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Fターム[2G075FB04]の内容

Fターム[2G075FB04]に分類される特許

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【課題】
本発明は、原子炉圧力容器内の機器の健全性及び異常を評価するために、機器間の微小な相対振動を監視する原子炉振動監視装置及び原子炉振動監視方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、一つの超音波センサから発振した超音波を、相対振動をする複数の機器に照射し、複数の機器からの反射波を処理し、前記相対振動を算出することを特徴とする。また、前記相対振動を前記各反射波の検出時間差に基づいて算出してもよい。 (もっと読む)


【課題】指示値(計数率または放射線量)上昇の原因が放射線の増加によるものかノイズの影響によるものかを、正確且つ迅速に判断することが可能な放射線測定装置を得る。
【解決手段】波形分析器4のノイズ判定ロジック41は、逆極性波高過大判定ロジック411、パルス幅異常判定ロジック412、アンダーシュート不足判定ロジック413、波高過大判定ロジック414を含み、各判定ロジックによるノイズ判定結果をb1〜b4の各カウンタ416〜419により個別に計数する。その計数値に基づいて演算器5は個別ノイズ混入率を求め、表示器7は指示値と共に個別ノイズ混入率、ノイズ波形の特徴から推定されるノイズ発生箇所及びノイズ要因等を表示する。これにより、指示値上昇の原因が放射線の増加によるものかノイズの影響によるものか、さらにノイズが放射線検出器1の異常によるものか外来ノイズによるものかを正確且つ迅速に判断することができる。 (もっと読む)


【課題】既存の設備に小規模の据付工事で追加して設置することができ、耐放射線性に優れた水位検出システムを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、水位検出システムは、原子炉設備内の水槽21内に設置されて基準ガンマ線を発生する基準ガンマ線源24と、水槽21内において基準ガンマ線源24近傍の同一高さに配置されてガンマ線を検出するガンマ線検出センサ1と、ガンマ線検出センサ1から出力されるガンマ線検出信号を入力して単位時間当たりのガンマ線検出数を計数率とする計数処理を行い、その計数率を出力する信号処理部3と、計数率の閾値を予め記憶しておく閾値記憶部5と、信号処理部3から出力される計数率が閾値を超えた場合にガンマ線検出センサ1が水中から気中に露出した状態であると判定する比較判定部4とを備える。 (もっと読む)


【課題】TIP検出器の駆動時間、信号の伝達遅れやプロセス計算機のパルス信号のONを検出するタイミングの遅れなどに影響を受けないTIP監視制御装置を提供する。
【解決手段】TIP監視制御装置10は、プロセス計算機100、TIP制御盤200およびデータ伝送部300を有する。プロセス計算機100は、操作入力部101、TIP走査処理部110、プロセス計算機TIPレベルデータ送受信部111およびTIPレベルデータ記憶部112を有する。TIP制御盤200は、TIP駆動制御部201、TIPレベル処理部202、TIP位置処理部203、TIPレベルデータ蓄積部204、TIP制御盤TIPレベルデータ送受信部205を有する。 (もっと読む)


【課題】プラント稼働中に制御棒監視制御システムを構成する各制御装置の信号入出力機能の健全性を効率的かつ高精度で診断する。
【解決手段】原子炉の各制御棒に設けられた制御棒駆動機構及び位置検出装置と、複数本の制御棒を統括し自動診断部と診断バイパス部と判定部を有する補助コントローラ等を有し、前記補助コントローラは前記複数の制御棒のうち駆動対象制御棒以外の制御棒を診断対象制御棒として順次選択し、前記補助コントローラは前記選択された診断対象制御棒の第1診断部に現場コントローラ及び駆動コントローラを介して作動信号を出力し、前記第1診断検出部は前記現場コントローラから診断信号が入力されると第1切換部を動作させ電圧検出部で作動信号と設定値とを比較し、比較結果を前記現場コントローラに出力し、前記判定部は前記現場コントローラから出力された前記比較結果により各コントローラの信号入出力機能の健全性を診断する。 (もっと読む)


