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Fターム[2G088KK15]の内容

放射線の測定 (34,480) | 検出回路又は信号の処理 (4,721) | 同時回路 (296)

Fターム[2G088KK15]に分類される特許

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【課題】臭化タリウム放射線検出器の電極と臭化タリウム結晶の間のタリウム層挿入工程によるコスト上昇を回避しつつ、ポーラリゼーション無しに長時間安定して計測できる安価な放射線計測装置、およびそれを用いた安価な核医学診断装置を提供する。
【解決手段】半導体結晶として臭化タリウムを用いてなる半導体放射線検出器と、前記半導体放射線検出器に電圧を印加するコンデンサと、前記コンデンサの一方の電極に正電荷と負電荷を蓄積可能な少なくとも1つ以上の直流電源と、を備えた放射線計測装置であって、前記半導体放射線検出器のカソード電極およびアノード電極が金、白金、パラジウムのうちの少なくとも1つ以上の金属で構成され、前記直流電源が前記コンデンサの前記一方の電極に正電荷を蓄積する電圧と負電荷を蓄積する電圧を10分よりも短い時間毎に周期的に切換えて供給する。 (もっと読む)


【課題】検出器の一部を抜き取って構成する場合でも、アーチファクトを低減させることができる陽電子放射断層撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】PET装置1は、データ収集部13は、対消滅光子が検出された検出器対を結ぶ線を示すLORデータを収集し、補間LORデータ作成部17は、抜き取った検出器部分があれば収集されると推定する補間LORの本数を確率的に算出して補間LORデータを作成している。抜き取った検出器部分の欠損したLORを、確率的に算出した補間LORデータで補間しているので、断層画像に発生していたアーチファクトを低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】撮像されるPET画像の画質を向上させることが可能なPET装置及びPET−MRI装置を実現する。
【解決手段】実施形態のPET装置において、第2検出部は、第1検出部の外周側に設けられ、第1検出部を通過したガンマ線を検出する。計数情報収集部は、第1検出部により検出されたガンマ線の検出位置、エネルギー値及び検出時間を第1計数情報として収集し、第2検出部により検出されたガンマ線の検出位置、エネルギー値及び検出時間を第2計数情報として収集する。エネルギー値加算部は、第1計数情報に含まれるエネルギー値に第2計数情報に含まれるエネルギー値を加算して補正計数情報を生成する。同時計数情報生成部は、陽電子放出核種から放出されたガンマ線を略同時に検出した補正計数情報の組み合わせを同時計数情報として生成する。画像再構成部は、同時計数情報をもとにPET画像を再構成する。 (もっと読む)


【課題】サブナノ秒という極めて短い蛍光寿命を示すシンチレータ用発光材料、それを用いたシンチレータ及びそれを用いた放射線検出器並びに放射線検査装置を提供する。
【解決手段】化学式(R1−XYb)(ここで、Rは、Sc、Y及びランタノイドで構成される希土類元素から選択される1つ以上の元素であり、0<x<0.1)で表されるシンチレータ用発光材料を提供する。このシンチレータ用発光材料は放射線の照射によって大凡300〜600nmの波長領域に発光ピーク波長を有している蛍光を発生し、この発光ピーク波長に対応する300〜530nmの波長領域における吸収が少なく透明である。シンチレータ用発光材料は多結晶や単結晶からなる。シンチレータは上記シンチレータ用発光材料からなる。放射線検出器10は、シンチレータ13と、シンチレータ13からの蛍光を受光する受光素子14と、を備える。 (もっと読む)


