能とする原子炉振動監視装置及びその方法を提供する。
【解決手段】原子炉振動監視装置は、原子炉圧力容器3の外側面に設置され原子炉内の炉内構造物に超音波パルスを入射する送信用超音波トランスジューサ1と、送信用超音波トランスジューサ1と電気的に接続され送信信号を送信する超音波送信器6と、原子炉圧力容器3の外側面に設置され反射した反射超音波パルスを受信して受信した反射超音波パルスを受信信号に変換する受信用超音波トランスジューサ2と、受信用超音波トランスジューサ2と電気的に接続され受信信号を受信する超音波受信器7と、超音波送信器6と電気的に接続され超音波送信器に信号を入力しかつ超音波受信器7と電気的に接続され超音波受信器7から信号を受信して処理する信号処理装置8と、信号処理装置8により処理された振動情報を表示する表示装置9とを有する。 (もっと読む)


【課題】原子炉内構造物の振動状態を好適に評価できること。
【解決手段】ジェットポンプ13の複数の測定点における振動に関するデータを測定する複数のセンサ(歪ゲージ42、加速度計43、超音波センサ)と、ジェットポンプの数値構造解析モデルを用いて振動解析を実施し、当該ジェットポンプの振動状態を求める振動解析部44と、この振動解析部の振動解析による前記測定点に対応する測定点対応位置での解析結果と前記センサによる測定データとが合致している場合に、ジェットポンプの各位置における振動状態を、前記数値構造解析モデルを用いて推定し評価する評価部45とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】
原子力プラントの圧力容器の蒸気ドーム内の圧力脈動を高い精度で評価し、圧力容器内のドライヤの健全性確認を正確に行い、原子力プラントの安全性を向上させる。
【解決手段】
沸騰水型原子炉の圧力容器の上部に装備された蒸気ドーム1に接続した流れの無い配管5、例えば計測用配管に、圧力センサ7を配管5の長さ方向に距離を隔てて複数箇所設置して、それらの圧力センサ7からのセンサ結果を基に蒸気ドーム1内の圧力脈動をその配管5内を通じて蒸気の流れに影響されることなく精度良く評価し、その評価をドライヤの健全性を評価するベースに用いる。 (もっと読む)


【課題】表面に曲面を有する監視対象物であっても、超音波を用いその振動を適確に監視できること。
【解決手段】原子炉圧力容器12内に配設されたジェットポンプ13の振動を、超音波を用いて監視する振動・劣化監視装置10において、原子炉圧力容器外に設置されて、超音波を送信し且つ受信する超音波センサ41、42と、ジェットポンプ13のライザ管29の表面に設けられ、超音波を反射可能な平面形状の反射面43A、44Aを備えた反射体43、44と、超音波センサにて送信され反射体の反射面にて反射され当該超音波センサにて受信された超音波を信号処理して、ライザ管の振動振幅を計測し、振動波形を求める信号処理部45と、を有するものである。 (もっと読む)


【課題】建築物全体の地震計測設備の設置が容易で、地震損傷評価も容易に行える地震損傷計測システムを得る。
【解決手段】本発明の地震損傷計測システムは、建築物の各層間3,10を貫通する昇降路4に設置されて、変位計5とターゲット7により昇降路4内の各層の層間変位を計測する層間変位計測手段と、計測された層間変位の分布により、建築物の健全性を評価する建築物健全性評価手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】表面組織音響異方性及び応力異方性の双方が混在する材料から表面組織音響異方性だけを分離できるようにし、材料の残留応力を高精度で測定できるようにする。
【解決手段】探触子制御手段13は、縦波超音波探触子1に発信・受信を行わせた後、その同一場所に横波超音波探触子3をスライドさせる。そして、横波超音波探触子3を所定角度毎に回転させ、各回転位置で発信・受信を行わせながら180°回転させる。測定データ解析手段16は、両探触子の各発信・受信時のエコーデータから試験体Mにおける表面組織音響異方性の定数を演算する。 (もっと読む)


【課題】運転停止時の原子炉冷却材再循環ポンプから通常運転時のモータ軸及びポンプ軸の軸線の関係情報を取得、及び簡易な方法で軸振動を低減する。
【解決手段】原子炉冷却材再循環ポンプのポンプ停止時の点検時において、ポンプの手入れが終了し、ポンプ軸7とモータ軸1がカップリング21接続された状態で、ポンプの吸込側及び吐出側を隔離弁16,17にて隔離し、且つパージ水をパージ水注水系統からケーシング内に加圧注入することでポンプ軸7にスラスト荷重を与えて実稼動時と同じ状況を模擬して、ポンプ軸7及びモータ軸1を回転させ、その際の軸変位を測定し、もしスラスト荷重でモータ軸1とポンプ軸7の軸線が相対的に傾く情報が測定された場合には、測定終了後にポンプ軸7及びモータ軸1の軸線の変化方向を逆方向になるカップリング21の取付け回転位置を変更する。 (もっと読む)


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