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Fターム[3J033BA12]の内容

Fターム[3J033BA12]に分類される特許

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【課題】加工の容易性を確保しつつクランクピンを的確に潤滑すると共に、クランク軸の強度低下も防止する。
【解決手段】クランクジャーナル7,8は、軸受け15を介して軸受け部17,18と軸受けキャップ4,5とで回転自在に保持されている。クランクアーム10には、軸線と平行穴な第1給油通路26と、軸線と直交した第2給油通路27とが空いている。中間軸受け部18の側面に円板状スラストメタル23が装着されており、円板状スラストメタル23に、第1給油通路26に連通した環状溝24と、環状溝24と主送油通路20,21を連通させる通し穴25とが空いている。給油通路26,27のドリル加工は容易であるため、加工性に優れている。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトの軽量化とクランクピンの剛性確保の両立を図ることが可能なクランクシャフト構造を提供する。
【解決手段】クランクジャーナル11と、クランクピン12と、クランクジャーナル11とクランクピン12を連結するクランクウェブ13と、クランクジャーナル11からクランクピン12へ至る油路15と、を有するエンジン1のクランクシャフト構造であって、クランクウェブ13は、クランクピン12のクランク軸方向両側に位置する部位に、クランクピン12に向かって凹設された一対の肉抜き部16,16を有し、一対の肉抜き部16,16は、クランクピン12とクランクウェブ13との境界面mよりもクランクウェブ13側に設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】エンジンの低回転域から高回転域、オイルが低温から高温の領域において、クランクピンの摺動面に対して十分なオイルを安定的に供給すること。
【解決手段】コネクティングロッド(38)に揺動可能に連結されるクランクシャフト(33)と、シリンダブロック(31)内において複数のクランクジャーナル(333)でクランクシャフトを回転可能に支持する複数のジャーナル壁(312)とを備え、クランクシャフト(33)には、一端面(335)に形成された開口(336)から複数のクランクピン(332)の摺動面にオイルを供給する第1のオイル通路(331)が形成され、複数のジャーナル壁には、各クランクジャーナルの摺動面にオイルを供給する第2のオイル通路(313)が形成され、一部のジャーナル壁とクランクジャーナルとにおいて、第1のオイル通路と第2のオイル通路とが連通する構成にした。 (もっと読む)


【課題】コンロッド軸受に送られる潤滑油に付随する異物を速やかにコンロッド軸受から排出することが可能であり、さらに軸受摺動面への潤滑油の供給性に優れるコンロッド軸受を提供する。
【解決手段】内燃機関のクランク軸用コンロッド軸受において、コンロッド軸受が一対の半円筒形軸受から成る。少なくとも一方の半円筒形軸受において、前方側円周方向端面24Aから前方側円周方向溝24Cが形成されており、対向する半円筒形軸受において、後方側円周方向端面26Aから後方側円周方向溝26Cが形成されている。前方側円周方向溝24Cの円周方向長さが、前方側クラッシュリリーフ24Kの円周方向長さよりも大きくなっており、後方側円周方向溝26Cの円周方向長さが、後方側クラッシュリリーフ26Kの円周方向長さよりも小さくなっている。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、回転軸の回転時における分割ベアリングの抵抗の増加が抑えられる軸受構造を提供する。
【解決手段】 本発明の軸受構造は、回転軸4aを含む平面で分割された隣り合う分割ベアリング7a、7b同士の接触面bにおける各端部7c,7bの径方向の厚みを、回転軸の回転方向進み側に位置する一端7cの方が、回転方向遅れ側に位置する他端7dよりも薄く形成した。同構成により、予め分割ベアリング7a、7bの回転方向進み側に位置する端部7cの厚みを薄くしてあるから、たとえ組付誤差や製作誤差等が有っても、同端部7cが、回転方向遅れ側の端部7dよりも径方向内側に突出するのが抑えられる。 (もっと読む)


【課題】流体動圧軸受装置に組み込まれるロータハブの材料の歩留まり及び生産性を高める。
【解決手段】ハブ一体軸9のハブ部3を焼結金属で形成することにより、ハブ部3を削り出しで形成する場合のように多量の切削屑が生じないため、ハブ部3の材料の歩留まり及び生産性が高められる。また、ハブ部3を焼結金属で形成することで、鍛造加工と比べて高い寸法精度で仕上げることができるため、後加工による加工量が低減され、生産性が向上する。 (もっと読む)


