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Fターム[3E072CA06]の内容

圧力容器;ガスの充填放出 (971) | ボンベの材質 (81) | 金属 (52) | アルミニウム (21)

Fターム[3E072CA06]に分類される特許

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【課題】 金属ライナーの肉厚並びに補強繊維層の厚みや重量を増大することなく、高圧水素容器例示基準で定めたサイクル試験を克服するとが可能な高圧タンクを提供すること。
【解決手段】 金属製ライナーの外周面に樹脂を含浸させた高剛性の繊維束を巻き付けることにより補強繊維層が形成されている高圧タンクであって、前記金属製ライナーが、アルミニウム94.8〜97.5%、マグネシウム1.2〜1.6%、けい素0.6〜1.2%、銅0.5〜1.0%の成分比率で構成されたアルミニウム合金製の短筒状ブランク材を塑性変形させて成形されている構成。 (もっと読む)


【課題】軽量化を図ることができるとともに、内部に応力集中が発生する部分が存在しない圧力容器用ライナを提供する。
【解決手段】圧力容器用ライナ1は、円筒状の胴2と、胴の両端開口を閉鎖する部分球状の鏡板3,4と、いずれか一方の鏡板3に一体に形成されて内外を通じさせる口金取付部5とよりなる。口金取付部5を持たない鏡板4が、円筒状胴2の一端部に全周にわたって一体に形成された鏡板構成部7と、鏡板構成部7に金属的に接合された鏡板部材8とよりなる。鏡板構成部7と鏡板部材8との接合部10が、胴2の軸線Oに対して直交する平面Pと、鏡板4の外周面とが交わる円周上に位置している。 (もっと読む)


【課題】 無駄なスペースを生じさせることなく設置することができるとともに、大容量化を図ることができ、しかも材料コストが安価でかつ軽量化を図りうる圧力容器を提供する。
【解決手段】 胴4と胴4の両端開口を閉鎖する鏡板5とよりなるライナ1を複数並べ、隣り合う2つのライナ1どうしを、両者間に設けられた連結部材2を介して連結一体化した圧力容器である。連結一体化したライナ1の内部どうしを、ライナ1および連結部材2に形成された連通路3を介して通じさせる。連結部材2を、隣り合う2つのライナ1にそれぞれ設けた連結部材形成用突起16の先端どうしを当接させた状態で接合することにより形成する。隣り合う2つのライナ1に、その内面から連結部材形成用突起16の先端に至る貫通穴17を形成し、両ライナ1の貫通穴17どうしを通じさせることにより連通路3を形成する。 (もっと読む)


【課題】 軽量化を図ることができるとともに低コストであり、さらに口金取付部の強度を十分に確保しうる圧力容器用ライナを提供する。
【解決手段】 圧力容器用ライナ1は、筒状の胴2と胴2の両端開口を閉鎖する鏡板3,4とよりなり、いずれか一方の鏡板3に筒状の口金取付部5が一体に形成されている。口金取付部5における長さ方向の一端側の一部分が鏡板3の内方に突出しているとともに、同じく他端側の一部分が鏡板3の外方に突出している。口金取付部5における鏡板3内方への突出長さをLi、鏡板3外方への突出長さをLo、鏡板3における口金取付部5の周囲の部分の肉厚をtとした場合、Li≧Lo、Lo<tという関係を満たしている。 (もっと読む)


