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Fターム[3D004AA01]の内容

車両の上部構造(ボンネット、リッド) (4,863) | 目的、効果 (1,562) | 強度、剛性の向上 (159)

Fターム[3D004AA01]に分類される特許

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【課題】衝突事故時に「く」の字状の折れ曲がり変形による望ましい衝撃エネルギー吸収が確実に達成できる繊維強化プラスチック製の自動車用フードパネルを提供する。
【解決手段】外表面を形成する繊維強化プラスチック製アウター2に、アウターを補強する繊維強化プラスチック製インナー3が接合された繊維強化プラスチック製自動車用フードパネルであって、インナーが、アウターの周縁部に沿って外周を囲むように、車体前部において幅方向に延びる前部補強部4と車体後部において幅方向に延びる後部補強部5と前部補強部と後部補強部とをつなぐ側部補強部6を有し、前部補強部の前端から前記後部補強部の後端までの長さの40%〜60%の範囲に位置する側部補強部上の箇所に他の部分よりも剛性および/または強度の低いインナー曲げ導入部9を形成した。 (もっと読む)


【課題】自動車用フードの周縁部に求められる基本性能を満足すると同時に、歩行者保護性能に優れた自動車用フードを提供することにある。
【解決手段】アウターパネル20とインナーパネル1が接合したときに両パネルの間に空間部A1,A2を形成して断面構造を備える自動車用フード30において、前記インナーパネル1は、車両進行方向に直交する横ビード2と、隣り合う横ビード2の長手方向における両端部分を互いに接続する接続ビード3とを備え、前記接続ビードの頂部となる接続平面3aから底面5まで連続するように形成した第1傾斜面4a,4aを有し、第1傾斜面の傾斜角度について、傾斜面と接続平面との境から底面までの同一平面上における距離をLとし、底面あから接続平面までの高さをhとしたときに、1.5h<Lの関係とし、かつ、底面の中央までの距離をDとしたき、L<Dの関係の位置になることにより設定されるように構成とした。 (もっと読む)


【課題】自動車用フードの基本性能を満足すると同時に、歩行者保護性能に優れた自動車用フードを提供する。
【解決手段】アウターパネル2とインナーパネル3とが接合したときに両パネルの間に空間部を形成した断面構造を備える自動車用フード1において、インナーパネル3は、アウターパネル2のアウター周縁部2aと接合するインナー周縁部3aと、インナー周縁部3aに連続して形成されアウターパネル2との間に空間部を形成する枠凹部4と、枠凹部4よりパネル中央側で車両進行方向に対して直交する方向に形成されると共に、アウターパネル2に接合する接合面5を有する凸状の複数の横ビード7と、横ビード7と隣り合いアウターパネル2との間に空間部を形成するパネル平面6とを備え、横ビード7は、車両進行方向の後方側において、接合面5からパネル平面6まで連続する後側傾斜面の少なくとも一部に衝突の際の変形を助長する形状不整合部8Aを有する。 (もっと読む)


【課題】車両の幅方向と平行な方向にビードを形成した場合であっても頭部等が衝突したときの2次衝突時において変形荷重を小さくすることができる自動車用フードを提供する。
【解決手段】自動車用フード1において、インナーパネル3は、インナー周縁部3aと、枠凹部31と、枠凹部31よりパネル中央部となる位置で長手方向が車両の幅方向と平行となるビード33とを備え、ビード33は、パネル接合部33aを有する上面33bと、車両進行方向に対して上面33bよりも前側のパネル平面32にかけて斜面を形成する前側傾斜面33cと、車両進行方向に対して上面33bよりも後側のパネル平面32にかけて斜面を形成する後側傾斜面33dとを有し、前側傾斜面33cと前側のパネル平面32との角度θ1と、後側傾斜面33dと前記後側のパネル平面32との角度θ2と、をいずれも155°以上に形成した。 (もっと読む)


【課題】自動車用フードの基本性能を満足すると同時に、特に、自動車用フードの周縁部に求められる歩行者保護性能に優れた自動車用フードを提供する。
【解決手段】アウターパネル2とインナーパネル3とをそれぞれの周縁部で接合すると共に、両パネルの間に空間部を形成した自動車用フード1において、インナーパネル3は、アウターパネル2のアウター周縁部2aと接合するインナー周縁部3aと、インナー周縁部3aに連続して形成されアウターパネル2との間に空間部を形成する枠凹部4と、枠凹部4よりパネル中央側となる位置でアウターパネル2に接合する接合面5を有する凸状の複数のビード7と、隣り合うビード7の間に空間部を形成する凹状部6とを備え、ビード7は、その長手方向における両端部の少なくとも一方において、接合面5から枠凹部4の底面まで連続する傾斜面の少なくとも一部を変形荷重が減少するように切り欠いた切欠部8を有する。 (もっと読む)


