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Fターム[3D203CA39]の内容

Fターム[3D203CA39]に分類される特許

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【課題】側突時における骨格部材の回転変位の抑制とエネルギ吸収性能の向上との両立を図ることができる車体側部構造を提供する。
【解決手段】車幅方向外側に配置されてセンタピラー2に接合されるアウタパネル11と、車幅方向内側に配置されてフロアパネル6に接合されるインナパネル12と、が接合されたロッカ3を有し、アウタパネル11の車両前後方向中央部に、車幅方向内側へ向けて窪むアウタパネルビード中央部22を形成し、インナパネル12の車両前後方向中央部に、車幅方向外側へ向けて窪むインナパネルビード中央部39を形成する。そして、インナパネルビード中央部39を、車両上下方向においてアウタパネルビード中央部22の上方に配置し、かつ、車両上下方向においてアウタパネルビード中央部22と重ねる。 (もっと読む)


【課題】二次元又は三次元に屈曲する曲げ加工部を有するとともに、引張強度が1100MPa超の超高強度を有する、例えばサイドメンバーやピラーといった自動車車体用強度部材を提供する。
【解決手段】二次元又は三次元に屈曲する曲げ加工部40aと、切断又は穴あけ加工予定部40bと、溶接予定部40cとを備え、かつ、外部へ向けたフランジを有さない閉断面を有する筒体40dにより構成され、筒体40dが、引張強度が1100MPa超となるように熱処理された超高強度熱処理部40eと、超高強度熱処理部40eを除いた残余の部位であって引張強度が600MPa以上1100MPa以下となるように熱処理された高強度熱処理部40f、及び/又は、上述した切断又は穴あけ加工予定部40b及び溶接予定部40cであって引張強度が600MPa未満となるように熱処理された低強度熱処理部とを備える自動車車体用強度部材である。 (もっと読む)


【課題】 車両の前面から荷重が入力した場合であっても、車両の減速度の低減を図ることができ、車室内の安定の維持に寄与することができる車両の荷重伝達構造を提供する。
【解決手段】 左フロントサイドメンバ1Lには、左サブメンバ5Lおよび左サスペンションメンバ6Lが設けられ、右フロントサイドメンバ1Rには、右サブメンバ5Rおよび右サスペンションメンバ6Rが設けられている。左サブメンバ5Lおよび左サスペンションメンバ6L、右サブメンバ5Rおよび右サスペンションメンバ6Rは、いずれも車両の前方から荷重が入力された際の荷重伝達経路となる。左サブメンバ5Lと右サブメンバ5Rとの間に強度差が設けられている。 (もっと読む)


【課題】自動車のフロントサイドメンバやリアサイドメンバ等に利用可能な、圧潰することで衝突エネルギーを吸収する衝撃吸収部材部材において、鋼板を薄くしながら、可及的に高い衝突エネルギーを吸収できる効果的な部分熱処理方法を提供すること。
【解決手段】熱処理方法において、構造部材の衝突変形挙動を有限要素法を用いて数値解析し、前記数値解析結果から、相当塑性ひずみが所定値以上となる要素を抽出し、前記構造部材の変形前の前記抽出した要素の座標値を求め、該座標値に対してクラスター解析を行い、前記抽出された要素を1または複数のクラスターに分類し、前記1または複数のクラスター内において前記要素の各々を結ぶ線分のうち、最長となる線分を抽出し、該線分に沿ってレーザー焼入れを行うようにした。 (もっと読む)


【課題】車体前部構造において、前方衝突荷重を効率的に吸収可能であると共に部品コストの増加を抑制可能とする。
【解決手段】車体10の前部の左右両側に車体前後方向にフロントサイドメンバ11を配置すると共に、左右のフロントサイドメンバ11の下方に所定距離をあけてロアメンバ16を配置し、フロントサイドメンバ11の前部とロアメンバ16の前部を前部連結部材13及びフロントロアクロス14により連結し、フロントサイドメンバ11の後部とロアメンバ16の後部をフロントサスペンションメンバ15により連結して構成し、ロアメンバ16に前部の強度より後部の強度が低い4つの脆弱部21,22,23,24を設ける。 (もっと読む)


