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Fターム[2G085AA16]の内容

粒子加速器 (3,302) | 加速器の種類 (515) | ベータトロン (27)

Fターム[2G085AA16]に分類される特許

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【課題】種々の大きさの患部に対して汎用的に使用可能な中性子線治療装置を提供する。
【解決手段】中性子線治療装置1は、加速器と、加速器からの荷電粒子線Pで中性子線を生成するターゲットTと、当該中性子線を減速させ治療用中性子線Nを出射するモデレータ50と、開口46aを通じてモデレータ50からの治療用中性子線Nを患者に照射させるコリメータ46と、を備える。開口46aから出射される治療用中性子線Nを水ファントム60中に入射させた場合に、所定の基準位置Q2、Q3,Q4における熱中性子束が、いずれも、治療用中性子線Nの照射中心軸線C上で入射面60aから20mmの深さの基準位置Q1における熱中性子束の0.2倍以上になるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】ターゲットの軌道を擾乱させることなく、ドロップレットターゲットをレーザ照射位置に高速に供給する機構と、プラズマから発生したイオン(帯電したデブリ)を磁場の作用によりトラップする機構とを両立させる。
【解決手段】極端紫外光源装置は、(i)内部で極端紫外光が生成されるチャンバと、(ii)チャンバ内にターゲット物質を噴射するターゲットノズルと(iii)ターゲットノズルから噴射されるターゲット物質を帯電させる電荷供給装置と(iv)電磁石、超伝導磁石、及び、永久磁石の内のいずれかを含み、チャンバ内にミラー磁場を形成する1組の磁石と、ターゲット物質の軌道において該ミラー磁場の磁束線が略直線状且つターゲット物質の進入方向に対して略平行となるように、補助的な磁場を形成する少なくとも1つの補助磁場形成装置とを含む磁場形成装置とを有する。 (もっと読む)


【課題】複数の異なるエネルギーのX線を放射すると共に、生成したX線のエネルギーのばらつきを抑制する。
【解決手段】X線検査装置10に備えられるX線発生装置14は、粒子加速装置20が複数の異なるエネルギーのX線を発生させるための荷電粒子ビームを生成し、ターゲット22に荷電粒子ビームが照射されることによってX線を放射する。単一エネルギー制御装置は、ターゲット22に荷電粒子ビームが照射されることによって、ターゲット22に流れる電流の計測値及びターゲット22から放射されるX線の線量の計測値から求められる単位ターゲット電流当たりのX線線量に基づいて、異なるエネルギーのX線毎に粒子加速装置20を制御する。 (もっと読む)


【課題】セクターサイクロトロンの電磁石配列において、誘導電圧により荷電粒子ビームを加速する誘導加速セクターサイクロトロンを提供し、さらにクラスターイオンも効率的かつ現実的に繰り返し加速できる荷電粒子ビームの加速方法を提供する。
【解決手段】セクターサイクロトロンのセクター電磁石配列と、前記セクター電磁石間のギャップの真空チャンバーに接続し荷電粒子ビームに誘導電圧を印可する誘導加速セルとからなり、前記導加速セルを通過する荷電粒子ビームに同期して荷電粒子ビームを進行方向に加速する正の誘導電圧を荷電粒子ビームに印加することを特徴とする誘導加速サイクロトロンの構成とした。さらに、その誘導加速サイクロトロンを用いて荷電粒子ビームを加速し、クラスターイオンの加速も可能とした。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単な構成でかつ安価に、収束性及びコヒーレンスが高い電磁波を発生することができる電磁波発生装置及びその発生方法を提供すること。
【解決手段】 電子ビーム(e)をターゲット(T)に入射して電磁波(W)を発生させる電磁波発生装置であって、
電子ビーム(e)の電子エネルギーが、相対性理論が適用される1Mev以上であり、
ターゲット(T)の形状が線状部材または薄膜状部材であり、
ターゲット(T)に磁場を印加して、電磁波を発生させるターゲト内の自由電子の運動方向を一方向に制限することによって、収束性及びコヒーレンスが高い電磁波(W)を発生する。 (もっと読む)


【課題】加速装置を稼働させる際の電圧値、電流値を低く抑えさせながら、短い時間で、十分な速度まで、粒子集群を加速させる円形粒子線加速器を提供する。
【解決手段】粒子走行距離が短くなるように加速路3の各ストレートセクション9に各々、分散的に配置され、粒子群の空間電荷による粒子進行方向の散逸を抑止し、前記加速路3内の粒子集群を閉じ込めさせながら、加速させるN(但し、Nは整数)台の誘導型加速装置10と、指定された周期で、1波長分の高周波駆動電圧、またはパルス電圧を各々、発生し、前記各誘導型加速装置10を個別単位、またはグループ単位で駆動するM(但し、Mは“M≦N”を満たす整数)台の駆動装置とを備え、前記各駆動装置を協調動作させて、前記各誘導型加速装置10に粒子集群の閉じ込め処理、加速処理を行なう。 (もっと読む)


