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Fターム[3D203CA88]の内容

車両用車体構造 (101,630) | 共通要素、共通機能 (21,718) | 製造工法 (2,355) | 残留応力への対応 (19)

Fターム[3D203CA88]に分類される特許

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【課題】角筒状のフレーム材同士を突き合わせて溶接を施すにあたり、溶接に伴う変形を抑制するとともに、溶接部の接合強度を確保することができるフレーム構造体の溶接方法を提供する。
【解決手段】角筒状の一方のフレーム材10(サイドフレーム)の側面に、角筒状の他方のフレーム材20(クロスフレーム)の端面を突き当てた状態で、その突き当て部を溶接することにより、フレーム構造体100を組立てるフレーム構造体の組立方法であって、クロスフレーム20の端面21の周縁を構成する辺のうち、長さの長い長辺S1を溶接する際には、その長辺S1の長さを二つ以上に分割して溶接する。 (もっと読む)


【課題】高い接合強度を有し、亜鉛めっきによる強度低下を防止し、さらに熱歪み変形を防止することのできる車両フレーム部材の溶接方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る車両フレーム部材の溶接方法は、幅方向の断面が略ハット状のフレーム部材1と、このフレーム部材1のフランジ部11と接合することにより閉断面を形成するパネル部材2とを溶接する車両フレーム部材3の溶接方法であって、前記パネル部材2と接触する前記フランジ部11の接触端部12から前記フランジ部11外側方向をマイナス(−)とし、前記接触端部12から屈曲して立ち上がる壁部13側方向をプラス(+)としたときに、溶接位置Pを、前記接触端部12を中心として±0mm≦P<+1.5mmの範囲内とし、前記壁部13に沿って連続溶接することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ロール曲げ加工したアルミニウム合金押出形材製部材において、曲げ内側フランジ12の引張残留応力を小さくすることで耐応力腐食割れ性を改善する。
【解決手段】一対のフランジ11,12と、フランジ11,12を接続する2以上のウエブ13,14からなるアルミニウム合金押出形材を、フランジ12が曲げ内側となるように長手方向に円弧状にロール曲げ加工したアルミニウム合金押出形材製部材。押出形材の長手方向に垂直な断面において、例えば曲げ外側のフランジ11の幅を曲げ内側のフランジ12の幅より小さくし、曲げ半径方向に垂直で曲げ半径方向の高さの中心を通るライン(Z=0のライン)より曲げ内側になる部分の面積を、曲げ外側になる部分の面積より大きく設定する。この部材を自動車ドアの補強材やバンパー補強材等のエネルギー吸収部材として用いる場合、曲げ外側のフランジを車体の外側に向けて設置する。 (もっと読む)


【課題】鋼製ボデーのルーフサイドレール4にアルミニウム合金製のルーフリインフォース11を接合したルーフ構造において、焼き付け塗装時にルーフサイドレール4に熱変形(塑性歪み)が発生するのを防止し、ルーフパネル5に歪みが発生しないようにする。
【解決手段】ルーフリインフォース11がブラケット12を介してルーフサイドレール4に接合される。ブラケット12に車体幅方向に沿って波状の伸縮部12aが形成されている。伸縮部12aは車体幅方向の剛性が小さく、ルーフリインフォース11に対し車体幅方向の荷重が掛かったとき、他の部分に優先して伸縮変形する。伸縮部12aが焼き付け塗装時に伸縮することにより、ルーフフレームとルーフリインフォース11の車体幅方向の熱膨張の差(ΔE1−ΔE2)を吸収し、ルーフサイドレール4に熱変形が生じるのを防止する。 (もっと読む)


【課題】接着剤の硬化反応の連鎖を維持し、接合強度を確保することのできる接合構造の構築方法を提供する。
【解決手段】第1接着部材30の表面に第1断熱部38を形成する断熱部形成工程と、連鎖反応型の接着剤4を、第1断熱部30が接着剤4と第1接着部材30との間に介在するように第1断熱部38に配置するとともに、前記接着剤4を前記第2接着部材40の表面に配置する接着剤配置工程と、接着剤4にエネルギーを付与し、第1断熱部38により接着剤4から第1接着部材30への熱の移動を規制しつつ接着剤4を硬化させる硬化工程とを実施する。 (もっと読む)


【課題】軸方向、半径方向の両方向からの圧縮力に対してエネルギ吸収機能を有しつつ、軸方向の引張りや曲げ変形に対する強度が高い中空構造体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】中空な筒状部材であって、その軸方向に沿って、間隔を空けて複数の膨径部2Aが形成されており、複数の膨径部2A間には、筒状の連結部3Aを有しており、膨径部2Aは、その内径が連結部3Aの内径よりも大きく、その外径が連結部3Aの外径よりも大きくなるように形成されている。圧縮力の加わる方向によらず、所定の圧縮力まではある程度の強度を維持しつつ変形させることができ、所定の圧縮力を超えるとエネルギ吸収機能を発揮させることができる。しかも、中空構造体1Aは、その軸方向に沿って引っ張る力に対する引張り強度が大きなるから、引張りや曲げ変形に対する強度も高くすることができる。 (もっと読む)


