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Fターム[3D203CA40]の内容

Fターム[3D203CA40]に分類される特許

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【課題】複数本の衝撃吸収部材を使用しながら衝撃吸収性能を安定化させることができる、車両の衝撃吸収構造を提供する。
【解決手段】車両ボディを構成する内側構成部材1と外側構成部材2との二部材間に、柱状の木材からなる複数本の衝撃吸収部材10a・10b・10cが、車両衝突時にそれぞれ軸方向に圧縮変形するよう互いに平行に配されている。各衝撃吸収部材が圧縮変形する際には、衝撃に対する反力としての圧縮荷重が波状に強弱を繰り返しながら衝撃を吸収する。このとき、一の衝撃吸収部材10aに対して、その他のうちいずれか一本の衝撃吸収部材10bの圧縮荷重変動波の位相差が0.3〜0.7波長であり、且つ全ての衝撃吸収部材10a・10b・10cの圧縮荷重変動波同士の位相差が0.2波長以上となるように、長さを調節して破壊開始タイミングを異ならせている。 (もっと読む)


【課題】変形ストロークの増大によって前突の衝突エネルギーを良好に吸収し乗員に与えられる衝撃を良好に低減することができるよう改良された車両の前部構造を提供する。
【解決手段】車両の前後方向に延在する左右のフロントサイドメンバ10と、フロントサイドメンバの間に渡設され左右の前側連結部Pf及び後側連結部Prにて左右のフロントサイドメンバに連結されたフロントサスペンションメンバ12とを有する車両の前部構造であって、前側連結部と後側連結部との間の第三の領域A3に於けるフロントサイドメンバの前後方向の耐力はフロントサイドメンバの前端部、即ち前側連結部Pfよりも前方側の第一の領域A1及び第二の領域A2の耐力よりも低く、前突時に第三の領域A3が予め設定された量以上変形すると、前側連結部はその連結を解除する。 (もっと読む)


【課題】ナットの車両前後方向の突出長さを短縮することにより牽引用フックの固定部をコンパクト化するとともに、牽引用フックの固定部のデザイン性を向上させ、牽引用フックの固定部に掛かる車両外部からの荷重をクラッシュボックスで効率的に吸収することが可能な車両の牽引用フックの固定部構造を提供することにある。
【解決手段】バンパーメンバーエクステンション31に固定されるナット10と、ナット10に螺合して取付けられ、車両の牽引を可能とする牽引用フックのアイボルト5とを備え、アイボルト5がナット10を介してエクステンション31に螺合される車両の牽引用フックの固定部構造において、ナット10は、エクステンション31に車両前後方向で内方へ向かって延びるように取付けられ、かつ内周にアイボルト5との螺合部が形成されている筒状部11と、筒状部11の先端部外周に張り出して形成されている傘状部12とを有しており、傘状部12の後面12aがエクステンション31の取付面31aに接合されている。 (もっと読む)


【課題】車両の前面衝突時に電装部品の損傷を防止又は抑制することができる車両前部構造を得る。
【解決手段】モータコンパートメントクロスメンバ32には充電器42を介してブラケット44の下壁部46が取り付けられている。ブラケット44は、車両側面視の断面形状のL字形状とされ、下壁部46の車両後方側の端部から屈曲されて車両上方側に延設された縦壁部50を備えている。ブラケット44の縦壁部50の上部には、その前面にDC/DCコンバータ52が取り付けられている。DC/DCコンバータ52の上部は、車両正面視でカウル26とオーバーラップする位置に設定されている。 (もっと読む)


【課題】補強体で開断面部の断面崩れによる揺動変形を抑制し、かつ、振動減衰部材により効果的に振動減衰を図って、車体の重量増加を招くことなく、また、歩行者保護性能を確保しつつ、乗り心地性能の改善、車体の振動対策、騒音対策を図る車両のカウル部構造を提供する。
【解決手段】カウル上部部材9とカウル下部部材7とをつなぐ補強体30を備え、補強体30が、カウル上部部材9に結合されてカウル下部部材7方向に延びる第1補強部31と、カウル下部部材7に結合されてカウル上部部材9方向に延びる第2補強部32と、を備え、第1補強部31と第2補強部32とは重ね合せ部33を有し、第1補強部31と第2補強部32とが重ね合せ部33の少なくとも一部において振動減衰部材34を介して結合されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧縮初期のクッション性が高く、圧縮荷重によるリブの倒れが防止でき、衝撃吸収性の高い2重壁ブロー成形体を得る。
【解決手段】壁1から壁2に向けて窪んだ凹溝状の第1リブ3と、壁2から壁1に向けて窪んだ凹溝状の第2リブ4が形成され、両リブ3,4は平面視で略直交する。第1リブ3と第2リブ4は、それぞれ底壁12,15が2重壁の略中央部に位置し、交叉部16において底壁12,15同士が互いに溶着している。第1リブ3と第2リブ4は噛み合っていることが望ましい。第1リブ3及び第2リブ4は抜き勾配を有し、2重壁の厚み方向に圧縮荷重が作用してこの2重壁ブロー成形体が圧壊変形するとき、第1リブ3の両側壁10,11、及び第2リブ4の両側壁13,14がそれぞれ凹溝の内側に張り出し、圧壊変形の過程で互いに接触し、相手側の曲げ変形を妨害し圧縮荷重に対する抵抗力を増大させる。 (もっと読む)


