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車両前部構造
【課題】車両前部との衝突によって車幅方向に広がりを備えていない障害物がフロントサイドフレームの車幅方向外側から侵入した時であっても、この障害物が車室内に侵入することをより確実に抑制できる車両前部構造を提供する。
【解決手段】サイドシル4の前部とフロントサイドフレームの後端部とを連結するようにダッシュパネル2に沿って延びる閉断面14を備え、該閉断面14には、その下面を形成するトルクボックス部材13を備えた車両前部構造であって、トルクボックス部材13は、フロアフレーム9とサイドシル4の前部とを連結しており、フロアフレーム9とサイドシル4の前部とを連結する連結部分には、補強部材としてのガセット15を設けた。
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車体フロア構造
【課題】車体重量の増加を最小限に抑えて車体側方から作用する衝撃荷重に十分に対抗できる車体フロア構造を提供する。
【解決手段】フロアトンネル部12に上方から被せられてフロアトンネル部12との間に閉断面構造部14を形成するスティフナ15を設け、シートに車体側方から入力された衝撃荷重をフロアパネル9に伝達するコンソールボックス13をフロアトンネル部12の上方に配置して、コンソールボックス13をスティフナ15に左右一対以上の部位で側方から接合し、フロアトンネル部12の両側部に沿ってフロアパネル9との間に閉断面構造部28を形成するトンネルフレーム29を設け、コンソールボックス13をスティフナ15に取り付ける側方取付片60の近傍に、フロアトンネル部12内に接続され車幅方向に沿って延びる第2トンネル補強部材を設けた。
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車体前部構造
【課題】車両の前面衝突時にエプロンフレームが車幅方向外側へ変形することに起因してダッシュパネルが車室内へ侵入することを抑制できる車体前部構造を提供することを目的とする。
【解決手段】サスペンションタワー9とダッシュパネル2との間には、後部エプロンパネル36を設け、サスペンションタワー9より後方にてフロントサイドフレーム31から立設し、サスペンションタワー9の後部または後部エプロンパネル36に接合されて該後部エプロンパネル36の上部に至る閉断面38を形成する縦分岐ブレース37を備えると共に、該縦分岐ブレース37とエプロンフレーム30とを結合する変形抑制部材39を備えた。
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車両前部の補強構造
【課題】車両前部との衝突によって車幅方向に広がりを備えていない障害物がフロントサイドフレームの車幅方向外側から侵入した時であっても、この障害物が車室内に侵入することをより確実に抑制でき車両前部の補強構造を提供することを目的とする。
【解決手段】車室の前壁部を構成するダッシュパネル2と、該ダッシュパネル2から車両前方に延出する左右一対のフロントサイドフレーム5と、ダッシュパネル2から車両前方へ離間した位置にてフロントサイドフレーム5の車幅方向外側部に連結されたサスペンションタワー12とを備えた車両前部の補強構造であって、フロントサイドフレーム5の前端部よりも車幅方向外側の位置から車両後方に延出し、後端部がサスペンションタワー12に連結される第1補強部材13を備えた。
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車両前部構造
【課題】車両前部との衝突によって車幅方向に広がりを備えていない障害物がフロントサイドフレームの車幅方向外側から侵入した時であっても、この障害物が車室内に侵入することをより確実に抑制できる車両前部構造を提供することを目的とする。
【解決手段】サブフレーム10は、フロントサイドフレーム7に沿って車両前後方向に延びる左右一対の側方フレーム部11A、11Aと、車幅方向に延びて該側方フレーム部11A、11Aの前部同士を連結するクロスメンバ12とを有しており、側方フレーム部11Aの前端部は、フロントサイドフレーム7の前端部よりも車幅方向外側に位置している。
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ボデー構造
【課題】簡素な構成でルーフサイド側とリアヘッダ側とを補強してボデーの捩れを抑制することが可能なボデー構造を提供する。
【解決手段】ボデー構造は、ホイルハウスからルーフへ向かって連続するように延びるアウタ部材11及びインナ部材12を備えている。アウタ部材11及びインナ部材12は、ホイルハウスからルーフサイドへ延びる第1閉断面構造D1を形成すると共に、ホイルハウスからリアヘッダへ延びる第2閉断面構造D2を形成する。このようにボデー構造では、第1及び第2閉断面構造D1,D2によってルーフサイド側とリアヘッダ側とを同時に補強することができる。
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連続接合構造部材
【課題】連続接合を用いて製造する構造部材(連続接合構造部材)において、その形状・寸法を適切に規定することにより、効果的に曲げ剛性を向上させることができる連続接合構造部材を提供する。