【課題】 少なくとも一部を樹脂材料で構成した熱伝導率の低い高圧タンクにおいて、ガス放出時におけるタンクの過冷却を抑制する。
【解決手段】 ガスを貯蔵する容器本体10を備え、容器本体10の少なくとも一部が樹脂材料で構成されてなる高圧タンク1であって、容器本体10の最外層に撥水層13を形成する。高圧タンク1からのガス放出時に容器本体10表面が結露した場合に、撥水層13により容器本体10表面と水滴Wとの接触面積を小さくして、外気温によるタンクの温度上昇を阻害する水滴Wの影響を抑制し、タンクの過冷却を抑制する。
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【課題】 ライナの外周面を被覆する補強繊維層の肉厚分布を容器全体で均一化し、容器の耐圧強度を高める。
【解決手段】 円筒状のアルミニウム合金製からなるライナ3の外周面に、帯状の補強繊維束を巻き付けることで補強繊維層5を被覆する。帯状の補強繊維束は、炭素繊維をアルミニウム合金の溶湯中に浸漬させることで、繊維の隙間にライナ3と同材質のアルミニウム合金を含浸させる。その後、含浸させたアルミニウム合金を半硬化状態とした帯状の補強繊維束を、加熱炉中で、フープ巻きおよびヘリカル巻きを行って、ライナ3の外周面を補強繊維層5で被覆する。この際、半硬化状態のアルミニウム合金が加熱されて溶融し同材質のライナ3に溶着する。 (もっと読む)


【課題】 ライナ本体と樹脂被覆層との接着性を向上させることができる圧力容器用ライナの製造方法を提供する。
【解決手段】 圧力容器用ライナの製造方法は、筒状の胴および胴の両端開口を閉鎖する鏡板よりなり、かつ一方の鏡板に口金取付部を有するアルミニウム製ライナ本体と、ライナ本体における少なくとも胴の外周面を覆う樹脂被覆層とを備えた圧力容器用ライナを製造する方法である。この製造方法は、ライナ本体に対し、リン酸濃度3〜20質量%、浴温25℃以上でかつ40℃未満の電解液中で陽極酸化処理を施して、少なくとも胴の外周面に陽極酸化皮膜を形成する陽極酸化工程と、陽極酸化皮膜に対し、150〜300℃の温度で0.5時間以上加熱する加熱乾燥工程と、陽極酸化皮膜の表面に樹脂被覆層を形成する樹脂積層工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】 補強層の厚みが薄くなる鏡部、特に肩部の機械的強度を高めるために、肩部により多く補強部材を巻き付けることのできる高圧ガス貯蔵容器の製造方法を提供する。
【解決手段】 タンク形状にライナー4を成形した後、該ライナーの周面に帯状の補強部材13を巻き付けて製造される高圧ガス貯蔵容器15の製造方法において、ライナーの胴部4Aと鏡部4Bの境目近傍部に、少なくともライナーの肩部4Cを覆い、当該肩部4Cに巻付けられる補強部材13の巻き数を増やす巻付け補助部材6を取り付け、補強部材13をライナーの周面に巻き付ける際に、巻付け補助部材6にも補強部材13を巻き付ける。巻付け補助部材6は、ライナーの装着部に密着するライナー接触面7と、フープ巻き時に補強部材が巻付けられる傾斜面8と、ヘリカル巻き時に補強部材が巻付けられる肩部4Cを覆う曲率面9とを備える。 (もっと読む)


【課題】大型の高圧タンクを低コストで製造可能とした高圧タンク、及びその製造装置、並びに高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】接着剤を付着した繊維をライナの外周面に巻き付けることによりシェルを形成した高圧タンク、及びその製造装置、並びに高圧タンクの製造方法において、シェルを形成する際に、ライナのボスに設けた貫通口からライナの内部に発熱手段を挿入して配設し、ライナを内部から加熱しながらライナの外周面に繊維を巻き付けることにより接着剤を漸次硬化させてシェルを形成する。 (もっと読む)


