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Fターム[3J006AD02]の内容

弾性リップ型 (4,136) | 潤滑、冷却 (111) | シール単体の単一配置部 (103) | シール単体自体が潤滑、冷却構造を持つ (75)

Fターム[3J006AD02]に分類される特許

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【課題】リップしゅう動部の大気側の油膜厚さを厚くすることにより軸の回転にともなうせん断力を低減させ、シールの摩擦トルクを低減させることができるオイルシール構造を提供する。
【解決手段】リップしゅう動部の両側に大気側斜面および密封流体側斜面を設けたシールリップを有するオイルシール構造において、シールリップの密封流体側から大気側へ貫通した貫通穴を備え、密封流体側から貫通穴を介して大気側に流出し大気側斜面に沿って流れる油が密封流体側へポンプ作用により吸い込まれる。ポンプ作用により吸い込まれる油の量は、密封流体側から貫通穴を介して大気側に流出し大気側斜面に沿って流れる油の量よりも少なくとも等しいか多い。 (もっと読む)


【課題】 密封装置の改良に関し、口開きが起きてオイルシールリップとダストシールリップとの間に形成される空間に作動流体が溜まっても、ダストシールリップで作動流体の流出を防ぐ。
【解決手段】 作動流体を収容するシリンダ1内に移動可能に挿入されるピストンロッド2の外周をシールする密封装置であって、シリンダ1の外部側に配置されて異物の侵入を防ぐダストシールリップ3と、シリンダ1の内部側に配置されて作動流体の流出を防ぐオイルシールリップ4とを備えるとともに、ダストシールリップ3とオイルシールリップ4の間に空間8が形成される密封装置Aにおいて、ダストシールリップ3は、メインリップ部30と、このメインリップ部30よりもオイルシールリップ側に形成されたサブリップ部31とを備え、サブリップ部30の内部側の面圧勾配絶対値の最大値は、サブリップ部30の外部側の面圧勾配絶対値の最大値よりも大きく設定されている。 (もっと読む)


【課題】確実な密封性を容易に得ることのできるオイルシールを提供する。
【解決手段】シールリップ32に、回転体Sの停止時に密封流体の漏れを防止するための第1シール面33と、この第1シール面33より密封側に並設され、回転体sの回転時における密封流体の漏れを防止するための第2シール面34とを設ける。また、第2シール面34の樹脂層39の表面には複数のねじ40が設けるとともに、第2シール面34のリップ先端37の背面にはガータースプリング42を配設する。さらに、ガータースプリング42は、装着状態においてガータースプリング42のコイル径の中心のシール幅方向における位置が第1シール面33のリップ先端36のシール幅方向における位置と第2シール面34のリップ先端37のシール幅方向における位置との間に配置する。 (もっと読む)


【課題】リップが回転輪に軽接触する密封装置を用いたものであっても、軸受外部への潤滑剤の流出を抑制することができる転がり軸受を提供する。
【解決手段】外径面に軌道面が形成された内軸3と、内径面に軌道面が形成された外輪2と、内軸3と外輪2との間の軸受内部空間6のアキシャル方向の両端に配置されて、軸受内部空間6を密封する密封装置7と、軸受内部空間6に封入されたグリースG1とを備え、密封装置7は、弾性部材からなり外輪2の軌道面側周面の軸方向端部に嵌合する嵌合部72aと、嵌合部72aから延在して内軸3の軌道面側周面に摺接するアキシャルリップ72bと、を有するハブユニット1において、アキシャルリップ72bには内軸3の軌道面側周面に摺接する摺接面72eと、内軸3には摺接面72eに対向する被摺接面31とが形成され、摺接面72eには、環状のリップ溝72fが形成される。 (もっと読む)