【課題】後突に伴う衝撃を吸収しながら、バッテリーを保護できる車体後部構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかる車体後部構造100は、ハイブリット車または電気自動車の車体後部の床面を形成するリアフロアパネル120と、車体後部に搭載されるバッテリー114とを備えた車体後部構造において、リアフロアパネルの側端に沿って配置され車両前後方向に延びた一対のサイドメンバ122、124と、一対のサイドメンバ間に差し渡されたクロスメンバ126と、バッテリーの全周を囲んでバッテリーを支持する枠状のフレーム部材128とを備え、フレーム部材は、車外側が一対のサイドメンバに固定され、車両前方側がクロスメンバに固定され、クロスメンバよりも前方に位置するリアフロアパネルを含む領域よりも剛性が高いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】衝突性能を向上して変形を抑制しつつ軽量化を図ることができ、且つボルトによって他部材をフレーム部材に対して良好に固定することができる車体フレーム構造を提供する。
【解決手段】車体フレームを構成するフレーム部材24内に、基材62と、加熱硬化型の発泡充填材からなる充填部材61とで構成される補強部材60を設けると共に、フレーム部材24の内側に配したナット81にフレーム部材24の外側からボルト80を締結することによってフレーム部材24に他部材50を固定した構成において、このナット81と基材62とを一体的に形成する。 (もっと読む)


【課題】衝突性能を高めて変形を抑制しつつ軽量化を図ることができる車体フレーム構造を提供する。
【解決手段】車体フレーム20を構成するフレーム部材24内に、発泡充填材からなる充填部材61と、充填部材61上に設けられて充填部材61によってフレーム部材24に固定される基材62とで構成される補強部材60を設けるようにする。 (もっと読む)


【課題】従来のクラッシュボックスに比べて多くのクラッシュエネルギが吸収されるようにする。
【解決手段】車両に用いられる、クラッシュエネルギを消失させるための受動的なクラッシュボックスであって、少なくとも1つのばねエレメント(14)を有する少なくとも1つのばね式アキュムレータ(10)が設けられていて、ばね式アキュムレータ(10)が、少なくとも静止状態(RS)、運転状態(BS)または圧縮状態(KS)を占めるようになっていて、潜在的なクラッシュを認知した場合に、制御信号が、ばね式アキュムレータ(10)を可逆的に静止状態から運転状態に移行させ、ばねエレメントが、可逆的に選択された状態に関連して、予め規定されたクラッシュエネルギ割合を吸収し、ばね式アキュムレータが、クラッシュ中に圧縮状態に達すると、変形可能なエネルギアブソーバ(20)が、別のクラッシュエネルギ割合を吸収する。 (もっと読む)


【課題】 バンパービームに入力された衝突荷重をフロントサイドフレームにより多く配分してフロントピラーに加わる荷重を低減する。
【解決手段】 オフセット前面衝突により左右一方のフロントサイドフレーム11よりも車幅方向外側のバンパービーム16に衝突荷重が入力した場合には、バンパービーム16は左右他端側を支点Pとして左右一端側が後方に回動するが、このとき前記支点Pに近い左右一端側のフロントサイドフレーム11に入力する荷重F1は、前記支点Pから遠い左右一端側のロアメンバ14に入力する荷重F2よりも大きくなる。これにより、衝突荷重の多くの部分をフロントサイドフレーム11に優先的に配分し、ロアメンバ14からアッパーメンバ13を介してフロントピラー12に伝達される荷重を最小限に抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】サスペンション構成部材が貫通する第1面部と、該第1面部に対向する第2面部との間に配設された支持部材により、前記サスペンション構成部材が支持される場合において、前記支持部材の振動を抑制する。
【解決手段】車体に対するサスペンション構成部材90,92の取付部における車両の車体構造において、前記サスペンション構成部材92が貫通する第1面部61と、該第1面部61に対向配置された第2面部31と、前記第1面部61と前記第2面部31との間に配設されるとともに前記サスペンション構成部材90,92を支持する支持部材70と、を設けて、該支持部材70を、該支持部材と一体または別体の補強体80を介して前記第2面部31に接合する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、歩行者と衝突した際に歩行者の脚に当接する部材を支持する部材の強度を向上させる車両の前端部構造を提供する。
【解決手段】上下一対の横枠部21,22と左右一対の縦枠部とから構成される枠状体を備えている。下方の横枠部22は、車両の幅方向に延設され、前方に突出する突出部22aを備えている。縦枠部の後方側面の中間位置にはサイドメンバ前端部が接続されている。一対の縦枠部の前方側面のサイドメンバの接続位置と下方の横枠部22の接続位置との中間位置にわたって、車両の前方に突出するエネルギー吸収体15が設けられている。上方の横枠部21の前端面が、突出部22aの前端面よりも後方側に位置するとともに、エネルギー吸収体15の前端面が、上方の横枠部21の前端面と突出部22aの前端面とを結ぶ面よりも前方側に位置する。 (もっと読む)