【課題】計測できる中性子検出器電流の幅を精度よく拡大できる炉外核計装装置を得る。
【解決手段】中性子検出器で計測された電流値を検出器信号処理回路を用いて演算処理して運転時の中性子束の状態を出力するために、前記検出器信号処理回路は、前記中性子検出器で変換された電流値を、その電流値に応じた電圧値に変換する電流/電圧変換部と、ゲインを選択できる電流レベル対応用抵抗回路及び、ゲインを調整するD/Aコンバータを持つ演算増幅器を有し、前記電流/電圧変換部で変換された電圧値を増幅する可変ゲイン増幅部とを備える。 (もっと読む)


【課題】測定誤差が大きいガンマ線の計数率の有無を精度良く確認することができる燃料集合体ガンマ線測定装置を提供する。
【解決手段】放射線検出器2は燃料集合体10からのガンマ線を測定し、ガンマ線検出信号をガンマ線処理装置3に入力する。ガンマ線処理装置2は、燃焼度と相関の良いCs137から放出されたガンマ線のガンマ線検出信号を選別し、このガンマ線検出信号の計数率を求める。記憶装置6は、燃料集合体10に対する燃料の種類及び照射履歴に依存する計数率を燃焼度に換算する換算係数の、燃料の種類及び照射履歴の各情報への依存性を示すフィッティング係数を記憶する。換算係数解析装置5は、燃料集合体10に対する計数率から燃焼度への換算係数を算出する。燃焼度・出力解析装置4は、ガンマ線処理装置3から入力した計数率及び換算係数解析装置5で算出した換算係数を用いて、燃料集合体10燃焼度を算出する。 (もっと読む)


【課題】制御対象となる機器の誤操作を引き起こすことなく、制御機能及び監視機能を、中央制御室から同時に切り替えることができる原子炉遠隔停止技術を提供する。
【解決手段】原子炉遠隔停止装置10は、第1状態又は第2状態を指示するスイッチ信号pを出力する操作スイッチ12Aと、機器40を第1状態又は第2状態に制御する制御信号cを機器40に送信する送信部17と、制御信号cを出力する駆動制御部13と、監視信号sを機器40から受信する受信部16と、監視信号sを入力して機器40を監視させる監視部11と、スイッチ信号p及び監視信号sを取得しそれぞれの状態が一致しているか否かを判定する判定部14と、制御信号cの出力元及び監視信号sの出力先を中央制御室30側から駆動制御部13及び監視部11へ切り替える切替部20と、を備える。 (もっと読む)


【課題】原子炉熱出力監視装置について、原子炉熱出力計算に用いる給水流量計を切替える際に、熱出力演算に使用する信号の合理性を高めるほか、切替え操作の補助となる情報を提供することで、安全に給水流量計を切替えるようにする。
【解決手段】給水流量計を切替える際、給水流量だけではなく、質量流量を計算した際に使用した給水温度と給水圧力に関しても、給水流量計に対応した信号に切り替えるようにしている。また、流量計を手動で切替える操作手段をタッチパネル式操作手段31にし、画面内に切替え対象となる流量計に関連するパラメータを一括表示して、切替え後の原子炉熱出力の変動を予測しながら切替えられるようにしている。 (もっと読む)


【課題】放射能の測定時間をさらに短縮することができる燃料集合体放射能測定装置を提供する。
【解決手段】燃料集合体放射能測定装置は、LaBr(Ce)シンチレータ4を含む放射線信号発生装置3、AD変換器12、デジタル信号処理器13およびデータ解析装置18を有する。デジタル信号処理器13はFPGA14およびCPU17を有する。燃料プールの水中に配置された燃料集合体から放出されたγ線を入射したLaBr(Ce)シンチレータ4はシンチレータ光を発し、光電子増倍管5がこの光を電気信号である放射線検出信号に変換する。FPGA14の波高解析装置15が、AD変換器12で生成されたデジタル波形を有する放射線検出信号を入力し、このデジタル波形を台形波形に変換して最大波高値を求める。データ解析装置18が、入力した複数の最大波高値を用いてターゲット核種を定量し、燃焼度を求める。 (もっと読む)


