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Fターム[3G002HA10]の内容

タービンロータ・ノズル・シール (8,739) | シール構造 (1,414) | 非接触式 (329) | ラビリンス (184)

Fターム[3G002HA10]に分類される特許

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【課題】回転部と固定部の間のシール性能を向上し、フィンの破損を防止し、さらにアブレイダブル材が快削されて増加したクリアランスからの蒸気の漏れ量増加を防止できる。
【解決手段】シール基板25側の快削性スペーサ28とロータ18側のシールフィン24が対向するように構成されるシール構造であって、シール基板25は、ロータ18の軸方向に移動可能に備わっている。蒸気タービンの負荷が増大すると、受圧ヘッド30はロータ径方向押し込み力を受け、ロータ径方向押し込み力は傾斜面によりロータ軸方向の押圧力に変換される。ロータ軸方向の押圧力を受けて移動サポート40がロータ軸方向に移動し、移動サポート40に支持されるシール基板25が、ロータ軸方向に従動する。移動後のシールフィン24位置に対向する位置にある快削性スペーサ28は未接触状態が保たれており、シールフィン24と快削性スペーサ28の間のクリアランスが最小状態になる。 (もっと読む)


【課題】蒸気漏洩をより効率よく低減し、高性能なタービンを提供する。
【解決手段】チップシュラウド51には、上流側に面する少なくとも1つの段差面53を有して仕切板外輪11側に突出するステップ部52が設けられ、仕切板外輪11には、ステップ部52に向かって延出し、このステップ部52との間に微小隙間Hを形成するシールフィン12が設けられ、ステップ部52の最上流側に位置する段差面53Aには、周方向成分を含む方向に向かって流れる主渦Y1を軸方向に向かって案内する複数の溝71が形成されている。 (もっと読む)


【課題】漏洩流量をより低減化した高性能なタービンを提供する。
【解決手段】チップシュラウド51に、段差面53(53A〜53C)を有して仕切板外輪11側に突出する、ステップ部52(52A〜52C)を設ける一方、仕切板外輪11のチップシュラウド51に対応する部位に、このチップシュラウド51に向けて径方向内方側に延出する三つのシールフィン15(15A〜15C)を設け、段差面53(53A〜53C)には、ステップ部52(52A〜52C)の上面152(152A〜152C)に連なるように形成され、この上面152(152A〜152C)において蒸気Sの主流から剥離した剥離渦Y2をシールフィンシールフィン15(15A〜15C)に向かって案内する傾斜部56(56A〜56C)が設けられている。 (もっと読む)


【課題】シール内の非対称圧力分布の発生を抑制し、回転軸の不安定振動を抑制すると共に、シール性を確保できるラビリンスシール装置を提供する。
【解決手段】シールリング13と、複数のシールフィン11とを有し、シールリング13とシールフィン11とによって回転軸2の外周に形成されたリング状のチャンバー12により、回転軸2の外周に沿って流れる漏れ流れLSを抑制するラビリンスシール装置において、シールリング13のチャンバー12の外周側に、回転軸2の周方向に延伸し、チャンバー12と周方向に間隔を空けて連通し、チャンバー12内の漏れ流れを周方向に一時的に逃す空隙部14を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】回転部との間の隙間調整などを容易かつ正確に行うことができる軸シール装置、軸シール装置の間隙調整方法、およびこの軸シール装置を備えた蒸気タービンを提供する。
【解決手段】実施形態の軸シール装置は、タービンロータ11の周方向に環状に形成され、外径側にセグメントフック部34を有し、内径側にシールフィン35を有するシールセグメント31と、セグメントフック部34の両側面に周方向に形成され、半径方向に溝幅を変形させることで、セグメントフック部34の内径側の端面の一部を突起可能に形成された突起形成用溝部37とを備える。また、ノズルダイアフラム内輪13の内周側に周方向に環状に形成され、セグメントフック部34と嵌合する溝部39を有し、セグメントフック部34の半径方向への離脱を阻止する溝フック部40を有する嵌合溝32と、嵌合溝内に設置された弾性部材33とを備える。 (もっと読む)