本発明は、中央フランジ(22)、2つのウェブ部分(23,24)、及び2つのサイド・フランジ(25,26)を含んでなるハット形状セクション(21)を備えた、主セクション(20)を備えた、車両用のBピラーに関する。少なくとも、ハット形状セクション(21)がプレス硬化され、1400MPaを越える破壊強度を有すること、及びハット形状セクション(21)のサイド・フランジ(25,26)が、サイド・フランジ(25,26)の長さの少なくとも一部に沿って、1100MPa未満の破壊強度を有する。Bピラー(13)が、閉プロファイルを形成するために、ハット形状セクション(21)のサイド・フランジ(25,26)に溶接されるカバー・プレート(40)と、少なくとも、それがサイド・フランジ(25,26)に支持される領域で、1100MPa未満の破壊強度を有する、カバー・プレート(40)を含む。ハット形状セクションのサイド・フランジ(25,26)が、サイド・フランジが、カバー・プレート(40)に支持される領域で、1100MPa未満の破壊強度を有する。
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【課題】付加的な補強材なく衝突エネルギーの吸収方向性を安定的に維持し、衝突吸収性能を向上させる車両用メンバー製作方法及びこれを利用したサイドメンバーを提供する。
【解決手段】ボロン鋼板を素材としてメンバー用のブランクを準備する段階S1と、ブランクを変態点温度以上の高温でプレス熱間成形によってメンバーを成形する段階S2と、熱間成形されたメンバーを第1冷却法によって冷却して、高強度の第1金属組織を有するようにする段階S3と、高強度の第1金属組織を有するメンバーに対してエネルギー吸収方向性を考慮して計算された位置に加熱源を通じて変態点温度まで2次加熱する段階S4と、2次加熱されたメンバーを第2冷却法によって冷却して、部分的に相対的な低強度の第2金属組織を有するようにする段階S5と、第1金属組織上に部分的に第2金属組織を有するメンバーを組立てる段階S6と、を含む。 (もっと読む)


【課題】鋼板の高強度化を実施した場合においても製品形状の制約や作業の煩雑性といった問題を伴わず、かつ、プレス成形時や自動車衝突時の母材割れ抑制にも有効な衝撃吸収特性に優れた自動車構造部材を提供する。
【解決手段】C:0.08質量%以下、Si:1.0質量%以下、Mn:2.0:質量%以下、Ni:8.0〜10.5質量%、Cr:18.0〜20.0質量%を含み、圧延率が15〜25%の冷間調質圧延を実施したオーステナイト系ステンレス調質圧延鋼板を素材としたハット型閉断面構造を有する構造部材の各壁面鋼板に、前記構造部材の長手方向に直角な帯状の低強度部21を、前記構造部材の長手方向に所定の間隔を空けて形成する。 (もっと読む)


【課題】7000系アルミニウム合金押出形材からなる衝撃吸収部材が衝突時に潰れ変形する際に、大きい曲げ変形を受けるウエブに割れが発生するのを防止するとともに、衝撃吸収部材のさらなる軽量化を図る。
【解決手段】前記アルミニウム合金押出形材は、2種の異なる7000系アルミニウム合金が押出時に互いに溶着した複合押出形材である。前後のフランジ11,12がMg:0.9%以上1.5%以下を含有する高Mgの7000系アルミニウム合金からなり、上下のウエブ13,14がMg:0.5%以上0.9%未満を含有する低Mgの7000系アルミニウム合金からなり、フランジ11,12がウエブ13,14より高強度で、全体が過時効処理されている。 (もっと読む)


