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Fターム[3G024GA17]の内容

内燃機関のシリンダブロック、ケーシング (17,598) | 製造方法 (1,714) | 表面処理 (279) | 表面硬化 (25)

Fターム[3G024GA17]に分類される特許

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【課題】エンジン部品の表面に耐磨耗性に優れた合金層をコーティングし、部品寿命を向上させる表面硬化方法を提案する。
【解決手段】内燃機関用鋳鉄製シリンダヘッドのバルブシート部の表面硬化方法において、乾燥させた内燃機関用鋳鉄製シリンダヘッド15のバルブシート部19の塗膜の上に、黒鉛粉末をシンナー等の溶剤で希釈した吸収剤10を塗布被覆し、レーザあるいは電子ビームの照射時に、MC系炭化物を焼結し、金属粉末の鋳鉄母材への拡散を促進させることにより、前記バルブシート部19に合金層21を形成する。 (もっと読む)


【課題】エンジン部品としての鋳鉄製シリンダブロックのライナ表面部の硬化処理方法を提供する。
【解決手段】内燃機関用鋳鉄製シリンダブロックのライナ表面部の硬化方法において、乾燥させたシリンダブロック25の内壁のライナ表面部26の塗膜の上に、黒鉛粉末をシンナー等の溶剤で希釈した吸収剤10を塗布被覆し、レーザあるいは電子ビームの照射時に、MC系炭化物を焼結し、金属粉末の鋳鉄母材への拡散を促進させることにより、前記シリンダブロック25の内壁のライナ表面部26に合金層22を形成する。 (もっと読む)


【課題】含浸加工が施された鋳造部品を本体に含む内燃機関において、鋳造部品に冷却液ジャケットから分岐した枝路として形成された冷却液通路の周辺の冷却効果を高めることができる内燃機関の冷却構造、シリンダブロック及びシリンダブロックの製造方法を提供する。
【解決手段】シリンダブロック11のシリンダボア間領域21にはボア間冷却水路22が形成されている。シリンダブロック11は鋳造された後に樹脂含浸加工が施されている。このため、鋳巣27に含浸して硬化した樹脂により鋳巣27によるリーク経路が封止されている。ボア間冷却水路22の内周面からは、樹脂含浸加工で形成された樹脂膜50が除去され、その内周面にはシリンダブロック11の金属材料が露出している。 (もっと読む)


【課題】軸受け壁の角部に亀裂が発生することを防ぐことができるシリンダブロック及び該シリンダブロックの製造方法の提供。
【解決手段】内燃機関のクランクシャフトを回転自在に支持するための半円状支持面10が形成された軸受け壁3を備えたシリンダブロックにおいて、シリンダブロック1はダイカスト法により成形され、半円状支持面10に対して反対側の面である上面3aと、軸受け壁3の側面3bとはチル層を備える曲面3cを介して連続している。 (もっと読む)


【課題】カラーの交換が不要になるエンジンの伝動ケースの密封装置を提供すること。
【解決手段】伝動ケース1内に回転伝動軸2を挿通し、伝動ケース1内で回転伝動軸2の外周に内部伝動輪4を嵌め、伝動ケース1のケース壁3に伝動軸挿通孔5をあけ、伝動軸挿通孔5を介して伝動ケース1外に回転伝動軸2に突出させ、伝動ケース1外で回転伝動軸2の突出部6の外周に外部伝動輪7を嵌め、伝動軸挿通孔5内で回転伝動軸2の外周にカラー8を嵌め、伝動軸挿通孔5の内周にオイルシール9を嵌め、オイルシール9をカラー8の外周面8aに接当させた、エンジンの伝動ケースの密封装置において、カラー8の外周面8aに窒化処理層を形成した。 (もっと読む)


