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粒子加速器 (3,302) | 動作(制御、運転、測定) (565) | 変量、変数(制御対象量、測定量) (291)

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本発明は、ビーム方向に連続的に配置された少なくとも二つの高周波共鳴器(17)を有する、荷電粒子を加速するための加速器に関する。複数の粒子バンチ(15)を有するパルス列(13)が加速可能であり、また、その加速器は高周波共鳴器(17)を作動させるための制御デバイス(21)を有する。高周波共鳴器(17)にそれぞれ生成可能な高周波場は、パルス列(13)の加速中に、制御デバイス(21)によって互いに独立的に設定可能であり、パルス列(13)の複数の粒子バンチ(15)が、パルス列の加速中に異なって加速されるようにする。更に、本発明は、このような加速器を作動させるための方法に関し、高周波共鳴器(17)にそれぞれ生成可能な高周波場は、パルス列(13)の加速中に互いに独立的に調整されて、パルス列(13)の複数の粒子バンチ(15)が、パルス列(13)の加速中に異なって加速されるようにする。
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【課題】Hモード型ドリフトチューブ線形加速器の運転中でも、加速器空胴内に発生する電場分布の変化の有無をリアルタイムで観測することができて故障の早期発見等に役立てることができ、また電場分布の調整を容易に行えるようにして調整の手間を軽減する。
【解決手段】真空容器と共振器とを兼ねた加速器空胴1と、この加速器空胴1内で荷電粒子軸方向に加速電圧を生成する複数のドリフトチューブ電極2と、上記ドリフトチューブ電極2間のギャップ4に生じる電場の分布を調整する複数のチューナ5とを備えるとともに、加速器空胴1の荷電粒子軸方向(Z軸方向)に沿う中央部、および両端部の少なくとも3箇所に、それぞれ電場分布の変化を測定するためのアンテナ6が設置されている。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームを進行方向に垂直な方向に走査して照射する粒子線治療装置において、ビーム走査中に周回ビーム電荷量が不足することがなく、横方向の線量分布がシンクロトロンの二つ以上の運転周期にわたって形成されることによる横方向線量一様度の悪化を防止することができる荷電粒子照射システムを提供することにある。
【解決手段】イオンビームを加速して出射するシンクロトロン2と、走査電磁石202を通過したイオンビームを照射対象に照射する照射野形成装置200と、走査電磁石202による荷電粒子ビームの照射位置の一回の走査が完了してから次の回の走査を開始するまでの期間におけるシンクロトロン2の周回ビーム電荷量に基づいて、シンクロトロン2の運転パターンを変更する制御装置を備えたことにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームエネルギーの安定性を確保しつつ、治療実施時以外の電力消費を少なくし、トータルの運転コストを低くすることができる粒子線治療装置及び治療方法を提供する。
【解決手段】荷電粒子源5で発生した荷電粒子を加速器3に入射させる入射装置2と、加速空洞6及び複数の電磁石8を有し前記入射装置2から入射された荷電粒子ビームを加速する加速器3と、前記加速空洞6及び複数の電磁石8を駆動制御する電源と、前記加速器3から出射された荷電粒子ビームを照射室7へ輸送するビーム輸送系4と、を備え、前記加速器は治療実施時及び待機運転時に一定周期のパターン運転が行われる粒子線治療装置1において、前記待機運転時の運転パターンの加速時間及び減速時間が治療実施時の運転パターンの加速時間及び減速時間よりも長くすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で磁場結合によるインピーダンス整合を取ることが可能になる電力フィーダを提供する。
【解決手段】同軸共振器として作用する高周波加速空胴5で共振を持続させるための電力を供給する電力フィーダ17であり、同軸状の中心導体23と周囲導体25とを備え、高周波加速空胴5の筐体7内で、中心導体23と高周波加速空胴5の背壁19とに固定される枠状のカプラー部27と、カプラー部27で囲まれた内側の領域Fのうち、磁束Bが通る有効面積を調整する有効面積調整手段43と、を備える。有効面積調整手段43によって、カプラー部27で囲まれた内側の有効面積を変更してインピーダンス整合を取ることができ、カプラー部27を移動させる機構や構造は不要であり、真空の保持や接点の確保などの構造が簡単になり、簡単な構造で磁場結合によるインピーダンス整合を取ることが可能になる。 (もっと読む)


【課題】第1磁気回路と第2磁気回路とを空間部を隔てて対向配置させる場合に、空間部に形成される磁場を強くできると共に耐放射線特性を改善する。
【解決手段】周期磁場を形成するための第1磁気回路と、第1磁気回路を支持する第1支持体と、第1磁気回路に対向配置され、周期磁場を形成する第2磁気回路と、第2磁気回路を支持する第2支持体と、対向配置される第1磁気回路と第2磁気回路の間に形成され、電子ビームが通過する空間部と、第1磁気回路と第2磁気回路とを真空封止する真空槽と、第1磁気回路と第2磁気回路を構成する永久磁石を冷却する冷却機構と、第1磁気回路の温度を検出する第1温度センサーと、第1磁気回路を加熱可能な第1ヒーターと、第2磁気回路の温度を検出する第2温度センサーと、第2磁気回路を加熱可能な第2ヒーターと、第1・第2温度センサーによる温度計測データに基づいて、第1・第2ヒーターを制御する温度制御部とを備えている。 (もっと読む)