本発明は、粒子放射線治療用に使用可能なパルス化ビーム粒子加速器に関する。特に、ビームパルス内の粒子数を制御するデバイス及び方法が提供される。粒子加速器は、ビーム制御パラメータの値の関数として、最小値から最大値の間で、そのパルス化イオンビームの各ビームパルス内の粒子数を変更する手段を備える。各粒子照射に対して、各ビームパルスに対する所要の粒子数は、較正データに基づいてビーム制御パラメータに対する値を定めることによって、制御される。
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【課題】イオンおよび電子の異常輸送を減じる傾向のある閉じ込めシステムを提供すること。
【解決手段】磁場反転配位(Field Reversed Configuration:FRC)の磁気トポロジーにおける融合制御、および融合生成物エネルギーを直接電力に変換するためのシステムおよび装置である。プラズマイオンをFRC内に閉じ込め、外部に印加した磁場を調整することによって発生させた深いエネルギー井戸内に、プラズマ電子を静電気的に閉じ込めることが好ましい。本構成では、イオンおよび電子は、それらが衝突時に核力によって互いに融合することによって、環状ビームの形態で現れる融合生成物を形成するように、十分な密度および温度を有することが可能である。エネルギーは、融合生成物が逆サイクロトロン変換器の電極を螺旋状に通過するときに融合生成物から取り出される。 (もっと読む)


【課題】ベータトロン加速装置の主、副加速コアに繰り返しの電圧を印加した場合の消磁過程で正確な消磁を行う。
【解決手段】主、副加速コアのコイルに設けた電流検出手段が検出する逆励磁過程における負値および、加速過程における正値のピーク電流値をホールドするピークホールド回路の出力を入力するパルス発生回路は、負、正のピーク電流値からコアの偏磁量を演算し、消磁過程における電圧パルス印加時間幅にフィードバックし偏磁を補正する。 (もっと読む)


【課題】
荷電粒子加速装置においては加速電極の間に数十kVの電圧が印加される。このような場合、加速電極間で放電が発生することがある。
【解決手段】
加速電極の一部または全部を、金属と比較して融点が高いセラミックスまたは合金よりなる放電抑制層で被覆した荷電粒子加速装置にある。セラミックスまたは合金の放電抑制層により、不純物の微粒子が電界により加速され、電極に衝突した際にも電極から金属蒸気が発生しにくく、電離プラズマとなりにくいため、電極間の放電を抑制することができる。 (もっと読む)


ベータトロンは、第1磁極面を有する第1ガイド磁石および第2磁極面を有する第2ガイド磁石を備えたベータトロン磁石を含む。第1および第2ガイド磁石は、中心配置のアパーチャを有し、第1磁極面は、ガイド磁石ギャップによって第2磁極面から分離している。コアは、両ガイド磁石と当接(abut)する関係で、中心配置のアパーチャ内に配置される。コアは、少なくとも1つのコアギャップを有する。駆動コイルは、両方のガイド磁石磁極面の周りに巻回される。軌道制御コイルは、コアギャップの周りに巻回された収縮(contraction)コイル部分と、ガイド磁石磁極面の周りに巻回されたバイアス制御部分とを有する。収縮コイル部分およびバイアス制御部分は、反対の極性で接続される。コアおよびガイド磁石内の磁束は、ベータトロン磁石の周辺部分を通って戻る。
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【課題】電子ビーム電流又はX線強度安定性において、高強度のX線を発生するX線発生装置を得る。
【解決手段】電子銃及び前記電子銃電源は、電子を放出するカソードと、カソードに対して高電位で電子を加速するアノードと、アノードに電圧を印加する電源と、カソードから熱電子を放出させるカソード加熱手段とを含む二極管であり、電子銃から出射される電子ビーム電流又は、電子ビームにより発生したX線の強度を測定し測定値を得るモニターと、モニターで測定した測定値に基づいて電子銃電源を制御するコントローラとを備え、コントローラにより、発生する電子ビームの単位時間あたりの平均電流を制御して、X線強度を一定にするようにした。 (もっと読む)