【課題】頭部衝突位置の直下にエンジンなどの設置構造物があっても、頭部などが衝突した場合に2次衝突加速度が増大しにくい自動車用フードを提供する。
【解決手段】アウターパネル2とインナーパネル3のそれぞれの周縁部2a,3aを接合したときに、両パネル2,3の間に空間部4,5を介した断面構造を備え、このインナーパネル3は、アウターパネル2のアウター周縁部2aと接合するインナー周縁部3aと、インナー周縁部3aに連続して形成されアウターパネル2との間に空間部4を形成する枠凹部31と、枠凹部31よりパネル中央部となる位置でアウターパネル2に接合するパネル接合部33aを有する複数のビード33と、隣り合うビード33の間に、空間部5を形成する凹状部32とを備え、当該凹状部32は、ビード33に沿って形成され、深さが深い深凹状部32aを、ビード33を介して深さが浅い浅凹状部32bの間に配置した。 (もっと読む)


【課題】歩行者保護性能の確保とサスペンションタワーの左右剛性の向上とを両立させることができるサスペンションタワーの倒込み防止構造を得る。
【解決手段】フードインナパネル34の車幅方向両側にフード側干渉部40Bが設けられると共にサスペンションタワー20の車幅方向内側にサスタワー側干渉部51Aが設けられ、エンジンフード30の閉止状態では、サスタワー側干渉部51Aがフード側干渉部40Bと干渉しており、サスタワー側干渉部51Aがフード側干渉部40Bとの干渉によってサスペンションタワー20の変位を規制する。このため、例えば、歩行者保護の観点からカウルを弱体化させても、サスペンションタワー20の倒れ込みが抑制される。 (もっと読む)


【課題】剛性とエネルギー吸収性能が調和し、設計自由度の高い合金パネル及び車両用インナパネルを提供する。
【解決手段】素材パネルに対する高温域におけるブロー成形によって、補強部とこの補強部と一体に形成された脆弱部とを形成し、この脆弱部はキャビティを1mmあたり0.3%以上、10%未満の面積占有率で分布させ、脆弱部によって機械的強度が精密に調整された合金パネルとなす。係る合金パネルを用いた車両用インナパネルによれば、車両用インナパネルに本来的に求められる性能と歩行者保護機能であるエネルギー吸収能とを適切に調和させることができる。 (もっと読む)


【課題】ヒンジ取付部のシール材によるシール性能を向上させることができる車両用ヒンジ取付部のシール構造を得る。
【解決手段】ドアヒンジ22が取り付けられるフロントピラー12のピラーアウタパネル20の側壁部20Aに車両幅方向内側へ凹む凹部36を形成し、この凹部36にシーラ38を充填塗布することで、ピラーアウタパネル20とドアヒンジ22との間をシールしている。凹部36にシーラ38を充填塗布することにより、ドア開閉時に作用する剥離方向の荷重の一部を角度αのせん断方向で受けることができるので、塗膜割れを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】耐デント性能と歩行者保護性能との両立を図るための調節を容易にすることができるフードアウタパネルの支持構造を得る。
【解決手段】かしめ部34が可動ブラケット本体部30から延出されてかしめられることによって可動ブラケット本体部30と支持ブラケット36とが結合される。フード上方側から所定値以上の衝突荷重Fが入力された場合には、可動ブラケット本体部30が支持ブラケット36に対してフード下方側へ相対移動する。ここで、かしめ部34における縦横寸法を変えることによって、支持ブラケット36とかしめ部34との摩擦抵抗を容易に変えることができるので、フード上方側からの縦方向の入力荷重Fに対する摩擦抵抗を入力荷重Fの程度に応じて容易に調節することができる。 (もっと読む)


【課題】フードが衝突体に与える衝撃を低減させる。
【解決手段】フード10では、インナパネル16の曲がり部24部分にスリット28が形成されて、インナパネル16の剛性が曲がり部24部分において低下されている。このため、フード10の外周部に上側から衝突体が衝突した際に、アウタパネル14の挟持部20にアウタパネル14中央側への引っ張り力が作用しても、インナパネル16が曲がり部24部分においてスリット28によって中央側へ容易に変形されて、挟持部20のインナパネル16に対するアウタパネル14中央側への移動量が増大される。これにより、アウタパネル14がインナパネル16の凹部26内に充分に変形移動でき、フード10が衝突体に与える衝撃を低減できる。 (もっと読む)


【課題】フードの裏面側からの荷重に対する耐久性能を高くする。
【解決手段】フード補強構造10では、ヒンジリインフォースメント22において、内フランジ42が底板24から切り抜かれて形成されている。このため、フード12の衝突体保護性能を満たすために、外フランジ40と内フランジ42との車幅方向側幅を確保しつつ外フランジ40及び内フランジ42の底板24からの起立高さを高くしても、底板24の車幅方向側長さを長くできる。これにより、ヒンジ結合部26のみならず溶接部34Bをインナパネル16に結合することで、インナパネル16に底板24を広い範囲で結合でき、フード12の開閉耐久性能をも満たすことができる。 (もっと読む)