【課題】高周波帯域の位相調整器を用いることなく、10MeV以上の高エネルギーの荷電粒子ビームを、1MeV未満まで効率よく減速することができ、これにより大規模な遮蔽を不要とし、システムの小型化や低コスト化を達成することができる荷電粒子ビーム減速装置および方法を提供する。
【解決手段】高エネルギーの電子ビーム1の軌道上に設置された高周波空洞34と、高周波空洞内の電子ビーム1を高周波電場4の位相に同調させる位相同調装置40とを備え、高周波空洞内の電子ビーム1を、高周波空洞34の移動又は電子ビーム1の軌道長の変更により、高周波電場4の位相に同調させる。 (もっと読む)


【課題】加速管の自動的コンディショニングであって、安定して確実に、また加速管の損傷を防止する加速管コンディショニング装置および加速管コンディショニング方法の提供。
【解決手段】加速管で反射した反射波の反射波電力を計測するセンサから反射波電力を収集する反射波電力収集部33と、その反射波電力に基づいて高周波周波数を生成する高周波周波数調整部34と、コンディショニング用高周波の周波数が高周波周波数になるように高周波源を制御する高周波源制御部35とを備えている。高周波周波数は、反射波電力が所定値より小さいときに一定の値を示し、反射波電力が所定値より大きいときにコンディショニング用高周波が加速管で共振するような値となる。 (もっと読む)


【課題】高速中性子及び連続エネルギー・スペクトルX線による材料識別の方法と装置を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、(a)高速中性子源及び連続エネルギー・スペクトルX線源でそれぞれ産生された高速中性子ビーム及び連続エネルギー・スペクトルX線ビームを被検対象に照射する;(b)X線検出器アレー及び中性子検出器アレーにて、透過したX線ビーム及び高速中性子ビームの強度を直接計測する;(c)被検対象の異なる材料を透過した中性子ビームとX線ビームの減衰差によって形成された曲線により、被検対象の材料に対して材料識別を行う;ステップを含む。 高速中性子と連続エネルギー・スペクトルX線との透過減衰強度が異なるように構成され、被検対象の厚さと無関係に被検対象の等効原子番号Zとのみ関係するn-X曲線を利用して材料識別を行う。 (もっと読む)


【課題】誘導加速セルにより、バリアー電圧をバンチの周回に同期して印加するシンクロトロン振動周波数制御装置及びその制御方法を提供すること。
【解決手段】シンクロトロン1は、バンチ3にバリアー電圧9を印加する誘導加速セル6と、誘導加速セル6を駆動するスイッチング電源5b、及びスイッチング電源5bのオン及びオフを制御するゲート信号パターン8aを生成するパターン生成器8b、ゲート信号パターン8aの基になるゲート親信号8cのオン及びオフを制御するデジタル信号処理装置8dからなるインテリジェント制御装置8より構成される。 (もっと読む)


【課題】高精度かつ可変の磁場分布が安価に得られる。
【解決手段】磁極間隙を有する磁極6と、磁極6に対して巻き位置をずらして巻帯され、かつ、各々が直列接続されている複数のトリムコイル1と、トリムコイル1に接続されたトリムコイル電源4と、トリムコイル1とトリムコイル電源4との間に接続されて、各トリムコイル1の端部からトリムコイル電源4の負側に分流電流を流すための複数の分流回路2を備えた分流補正回路21とから構成されている。各トリムコイル1に流れる励磁電流値に巻き位置ごとに、単調減少、単調増加およびそれらの組合せのいずれか1つの分布を持たせることにより磁極間隙に分布を持った磁場を発生させる。このとき、トリムコイル電源4の電流値と各分流回路を流れる分流電流値とを変化させることにより、当該磁場の分布を可変とする。 (もっと読む)


【課題】 Hモード・ドリフトチューブ線形加速器において、共振器の入射部の最初の数個のギャップ電圧を上げる。
【解決手段】 共振器の入射部のドリフトチューブの外径を大きくすること、入射部のドリフトチューブの内径を小さくすること及び入射部のドリフトチューブの曲率半径を小さくすることの何れかの組み合わせによって入射部のドリフトチューブ間の容量を増やし、それによって入射部の最初の数個のギャップ電圧を上げる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、全種イオンを任意のエネルギーレベルに同一の加速器で加速できる加速器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は前段加速器により入射されたイオンビーム3に、誘導加速シンクロトロン2に使用される閉込用及び加速用誘導加速セル9、13によって印加する誘導電圧の発生タイミング及び印加時間26a、27a、28a、29aを、イオンビーム3の通過シグナル7a、b、位置シグナル8a及びイオンビーム3に印加された誘導電圧値を知るための誘導電圧シグナル9e、12eを基に、閉込用及び加速用デジタル信号処理装置11d、14d及び閉込用及び加速用パターン生成器11b、14bで閉込用及び加速用ゲート信号パターン11a、14aを生成し、前記閉込用及び加速用誘導加速セル9、13のオン及びオフを閉込用及び加速用インテリジェント制御装置11、14によりフィードバック制御する全種イオン加速器1の構成とした。 (もっと読む)