【課題】塵埃の噛み込みによるオイルシールの磨耗を抑制することができるエンジンの伝動ケースの密封装置を提供すること。
【解決手段】伝動ケース1内に回転伝動軸2を挿通し、伝動ケース1内で回転伝動軸2の外周に内部伝動輪4を嵌め、伝動ケース1のケース壁3に伝動軸挿通孔5をあけ、伝動軸挿通孔5を介して伝動ケース1外に回転伝動軸2に突出させ、伝動ケース1外で回転伝動軸2の突出部6の外周に外部伝動輪7を嵌め、伝動軸挿通孔5内で回転伝動軸2の外周にカラー8を嵌め、伝動軸挿通孔5の内周にオイルシール9を嵌め、オイルシール9をカラー8の外周面8aに接当させた、エンジンの伝動ケースの密封装置において、回転伝動軸2の軸長方向を前後方向、回転伝動軸2の突出方向を前として、外部伝動輪7とカラー8との間に環状の防塵カバー25を挟み付け、この防塵カバー25でオイルシール9をその前側から覆った。 (もっと読む)


【課題】密封性能が高く、円筒形スリーブの製作が容易で、円筒形スリーブの固定作業が簡単になる、エンジンの回転部の密封装置を提供する。
【解決手段】エンジンの回転部1に円筒形スリーブ2を嵌め、円筒形スリーブ2の外周面に、エンジンに固定したオイルシール3を接当させたエンジンの回転部の密封装置において、円筒形スリーブ2として円筒形鋼材を用い、円筒形鋼材の外周面に表面硬化処理層を形成し、エンジンの回転部1への円筒形スリーブ2の固定が、室温での圧入による締まり嵌めを行なうエンジンの回転部の密封装置とする。 (もっと読む)


【課題】ドレンボルトの取付け作業性の改善、シール性の向上、電食に起因するドレンボルトの緩み防止を図る。
【解決手段】ドレンボルトの取付構造10は、マグネシウムを含む第1金属材料からなるオイルパン12の外表面12aにドレン排出孔52に連続して形成され、その底面60aの一部にドレン排出孔52の端部52aが開口された有底穴60と、ドレン排出孔52の内周面に形成された雌ねじ62と、雄ねじ72が形成された軸部74と、頭部76とを有するドレンボルト64と、第1金属材料の標準電極電位よりも高い標準電極電位を有するアルミニウムを含む第2金属材料からなり、貫通孔(第1孔)82を有し、その外周面66cと有底穴60の内周面60bとが隙間なく接触するように有底穴60に圧入される圧入部材66と、貫通孔(第2孔)86を有し、圧入部材66と頭部76との間で圧潰される圧潰部材68とを備える。 (もっと読む)


【課題】厳しい潤滑条件下においても、耐摩耗性及び低摩擦性が得られるように摺動部材を構成する。
【解決手段】相互に摺動する摺動面を有する第1部材と第2部材とが組み合わされてなる摺動部材であって、第1部材の摺動面が、Cr成分及び有機スルフォン酸を含有するメッキ浴から電解析出させてなるCrを含有するメッキ皮膜によって形成され、第2部材の摺動面が、窒化ケイ素によって形成されている。 (もっと読む)


【課題】溶射被膜を形成することなく金属材料の表面に硬化層を形成すると共に、廃液処理などを生じることなく潤滑油を十分に保持できる金属材料摺動面構造、内燃機関用シリンダ及び金属材料摺動面形成方法。
【解決手段】アルミニウム合金製シリンダブロック4のシリンダボア6にプラズマ溶融装置2によりプラズマ溶融粗面化工程を行うことにより表面に凹凸形状を形成する。このことにより変化の激しい凹凸形状が形成される。しかも瞬間的な凝固により、溶射被膜が形成されていなくても非常に高硬度の凹凸表面となる。そしてこの凹凸表面に対して弾性ホーニング加工することにより凸部分にプラトー面形成工程を実行する。このことにより形成したピストンリング摺動面は、ハイSiアルミニウム合金のみでなくダイカスト用のアルミニウム合金でも長時間の十分なスカッフ性が得られ、かつECMのように廃液処理などを生じることがない。 (もっと読む)