【課題】 補強層の厚みが薄くなる鏡部、特に肩部の機械的強度を高めたライナーに補強部材を巻き付けて容器全体で耐圧性にバラツキが生じない信頼性の高い高圧ガス貯蔵容器の製造方法を提供する。
【解決手段】 金属製ライナー4を所定形状に成形する成形工程と、金属製ライナー4を加熱し急冷する熱処理工程と、金属製ライナー4の周面に帯状の補強部材8を巻き付けて補強層を形成する補強層形成工程とを備える。熱処理工程では、金属製ライナー全体を加熱した後、鏡部4Bのみを容器6内に満たした冷却水7に浸漬し急冷することで部分的に焼き入れを行う。こうすることで、タンクの構造上、容器肩部の補強部材の巻き数が他の部位に対して少ないことによる強度不足を、焼き入れによって補うことができる。 (もっと読む)


【課題】 耐圧強度が増大した圧力容器用ライナを提供する。
【解決手段】 圧力容器用ライナ1は、筒状の胴2および胴2の両端開口を閉鎖する鏡板3,4よりなる。圧力容器用ライナ1を、両端が開口した筒状体からなりかつ胴2を構成する第1ライナ構成部材10と、第1ライナ構成部材10の両端部に接合されかつ両鏡板3,4を構成する2つの第2ライナ構成部材11,12とにより形成する。第1ライナ構成部材10の強度を、第2ライナ構成部材11,12の強度よりも小さくする。 (もっと読む)


【課題】 口金取付部の衝撃値や疲労強度が増大した圧力容器を提供する。
【解決手段】 圧力容器1は、筒状の胴2と、胴2の両端開口を閉鎖する鏡板3、4と、いずれか一方の鏡板3に一体に形成された口金取付部5とよりなる。口金取付部5において母材となる金属に、摩擦攪拌接合用工具のプローブを用いて摩擦攪拌することにより改質処理を施し、結晶粒を微細化させる。 (もっと読む)


【課題】 耐圧性の確保及び設置スペースの有効利用を達成すべくより合理的に構成された圧力容器を得ること。
【解決手段】 その内側に被収容物を収容する管状体10を備え、管状体の横断面外周形状が非円形を呈する圧力容器において、管状体に生じる応力が均等化するように、管状体の壁厚をその部位に応じて異なる厚さに設定した構成の圧力容器、及びその製造方法である。管状体に生じる応力を均等化するにあたり、管状体の横断面形状に対応する所定の壁厚計算区間を設定し、内圧によって壁厚計算区間に生じる外面応力と内面応力を求め、壁厚計算区間における管状体の壁厚は、外面応力と前記内面応力のうちの大きい方の値に対応する厚さとする。また、管状体の横断面外周形状が多角形を呈する圧力容器において、管状体は、多角形の角を形成する2辺の中間部位同士を直結する内部壁12を備えた構成の圧力容器である。 (もっと読む)


直方体形状の流体貯蔵・計量分配容器を含む流体貯蔵・計量分配装置及び、こうした流体貯蔵・計量分配装置および/または使用時換気ガス清浄器を、換気されたガスキャビネット内に含む一体型ガスキャビネットアセンブリを開示する。たとえば、ガスキャビネットから供給された処理ガスが、有毒又は有害な特性のものである場合、ガスキャビネットは、物理的吸着剤及び化学吸着媒体の使用によって、運転の安全面で強化されることが可能である。
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容器本体(2)の表面に、樹脂を含浸させた強化繊維である強化繊維樹脂(3)からなる繊維強化樹脂層(4)を形成した圧力容器(1)であって、繊維強化樹脂層(4)を硬化させた後、容器本体(2)と繊維強化樹脂層(4)にプレストレスをかけるために、容器表面の周方向の歪が0.7%以上0.9%以下となるように内圧をかけて容器本体(2)を塑性変形(自緊処理)させ、破壊圧力が充填圧力の2.2〜2.8倍となる充填圧力で高圧ガスを貯蔵する圧力容器(1)である。該圧力容器(1)は、疲労特性と破裂特性に優れ、かつ軽量なものとなるので、高圧ガス用の貯蔵容器等に好適に用いられる。
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【課題】 無駄なスペースを生じさせることなく設置することができ、しかも大容量化を図ることができる圧力容器を提供する。
【解決手段】 両端が開口した円筒状ライナ3およびライナ3の周壁外周面を覆う繊維強化樹脂層4よりなる複数の容器構成体2を並べて一体化することにより構成された圧力容器1である。容器構成体2のライナ3の両端部に跨って外方に膨出したドーム状連通部材6を固定することにより、これらのライナ3の内部どうしを連通させるとともにこれらのライナ3の両端開口を閉鎖する。すべてのライナ3により1つの閉空間を形成する。少なくともいずれか一方の連通部材6に閉空間を外部に通じさせる口部7を形成する。 (もっと読む)