【課題】動翼や静翼の先端部の隙間における蒸気のリーク量を低減化した高性能なタービンを提供する。
【解決手段】本発明に係るタービンは、流路に配置される環状動翼体50と、その先端側に隙間を介して設けられた仕切板外輪11と、仕切板外輪11から突出して設けられ、環状動翼体50との間に微小隙間13A,13B,13Cを形成するシールフィン12A,12B,12Cとを備え、内部で主渦SU1,SU2,SU3が発生するキャビティC1,C2,C3に、主渦SU1,SU2,SU3が及ばない領域である死水域を埋めるようにして、死水域充填部15,17,19がそれぞれ設けられたものである。 (もっと読む)


【課題】ターボ回転機械の稼動状態に応じて所望のタイミングで動作し、シール間隙を適切に調整しうる自動調整シールを提供する。
【解決手段】自動調整シール1は、ロータ2に沿うように、ダミー環4の溝6に嵌着された可動シール部材20を備える。可動シール部材20は、皿ばね30によって半径方向外方に付勢されており、ターボ回転機械の起動・停止時において、可動シール部材20とロータ2との間隙は広がっている。一方、ターボ回転機械の定格運転時には、可動シール部材20の高圧側端面と溝6との間を介して溝6の内部に流入した流体によって、可動シール部材20が皿ばね30の付勢力に抗してロータ2側に押圧されるようになっている。可動シール部材20の低圧側端面および該低圧側端面に対向する溝6の壁面のうち少なくとも一方に両者の摺動を円滑化する処理が施されている。 (もっと読む)


【課題】混合損失の更なる低減を図り、タービン効率を向上させることを課題とする。
【解決手段】回転自在に支持されたロータ及び前記ロータの周囲に設けられたステータとのうち一方に設けられ、前記一方側から他方側に向けて径方向に延在する翼59と翼59の径方向先端部において周方向に延在するシュラウド51とを有する翼体50と、前記他方に設けられ、周方向に延在すると共に、シュラウド51を隙間Gを介して収容し且つ翼体50に対して相対回転する収容凹体11と、を備え、翼59に沿って流れる主流Mから漏れた漏流Lが隙間Gに流れるタービン1であって、シュラウド59のうち、収容凹体11に対向する周面53Cと、周面53Cよりも漏流Lの下流において主流M側に形成された後縁端部56との間には、周面53Cに沿って流れる漏流Lを周面53Cから後縁端部56まで沿うように案内する案内曲面57が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】中圧起動時において、仮にベンチレータ弁が誤動作したとしても、タービン動翼を冷却し、風損による損害を低減する。
【解決手段】回転軸の軸方向に高圧タービンと中圧タービンが、その蒸気導入口が対向するように配置され、高圧タービンの蒸気排気口側の回転軸端部に径変更部分が設けられると共に、径変更部分を含む回転軸と静止体の間にグランドシール蒸気流路を形成してシール用のパッキンを配置した蒸気タービンにおいて、回転軸の径変更部分では、回転軸と静止体が半径方向壁面で対向し、静止体側半径方向壁面に回転軸側半径方向壁面に向けて縦型パッキンを配置した。 (もっと読む)