良好な窒化特性を有する鋼組成物を本体として含む鋼製ピストンリングと鋼製シリンダーライナを開示する。鋼組成物は以下の元素、0〜0.5重量%のB、0.5〜1.2重量%のC、4.0〜20.0重量%のCr、0〜2.0重量%のCu、45.30〜91.25重量%のFe、0.1〜3.0重量%のMn、0.1〜3.0重量%のMo、0〜0.05重量%のNb、2.0〜12.0重量%のNi、0〜0.1重量%のP、0〜0.05重量%のPb、0〜0.05重量%のS、2.0〜10.0重量%のSi、0〜0.05重量%のSn、0.05〜2.0重量%のV、0〜0.2重量%のTi、および0〜0.5重量%のWからなる。鋼製ピストンリングと鋼製シリンダーライナは、鋳鉄部品の製造用の機械および技術を使用する鋳造プロセスで製造し得る。 (もっと読む)


【課題】レーザ吸収率を高めてリメルト容量を増やし充分なガス抜きを実現することのできるレーザクラッドバルブシート形成方法。
【解決手段】鋳造されたシリンダーヘッド1のバルブシート形成部位2にレーザhvを照射し母材を溶かして溶融層を形成した後、その溶融層上に金属粉末4を供給しながらシリンダーヘッド1及びレーザhvを相対的に回転させつつレーザhvを照射し肉盛りしてクラッド層を形成するレーザクラッドバルブシート形成方法。本発明方法では、肉盛りしてクラッド層を形成する工程の前に、バルブシート形成部位2に、レーザhvを吸収し反射率を抑えるレーザ吸収部位18を加工した後、このレーザ吸収部位18にレーザhvを照射して加熱溶融させるリメルト工程を行う。レーザ吸収部位18は、レーザhvの照射方向と略垂直な面18Aとして形成する。 (もっと読む)


ピストンリングおよびシリンダスリーブを特に製造するための鋼材組成物は、該鋼材100質量%に対し下記の分画の元素:0.03〜2.0質量%のB、0.5〜1.2質量%のC、70.1〜97.3質量%のFe、0.1〜3.0質量%のMnおよび2.0〜10.0質量%のSiを含む。この鋼材組成物は、出発材料を溶融し、溶融物を作成済みの型で鋳造することにより製造することができる。 (もっと読む)


【課題】鋳包まれたシリンダライナとシリンダブロックとの界面での隙間の発生を防止してシリンダライナの変形を抑えるとともに、硬質メッキの密着性を向上させ、かつ充分良好な加工性が得られるエンジンのシリンダライナを提供する。
【解決手段】7〜12mass%のSiを含むエンジンのシリンダブロック2で鋳包まれるシリンダライナ4である。このシリンダライナ4は、組成が20〜30mass%のSi,0.05〜2.0mass%のCu,0.1〜1.5mass%のMg,0.04〜0.35mass%のCr及び2.0mass%以下のFeを含み、残部がアルミニウム及び不可避不純物であるアルミニウム合金である。また、このシリンダライナ4は、前記組成の急冷凝固粉末を焼結固化後、熱間押出し法により形成され、前記急冷凝固粉末の初晶Si粒子の大きさが最大20μm以下、平均5μm以下であるとともに、熱膨張係数がシリンダブロック2の熱膨張係数の90%以下のものである。 (もっと読む)


【課題】掃気管制弁とシリンダライナとの摺接部のシール性を良好に保持して掃気通路の開口面積を目標開口面積に正確に制御可能とするとともに、掃気通路の完全な閉塞を可能として掃気通路を通しての作動ガスの吹き返しを阻止してピストンリング、シリンダライナの耐久性を向上し、かつシリンダ注油用の潤滑油消費率を低減できる掃気管制弁装置を備えた内燃機関を提供する。
【解決手段】シリンダライナ10の内側に、該シリンダライナ10の内面に沿って移動可能に設けられて掃気孔12を開閉し燃焼室14内への掃気通路の開口面積を変化せしめる回動式掃気管制弁1と、機関のクランク角に対応して前記掃気管制弁1を駆動する油圧シリンダ3とを備え、前記クランク角の変化に対応して前記掃気管制弁1を移動させることにより、前記掃気通路の開口面積を変化せしめるように構成されたこと。 (もっと読む)


