【課題】コート紙等の、給紙時の分離が難しいシートであっても、良好に分離することができるシート給送装置を提供する。
【解決手段】給紙ローラ１１のローラ部１５の両端部に、ローラ部１５と一体回転するフランジ状のニップ圧調整部材１２を配設する。ニップ圧調整部材１２は、外周円を４等分する位置に、ローラ部１５の外周面１５ａよりも半径が大きい大円弧状部４３ａを有する。給紙位置Ｍに配置された最上位のシートＳを給紙ローラ１１の矢印Ｒ１１方向に回転によって給紙する。シートＳに、ローラ部１５の外周面１５ａが当接したときにはニップＮ１のニップ圧が大きくなり、大円弧状部４３ａが当接したときにはニップ圧が小さくなる。ニップ圧が周期的に変化することが、搬送力も周期的に変化し、シートを分離しやすくなる。 （もっと読む）