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Fターム[3G092BB12]の内容

Fターム[3G092BB12]に分類される特許

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【課題】筒内環境に応じた適切な燃料噴射制御を実行することにより、1圧縮始動による迅速な再始動の機会を増やす。
【解決手段】本発明では、エンジンの自動停止後の再始動時に、停止時圧縮行程気筒のピストンが相対的に下死寄りの特定範囲にあるか否かを判定し、特定範囲にある場合には、停止時圧縮行程気筒に最初の燃料を噴射することでエンジンを再始動させる。この停止時圧縮行程気筒への最初の燃料噴射では、圧縮上死点を過ぎてから熱発生率のピークを迎えるようなメイン燃焼を起こさせるメイン噴射と、それよりも前のプレ燃焼を起こさせるプレ噴射とが実行される。プレ噴射は、噴射した燃料がピストンのキャビティ内に収まるようなタイミングで少なくとも1回以上実行されるものであり、その回数および1回あたりの噴射量は、停止時圧縮行程気筒のピストンが圧縮上死点まで上昇する途中のエンジン回転速度(始動時回転速度)に基づいて決定される。 (もっと読む)


【課題】排気中のすすの量を確実に低減し得るとともに、排気中のすすの量が悪化(増加)したことを正確に検出して報知できるエンジンの制御装置を提供する。
【解決手段】排気中のすすの量を直接検出する手段を用いて、排気中のすすの量を正確にリアルタイムに検出し、排気中のすすの量が悪化したときは、それを抑制するようにエンジン制御パラメータ(例えば燃料噴射圧力)を変更(高く)する。また、かかる処理操作を行ってもすすの排出が抑制できないときは、その旨を報知する。 (もっと読む)


【課題】高圧燃料系内の燃料圧力が高い状態で筒内用噴射弁から燃料を噴射するに際して、トルクショックの発生を抑えることのできる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関1は、低圧燃料系から供給される燃料を吸気通路に噴射するポート噴射用インジェクタ22と、高圧燃料系170から供給される燃料を燃焼室内に直接噴射する筒内噴射用インジェクタ17とを備える。電子制御装置30は、ポート噴射用インジェクタ22のみによる燃料噴射が行われている状態から筒内噴射用インジェクタ17による燃料噴射が開始されるときに、高圧燃料系170内の燃料圧力が所定の判定値以上となっているときには、吸入吸気量を増量する吸気増量処理を行うとともに、この吸気増量処理による機関出力の増大を抑える出力抑制処理を行う。 (もっと読む)


【課題】低負荷領域や高負荷領域に広げた大きな中負荷領域における効率のよい圧縮自着火式の燃焼を実現することができる内燃機関を提供すること。
【解決手段】ピストンと、シリンダヘッド部内面とピストン上面との間の燃焼室と、燃焼室内に燃料を噴射するインジェクタと、燃焼室内に連通する燃焼用空気の吸気用配管を開閉する吸気バルブと、燃焼室内に連通する燃焼ガスの排気流路を開閉する排気バルブと、を備えて、運転領域の少なくとも一部領域で燃焼室内の排気タイミングと吸気タイミングとの間に吸気バルブおよび排気バルブの双方を閉じる密閉期間を確保して燃焼室内に導入した噴射燃料の圧縮自着火燃焼を行なわせる内燃機関であって、燃焼室に対して吸気バルブを2組配置されており、当該吸気バルブ毎のバルブリフト量に差を付ける。 (もっと読む)


【課題】燃焼室内への吸気圧が低下しても、適切な予混合圧縮着火燃焼を実現することができる燃焼制御装置を提供する。
【解決手段】ECUは、1回目の燃料噴射及びこの後に実施される2回目の燃料噴射の燃料噴射量及び燃料噴射時期を決定した後、吸気圧センサにより検出された吸気圧が基準圧力よりも低いかどうかを判断し、吸気圧が基準圧力よりも低いときは、燃焼室内の空燃比を基準圧力時に設定される空燃比に維持するように制御し、更に1回目の燃料噴射及び2回目の燃料噴射の燃料噴射時期を進角させる。そして、ECUは、燃料噴射量及び燃料噴射時期に従って1回目の燃料噴射及び2回目の燃料噴射を順次実施するように、インジェクタを制御する。 (もっと読む)