【課題】被検体に対する放射線源・検出手段の位置関係を調整することで縮小・拡大撮影が可能な放射線断層撮影装置において、実験者の被曝を抑制する放射線断層撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、被検体に対してX線管3およびFPD4を接近・離反させることによりFPD4に写り込む被検体の像の大きさを調整するシフト手段を備えている。また、本発明に係る放射線断層撮影装置は、長穴を有するリング状部材9とこのリング状部材9に対して長穴の伸びる方向に配列された2つの各遮蔽体19a,19bとを備えている。本発明の最も特徴的なのは、X線管3およびFPD4のシフト動作とは逆方向に各遮蔽体19a,19bが移動されることにある。これにより縮小撮影・拡大撮影のいずれを行っても実験者の被曝は抑制される。 (もっと読む)


【課題】放射線のより正確な到達位置を把握し、作成される画像の精度を向上する。
【解決手段】撮像装置を備え、撮像装置は被検体からの放射線を検出する複数の放射線検出器を有し、第1の前記放射線検出器を通った放射線を検出する第2の前記放射線検出器が設けられ、前記放射線検出器にそれぞれ接続され、前記放射線検出器によって検出された複数のエネルギーを含む放射線の比率を求める信号処理装置を備えていることを特徴とする放射線検査装置。 (もっと読む)


【課題】被検体に対する放射線源・放射線検出手段の位置関係を調整することで縮小撮影・拡大撮影が可能な放射線断層撮影装置において、確実に散乱線の影響を取り除くとともに、露光不足となるおそれもない放射線断層撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明は、FPD4に写り込む被検体の像の大きさを調整するシフト手段を備えている。また、本発明は、第1方向に伸びた吸収箔9sを有する第1放射線グリッド9aと、延伸方向に伸びた吸収箔9sを有する第2放射線グリッド9bとを有している。そして、縮小撮影を行うときは、第1放射線グリッド9aの第1方向と第2放射線グリッド9bの延伸方向とが直交し、拡大撮影を行うときは、第1放射線グリッド9aの第1方向と第2放射線グリッド9bの延伸方向とが一致する。この様にすることで撮影の様式に合わせてグリッドの特性を調整することができる。 (もっと読む)


【課題】一度に複数の被検体の撮影をすることができる小動物用放射線断層撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、複数の被検体Mを一度に撮影できるX線断層撮影装置が提供できる。すなわち、実施例1の構成に係るX線断層撮影装置は、ハニカム状に配列されている多角形形状の開口5aを有するホルダ5を備えている。この様にすることで、ホルダ5に設けられる開口5aの個数を可能な限り増加させることができる。また、ホルダ5に保持できる被検体Mの個数を増大させることができるので、実験の作業効率が高いX線断層撮影装置が提供できる。また、隔壁5bが薄くなることでより鮮明な断層画像を生成することができる。 (もっと読む)


【課題】原子力発電所における高いバックグラウンド下で、多核種分析に好適な放射線検出器および検出方法を提供することである。
【解決手段】複数(3台以上)の核種分析可能な放射線検出器を用い、複数の放射線検出器のうち、対向位置に設置した検出器組と非対向位置に設置した検出器組で放射線検出装置を構成し、各放射線検出器でガンマ線の測定時刻と波高値を測定する機能を有し、各検出器によりガンマ線の測定時刻と波高値を測定し、対向位置に設置した検出器組及び非対向位置に設置した検出器組で、それぞれ同時計数及び非同時計数の判定を行い、同時計数及び非同時計数判定の情報と、波高値情報から求めるガンマ線エネルギー情報をもとに、放射性核種分析を行う。 (もっと読む)


【課題】PET検出器の影響によるMR画像の画質劣化を抑えることが可能なPET−MRI装置を実現する。
【解決手段】実施形態のPET−MRI装置100において、連続した構造物である静磁場磁石1は、円筒状のボア内に静磁場を発生させる。また、第1の検出部13a及び第2の検出部13bは、リング状に形成され、被検体に投与された陽電子放出核種から放出されるガンマ線を検出する。そして、第1の検出部13aと前記第2の検出部13bとは、前記静磁場の磁場中心を挟むように前記ボアの軸方向に間隔を開けて配置される。 (もっと読む)


