【課題】 測定可能な線量レンジが広く感度の温度依存性が小さい電離放射線用のＰＭＭＡ線量計。
【解決手段】 γ線等の電離放射線の感応物質として、ガラス転移点Ｔgが１２０度Ｃ以上のＰＭＭＡを用いて、（１）２５度Ｃの温度条件下において、線量１４０ｋＧｙにおける線量１ｋＧｙ当りの吸光度変化（測定波長３２０ｎｍ）が０．００３（ＡＢＳ／ｍｍ）以上であり（広い測定レンジ）、且つ、（２）温度１０度Ｃ〜温度５０度Ｃの間の温度条件下において、線量１４０ｋＧｙにおける吸光度の最大値ＡＢＳmaxと、最小値ＡＢＳminの間に、ＡＢＳmax／ＡＢＳmin≦１．０６が成立するＰＭＭＡ線量計を構成する（小さな温度依存性）。従来のＰＭＭＡ線量計では、５０ｋＧｙを超えると感度が急落し、温度依存性も２５度Ｃ以上で大きくなる。 （もっと読む）

【課題】高エネルギー中性子放射の検出用の線量計
【解決手段】中性子コンバータと検出素子とを備える高エネルギー中性子放射の検出用の線量計が提案されており、この線量計は、中性子コンバータが中性子のエネルギーを好適なエネルギー範囲で陽子、α粒子およびその他の荷電核子に変換する金属原子を含み、その結果、前記金属原子が検出可能であることを特徴とする。 （もっと読む）