【課題】潤滑剤の保持性、低摩耗化及び低摩擦化に優れ、ゴム摩耗粉や外部からの異物を捕捉してシール面の摩耗を低減させ得るゴム製のシール部材を提供する。
【解決手段】相手部材2に対して弾性的に相対摺接する摺接面4aを含むゴム基材70からなるシール部材7であって、前記ゴム基材の少なくとも前記摺接面4aを含む表面に、深さ3〜20μm、開口径5〜70μmの多数の小穴8…がレーザ加工によって形成され、該小穴が形成された領域における小穴の開口部が占める面積の割合が5〜50%とされていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シール性を維持しつつ、より一層、摩擦抵抗の低減を図った密封装置を提供する。
【解決手段】環状の密封装置100における中心軸を通る切断面で見た場合に、第1傾斜面110Xと第2傾斜面110Yとの間の曲面の曲率半径をR0,環状溝における密封対象流体側(O)の側面と第1傾斜面110Xとの間の湾曲面の曲率半径を、各環状溝について、それぞれR1a,R2a,R3a,R4aとし、環状溝における大気側(A)の側面と第1傾斜面110Xとの間の湾曲面の曲率半径を、各環状溝について、それぞれR1b,R2b,R3b,R4bとした場合に、R1b,R2b,R3b,R4b<R0<R1a,R2a,R3a,R4aを満たすように構成する。 (もっと読む)


【課題】相手部材に摺動自在に密接するシールリップを有する密封装置において、前記摺動に伴う低摩擦化を実現することができ、しかもリップ摩耗を抑制することもできる密封装置を提供する。
【解決手段】相手部材に摺動自在に密接するシールリップを有する密封装置において、前記摺動における摩擦力の低減およびリップ摩耗の抑制を同時に実現すべく前記シールリップの摺動面に凹凸を付与するとともに前記シールリップの摺動面に低基油粘度グリースを供給することを特徴とする。凹凸は、1.0〜3.0μmRaの大きさとし、低基油粘度グリースは、40℃での基油動粘度が10〜40mm/sのグリースとするのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】トランスミッションとトランスファとに潤滑油を独立して封入された動力伝達装置への潤滑油の供給を容易にする。
【解決手段】差動機構5を収容するトランスミッションケース7内に第1潤滑油90を封入し、トランスミッション9と、駆動軸61が挿入される中空軸11を備えた変換機構13を収容してトランスミッションケース7に連結されるトランスファケース15内に第2潤滑油91を封入し、トランスファ17と、デフケース3と中空軸11とを連結する連結部19と、第1潤滑油と第2潤滑油とを区画するシール手段と、中空軸11の空間S3内とトランスファケース15内とを連通し、空間S3内に第2潤滑油91を供給する供給路37と、中空軸11と駆動軸61の間に、駆動軸が回転するまでは非供給状態で、駆動軸61が回転すると中空軸11の空間S3内に供給された第2潤滑油を連結部側へ排出する潤滑油調整手段100とを有する。 (もっと読む)


【課題】シール性能とともに、低トルクをより長期にわたり維持できるシール装置を提供する。
【解決手段】グリース潤滑される転動装置に組み込まれる接触式のシール装置であって、弾性部材が、ゴム成分100質量部に対してフラーレンを1〜50質量部配合してなるゴム組成物で形成されたことを特徴とする転動装置用シール装置。 (もっと読む)


【課題】シールリップ摺動部に対する潤滑油の供給機能を高めることができ、もってシールリップの耐久性を向上させることが可能なオイルシールを提供する。
【解決手段】ハウジングに取り付けられる環状の取付部と、軸の周面に摺動自在に密接するシールリップとを有するオイルシールにおいて、前記取付部の先端部位に、付着する油を集めて前記軸上へ滴下しまたは前記軸とシールリップとの摺動部へ供給する潤滑油補給部を有する。前記潤滑油補給部は、前記取付部の内周面に円周上複数設けられた突起を有し、前記突起の表面にて油を集める。前記取付部の先端面に、前記取付部の先端面上を円周方向に沿って流下する油を堰き止めて前記突起の方へ案内するための堰部を設ける。 (もっと読む)