【課題】成形後の残留応力の発生を防止又は効果的に抑制でき、寸法精度を向上できる車体構造材用成形品を得る。
【解決手段】本車体構造材用成形品10は、平面視と側面視とで稜線部14の形状とが略一致するため、頭壁徐変部13の下側平坦部12の側から上側平坦部18の側へ断面高さの増加に応じた脚壁徐変部21及び脚壁徐変部26の幅寸法の増分が、頭壁徐変部13の幅寸法の減少により相殺される。これにより、脚壁徐変部21、26の両幅寸法と頭壁徐変部13の幅寸法との和が頭壁部11の長手方向に沿って変化しないか、又は、その変化量が極めて小さい。これにより、成形後に頭壁部11においてその幅方向に沿った圧縮や引っ張りの残留応力が生じないか、このような残留応力が生じたとしても極めて小さくなる。 (もっと読む)


【課題】不均一な残留応力に起因するキャンババック等による変形を抑制するとともに、ルーフ側T字形状部のプレス成形性を改善して割れやバリの発生を抑制し、所定の形状精度を有する補強部材をプレス加工によって簡単且つ安価に製造できるようにする。
【解決手段】補強部材12を、上部部材20、下部部材22、および中央部材24の3部材により構成し、上部部材20の引張強度を中央部材24よりも低く且つ下部部材22よりも高くしたため、上部部材20および中央部材24が超高張力鋼板にて一体に構成されている場合に比較して、残留応力のばらつきが小さくなり、キャンババック等による変形量が減少して形状精度が向上し、プレス加工が容易になる。また、上部部材20のルーフ側T字形状部の絞り性やドア枠コーナー部30、32の外形トリム性が良くなり、この点でも形状精度が向上するとともに、割れの発生が抑制されて歩留りや生産性が向上する。 (もっと読む)


【課題】自動車のルーフパネルの平面状をなす後半部の上下方向の撓み変形に対する剛性を強化すること。
【解決手段】自動車のルーフパネル1に、その左右の側縁13,13に近接して前後方向に延びる左右の直線部2a,2aと、両直線部2a,2aの端部間をルーフパネルの幅方向につなぐほぼ円弧状の曲線部2bとからなるU字状で、上記曲線部2bをルーフパネル1の後半部に位置するU字線2に沿って段差20を形成し、上記曲線部2bにより仕切られたルーフパネル1の前側および後側との間に高低差を設け、ルーフパネル1の上記後半部の剛性を強化した。 (もっと読む)


【課題】車両重量の増加を抑えつつ、乗員に対する車両の移動速度を充分に低減する。
【解決手段】センタピラー5のピラーインナ21の下部に、下部傾斜部21bや上部傾斜部21cからなる屈曲部を設けてその下端部21aを、サイドシル9のシルインナ25の上部25aおよびクロスメンバ17のフランジ17aに連結する。車両が側面衝突するなどして側方から衝撃を受けた際に、ピラーアウタ19が脆弱部となる貫通孔19dを起点として上下に破断した後、ピラーインナ21の屈曲部が伸張して張力を発生させ、センタピラー5の車室27内の乗員Mに対する移動速度を低減する。 (もっと読む)


【課題】ルーフボウをアルミニウム合金製とした場合に、ルーフパネルとルーフボウとの熱膨張の変形モードの違いから生じる、ルーフパネル側の変形を抑制した、自動車ルーフ構造およびルーフボウを提供する。
【解決手段】自動車ルーフ構造の内、アルミニウム合金製としたルーフボウ10のルーフパネル1裏面との接合面に、ルーフボウの長手方向に亙って段差20を設けて、この段差20によってルーフボウ接合面16とルーフパネル1裏面とのクリアランスC1を確保しつつ、マスチック接着剤5によってルーフボウ接合面16とルーフパネル1裏面とを接合し、ルーフパネル1とルーフボウ10との熱膨張の変形モードの違いから生じるルーフパネル1側の変形を抑制する。 (もっと読む)


【課題】プレス成形性に優れ、且つ、初期衝撃荷重が小さい車両用車枠の衝撃吸収構造を提供する。
【解決手段】車両用車枠1の前後方向に延出する複数の平面部12a、12bを有する角筒状の衝撃吸収部材11を備えた車両用車枠の衝撃吸収構造であって、衝撃吸収部材11の全周に渡って形成され、且つ、衝撃吸収部材11の周方向に隣接する二つの平面部12a、12bのうち一方の平面部12aでは凹条14aをなし、他方の平面部12bでは凸条14bをなす環状のビード13を備え、衝撃吸収部材11が、ビード13における断面の周長がビード13が設けられていない部分の断面の周長と略等しい。 (もっと読む)