【課題】摂動装置を通して取り込んだ荷電粒子が安定周回閉軌道から飛び出して実質的な入射効率が低下するのを阻止する。
【解決手段】摂動装置1により安定周回閉軌道5に摂動を発生させて荷電粒子を安定周回軌道5に取り込む。荷電粒子のベータトロン振動が小さくなって荷電粒子が安定周回閉軌道5上を周回するようになった後に、高周波加速空洞3を用いて積極的に荷電粒子を加速する。 (もっと読む)


【課題】 中性子導管を敷設する際に、中性子導管ユニットの位置関係を測定する専用の測定器を提供することにより、中性子導管敷設作業を簡易化する。
【解決手段】 台車2には、自身の位置合わせをするためのセオドライト4と、真空容器13a、13b、13c中の中性子導管ユニット12の位置測定をするための、レーザ変位計5a、5b、5c、オートコリメータ7、プリズム9が搭載されている。セオドライト4を使用してターゲット3a、3bを視準することにより、台車2自身の位置合わせを行い、その後、各測定器を使用して、中性子導管ユニット12の位置を測定して調整する。 (もっと読む)


【課題】安全で使用環境及び使用条件などに制限を加えることなく、熱中性子あるいは熱外中性子などの中性子を高強度に得る方法及び装置を提供する。
【解決手段】陽子又は重陽子をリング状の加速器により所定のエネルギーまで加速する。次いで、前記所定のエネルギーを有する前記陽子又は前記重陽子を所定のターゲットに衝突させ、原子核反応を通じて中性子を発生させる。 (もっと読む)


この発明は、荷電粒子発生装置と、偏向電磁石と、加速手段と、真空ダクトを備えた荷電粒子加速器であって、第1、第2の加速期間(22)、(23)を設け、加速手段による加速電界は、第1の加速期間(22)の開始時(25)から第2の加速期間(23)の終了時刻まで印加し、偏向磁場は第1の加速期間は一定値で、第2の加速期間はその終了時刻まで増加するよう印加する。小型で大出力、大電流加速が可能な荷電粒子加速器を提供する。
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【課題】異なる照射方式の照射装置を有する場合であっても、照射精度及び安全性を確保
する。
【解決手段】荷電粒子ビームを照射対象に対して出射する荷電粒子ビーム出射装置におい
て、
荷電粒子ビームを発生する荷電粒子ビーム発生装置1と、荷電粒子ビームを照射対象に
照射する、散乱体方式の照射装置3p及びスキャニング方式の照射装置3sと、荷電粒子
ビーム発生装置1から出射された荷電粒子ビームを2つの照射装置3p,3sのうちの選
択された1つの照射装置へ輸送するビーム輸送系2と、荷電粒子ビーム発生装置1の運転
条件を、選択された照射装置の照射方式に応じて変更する中央制御装置23とを備える。 (もっと読む)


【課題】 装置の大型化を回避しながら、高電圧発生部と密閉容器との間の耐電圧の確保を図ることができ、更には、加速部構造の簡素化をも図ることができる高電圧発生回路の絶縁方法及び荷電粒子加速器を提供する。
【解決手段】 高電圧発生部20,21と、荷電粒子を加速する加速部19A,19Bとが、それぞれ密閉容器18の内部空間に配置されており、加速部19A,19Bが高電圧発生部20,21と密閉容器18の内壁との間に配置された荷電粒子加速器30に用いられ、密閉容器18の内部空間を、荷電粒子が通る加速部19A,19Bの内部と同一の真空度に維持して、高電圧発生部20,21と密閉容器18との間を電気的に絶縁する。 (もっと読む)


【課題】中性子発生のための大型構造物の内部(底部)に設置された核破砕中性子発生源水銀ターゲット容器の外周振動を構造体外部から非接触で放射線の影響を受けずに精度よく計測し、水銀ターゲット容器の損傷の評価及び疲労劣化の評価を行うことができる核破砕中性子源水銀ターゲット容器の診断技術を提供する。
【解決手段】レーザドップラ振動計から入射ビームを、中性子発生のためにパルス入射陽子線が照射されている核破砕中性子源水銀ターゲット容器に照射し、その反射ビームを受け取り、計測信号を取得し、その計測信号の特定の特徴に基づいて水銀ターゲット容器の損傷、疲労劣化の評価を行う。 (もっと読む)


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