【課題】構造物の表面側及び裏面側に存在する複数種の形状変化部や付属部材の位置を検出する場合、観測波形が各々の信号の重畳した形状となるため、各々を識別した位置検出が困難になる。
【解決手段】高周波数励磁信号と低周波数励磁信号で形状変化部と付属部材の検出信号を抽出し、位相分離検出で形状変化部と付属部材の検出信号を識別するとともに、信号の振幅と幅でしきい値判別して、形状変化部及び付属部材の有無を確認するとともにその中心位置を決定する。 (もっと読む)


【課題】原子力発電プラントの運転中に試験を実施することができる原子力発電プラント制御システムおよび原子力発電プラント検査方法を提供すること。
【解決手段】原子力発電プラント制御システム1は、制御対象装置40を制御するための操作を受け付ける制御ボタン21と、制御ボタン21が受け付けた操作に対応する制御信号が操作盤20から制御対象装置40へとつながる経路上の所定の位置へ伝達されたことを通知する通知ランプ12と、試験許可ボタン11が受け付けた操作に応じて、経路上の前記所定の位置から制御対象装置40までの途中において、制御信号が制御対象装置40へ到達することを阻止する制御信号阻止部33とを備える。 (もっと読む)


【課題】シリアルパラレル変換システムにおけるシリアル信号の変換処理に影響を与えることなく短時間で確実にRAMの異常を検出する。
【解決手段】シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアルパラレル変換回路101とRAM122の異常を検出する自己診断回路105と前記自己診断回路105で検出されたエラー情報が入力されるエラー制御部109とを備えたシリアルパラレル変換部100と、前記シリアルパラレル変換回路101で変換されたパラレル信号が書き込まれるRAM122とを有するシリアルパラレル変換システムの異常検出装置において、前記自己診断回路105は前記シリアルパラレル変換回路101におけるシリアルパラレル変換処理期間にRAM122の異常診断をおこなう。 (もっと読む)


【課題】誤作動による原子力施設の稼働率低下を抑制することができる原子力施設の制御システムを提供する。
【解決手段】原子力施設の異常発生時に出力される異常検出信号に基づいて、原子力施設に設けられた機器を安全側に作動制御した結果、機器が正常に作動した場合に正常作動信号S1を出力する安全保護系設備43と、異常検出信号および正常作動信号S1の出力結果から、原子力施設の異常発生時に機器が正常に作動しなかったと判断した場合、機器を安全側に作動させるためのCCF時作動信号S2を出力するCCF対策設備44と、を有し、CCF対策設備44は、正常作動信号S1の入力の有無を否定して出力可能なNOT回路76,86,98と、NOT回路76,86,98から出力される信号の入力の有無、および異常検出信号の入力の有無に基づいて、CCF時作動信号S2を出力可能な第1AND回路75,85,100とを有する。 (もっと読む)


【課題】演算対象の数が変化しうる複数のLPRM信号を平均化処理するに際し、抽出される振動成分が異常な変化をすることを抑制し、信頼性の高い原子炉の出力振動監視技術を提供することを目的とする。
【解決手段】LPRM信号を指定のセルに割り付けて受信する受信部2と、セルに割り付けられたLPRM信号のうち除外条件に該当するLPRM信号を検索する除外処理部3と、LPRM信号をセル毎に平均化して平均フラックス値Hを出力する平均化部4と、平均フラックス値Hの時間平均を演算して時間平均フラックス値Jを出力する時間平均部5と、平均フラックス値Hを時間平均フラックス値Jで除算して規格値Kを出力する規格値演算部6と、除外条件に該当するLPRM信号に変更があった場合に初期化信号Sを出力する初期化部10と、規格値Kから所定のアルゴリズムに基づく判定を実行する判定部7と、を備える。 (もっと読む)