【課題】車両側突時のセンターピラーの変形を効果的に抑制して乗員の安全性をより適正に確保する。
【解決手段】本発明は、ピラーアウタパネル11とピラーインナパネル12との間にピラーレインフォースメント13を備えたセンターピラー5が、ルーフサイドレール7とサイドシル9との間に亘って上下方向に延びるように設置された車両の側部車体構造において、上記ピラーレインフォースメント13が、上記ルーフサイドレール7から上記サイドシル9の近傍まで延びる上側部材23と、この上側部材23と上記サイドシル9との間に設けられた下側部材24とを有し、これら上側部材23と下側部材24とが、両者を所定の上下幅に亘り重ね合わせた重ね合わせ部25を介して互いに結合されたものである。 (もっと読む)


【課題】 ピラーの強度を確保しつつ、側面衝突時におけるピラーの変形を制御することができる車両のピラー構造及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 センタピラー構造1においては、センタピラー10の強度が脆弱部17及び脆弱部18で局所的に低くなっている。そのため、車両が側面衝突を受けた際には、センタピラー10が脆弱部17及び脆弱部18で折れ曲がり、相手方車両が略水平に移動することになる。これにより、相手方車両の移動によってセンタピラー10に生じる曲げモーメントを抑制することができるため、センタピラー10の強度を確保しつつ、側面衝突時におけるセンタピラー10の変形を制御することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】側面衝突事故の際におけるBピラーの倒れ込みを、簡便な構造により抑制して、自動車車体の安全性をさらに高める。
【解決手段】少なくとも、自動車車体40を構成するBピラー42a、42bの内部であってこのBピラー42a、42bの長手方向の全域に配置され、長手方向に単一の部材により構成され、三次元に屈曲する形状を有するとともに、引張強度が1100MPa超の高周波焼入れ部を備える自動車車体40の補強部材41a、41bである。側面衝突事故の際におけるBピラー42a、42bの倒れ込みを効果的に抑制できる。 (もっと読む)


【課題】軽量化が実現可能であるとともに、自動車の側面衝突が生じて外部から荷重負荷が付与された際のエネルギーを効果的に吸収することができ、衝突安全性に優れる、センターピラー補強部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】当該センターピラー補強部材1を横幅方向に分断した際の断面2次モーメントを、センターピラー補強部材1の縦長方向の各々の位置で2階微分することで得られる2次微係数が、センターピラー補強部材1の縦長方向において「0」となる境界部よりも下側の位置に、軟化部位である強度変質部2が設けられている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、軸方向に延びる円筒パイプを備える自動車のフレーム構造において、フレーム構造の軽量化を図りつつ、衝突エネルギーの吸収量を増加させることができる自動車のフレーム構造を提供することを目的とする。
【解決手段】厚肉部20は、横ビード12の円筒パイプ11軸方向の延長上に設けられた三つの厚肉部(第一厚肉部)20Aと、その間に設けられた三つの厚肉部(第二厚肉部)20Bで、60度間隔で、六つ形成しており、円筒パイプ11の内周面11aから内方側に突出して、円筒パイプ11の後端位置まで(詳細には図示しない)延設している。 (もっと読む)


【課題】フロントバンパの地上高が異なる車両同士が衝突した場合に、衝突エネルギーを車体前部で吸収する。
【解決手段】フロントピラー21は下の垂直部21Lと上の傾斜部21Uとからなる。車体11はフロントサイドフレーム22よりも車幅方向外側に位置した上部パイプ部材40と下部パイプ部材50を備える。上部パイプ部材は傾斜部の下部から前下方にホイールハウス24に沿って湾曲しながら延び、前端部42がヘッドライト16より下位で且つフロントサイドフレームの前端部22aより上位で車幅方向内側へ延び、延長端部43がフロントバルクヘッド23に連結される。下部パイプ部材は垂直部の下部から前上方へ延び、ホイールハウスに沿って湾曲しながら前下方へ延び、前端部52がフロントサイドフレームの前端部の近傍で車幅方向内側へ延び、延長端部53がフロントサイドフレームに連結される。 (もっと読む)