【課題】車両の意匠面を形成する金属板の歪みを抑制した状態で、水分を要因とする金属板の不具合を抑制することができる金属板補強構造を提供する。
【解決手段】金属板補強構造は、車両の意匠面11aを有する金属板11と、補強材を塗布して形成される補強層12とを備えている。補強材は熱硬化性樹脂を基材としている。意匠面11aの裏面11bには、同裏面11bを水分から保護する保護層13が設けられている。そして、この保護層13上には補強層12が設けられ、この補強層12は補強材を離間して塗布されてなる複数の層から構成されている。 (もっと読む)


【課題】ヒンジアームの形状を変えないでラゲージドアの共振を効率的に制御することができるラゲージドアヒンジを得る。
【解決手段】ヒンジアーム20には、湾曲部20Rの円弧部24に補強部材30が着脱可能に取り付けられて湾曲部20Rにおける円弧部24の剛性が補強されており、閉止状態のラゲージドア16が上下動した場合には、ラゲージドア16からの荷重による円弧部24の変形が抑制される。この補強部材30を異なる板厚や形状の補強部材30に付け替えることによって、ラゲージドア16の共振周波数を容易に変えることができ、ラゲージドア16の共振周波数を発音しやすい周波数域から外して設定することで、ラゲージドア16の共振によるラゲージルーム18内での発音を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】通常の使用状態での変形を防ぎ、かつエンジンフードの上方から衝突による衝撃が作用した場合に衝撃を良好に吸収することができる車両用フード構造を提供する。
【解決手段】車両用フード構造20は、フードアウタパネル32の裏面32a側にフードインナパネル33が設けられ、フードインナパネル33にストライカ27が設けられ、ストライカ27が取り付けられた取付部38bからフードアウタパネル32まで補強部材48を立ち上げたものである。この車両用フード構造20は、補強部材48に取付部38bからフードアウタパネル32に向けて補強用のビード54が設けられ、ビード54の深さを取付部38bからフードアウタパネル32に向けて段階的に異ならせたものである。 (もっと読む)


【課題】車両用エンジンフードの加工工程が多く、製造が困難である点を解決することで、車両用エンジンフードの加工性及び組立性の向上を可能にするとともに、車両用エンジンフードの剛性の調整が困難である点を解決することで、車両用エンジンフードの剛性の調整を容易に行うことことを可能にする。
【解決手段】車体11の表面を覆うアウタパネル31と、このアウタパネル31の裏面31aに取付けるインナパネル32とからなる車両用エンジンフードにおいて、インナパネル32にアウタパネル31の補強をするフレーム部(第2のフレーム部)37を形成し、フレーム部37にインナパネル32とアウタパネル31の内の少なくとも一方にマスチックシーラ(接着剤)を塗布した塗布層55を形成し、この塗布層55をアウタパネル31の裏面31aから少なくとも一部を離間させて硬化させた。 (もっと読む)


【課題】フードにおけるフードロック手段の後方側において、通常使用時における面剛性を確保しつつ、衝突体が衝突した際の衝撃吸収性を高めることを目的とする。
【解決手段】フードロック手段の後方におけるフード14のフードアウタパネル24とフードインナパネル26との間の離間部位36に、少なくとも車両後方側においてフードインナパネル26に支持された横梁部材20(保持手段)を有している。横梁部材20は、通常使用時には離間部位36に位置するフードアウタパネル24の面剛性を保持しており、フードロック手段の上方に衝突体がフード14に衝突した際には、衝突荷重に抵抗せずに前傾する。これにより、離間部位36におけるフードアウタパネル24の変形ストロークをより多く確保することが可能である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、アウタパネルとインナパネルとを具備するエンジンフード構造において、余分な衝撃吸収材等を設けることなくエンジンフードを軽量に構成しつつも、歩行者保護を確実に図ることができるエンジンフード構造を提供することを目的とする。
【解決手段】サスペンションタワー41の上方位置のエンジンフード1を、アウタパネルのみの部分と、アウタパネルとインナパネル3の延出部38の部分とで構成されるように設定している。 (もっと読む)


【課題】自動車用パネル材において、外観のよい縁部を得ると共に、締結強度を向上させ、さらに、製造工程数を低減させる。
【解決手段】自動車用パネル材10は、アウタパネル14とインナパネル16とが重ねられた状態で巻締めにより締結された縁部18を有する。この自動車用パネル材10の縁部18では、アウタパネル14の先端面14aと、インナパネル16の先端面16aとが夫々インナパネル16及びアウタパネル14により内包された状態で巻締めされることにより、アウタパネル14とインナパネル16とが強固に締結される。 (もっと読む)


【課題】フードインナパネルに車両幅方向に延びる開口を形成してエアバッグモジュールを組付ける場合において、フードインナパネルの剛性を容易に確保する。
【解決手段】フードインナパネル20の後端部には、フード幅方向に沿って延在するフードインナリインフォース28が配設されている。このフードインナリインフォース28の長手方向の両端部を、左右一対のフードヒンジリインフォース40に結合し、フードインナパネル20の剛性アップを図った。さらに、エアバッグケース46をフードインナリインフォース28に固定し、補強部材として利用することで更なる剛性アップを図った。 (もっと読む)


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