【課題】小断面でありながら、亀裂が内周リップ間の内周凹溝中央位置に発生せず、耐久性に優れたXリングを提供する。
【解決手段】回転軸摺接用の一対の内周リップ1,1を有し、かつ、固定シール溝底面11aに当接する一対の外周リップ3,3を有するXリングに於て、一対の側方凹溝7,7の位置を、ラジアル外方に偏在させる。 (もっと読む)


【課題】シールリップにリップ端およびネジ部が設けられているオイルシールにおいて、シールリップの緊迫力を低減させてもリップ端に隙間漏れが発生することがなく、しかもネジ部本来の目的であるポンピング能力が低下することもないオイルシールを提供する。
【解決手段】シールリップを有し、前記シールリップに、全周に亙って軸の周面に摺動自在に密接するリップ端と、軸回転時にポンピング作用をなすネジ部とが設けられているオイルシールにおいて、前記シールリップの低緊迫力化に伴って前記ネジ部が潰れにくいことにより前記リップ端の前記軸に対する接触面が円周上で途切れることがないように、前記ネジ部に梨地処理部を設けて前記ネジ部の剛性を低下させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シールリップ摺動部に対する潤滑油の供給機能を高めることができ、もってシールリップの耐久性を向上させることが可能なオイルシールを提供する。
【解決手段】ハウジングに取り付けられる環状の取付部と、軸の周面に摺動自在に密接するシールリップとを有するオイルシールにおいて、前記取付部の先端部位に、付着する油を集めて前記軸上へ滴下しまたは前記軸とシールリップとの摺動部へ供給する潤滑油補給部を有する。前記潤滑油補給部は、前記取付部の内周面に円周上複数設けられた突起を有し、前記突起の表面にて油を集める。前記シールリップの外周部位に油伝い片を径方向外方へ向けて一体成形し、前記突起に集められる油を前記油伝い片を介して前記シールリップの方へ案内する。 (もっと読む)


【課題】シールリップの摺動部に発生する摺動発熱を効率良く取り除くことができ、もってシールリップの耐久性を高めることができるオイルシールを提供する。
【解決手段】金属環と、前記金属環に保持されたゴム状弾性体製のシールリップとを有するオイルシールにおいて、前記シールリップの摺動部に発生する摺動発熱を熱伝導によって取り除くための金属片を前記金属環とは別に有する。前記金属片は前記シールリップに埋設されるとともに、前記金属片の一部は前記シールリップの摺動部以外の部位で前記シールリップから表面露出している。また前記金属片は、前記金属環に接触する部位を有し、これにより前記金属片から前記金属環へ至る放熱経路が形成されている。 (もっと読む)


【課題】使用条件が過酷な空気圧用途にも十分に適用でき、かつ、シール装着用凹溝への容易に正しい姿勢で装着しやすい回転軸シールを提供する。また、回転軸に対する摩擦抵抗が小さく、発熱も少なく、寿命が長く、シール性能に優れた回転軸シールを提供する。
【解決手段】シール装着用凹溝3の溝底両隅部5に対応する外径寄りの両突隆リップ部11と、内径寄りの両内径リップ部15と、を有し、略X字状の横断面の内周面を埋め込んで軸心に平行なストレート状内周面とした横断面形状のゴム部10と、回転軸に摺接する摺接面21にグリスを貯えるための複数本の小凹溝22を円環状に有する横断面一文字形状の薄肉樹脂部20とを、備え、上記ストレート状内周面に沿って上記薄肉樹脂部20を一体に接着した回転軸シールであって、上記小凹溝22を、上記薄肉樹脂部20の肉厚寸法よりも小さい深さ寸法D22に形成した。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単な構成でコストもかからず軸受内への水分の侵入を防止することのできるウォ−タポンプ用軸受の密封装置を提供する。
【解決手段】シ−ルリング25は、NBR、H−NBR、或はフッ素ゴムからなる弾性材27を鉄系金属板製の芯金26で補強してなり、内側のシールリップ28と、外側のシールリップ29とから成る二股のシ−ルリップ28,29が形成され、外側のシールリップ29は、断面略三角形状のリップ部30と、リップ部30よりも径方向の厚さが薄く、軸方向に延在する片持ちアーム部31とからなり、外側のシールリップ29の長さは、リップ部30の厚さの3.2〜3.5倍であり、リップ部30から内輪に付与される緊迫力は、3.4〜5.4Nであり、内側のシールリップ28と外側のシールリップ29の間の空間には、空間容積の55〜75%のグリースが充填されている。 (もっと読む)