【課題】排気再循環の実施に際し、エンジンの燃焼に伴い粒子状物質(PM)が生成するのを抑制する。
【解決手段】エンジン10は、燃料を直接気筒内に噴射する燃料噴射弁19を備える。また、エンジン10の排気通路には、該排気通路を流通する排気の一部を、排気通路と吸気通路とを連通する連通通路を通じて吸気通路に再循環させる排気再循環装置が設けられている。ECU50は、1燃焼サイクルのうちの吸気行程において燃料噴射弁19による燃料噴射を実施する。また、ECU50は、エンジン10のピストン43の温度を検出する温度検出手段を備え、排気再循環装置による排気の再循環を実施する場合に、ピストン温度に基づいて、都度のエンジン運転状態に基づいて算出される基本噴射時期を吸気行程において遅角側に変更する。 (もっと読む)


【課題】空燃比による制限を受けることなく内燃機関の排気温度を制御できるようにした、排気温度制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関10の気筒内に供給される新気量を制御する新気量制御手段2,16及び18と、内燃機関10の排気通路20と吸気通路14とを連通する還流通路24を流通する還流ガス量を制御する還流ガス量制御手段3及び25と、を備える。新気量制御手段2,16及び18が、吸気通路14に供給される新気量を一定量に保持し、還流ガス量制御手段3及び25が、新気量制御手段2,16及び18によって新気量が一定量に保持されている状態で還流ガス量を変化させる流量制御を実施する。 (もっと読む)


【課題】手動変速機73のシフトアップ後における、ディーゼルエンジン1の燃焼安定性の低下を回避する。
【解決手段】エンジン1が完全暖機する前の運転状態において、燃料噴射弁(インジェクタ18)は、拡散燃焼を主体とした主燃焼を行うために圧縮上死点又はそれよりも前に燃料噴射を開始する主噴射と、主燃焼の開始前に前段燃焼が生起するように、主噴射よりも前のタイミングで少なくとも1回の燃料噴射を行う前段噴射と、を実行し、EGR手段(排気ガス還流通路50、排気ガス還流弁51a、クーラバイパス弁53a)は、エンジンの運転状態に応じたEGR量の排気還流を実行する。EGR手段はまた、アクセルの全閉とクラッチ(クラッチ機構72)の開放とを伴う変速機73のシフトアッププロセスの最中に、当該シフトアッププロセスの開始直前のEGR量を保持する。 (もっと読む)


【課題】混合燃料を使用する内燃機関において、PMの排出量を低減する。
【解決手段】内燃機関の制御装置(100)は、軽油及びアルコールを夫々単独又は混合して燃料とする内燃機関(200)を制御する。内燃機関の制御装置は、燃料中のアルコール濃度を検出するアルコール濃度検出手段(420)と、燃料のメイン噴射の後に、アフタ噴射を実施させるアフタ噴射制御手段(440)と、燃料中のアルコール濃度が低いほど、アフタ噴射における噴射量を小さくするようにアフタ噴射制御手段を制御する噴射量調整手段(430)とを備える。 (もっと読む)


【課題】エンジンの低負荷域で適正に圧縮自己着火燃焼を行うことができるとともに、エンジンの高負荷域で異常燃焼の発生を効果的に防止できるようにする。
【解決手段】吸気ポート16に燃料を噴射するポート燃料噴射手段57と、燃焼室19の中心部に燃料を噴射する筒内燃料噴射手段62とを備えた火花点火式ガソリンエンジンであって、エンジンの低負荷域では、上記ポート燃料噴射手段57により吸気行程で吸気ポート16に燃料を噴射して理論空燃比よりもリーンで均質な混合気を形成し、この混合気を自着火させ、エンジンの高負荷域では、上記筒内燃料噴射手段62から30MPa以上の燃圧で圧縮行程から膨張行程初期までの間に燃料を燃焼室19内に噴射して上記低負荷域よりもリッチな混合気を形成し、この混合気に圧縮上死点近傍で点火して圧縮上死点よりも所定期間遅れたタイミングで急速燃焼させるように制御する制御手段10を備えた。 (もっと読む)