【課題】測定精度および分解能を向上させることができる時間デジタル変換器、時間デジタル変換方法及びガンマ線検出システムを提供すること。
【解決手段】時間デジタル変換器は、開始信号と停止信号との間の遅延時間に対応する第1の値を生成する第1遅延列回路を備える。時間デジタル変換器は、また、遅延開始信号と停止信号との間の遅延時間に対応する第2の値を生成する少なくとも一つの第2遅延列回路を備える。少なくとも一つの遅延素子は開始信号に所定の遅延を与えることにより遅延開始信号を生成し、合成回路は、第1の値および第2の値に基づく出力値を生成する。実施形態に係る時間デジタル変換器では、出力値は開始信号と停止信号との間の遅延時間に対応する。 (もっと読む)


【課題】全体感度を変えることなく、簡易に有効視野を広げること。
【解決手段】実施形態のガンマ線検出システムは、同じ長さを有する複数の検出器モジュールであり、各検出器モジュールがポジトロン消滅事象から発生したガンマ線を検出する複数の検出器モジュール204を備える。複数の検出器モジュール204の第1の検出器モジュールは、第1の検出器モジュールに隣接した第2の検出器モジュールから軸方向に、検出器モジュール204の長さよりも短い所定間隔だけずらして実装される。 (もっと読む)


【課題】PET検出器と送信用高周波コイルとの干渉によるMR画像の画質劣化を抑えることが可能なPET−MRI装置を実現する。
【解決手段】実施形態のPET−MRI装置100において、送信用高周波コイル5は、静磁場内に置かれた被検体に高周波磁場を印加する。検出部13は、リング状に形成され、送信用高周波コイル5の外周側に配置され、被検体に投与された陽電子放出核種から放出されるガンマ線を検出する。高周波シールド18は、略円筒状に形成され、送信用高周波コイル5と検出部13との間に配置され、送信用高周波コイル5により発生する高周波磁場を遮蔽する。 (もっと読む)


【課題】PET検出器における結晶識別を容易にすることが可能なルックアップテーブル作成方法及びPETシステムを提供することである。
【解決手段】実施形態に係るルックアップテーブル作成方法は、シンチレーションアレイ内の複数の結晶のうち第1の一部の結晶を覆うためにシンチレーションアレイ上の第1の位置にマスクを配列する。また、シンチレーションアレイにガンマ線を照射し、シンチレーションアレイにより生成された光を受ける光センサからの第1のセットのデータを収集する。また、複数の結晶のうち第2の一部の結晶を覆うためにシンチレーションアレイ上の第2の位置にマスクを再配列して、ガンマ線の照射を繰り返し、光センサから第2のセットのデータを収集する。また、第1のセットの収集データから作成した第1のフラッドヒストグラムを、第2のセットの収集データから作成した第2のフラッドヒストグラムに重ね合わせる。 (もっと読む)


【課題】コスト低減、検出に有効な光の総量の増大、及び、高速計数において優れた性能を提供することが可能なPET検出器モジュール、放射線検出器、PETスキャナシステム、信号処理方法、及び放射線検出器モジュールの製造方法を提供することである。
【解決手段】実施形態のPET検出器モジュールは、シンチレーション結晶素子のアレイと、複数の光センサとを備える。前記アレイは、実質的に光学的に分離された複数のサブアレイを含む。前記光センサは、前記アレイを覆うように配列され、前記アレイから放射される光を受信する。前記サブアレイは、対応するサブアレイ内に配置された個別の結晶素子からの光が集められて、対応するサブアレイを覆う光センサによって主に受信されるように、光学的に分離される。第1のサブアレイの結晶素子からの光を受信する光センサは、第1のサブアレイに隣接する唯一のサブアレイの結晶素子からの光も受信する。 (もっと読む)