【課題】高耐熱疲労強度、処理経路Rの短縮、および処理経路Rの端末処理に関する要請を同時に充足し、高品質のシリンダヘッド1を高い生産性で製造すること。
【解決手段】摩擦攪拌処理の処理経路Rは、所定のポート開口部11a〜11b間のバルブブリッジ11c〜11fに設定された往路と、往路と平行に延びて一部が幅方向において重複する復路と、往路と復路のうち、回転工具2が最後に往復する経路が、高い耐熱疲労強度が要求される高疲労強度要求部になるように気筒11内のエリアに設定される処理始点Sおよび処理終点Eとを有している。摩擦攪拌処理は、当該回転工具2が往路から復路に移行する過程で、シリンダヘッド1への回転工具2の押し込み量を増加しながら処理始点Sから往路および復路を経て処理終点Eに回転工具2を駆動する。仕上げ加工で処理終点Eの工具痕を除去する。 (もっと読む)


【課題】安価な費用で製作することができ、摺動面に対して潤滑油が保持される保油性を向上させることができる摺動装置を提供する。
【解決手段】カムロブ1が回転してバルブリフタ4の頂部4aに当接すると、バルブリフタが上下方向に往復運動する。潤滑油は、リフタ頂部に供給され、さらにリフタ頂部から互いに摺動しているバルブリフタ用ガイド穴7の内周面及びバルブリフタのリフタ外周面4bの間の上部に流れていく。リフタ外周面の全域には、ブラスト加工により多数の凹部11が形成されている。バルブリフタ用ガイド穴の内周面及びリフタ外周面の間に流れ込んだ潤滑油は、リフタ外周面の全域に形成した多数の凹部に入り込んで保持され、即座にリフタ外周面の下方に流れ落ちて行かない。このため、バルブリフタ用ガイド穴の内周面及びリフタ外周面の間の摩擦が低減され、バルブリフタの上下方向の往復運動が円滑に行なわれる。 (もっと読む)


【課題】極めて優れた低摩擦特性を示し、従来のDLC膜部材と潤滑油組成物との組合せよりも更に優れた省燃費効果を発揮し得る低摩擦摺動機構及びこれに用いる潤滑油組成物を提供すること。
【解決手段】少なくとも一方の摺動部材がダイヤモンドを用いた摺動面を有し、該ダイヤモンドを用いた摺動部材の算術平均表面粗さRaが0.05μm以下であり、摺動面に、脂肪酸エステル系無灰摩擦調整剤や脂肪族アミン系無灰摩擦調整剤を含有する潤滑油組成物を介在させた低摩擦摺動機構である。
上記低摩擦摺動機構に用いられ、脂肪酸エステル系無灰摩擦調整剤や脂肪族アミン系無灰摩擦調整剤が炭素数6〜30の炭化水素基を有し、組成物全量基準で0.05〜3.0%含まれて成る潤滑油組成物である。 (もっと読む)


本発明は、外側構造体(2)内に鋳設された少なくとも1つの鋳造体(4)を備え、外側構造体(2)と鋳造体(4)とは異なった材料からなる軽量構造内燃機関用シリンダヘッド(1)に関する。高度な疲れ強さと高度な耐熱衝撃性とを達成するために、少なくとも1つの鋳造体(4)は支持構造体(3)を形成するとともにシリンダヘッドねじを収容する少なくとも1つのねじノズル(5)を形成するように構成されている。
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【課題】本発明は、表面に微細孔を有し、その微細孔が油溜まりを形成することによって、油の潤滑効果を活用できる摺動部材を提供することを解決すべき課題とする。
【解決手段】本発明の摺動部材は、所定形状を有し一部表面が摺動面となる摺動部材であって、鉄系多孔質材と、該鉄系多孔質材を鋳包んだアルミニウム合金と、で構成され、前記摺動面は、前記鉄系多孔質材の表面と、該鉄系多孔質材の孔中に存在し、ショットブラスト処理を施されて、表面に凹部が形成された前記アルミニウム合金の表面と、からなることを特徴とする。 (もっと読む)


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