【解決手段】ハット形状の横断面を有するハット形状部品11と、そのハット形状部品11の開口部を閉じるための平板部品12とを連続接合してなる連続接合構造部材10Pであって、横断面積Sが2500mm2以上30000mm2以下、長さLが200mm以上600mm以下であることを特徴としている。
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車体後部構造
【課題】狭い部位にもシートベルトアンカ支持部を配設することができる車体後部構造を提供する。
【解決手段】リアピラーインナー19の前縁に形成された下側開口縁35とサイドウインドウ用開口28を形成する開口縁29の後方部45を直線状に配置し、これらの下側開口縁35およびサイドウインドウ用開口縁29の後方部45と前記レインフォース21の前側フランジ61との延長線L(P),L(R)の交差部分であって、レインフォース21による閉断面部73の前側に前記アンカーレインフォース23を配置している。
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車両後部の車体構造
【課題】サスペンション支持部からの入力荷重を分散させつつも、車室内空間を確保できる車両後部の車体構造を提供する。
【解決手段】リヤホイールハウスインナパネル5と、クォータインナパネル6と、リヤピラーリンフォース25と、リヤホイールハウスインナリンフォース21とを有し、リヤピラーリンフォース25とリヤホイールハウスインナリンフォース21とを連続断面となるように接合し、クォータインナパネル6とリヤホイールハウスインナパネル5と相まって閉断面構造を構成した。
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車両のドア開口部構造
【課題】雨水がシールリップ部を越えてウエザストリップ内に浸入しても、雨水が溜まり加減になるドア開口の下方領域で車室側に溢れ出ることがなく、凹凸形状部とシールリップ部との間の水抜き空間から円滑に排水でき、また、凹凸形状部によりウエザストリップが大きく膨らむことがなく、見栄えの悪化も抑止する車両のドア開口部構造を提供する。
【解決手段】アウタパネル17の接合フランジ部18におけるドア開口の下方領域に、該接合フランジ部沿い方向の外側から内側に向かってインナパネル15側に一旦窪んだ後にアウタパネル17側に突出する凹凸形状部30を形成し、ウエザストリップの内向きシールリップ部19cが凹凸形状部30の外側を横断して配設され、内向きシールリップ部19cと凹凸形状部30との間に水抜き空間31が形成されたことを特徴とする。
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車両の側部構造
【課題】ドアを伴う車体の塗装工程で、マスキングをする必要がなく、ドアを閉じ状態で前後のドアサッシュ部間の隙間からセンタピラーに噴霧された塗料がセンタピラーの一部に付着することに起因して塗装の色班ができても、完成車で両ドアを開いた場合に、ピラーアウタパネルの壁面が多面形状で陰影を伴うため、視覚的に見栄えの向上を図る車両の側部構造を提供する。
【解決手段】センタピラー8のピラーアウタパネル14が水平断面視で略コ字状に形成され、ピラーアウタパネル14の車両外側の壁面14Aが、略ドアサッシュ部の高さ範囲にわたって、水平断面視で互に角度をもって上下方向に延びる多面形状に形成されたことを特徴とする。
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車両の車体前部
【課題】衝撃吸収を損なうことなく、車体前部(クラッシャブルゾーン)の前後方向の長さを短縮した車両の車体前部を提供する。
【解決手段】車体前部12は、フロントサイドフレーム16の先端に設けた正面枠部(バルクヘッド)37の下部をなす左右に延びる下部クロスビーム(フロントバルクヘッドロアクロスメンバ)66に車両11前方へ張り出した足払いプレート68を設け、下部クロスビーム66に車両11後方へ延びる下部緩衝バー部材137を設け、下部緩衝バー部材137の前方に足払いプレート68の後部とで一体的に閉断面形状を形成した衝撃吸収突出部材138を設けた。
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車体上部構造
【課題】車体上部の質量増加を抑えながら、側面衝突時やロールオーバ時のルーフ剛性を向上させることができる車体上部構造を得る。
【解決手段】ルーフリインフォースメント26とルーフパネル14とで複数の閉断面28が形成されると共に、これらの閉断面28内には、ダイラタント特性を有する充填部材30が配設されている。充填部材30は、車両の側面衝突時やロールオーバ時に閉断面28内でダイラタント特性により衝撃を吸収して瞬時に硬化する。このため、側面衝突時やロールオーバ時の衝撃荷重に対するルーフ剛性が向上する。
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車体前部構造
【課題】コストダウンしつつ、フロントクロスメンバと連結部材との結合部の強度や、フロントクロスメンバの剛性を確保する。
【解決手段】フロントサイドメンバ12の前部12Aとフロントクロスメンバ14の車両幅方向外側部14Aとを連結する連結部材18は、車両上下方向且つ車両前後方向に延在する車両内側壁部42、及び、車両上下方向且つ車両幅方向に延在する車両前側壁部44が形成されたL字板部材36と、車両上下方向且つ車両前後方向に延在し車両内側壁部42と対向する車両外側壁部54が形成され、L字状部材36とで車両後側に開口するコ字状断面部40を形成する平板部材38とを有している。車両内側壁部42及び車両外側壁部54の下端には、コ字状断面部40の内側に折り曲げられると共に車両上下方向に重ね合わされた状態でフロントクロスメンバ14の車両幅方向外側部14Aに結合された折り曲げ部46,56がそれぞれ形成されている。