【課題】 無駄なスペースを生じさせることなく設置することができ、しかも大容量化を図ることができる圧力容器を提供する。
【解決手段】 両端が開口した円筒状ライナ3およびライナ3の周壁外周面を覆う繊維強化樹脂層4よりなる複数の容器構成体2を並べて一体化することにより構成された圧力容器1である。容器構成体2のライナ3の両端部に跨って外方に膨出したドーム状連通部材6を固定することにより、これらのライナ3の内部どうしを連通させるとともにこれらのライナ3の両端開口を閉鎖する。ドーム状連通部材6内に補強壁12A、12Bを固定状に設ける。連通部材6の少なくとも1つの補強壁12Bを、隣り合うライナ3の両端部間に設けられた連結部11に連結する。 (もっと読む)


【課題】 補強繊維をライナの長さ方向への巻き付けを簡単に行うことができる圧力容器を提供する。
【解決手段】 筒状ライナ3およびライナ3の周壁外周面にその周方向に巻き付けられた補強繊維を有しかつライナ3の周壁外周面を覆う第1の繊維強化樹脂層4よりなる容器構成体2と、すべての容器構成体2の長さ方向に巻き付けられた補強繊維を有する第2の繊維強化樹脂層20とを備えた圧力容器1である。すべての容器構成体2のライナ3の両端部に跨ってそれぞれ外方に膨出したドーム状連通部材6を固定し、これらのライナ3の内部どうしを連通させるとともに、すべてのライナ3の両端開口を閉鎖する。連通部材6の外面にずれ防止部としての凹部12を形成する。第2の繊維強化樹脂層20は、両連通部材6の凹部12にかかるように容器構成体2の長さ方向に巻き付けられた補強繊維を有している。 (もっと読む)


【課題】 無駄なスペースを生じさせることなく設置することができ、しかも大容量化を図ることができる圧力容器を提供する。
【解決手段】 両端が開口した非円筒状ライナ3A、3Bおよびライナ3A、3Bの周壁外周面を覆う繊維強化樹脂層4よりなる複数の容器構成体2を並べて一体化することにより構成された圧力容器1である。容器構成体2のライナ3A、3Bの両端部に跨って外方に膨出したドーム状連通部材6を固定することにより、これらのライナ3A、3Bの内部どうしを連通させるとともにこれらのライナ3A、3Bの両端開口を閉鎖する。 (もっと読む)


【課題】 長さ方向の力に対する耐圧強度が増大した圧力容器用ライナを提供する。
【解決手段】 圧力容器用ライナ1は、両端が開口した筒状部6および筒状部6内に設けられかつ筒状部6内を両端が開口した複数の空間8に仕切る補強壁7とを有する第1ライナ構成部材4と、一端が開口するとともに他端が閉鎖された筒状部9および筒状部9内に設けられかつ筒状部9内を一端が開口した複数の空間12に仕切る補強壁11とを有する第2ライナ構成部材5とよりなる。第1ライナ構成部材4の補強壁7と第2ライナ構成部材5の補強壁11とを連結ピン14により機械的に連結する。両ライナ構成部材4、5の各空間8、12の開口端部内に跨るように補強部材23を嵌め入れる。補強部材23によって、連結部材14による両ライナ構成部材4、5どうしの連結の解除を防止する。 (もっと読む)


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