【課題】回転部と固定部の間のシール性能を向上できるとともに、フィンの破損を防止し、さらにアブレイダブル材が快削されて、増加したクリアランスからの蒸気の漏れ量増加を防止できるシール構造とその制御方法を提供することを課題とする。
【解決手段】シール基板25側の快削性スペーサ28とロータ18側のシールフィン24が対向するように構成されるシール構造であって、シール基板25は、ロータ18の軸方向に移動可能に備わっている。蒸気タービン3の負荷が増大すると、受圧ヘッド30はロータ18の蒸気の負荷圧軸方向に移動し、受圧ヘッド30と接続されるシール基板25が、蒸気の負荷圧軸方向に移動する。移動後のシールフィン24位置に対抗する位置にある快削性スペーサ28は未接触状態が保たれているため、シールフィン24と快削性スペーサ28の間のクリアランスが最小状態になる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造で、回転方向流れを抑制し、回転軸の不安定振動を防止すると共に、シールの構造信頼性,シール性を確保できるラビリンスシール装置を提供する。
【解決手段】シールリング17と、複数のシールフィン6とを有し、シールリング17とシールフィン6とによって回転軸2の外周に形成されたリング状のチャンバー12により、回転軸2の外周に沿って流れる漏れ流れに圧力損失を生じさせて漏れ流れを抑制するラビリンスシール装置1において、漏れ流れ方向上流側最初の段のシールフィン6aから、少なくとも2段目までの各シールフィン6に、シールフィン6の漏れ流れ方向上流側と下流側とを連通させるスリット9を設け、スリット9を通過して、漏れ流れ方向最上流側のスリット9aから下流側のスリット9b,9cへ貫流する漏れ流れが、回転軸の回転方向へ流れる漏れ流れに対向するように、各スリット9a,9b,9cを周方向にずらして配置した。 (もっと読む)


【課題】シール部から漏れ出た流体による主流流体の乱れを抑制可能なシール構造を提供することを目的とする。
【解決手段】主流流体が作用する複数の翼2の先端に設けられ、隣り合うそれぞれが接触して筒状となるシュラウド3aと、シュラウド3aに対向して設けられる構造体4に接続される封止手段5cと、シュラウド3aの下流側と、封止手段5cの下流側と、構造体4の下流側の壁部4bとによって形成され、翼2に作用した主流流体に連通する空間部7と、を備え、構造体4の下流側の壁部4bの端部4dが、シュラウド3aの下流側に延在するシュラウド用延長線11と、シュラウド用延長線11に対して所定の間隙を有して略平行に設けられる封止手段5cの下流側に延在する封止手段用延長線10とから離反するとともに、封止手段用延長線10から見てシュラウド用延長線11とは反対側に位置するように形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】漏れ流れを減少させるためのロータ及びアセンブリを提供する。
【解決手段】蒸気タービン等の回転機械では、一連の静止及び回転部品を加圧流体が通過する。流体の漏れ流れを最小限に抑えることにより、機械の動作及び効率を向上させる。少なくとも1つのロータランド240には、流体が通過するときに渦を発生させる溝245が形成されている。この渦は、流体の軸方向流れに逆らっており、これが漏れ流れを減少させる。少なくとも1つのロータランド240上に形成された溝245の形状を、少なくとも1つのその他のロータランド240上に形成された溝245の形状とは異なるように構成することができる。 (もっと読む)


【課題】漏洩流量をより低減化した高性能なタービンを提供する。
【解決手段】ブレード50と、ブレード50の先端側に隙間を介してブレード50に対して相対回転する構造体11とを備えたタービン1であって、ブレード50の先端部51と、構造体11の先端部51に対応する部位とのうちの一方には、段差面53を有して他方側に突出するステップ部52が設けられ、前記他方には、ステップ部52に対して延出するシールフィン15が設けられ、ブレード50の先端部51と構造体11の前記部位との間には、シールフィン15と該シールフィン15に対して構造体11の回転軸方向上流側で対向する隔壁との間にキャビティCが形成され、シールフィン15は、ステップ部52との間に微小隙間Hを形成するフィン本体部16と、微小隙間17の回転軸方向上流側の空間を制限し、キャビティCと微小隙間Hとの間に小キャビティ18を形成する空間制限部17とを具備する。 (もっと読む)


【課題】シュラウド付きガスタービンブレード又は動翼の能動的チップクリアランス制御。
【解決手段】ロータアセンブリは、軸方向に間隔を空けて配置される複数のホイールを支持するロータ10を有する。各ホイールには、動翼の環状の列14が設けられ、複数のホイールにおいて、環状の列の動翼は、封止歯18が設けられた、径方向外側チップシュラウド16を有する。ステータアセンブリは、径方向内側に面して軸方向に段差を有する表面を含み、表面には、肩部によって連結される径方向内側封止面24と径方向外側封止面20とが形成される。ステータアセンブリ及びロータアセンブリは、互いに軸方向に相対移動可能であり、径方向内側封止面と径方向外側封止面のうちの一方と径方向において対向する封止歯の選択的位置決めを可能にすることで、封止歯と、径方向内側に面して軸方向に段差を有する表面との間のクリアランス間隙C1を選択的に変更する。 (もっと読む)