【課題】熱的制限値よりも短い周期で出力される簡易情報を利用して、熱的制限値を運転制限の限界値に自動制御により近づけることができる原子力プラントの制御技術を提供する。
【解決手段】熱的制限値監視部40において、第1信号S1を受信する第1信号受信部41と、第1信号S1が限界値Gに到達する推定時間fを導出する推定時間導出部45と、推定時間fに到達するまでの時間が設定値mを切ったことを判定して第2信号S2を要求する判定部46と、前記要求により受信した第2信号S2に基づいて第1信号S1を補正する補正部44と、前記補正に同期して第1信号S1及び第2信号S2の変化率を可変させる第1指令J1を送信する第1指令送信部50と、前記補正した第1信号S1又は第2信号S2が限界値G又はその直近の閾値Kに到達した場合にその値を保持させる第2指令J2を送信する第2指令送信部51と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡便な演算回路により、従来の波高弁別閾値設定方法よりも短時間で精度良く中性子束モニタ装置の波高弁別閾値を自動的に設定する。
【解決手段】波高弁別閾値−計数率曲線から計数率の変化率の絶対値がゼロ近傍の所定の範囲にある第1の領域Aを抽出する第1のステップと、第1の領域Aが抽出されないときに第1の範囲よりも変化率が大きい第2の領域Bを抽出する第2のステップと、第2の領域Bが抽出されないときに第Nの領域が抽出されるまで第2のステップを繰り返す第3のステップと、第1、第2・・又は第Nの領域が抽出されたときその領域を安定領域として設定する第4のステップと、安定領域よりも波高弁別閾値が小さい領域Pの波高弁別閾値−計数率曲線変化率の近似直線を求める第5のステップと、近似直線とx軸との交点の波高弁別閾値Qを求め、それが安定領域内にあるときに波高弁別閾値として設定する第6のステップとを有する。 (もっと読む)


【課題】放射線検出器の感度が劣化した場合でも、高分解能で原子炉出力の監視をおこなうことができる高信頼性の原子炉出力監視装置を提供する。
【解決手段】原子炉内の中性子束を測定する複数の放射線検出器と、各放射線検出器からの電流信号を複数の抵抗器2−1〜2−nを介して電圧信号に変換する増幅器1と、前記各抵抗器に設けられゲイン演算部8により制御されるスイッチ3−1〜3−nと、アナログ/ディジタル変換器10と、ゲイン/校正電流変換部14と、原子炉の局所出力又は平均出力を演算する演算部11とを有する原子炉出力監視装置であって、前記ゲイン演算部8は、前記ゲイン/校正電流変換部14で演算されたゲイン値6に基づいて前記複数の抵抗器2−1〜2−nから使用する抵抗器を選択し各スイッチ3−1〜3−nにオンオフ信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】沸騰水型原子炉における燃料集合体の内部を流れる冷却水の流量を個別に計測する燃料集合体の流量計測方法を提供する。
【解決手段】冷却水の流れ方向に離間して配列され熱中性子の量を出力として検出する複数の検出素子を有する局部出力領域モニタ(LPRM)を配置し(ステップ200)、複数の燃料集合体の出力が混合した混合出力信号を取得し(ステップ210)、複数の混合出力信号から独立成分分析を用いて、個々の燃料集合体の出力を示す個別出力信号を求め(ステップ220)、個別出力信号から、個々の検出素子が検出したと推定される出力を示す部分出力信号を算出し(ステップ230)、個々の検出素子の部分出力信号同士を比較して(ステップ240)、燃料集合体ごとの冷却水の流速を算出し(ステップ250)、流速から燃料集合体ごとの冷却水の流量を算出する(ステップ260)。 (もっと読む)


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