【課題】衝撃吸収特性、形状凍結性及びフランジ部切断性に優れた、自動車、二輪車または鉄道車両用構造部材並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】構造部材の断面がハット形状を有し、該構造部材のフランジ部自由端部がオーステナイト相を20体積%以上含み、該フランジ部自由端部の断面硬さがビッカース硬さで150〜350、かつ同一断面において該縦壁部中央部の加工誘起マルテンサイト相が、前記フランジ部自由端部よりも10体積%以上多く含まれ、該縦壁部中央部の断面硬さが該フランジ部自由端部の断面硬さよりもビッカース硬さで50以上高いことを特徴とする衝撃吸収特性、形状凍結性及びフランジ部切断性に優れた、自動車、二輪車または鉄道車両用構造部材並びにその製造方法。 (もっと読む)


【課題】車両重量の増加を抑えつつ、乗員に対する車両の移動速度を充分に低減する。
【解決手段】センタピラー5のピラーインナ21の下部に、下部傾斜部21bや上部傾斜部21cからなる屈曲部を設けてその下端部21aを、サイドシル9のシルインナ25の上部25aおよびクロスメンバ17のフランジ17aに連結する。車両が側面衝突するなどして側方から衝撃を受けた際に、ピラーアウタ19が脆弱部となる貫通孔19dを起点として上下に破断した後、ピラーインナ21の屈曲部が伸張して張力を発生させ、センタピラー5の車室27内の乗員Mに対する移動速度を低減する。 (もっと読む)


【課題】直接通電焼き入れを用いながら本体部に設定した焼き入れ区間のみを焼き入れ硬化させて構造強度を向上させたドアビームを提供する。
【解決手段】一方向に延在する本体部11を有するドアビーム1において、本体部11は延在方向に並ぶ焼き入れ区間14と非焼き入れ区間15とに分けられ、前記焼き入れ区間14の断面積を非焼き入れ区間15の断面積より小さくすることにより、前記焼き入れ区間14の単位長当たりの電気抵抗を非焼き入れ区間15の単位長当たりの電気抵抗より大きくして、少なくともすべての焼き入れ区間14を挟んで本体部11に直接通電し、前記直接通電により焼き入れ区間14を非焼き入れ区間15に先行して相転移温度まで加熱させた後、少なくとも前記焼き入れ区間14を急冷して焼き入れ硬化したドアビーム1である。 (もっと読む)


【課題】要請される強度分布を焼入れ処理で容易に得られる車体用部品及びその高周波焼入れ方法を提供すること。
【解決手段】車体用部品であってプレス成形品となっているセンターピラー10は、上下方向を長手方向とする中間頂部11と、中間頂部11の車両前後方向における両側において中間頂部11から共に車両内側に屈曲し、屈曲方向を幅方向とする一対の側翼部12とを備え、中間頂部11と側翼部12には、外輪郭を二点鎖線19で示す高周波焼入れによる焼入れ領域Qと非焼入れ領域とが設けられ、非焼入れ領域に、高周波焼入れ前の前記プレス成形時に形成された孔18が設けられ、焼入れ領域Qと非焼入れ領域との割合は長手方向に変化している。 (もっと読む)


【目的】軸方向の圧縮荷重が負荷された場合、安定して座屈変形しながら確実にエネルギーを吸収することが可能な軽量のアルミニウム合金製自動車フレーム用軸圧縮エネルギー吸収部材を提供する。
【構成】調質された熱処理型アルミニウム合金中空形材からなり、該中空形材の外殻部の形状は断面正方形または長方形で、中空部を含む全断面積は3000〜8000mm2のものであり、中空形材の断面には、それぞれ1000〜4000mm2の断面積を有しリブで区画された中空部が2つ以上設けられており、中空形材における各辺の平均肉厚をt(mm)、中空形材の外郭部とリブとの結合部のコーナー部の半径をR(mm)としたとき、3.2mm≧t≧1.5mm、3.5≧R/t≧1.5の関係を満足することを特徴とする。 (もっと読む)


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