【課題】軸方向寸法の増大を伴うことなくタービンロータの径方向の膨張に追随可能な構造を有することにより、長期に渡って確実にタービンロータをシールすることができるタービンロータのシール構造を提供する。
【解決手段】タービンロータ(11B)に設けられた突起部(85)と、この突起部(85)の径方向外側に配置され、径方向に変位可能に支持された外側部材(67)と、前記突起部(85)の径方向内側に配置され、径方向に変位可能に支持された内側部材(69)とで形成されるラビリンスシール(91,93)を含むシール構造(SS)において、前記内側部材(69)の熱膨張率を、前記外側部材(67)の熱膨張率よりも大きく設定する。 (もっと読む)


【課題】本出願は、蒸気タービン(200)で使用するための可変蒸気シールシステム(210)を提供する。
【解決手段】本可変蒸気シールシステム(210)は、シール蒸気ヘッダ(190)と、第1の圧力セクション(110)と、第1の圧力セクション(110)の周りに配置された第1の圧力シール(220)と、第1の圧力シール(220)を通りかつシール蒸気ヘッダ(190)に延在する流路(245)とを含むことができる。第1の圧力シール(220)は、第1の圧力シール(220)を通ってシール蒸気ヘッダ(190)に至る流路(245)を変化させる可動シールパッキンリング(240)を含むことができる。 (もっと読む)


【課題】流体機械において、ブレード先端にとって好適とされるアブレイダブル被膜を提供する。
【解決手段】流体機械でアブレイダブル被膜として摩耗表面が使用される。ブレード先端の移動で材料が除去されて形成される摩耗表面10が生じる。この表面は、空所状の陥凹部11を囲むリブ15によって形成される。アブレイダブル被膜はストリップ状の構成要素5で構成されたパターンを形成し、基準格子40における屈曲位置41,42の間を結ぶ線45上をリブ方向に沿って位置する。摩耗表面10の各位置における大部分、すなわち摩耗表面の少なくとも80〜90%を超える部分で、リブ方向はブレード先端2の移動方向vと相違される。摩耗表面の2/3で、移動方向はリブ方向から30゜よりも大きな角度、45゜よりも大きな角度でずれている。摩耗表面のストリップ状の構成要素5は、湾曲、分離および(または)部分的に連結されたストリップとして形成される。 (もっと読む)


【課題】シール蒸気流を制御するリークオフライン用のバルブを備えたタービンシステムを提供する。
【解決手段】本タービンシステム(100)は、第1のタービン(110)のリークパッキン(106)からのリークオフライン(104)に結合されたバルブ(102)を含み、バルブ(102)は、多くの負荷状態にわたって第2のタービン(116)に対する一定の自続シール圧力を維持するのに使用する第1の蒸気流(112)を制御する。 (もっと読む)


【課題】タービン又は圧縮機のロータと固定構成要素との境界面に適用するための漸進的クリアランスラビリンスシールを提供すること。
【解決手段】固定ハウジングの内部表面に結合された少なくとも1つの弓形プレート44と、ロータ20及びプレート44の中間に円周方向にセグメント化されるパッキングリング46と、パッキングリング46及びロータ20の中間に配置された複数の弓形歯状部とを備え、歯状部のクリアランスが、ターボ機械の上流側部34から下流側部36まで漸進的に減少し、歯状部のクリアランスの漸進的減少によって、先端クリアランスが減少するにつれて、パッキングリング46をロータ20から離れて移動させ、先端クリアランスが増大するにつれて、パッキングリング46をロータ20に向けて移動させるようになり、更に、弓形プレート44及びパッキングリング46の中間に配置され且つこれら両方に結合された付勢部材を備える。 (もっと読む)


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