【課題】幾何学的圧縮比が比較的高く設定された高圧縮比の火花点火式ガソリンエンジン1において、高負荷域における異常燃焼を回避する。
【解決手段】制御器(PCM10)は、エンジン本体の運転状態が低速域にあるときには、高負荷域では、低負荷域よりも燃料圧力が高くなるように、燃圧可変機構(高圧燃料供給システム62)を駆動し、高負荷域では、圧縮行程後期から膨張行程初期にかけてのリタード期間内のタイミングで行う燃料噴射を少なくとも含むように、筒内噴射弁(直噴インジェクタ67)を駆動する。制御器10はまた、高負荷域では、リタード期間内における、燃料の噴射後のタイミングで点火するように、点火プラグ25を駆動する。制御器10は、エンジン本体の運転状態が高負荷域内の中速域にあるときには、吸気行程中における燃料噴射をさらに実行する、又は、当該吸気行程中における燃料噴射による燃料噴射量を増量する。 (もっと読む)


【課題】圧縮着火燃焼を実行する圧縮着火モードと、火花点火燃焼を実行する火花点火モードとの間で、モードの切り替えを行う火花点火式ガソリンエンジン1において、モードの遷移期間における制御遅れに起因する問題を回避する。
【解決手段】制御器(PCM10)は、所定の低負荷域では圧縮着火モードとし、それよりも負荷の高い高負荷域では、燃料圧力を相対的に高めると共に、圧縮行程後期から膨張行程初期にかけてのリタード期間内のタイミングで行う燃料噴射を少なくとも含むように、燃料噴射弁67を駆動すると共に、点火プラグ25を駆動する火花点火モードとする。制御器はまた、圧縮着火モードから火花点火モードへと移行する際のモードの遷移期間内では、火花点火モードにおける特定タイミングよりも遅角したタイミングで燃料を噴射すると共に、その噴射後に点火する。 (もっと読む)


【課題】幾何学的圧縮比が比較的高く設定された高圧縮比の火花点火式ガソリンエンジン1において、高負荷域における異常燃焼を回避する。
【解決手段】制御器(PCM10)は、エンジン本体の運転状態が低速域にあるときには、高負荷域では、低負荷域よりも燃料圧力が高くなるように、燃圧可変機構(高圧燃料供給システム62)を駆動し、高負荷域では、低負荷域での燃料の噴射タイミングよりも遅角側のタイミングであって、圧縮行程後期から膨張行程初期にかけてのリタード期間内のタイミングで行う燃料噴射を少なくとも含むように、燃料噴射弁(直噴インジェクタ67)を駆動する。制御器10はまた、高負荷域では、リタード期間内における、燃料の噴射後のタイミングで点火するように、点火プラグ25を駆動する。 (もっと読む)


【課題】吸気弁を遅角制御する内燃機関において排気ガス中の粒子状物質の低減を図り、低燃費と低エミッションを両立させ得る内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】吸気弁の遅角制御を実行するとともに、吸気ポート内に吸気非同期噴射と吸気同期噴射とを実行可能なポート噴射弁に対し吸気非同期噴射割合を変化させるよう噴射条件を制御する内燃機関の制御装置であって、ポート噴射弁の非同期噴射を吸気弁開弁時期tp3より排気上死点TDC側で終了する吸気非同期噴射期間Taup1中に実行させるとともに、要求噴射量のうちポート噴射弁による吸気非同期噴射期間Taup1中の噴射量を超える未噴射残量の噴射を吸気弁開弁時期tp3から始まる吸気同期噴射期間Taup2中に実行させる噴き分け制御手段と、吸気非同期噴射期間Taup1中の噴射量および未噴射残量をそれぞれ内燃機関の温度に応じて設定する噴き分け噴射量設定手段とを具備する。 (もっと読む)


【課題】トルクを確保しつつ熱発生割合のピーク値を小さくして、エンジン振動そのものを低減する。
【解決手段】エンジン高負荷域の少なくとも低速域において、拡散燃焼用の主燃料噴射が複数回に分割して行われる分割噴射とされる。1段目の分割噴射の噴射量よりも2段目の分割噴射の噴射量の方が多くされる。分割噴射の回数を3以上とすることができる。 (もっと読む)