【課題】極低温マイクロカロリーメータの持つ高い検出効率、低いバックグランドを活用し、数十μm〜cmオーダーの厚みの試料に対して高い精度の放射能測定方法を提供する。
【解決手段】放射線発生測定試料に、放射線吸収材でなる放射線吸収層を成層したり、放射線吸収材を混合して、測定試料より放出される放射線のエネルギーの一部または全部を測定試料中に付与できる構造を形成する。放射線吸収層があったり、内部に放射線吸収材が含まれる放射線発生試料100を極低温マイクロカロリーメータまたは吸収体付極低温マイクロカロリーメータの放射線吸収体112に熱的に接触させることで、測定試料中の放射性核種が崩壊したときに、非常に高い確率で放出される放射線のエネルギーの一部または全部を、極低温マイクロカロリーメータに熱的に接触した放射線吸収体112や極低温マイクロカロリーメータに熱として伝熱させる。 (もっと読む)


【課題】遮蔽体を少なくし、あるいは無くすことができるとともにS/N比を改善することができるX線計測装置及びX線計測方法を提供する。
【解決手段】X線検出データのうち、衝突点9においてX線4が発生している時に対応する検出データを有効化し、その他のデータを無効化して、X線波形を生成する。例えば、レーザ光3がパルスレーザ光であり、電子ビーム1が連続状又はパルスレーザ光のパルス幅と同じかそれより長いパルス幅をもつパルス状の電子ビームである場合は、レーザ光3を検出し、X線検出データとレーザ光検出データとを、衝突点9に関して時間軸を一致させて乗算して、X線波形を生成する。 (もっと読む)


【課題】エネルギー分解能に優れた放射線検出器及び放射線検出装置を提供する。
【解決手段】実施の形態に係る放射線検出器1は、放射線4を検出する複数のピクセルを放射線4が入射する入射面に有するCdTe素子10と、放射線4が入射したピクセルの位置情報、及び入射した時刻の時刻情報をイベント情報として格納する記憶部306bと、CdTe素子10の第1のピクセルに放射線が入射する第1のイベント、及びCdTe素子10の第2のピクセルに放射線が入射する第2のイベントにおいて、第1のイベントと第2のイベントとの時間間隔が予め定められた時間間隔より短いとき、第1のイベント及び第2のイベントを同時イベントと判定する判定部306aと、同時イベントと判定された第1のイベントの第1のイベント情報及び第2のイベントの第2のイベント情報を記憶部306bから破棄する破棄部306cと、を備える。 (もっと読む)


【課題】PET画像の品質の劣化を抑えること。
【解決手段】実施形態の核医学イメージング装置は、計数情報収集部520と、判定部522と、破棄部523とを有する。計数情報収集部520は、ガンマ線に由来する光を計数する検出器が出力した計数結果からガンマ線の検出時間を含む計数情報を収集してバッファ521に格納する。判定部522は、バッファ521に記憶されている計数情報の容量が閾値を超えたか否かを判定する。そして、破棄部523は、判定部522により閾値を超えたと判定された場合に、検出器から収集される計数情報のうち、検出時間が、対消滅ガンマ線を略同時に計数した2つの計数情報を同時計数情報として生成するために用いられる所定の時間幅より大きい時間幅内にある計数情報を時間軸に沿って間欠的に破棄する。 (もっと読む)


【課題】消滅γ線対の発生位置をマッピングする放射線断層撮影装置において、被検体に各種装置を装着した状態であっても被検体の体動に影響されずに鮮明な画像が取得できる放射線断層撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明の放射線断層撮影装置は、被検体に付設される放射性のプローブホルダ6を備えている。位置情報補正部22は、消滅γ線対が検出されたときの検出器リング12に対する被検体の相対位置をプローブホルダ6の位置で認識して消滅γ線対の発生位置を示す位置情報を補正する。これにより、被検体の体動に影響されずに鮮明な画像が取得できる。また、本発明においては、放射線を利用していることから、プローブホルダ6が被検体に装着された各種装置によって視認できない場合であっても、確実に被検体の体動を監視することができる。 (もっと読む)


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