【課題】シールリップの摺動部に設ける微細な凹凸が摺動摩耗によって早期に消失してしまうのを抑制することができ、もって微細な凹凸による低摩擦化の効果を長期間に亙って維持するとともに、しかもコーティング膜による低摩擦化の効果を併せ発揮することが可能なオイルシールを提供する。
【解決手段】シールリップの摺動部に微細な凹凸を設けるとともに凹凸上に低摩擦のコーティング膜を設ける。摺動部は、コーティング膜を設けた後においても凹凸による立体構造が残っている形状である。コーティング膜は、PTFEコーティング膜である。コーティング膜の厚み寸法は、5〜15μmである。コーティング膜を設けた後における凹凸による立体構造の大きさは、Rz10〜25である。 (もっと読む)


【課題】異物を効果的に除去するフィルタによりオイルシールを保護しつつ、フィルタと軸の摩耗も防ぐことのできる歯車減速機の軸封部構造を提供すること。
【解決手段】歯車減速機の軸封部構造であって、出力軸40を支持する軸受42と、ギヤケース34の軸受支持部34a及び/又は軸受支持部材38と、オイルシール46と、油孔50と、フィルタ52とからなり、軸受42は少なくともギヤケース内部側に遮蔽手段44を具え、油孔50は軸受とオイルシール間の空隙部及びギヤケース内部空間とを連通させ潤滑油をオイルシールに誘導するように、出力軸の下方で、軸受支持部及び/又は軸受支持部材に少なくとも1つ形成されてなり、フィルタ52は油孔50の開口部を覆うように軸受支持部34a及び/又は軸受支持部材38に装着されている。これにより、軸受の遮蔽手段とフィルタによる効果的な異物の除去とオイルシールの保護を実現しながら、適度な潤滑と軸・フィルタを含めた各部材の長寿命化も図られる。 (もっと読む)


回転軸と軸受ハウジングとの間に使用されるラビリンス密封装置が開示され、いくつかの実施形態では、内部ステータがハウジングと係合し、ロータが軸と係合する。潤滑剤および/または汚染物質の移動をどちらの方向にも阻止するために、ロータとステータとの間にラビリンス経路が形成される。ロータは、密封要素に対する作動面として働くが、潤滑剤を密封リップから油だめの方へ連続的に引き離すポンプとなるようにロータの研削面と共に働くこともできる。別の実施形態では、ステータおよび密封要素は、密封材料から形成された密封要素として組み合わされる。密封リップ内の凹所が密封面において圧力差を作り出し、摩耗を最小限に抑える。 (もっと読む)


【課題】出力軸とボス部との間のシール性を確保しつつ、部品点数の削減と組立作業性の向上とを実現する。
【解決手段】本体部51の径方向外側に、貫通孔49の縁部を挟持する挟持部55を設け、本体部51のボス部41側に、内周部がボス部41の外周部に接触する各第1突部56を設け、本体部51のクランクアーム21側に、内周部が出力軸39の外周部に接触する第2突部57を設け、本体部51のクランクアーム21側に、クランクアーム21の一側面21aに接触する各環状リップ58a,58bを設けた。よって、本体部51に各第1突部56,第2突部57および各環状リップ58a,58bを一体化し、部品点数を削減できる。本体部51の挟持部55によりシール部材50をブラケット34に固定でき、組立作業性が向上する。 (もっと読む)


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