【課題】エンジン1の高負荷域における低速側の特定運転領域において、効果的にノッキングを抑制しつつ、高圧縮比エンジンによる高トルク化を達成する。
【解決手段】制御手段(エンジン制御器100)は、エンジン1の運転状態が特定運転領域にあるときには、有効圧縮比を10以上に設定し、特定運転領域における相対的に低速の第1回転域にあるときには、点火時期の遅角量を、高速側の第2回転域にあるときの点火時期の遅角量よりも大きく設定し、燃料の噴射態様を、少なくとも2回噴射する分割噴射にする。制御手段はまた、第1回転域では、分割噴射の最終段の噴射時期を圧縮行程前半に設定する一方、第2回転域では、分割噴射の最終段の噴射時期を吸気行程後期に設定しかつ、最終段の前に噴射される噴射段の少なくとも一つの噴射時期を、吸気行程中期に設定する。 (もっと読む)


【課題】冷気始動時のファストアイドルにおける,ピストン付着抑制による粒子状物質の低減と,点火プラグ周りへの混合気成層化による点火リタード燃料の両立。
【解決手段】点火プラグへ成層化させるための燃料をピストン下死点近傍で噴射することでピストン付着を低減しつつ,吸気弁の閉時期をピストン移動速度が最大となる圧縮行程中期に設定し,圧縮行程のピストン上昇によって燃焼室から吸気管に流出することで生成される上昇流によって混合気を点火プラグ周りに成層化させる。 (もっと読む)


【課題】過給機付ディーゼルエンジン1の制御装置において、主噴射の開始時点の気筒11a内の温度及び圧力状態を最適化して主燃焼の制御性を向上させつつも、その気筒11a内の状態の最適化のために必要な前段噴射の燃料噴射量を少なくする。
【解決手段】エンジン本体1が低回転でかつ部分負荷である特定運転領域にあるときであって、気筒の圧縮端温度が所定温度よりも低い低温状態時には、過給機62による過給量を、所定温度以上の高温状態時の過給量よりも多い、所定以上の過給量としつつ、噴射制御手段(PCM10)は、少なくとも特定運転領域では、拡散燃焼を主体とした主燃焼を行うために圧縮上死点又はそれよりも前に燃料噴射を開始する主噴射と、主燃焼の開始前に前段燃焼が生起するように、主噴射よりも前のタイミングで少なくとも1回の燃料噴射を行う前段噴射と、を実行する。 (もっと読む)


【課題】自動車搭載用ディーゼルエンジン1において、燃料噴射量が少なくなる低負荷領域において、気筒11a内の燃焼の安定化を図る。
【解決手段】噴射制御手段(PCM10、インジェクタ18)は、主噴射と、少なくとも1回の前段噴射と、を実行し、前段噴射により圧縮上死点前の所定時期に熱発生率がピークとなるプレ燃焼を発生させる。噴射制御手段はまた、エンジン本体1が、1気筒当たりの燃料噴射量が所定量よりも少なくなるような低負荷の状態にあるときには、複数の気筒11aの内の一部の気筒に対する燃料供給を休止する減筒運転モードを実行する。 (もっと読む)


【課題】直噴インジェクタと吸気通路インジェクタとの間の燃料噴射比率を内燃機関運転状態に応じて調節する内燃機関燃料噴射制御装置において、アルコールなどの易揮発性の燃料成分の濃度変化によりベーパの発生程度が異なる場合にも、燃料噴射量の不足を抑制し、かつ燃料昇圧に伴う作動音の発生を極力抑制できるようにすることを目的とする。
【解決手段】アルコールの濃度Cohに基づいて選択したマップ(S158,S160)により燃料に含まれるベーパ量Vpを推定し(S162)、このベーパ量Vpに応じて始動時における直噴インジェクタを主体とする燃料噴射期間に対して加算する遅延時間DTinjを算出している(S164〜S168)。このことでアルコール濃度Cohの変化が生じて燃料供給系に発生するベーパの程度が異なった場合にも、燃料噴射量の不足を抑制し、かつ燃料昇圧に伴う作動音の発生を極力抑制できるようになる。 (もっと読む)


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