【課題】大型化や、破損することなく積層体を高締付力で締め付けられるクランプ治具を提供する。
【解決手段】挟持片21を有する固定挟持部2、挟持片31を有し、挟持方向に可動可能とする可動挟持部3、これら挟持片の間隔を調整する間隔調整機構4、可動側挟持片31に積層体への押圧力を付与する締付機構5を備える。間隔調整機構4は、支持用螺子軸6、支持用螺子軸6と螺合し、固定挟持部2に固定される第一支持部7、支持用螺子軸6が回転可能に嵌め合わされ、可動挟持部3を支持する第二支持部8を備える。締付機構5は、第二支持部8に対し可動挟持部3を可動に支持する可動支持軸51、固定挟持部2の可動支点に対し積層体挟持位置とは反対側に固定される第三支持部52、第三支持部52と螺合し、可動挟持部3の可動支点に対し積層体挟持位置とは反対側に圧接可能な締付用螺子軸53を備える。対向する挟持片の間に間隔調整機構4及び締付機構5が配置される。 （もっと読む）

【課題】短時間で、簡単な操作で、積層体を所定の締付力で締め付けて、積層体を構成する部材の位置ズレを防止することができるクランプ治具を提供する。
【解決手段】積層体を挟持するための板状の挟持片21,31を有する一対の挟持部2,3と、一対の挟持片21,31の間隔を調整する間隔調整機構4と、挟持片に積層体への押圧力を付与する締付機構5とを備える。間隔調整機構4は、２つの雄螺子部を有する螺子軸6と、各雄螺子部に螺合する雌螺子部を有する筒部7,8とを備えるターンバックル部41を有し、対向する挟持片の間に螺子軸6と筒部7,8とが配置される。挟持部は、筒部7に固定される固定挟持部2と、筒部8に挟持方向に可動に支持される可動挟持部3とから構成される。締付機構5は、可動挟持部3を挟持方向に動かして、挟持片31を、積層体を締付挟持位置と、締付解除位置とに変更する構成である。 （もっと読む）