【課題】センタピラーからルーフサイドレール及びルーフパネル側に効果的に荷重を分散させることができるルーフサイド構造を得る。
【解決手段】ルーフサイド構造10は、車体前後方向に長手とされルーフパネル14の車幅方向外端が接合されたルーフサイドレール12の長手方向の中間部に、センタピラー16の上端部に設けられた接合部28が接合されて構成されている。ルーフサイドレール12は、長手方向の一部が隆起して形成された形状保持用のビード22を有し、ビード22は、接合部28に対し車体前後方向の外側に配置されている。 (もっと読む)


【課題】ねじれ変形を低減することができるフロントピラー下部構造を提供すること。
【解決手段】車体上下方向に延設する直立部2と、直立部2の下端から車体後方に延設する水平部3と、直立部2と水平部3とに亘り車幅方向に突出成形される膨出部4と、直立部2と水平部3との縁部に亘り一体的に形成されるフランジ部5,6,7とを備えるフロントピラー下部構造であって、直立部2の下端と水平部3の前端とから形成される角部と水平部3の上縁部との間で膨出部4を貫通するように形成されるクロスビード9を備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、特に自動車用部品に用いられるハット型断面を有し長手方向に湾曲した金属製部材とその設計方法を提供する。
【解決手段】 自動車のルーフサイドレールアウタのような断面ハット型で長手方向に湾曲した金属製部材の長手方向に高さ、幅の何れか一方または両方が変化する徐変部を設けることを特徴とする形状凍結性に優れたハット型金属製部材。更に長手方向の曲率半径の最小部から前記部材端部までの距離L(mm)と、徐変部の開始端から部材端部までの距離P(mm)を図1に示す領域とすることで、この金属製部材の成形後の捩じり量を約5mm以下と従来の1/3以下に抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】 スライドドア開口部の高さを低くすることなく良好な乗降性を保持し、アッパーレールの取付精度を向上させるとともに溶接作業を簡単化して工数を低減し、さらに溶接応力を低減させて耐久性及び信頼性を向上させたスライドドア式自動車のアッパーレール取付部構造及びその組付方法を提供する。
【解決手段】 スライドドアを案内するアッパーレール8が装着されるアッパーレール取付部10をサイドボデーアウターパネル4及びサイドボデーインナーパネル5に連結してなるスライドドア式自動車のアッパーレール取付部であって、アッパーレール取付部10の上部を構成するアッパーカバー7と下部を構成するロアカバー6とを別個に製作し、サイドボデーアウターパネル4とサイドボデーインナーパネル5とを接合する前に、アッパーカバー7の下面にアッパーレール8を固定してから該アッパーカバー7をサイドボデーアウターパネル5に溶接接合している。 (もっと読む)


【課題】樹脂製パネル部材を車体部材に取り付けるナット等の部材の脱落を防止し、かつ、該ナット等の部材の表面からの塗膜の剥落を回避しつつ、塗装作業時等における樹脂製パネル部材の大きな熱膨張、収縮を吸収することができる車両用樹脂製パネル部材の取付構造及び取付方法を提供することを課題とする。
【解決手段】車体部材6に、雌ねじ又は雄ねじの一方を形成した車体部材側ねじ部21を設ける。樹脂製パネル部材2における前記車体部材側ねじ部21に対応する部位に、該パネル部材2の熱変形を許容する方向に沿って長孔22を形成する。ねじ軸部23aと、該ねじ軸部23aの一端に設けられ、前記長孔22に挿入可能な大径部23bと、該大径部23bの反ねじ軸部23a側端面に設けられ、前記車体部材側ねじ部21に螺合可能なねじ部23cとを有する締結部材23を用いる。 (もっと読む)


【課題】 所望の強度を有したまま軽量化および製造コスト低減が、いずれも図られたタイダウンとその製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼板2からなる一体成形加工品であって、この一体成形加工品の底面1aに設けられた、周囲に円筒状フランジ4を伴うバーリング穴3の周辺部に、凹状又は凸状に設けられるビード5とマルテンサイトを主体とする組織6とを、ともに備えるタイダウン1である。一体成形加工品におけるバーリング穴3の周辺部に、凹状又は凸状にビード5を形成するとともに、高周波焼入れを行ってマルテンサイトを主体とする高周波焼入れ組織6とすることにより、製造される。 (もっと読む)


【課題】 溶接部端部における疲労強度を高めることができるアルミニウム合金製の溶接構造体を提供する。
【解決手段】 第1フレーム部材1及び第2フレーム部材2は共にアルミニウム合金板の幅方向の両端部を断面形状が「U」の字状になるように湾曲された形状を有している。第1フレーム部材1と第2フレーム部材2との重ね代3の端部における第2フレーム部材2の両端部の角部の一部が切除されている。第1フレーム部材1の両端部内に第2フレーム部材2の両端部の外側面を重ね合わせ、第1フレーム部材1の両端部を第2フレーム部材2の両端部の外側面に重ねすみ肉溶接によって接合する。このとき、溶接部端部において未溶接のまま残存する素材量が著しく低減する。従って未溶接素材が残存することに起因する溶接部端部での応力の集中及び疲労亀裂の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


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