【課題】フロントフードの先端縁が車両の前端に対して後退した位置にある車両において、歩行者の大腿部や頭部が車両に衝突したときの衝撃エネルギーを吸収可能な車両の車体前部構造を提供する。
【解決手段】車体3の前端部には上下方向に延びるフロントグリル5及びバンパ7が配設され、バンパ7はフロントグリル5から車体後方側へ屈曲して後方側へ延びる。この延びたバンパ7の先端部の近傍位置にフロントフード11のフード先端縁11aが配置され、フロントフード11の先端部の裏面側にラジエータを支持する枠体上部15が車体幅方向に延びて支持された車両1の車体前部構造であって、フロントグリル11、バンパ7、フロントフード11のフード先端部の各内面と、枠体上部15の表面とで囲まれる空間部17内に、車体幅方向に延びて内部が中空で板金製の箱状の衝撃吸収体30が設けられ、衝撃吸収体30は、複数の脚部37を介して枠体上部15に支持される。 (もっと読む)


【課題】樹脂製のアッパパネルとロアパネルとの接合強度を向上させた車両フロア構造を得る。
【解決手段】アッパパネル30とロアパネル32とが上下に重なり合った状態で、第1接合部36としてロアパネル32の下フランジ38の上面38Aとアッパパネル30の上フランジ50の下面50Aとが接合され、第2接合部60として下フランジ38の端面38Bと上フランジ50に設けられた垂下部58の内面58Aとが接合される。これにより、アッパパネル30とロアパネル32との間で車両上下方向及び車両前後方向で相対変位が生じたとき、接着剤52は車両前後方向の荷重をせん断荷重として受け、接着剤62は車両上下方向の荷重をせん断荷重として受ける。したがって、車両に前突荷重が入力された場合、接着剤52、62にはそれぞれせん断荷重が作用する。このため、アッパパネル30とロアパネル32との接着強度(接合強度)を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】車両に前方から衝撃力が加わる場合において、運転者の足のつま先がすね側に曲げられる力が作用することを抑制し、下肢の傷害値を低減することのできる車両のフロア構造を提供する。
【解決手段】衝撃力低減機構10の衝撃力吸収部材20を、車両に前方から作用する衝撃力によって踏板11が後端側を中心に回転する際に、トーボード面に対して踏板11がなす4段階の角度のそれぞれにおける衝撃力の吸収量をそれぞれ設定可能である。これにより、車両に前方から衝撃力が作用する際における乗員の下肢の挙動を制御することができるので、乗員の下肢の傷害値の低減を図ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】部品点数を減らし、かつ、水の浸入を防止できる車両の前部車体を提供する。
【解決手段】車両の前部車体10は、カウルボックス15の左端部を閉塞する左サイドエクステンション21と、左サイドエクステンションに設けられた左ダッシュボードサイドメンバ22とを備えている。左サイドエクステンションは、エクステンション側壁部82およびエクステンション上折曲部83で略鉤形状に形成されている。ダッシュボードサイドメンバは、第一サイド水平部91と、第一サイド水平部91の前方に連続して設けられたサイド稜線部93と、サイド稜線部93の前端部から下方に向けてサイド壁部92が張り出されている。サイド稜線部93は、車幅方向内方の内端部に上方に向けて突出された第一突片105を有する。 (もっと読む)


【課題】車両の前方衝突時に、乗員の足先がペダル装置の前端を乗り越えてダッシュパネルと干渉することを防止できる車両の車室前部構造を提供することを目的とする。
【解決手段】車室内の底面を形成するフロアパネル2から上方に立ち上がったダッシュパネル4と、フロアパネル2上に配設された運転席5と、ダッシュパネル4の車両後方に配設されたアクセルペダル5とを備え、該アクセルペダル8が、運転席5の車両前方において、フロアパネル2により車両前後方向に回動可能に支持されており、運転席5の車両前方には、車幅方向に亘ってインストルメントパネル6が配設され、アクセルペダル8の前端には、少なくとも該アクセルペダル8が最大踏み込み位置にあり、且つ運転席5に着座した乗員Xの足Xaが車両前方に移動した時、該足Xaをインストルメントパネル6の下部に案内するガイド部82dを備えた。 (もっと読む)


【課題】本発明は、簡単な構成で車両の前方衝突時におけるフロントサイドメンバのキック部の変形量を抑えられるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明に係る車両の車体前部構造では、キック部を備えるフロントサイドメンバ12と、フロントサイドメンバ12のキック部12k後端に接続されており、車両フロアの幅方向両側で車両前後方向に延びるフロアサイドメンバ14と、フロントサスペンションを支持する部材で、前部幅方向両側がそれぞれ左右のフロントサイドメンバ12のキック部12kより前側に連結されており、後部幅方向両側がそれぞれ左右のフロアサイドメンバ14に連結されているサスペンションメンバ20とを有する車両の車体前部構造であって、サスペンションメンバ20の後側には、隙間Sを介した状態で、車両フロアに固定されたストッパ部材30が配置されている。 (もっと読む)


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