【課題】 ベータトロン加速器で電子を加速するX線発生装置において、加速電圧を制御するコイルに過渡現象を含まない電圧を与えることにより、電子ビーム軌道の変更を正確に行えるようにする。
【解決手段】 電子ビームの軌道を制御するためのビーム制御コイル5に対し、複数の直流電源11ないし14のいずれか1つを接続する構成とする。電子ビーム軌道の遷移時に、スイッチ15ないし18のいずれか1つを投入してビーム制御コイル5に直流電圧を印加し、安定した電子ビーム軌道の変更を実現するようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】光源サイズが数μmの、コンパクトで低コストな高輝度のX線を得る円形加速装置、電磁波発生装置、及び電磁波撮像システムの提供。
【解決手段】高電圧電源から供給されるパルス状電圧を印加することにより電子をパルス的に発生する電子発生手段1と、電子発生手段1で発生した電子を入射し、この入射した電子を加速する電子加速手段13、及び入射した電子を偏向させるための電子偏向手段14を有する円形加速器とからなる円形加速装置2において、前記高電圧電源は、電子発生手段1に印加する前記パルス状電圧の立ち上がり時間波形及び立ち下がり時間波形の少なくとも一方を鈍らせる回路要素を備えた。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリートの表層内部に位置する鉄棒のサイズ等の具体的な情報を、mmオーダーの精度で、鉄棒1本当り20秒程度の短時間で測定できる非破壊検査装置等を提供する。
【解決手段】ミュオンμを生成するための粒子加速器2と、該加速器2で生成したミュオンを所定の立体角で捕獲・輸送するための磁場閉じ込め輸送ビーム輸送系3と、輸送されたミュオンを、2種類の異質物からなる複合構造物5の表面に照射し、照射したミュオンμのエネルギの損失に伴って、複合構造物5の表層内部の所定深さ位置6にミュオンを静止させ、静止させたミュオンの死滅に伴って、ミュオンμの照射方向とは逆向きに放出される陽電子eの量を検出する陽電子検出手段4と、陽電子検出手段4により検出した陽電子eの量から、複合構造物5の表層内部に位置する異質物7,8同士の存在状態をラジオグラフィとして取り出す画像処理手段とを具える。 (もっと読む)


【課題】X線光源サイズが数μmのコンパクトで、X線ターゲットの放熱効果が大きく低コストな高輝度大強度のX線源を得る。
【解決手段】荷電粒子発生手段、荷電粒子加速手段、偏向磁界発生手段および荷電粒子の安定周回軌道上に配置されたX線ターゲットを有する円形加速器において、上記X線ターゲット14を、先端が直径10μm程度の針状に尖った金属棒とし、針状突起部の方向を荷電粒子が周回している方向に対し垂直方向とした。 (もっと読む)


【課題】従来に比べて小型で電源容量も小さい電磁波発生装置を実現する。
【解決手段】内部を密閉して真空に保つ矩形断面の環状の真空チャンバー及び真空チャンバーに電子ビームを放出する電子銃を備え、また、内側から順に円筒形の加速用磁極61、矩形断面の環状の収束用磁極62、矩形断面の環状のリターンヨーク63の3つを同心円状に配置して円盤状に構成して、真空チャンバーと同一の中心軸をもって真空チャンバーの両側に対称に配置される1対の電磁石を備え、また加速用磁極61の周囲に巻かれて、加速用磁極61を励磁する加速用コイル70、及び収束用磁極62の周囲に巻かれて、収束用磁極62を励磁する収束用コイル40を備えた電磁波発生装置の、加速用コイル70と、この加速用コイル70に電力を供給する加速用電源とを接続する給電線を、加速用磁極61の中心軸に設けた貫通孔を通して取り出す。 (もっと読む)


【課題】 磁場勾配を形成する電磁石であって、マルチコイル用の電源の数を減らすことができる電磁石を提供する。
【解決手段】 この電磁石4aは、一対の磁極6と、それに巻かれていて一様な磁場を形成するメインコイル14と、その内側にあって半径r方向に磁場勾配を形成するマルチコイル16aとを備えている。しかも、各マルチコイル16aを構成する複数のコイル18を互いに直列接続し、かつ当該直列接続したコイル18の並設部19の半径r方向におけるピッチを変化させている。 (もっと読む)


【課題】高精度かつ可変の磁場分布が安価に得られる。
【解決手段】磁極間隙を有する磁極6と、磁極6に対して巻き位置をずらして巻帯され、かつ、各々が直列接続されている複数のトリムコイル1と、トリムコイル1に接続されたトリムコイル電源4と、トリムコイル1とトリムコイル電源4との間に接続されて、各トリムコイル1の端部からトリムコイル電源4の負側に分流電流を流すための複数の分流回路2を備えた分流補正回路21とから構成されている。各トリムコイル1に流れる励磁電流値に巻き位置ごとに、単調減少、単調増加およびそれらの組合せのいずれか1つの分布を持たせることにより磁極間隙に分布を持った磁場を発生させる。このとき、トリムコイル電源4の電流値と各分流回路を流れる分流電流値とを変化させることにより、当該磁場の分布を可変とする。 (もっと読む)


【課題】大強度X線の発生が可能で、発生するX線のエネルギーを高速に切り替えられる、小型で低コストな電磁波発生装置の実現。
【解決手段】円形加速器からなる電磁波発生装置において、円形加速器を構成する偏向電磁石が、その形状により、入射または加速電子に対して収束機能を有することにより、当該加速器が、電子の入射、加速の全過程でその径方向の所定範囲で安定な電子周回軌道を有し、この安定な電子周回軌道上にターゲットが設置され、このターゲットの設置位置に対応して、周回する電子ビームが前記ターゲットに衝突する領域と、前記ターゲットに衝突しない領域が設定され、偏向電磁石の偏向磁界及び電子ビーム加速の両時間変化パターンの制御により、これらの領域間を電子が周回しつつ移動して、前記ターゲットと衝突することでX線を発生させるようにした。 (もっと読む)


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