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自動車の前部車体構造
【課題】車体重量及びコストの上昇を招くことなく、車両衝突時の入力をエプロンメンバからフロントピラーを介して車体後部に確実に伝達できる自動車の前部車体構造を提供する。
【解決手段】前記フロントピラー4内の、少なくとも前記エプロンメンバ3の結合部には、前記ピラーアウタパネル14とピラーインナパネル15との間を閉塞する方向に延びる複数の縦壁16c,16dを有するピラーリインホース16が配設され、前記ピラーインナパネル15の前記エプロンメンバ3の結合部近傍部分には、前記フロントピラー4内に突出する複数の縦壁15g,15hを有するビード15fが形成され、該ビード15fの縦壁15g,15hは、前記リインホース16の縦壁16c,16dに近接している。
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ステアリングメンバ取付構造
【課題】マウントブラケットの変形によるステアリングメンバと車体側部材との相対寸法誤差の吸収が可能で、かつ、変形によるインストルメントパネルの車体側部材に対する組付け整合性への影響を回避可能なステアリングメンバ取付構造の提供を図る。
【解決手段】マウントブラケット11を介してステアリングメンバ1をフロントピラー3に結合した際に、車幅方向に相対寸法誤差が生じていた場合、結合座部13周りの易変形部21のみが車幅方向に撓み変形して誤差吸収を行い、連結支持部16,17に連結固定したインストルメントパネル2のフロントピラー3に対する組付け整合性に影響を及ぼすのを回避する。
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自動車の前部車体構造
【課題】車体重量及びコストの上昇を招くことなく、車両衝突時の入力をエプロンメンバからフロントピラーを介してルーフレールに確実に伝達できる自動車の前部車体構造を提供する。
【解決手段】ピラーインナパネル15には、大略三角形状をなすビード15cが膨出形成され、該ビード15cは、これの底辺部15dがエプロンメンバ3側に向き、頂部15eがルーフレール8側に向くように配置され、かつ底辺部15dから頂部15eに向かう稜線L1,L2の間隔s1、稜線L1,L1′の間隔s2′、及び稜線L2,L2′の間隔s2が該底辺部15dから頂部15eに向かうほど漸減するよう形成されている。
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異材接合構造体の接合方法
【課題】接合界面の際まで塗装を行うことができる異材接合構造体の接合方法を得る。
【解決手段】本発明の異材接合構造体の接合方法は、鋼製部材12と軽金属材14とを重ね合わせて、非溶融の状態で摩擦により撹拌させて接合する異材接合構造体の接合方法において、鋼製部材12に塗装を施す塗装工程S1と、軽金属材14の鋼製部材12との接合部に回転ツール54を回転させながら押し込み、このときに発生する摩擦熱で軽金属材14の接合部を軟化及び塑性流動させることにより、鋼製部材12と軽金属材14とを接合する接合工程S4とを含むことを特徴とする。
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フロントサイドメンバー
【課題】二次元又は三次元に屈曲する曲げ加工部を有するとともに、引張強度が1100MPa超の超高強度を有するサイドメンバーを提供する。
【解決手段】フロントサイドメンバー53は、先端部54aの一部は焼入れ処理が行われない非焼入れ部であるとともに、先端部54aの一部を除いた残余の部分は高周波焼入れ処理が行われた高周波焼入れ部であり、傾斜部の全ては、高周波焼入れ処理が行われた高周波焼入れ部であり、さらに、後端部54bの一部は焼入れ処理が行われない非焼入れ部であるとともに、後端部54bの一部を除いた残余の部分は、高周波焼入れ処理が行われた高周波焼入れ部である。
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車両の後部車体構造
【課題】車両に対して車体前方への外力が作用したとき、車体部材の変形による燃料ホースの損傷を防止できる車両の後部車体構造を提供する。
【解決手段】リヤフロアパネル1の下方位置に設置された燃料タンク2と、この燃料タンク2から所定間隔離隔した車体後側位置に形成されたスペアタイヤパン3と、このスペアタイヤパン3の外側に設けられ車体後方に延びるブリーザ配管31と、このブリーザ配管31の下流端と嵌合接続されたブリーザホース32を備え、ブリーザ配管31の湾曲配管部31c下流端は燃料タンク2とスペアタイヤパン3との間の空間部Sにおいて車幅方向に向くように形成され、ブリーザホース32は車幅方向内側程車体前方へ移行する湾曲部32aを備え、空間部Sにおいて湾曲部32aの少なくとも車体後方に設けられ且つ車幅方向内側程車体前方へ移行するガイド部42を設ける。
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