【課題】潤滑油に混入する金属粉などの異物を早期に除去することが可能なクランクシャフト及びエンジンを提供する。
【解決手段】シャフト内部に形成されたシャフト油路20内の潤滑油が、クランクピン5の内部に形成されたピン油路21を経て、流出油路22からクランクピン5の外部に流出する場合に、ピン油路21に繋がる異物捕集部24をクランクピン5内の室として少なくとも当該ピン油路21よりもシャフト径方向外側に設けることにより、シャフトの回転で生じる遠心力により潤滑油に混入した金属粉などの異物が異物捕集部24に捕集される。また、ピン油路21よりもシャフト径方向内側にも異物捕集部24を形成することで、エンジン停止時に重力で落下する捕集済みの異物を捕集することが可能となる。異物捕集部24は、ピン油路21と流出路22の連結点の潤滑油流れ方向上流側でも下流側でも異物を捕集することができる。 (もっと読む)


【課題】 ジャーナル部の部位毎に主軸受に作用する圧力に応じて上側半割軸受の軸受有効幅を設定しながらも、生産性に優れ、且つ、クランクピン用軸受側への給油が安定して行われる内燃機関のクランク軸用の軸受装置を提供する。
【解決手段】 各々のジャーナル部2に作用する圧力に応じて上側半割軸受5の油溝7の油溝幅を設定して上側半割軸受5の軸受有効幅を変化させることにより、各々のジャーナル部2に対する主軸受4に十分な油膜厚さを形成させることが可能となる。また、各々のジャーナル部2における上側半割軸受5の油溝7の断面積を一定とし、上側半割軸受5の油溝7の油溝幅に応じて油溝7の深さを設定することにより、各々の上側半割軸受5の油溝7内を流れる油の流量が一定となり、クランクピン10の表面とクランクピン用すべり軸受12の摺動面間への油の供給を安定して行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明はプロペラシャフトに係り、スプラインヨークとスプラインシャフトとの摺動部分の潤滑性能の向上を図ったプロペラシャフトを提供することを目的とする。
【解決手段】 スプライン嵌合したスプラインヨークとスプラインシャフトの当該スプラインシャフトの先端とスプラインヨークの内底部との間に潤滑材封入部を形成したプロペラシャフトに於て、前記潤滑材封入部から前記スプラインヨークとスプラインシャフトとの摺動部分に亘って前記スプラインシャフトに、当該スプラインシャフトの軸心から偏心して形成された偏心潤滑材通路と、当該偏心潤滑材通路からスプラインシャフトの外周に向かって形成された潤滑材吐出通路とからなる潤滑材通路を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】クランクピン外周面の油穴の開口に生じる応力を低減する。
【解決手段】直列4気筒内燃機関において、内燃機関1後端の第4気筒のクランクピン21dでは、クランクピン21dの中央ではなく、もともと応力の低い内燃機関1後端側に偏った位置に、油穴25dのクランクピン21d軸方向における開口位置が設定される。また内燃機関1前端の第1気筒のクランクピン21aでは、クランクピン21aの中央ではなく、もともと応力の低い内燃機関1前端側に偏った位置に、油穴25aのクランクピン21a軸方向における開口位置が設定される。 (もっと読む)


【課題】異物がすべり軸受の摺動面と軸表面との間に混入し難くして、クランク軸表面に開口する油穴の通過部分に異物の滞留部を形成させないすべり軸受の提供。
【解決手段】本発明に係る主軸受およびコンロッド軸受は、一対の半円形軸受から成り、少なくとも一方の半円形軸受の内周面に、対をなす相手側半円形軸受との突き合せ端面のうち、クランク軸の回転方向に対して後端部側の周方向端面から軸受円周方向中央部に向かって、円周方向に潤滑油溝が形成されており、潤滑油溝の形成された周方向端部と突き合わされた相手側半円形軸受の内周面の周方向端部には、潤滑油溝と連通する2つの分岐溝が円周方向に形成され、2つの分岐溝は、幅方向に間隔を置いて配置され、2つの分岐溝の間の中間領域は、前記潤滑油溝に突き合わされている。 (もっと読む)


【課題】運転始動時のフリクションを低減することができる滑り軸受装置および内燃機関を提供する。
【解決手段】エンジン滑り軸受装置10は、シリンダブロックのバルクヘッド21およびベアリングキャップ22と軸受メタル40との間にオイルを流通可能な熱交換部50と、メインギャラリ5と熱交換部50とを連通する潤滑油供給流路25と、熱交換部50と外部とを連通する潤滑油排出流路26と、を備える。これによって、クランクシャフト30の回転運動時に潤滑油供給流路25を通じて熱交換部50に供給されたオイルが、クランクシャフト30の回転運動の停止中に潤滑油排出流路26から排出されるために、軸受メタル40の冷却効率が低下する。よって、次回の回転運動の始動時に軸受近傍のオイルをすばやく低粘度化することができることから、運転始動時のフリクションを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のクランクシャフトの支持構造において、滑り軸受を用いて内燃機関の小型化を図りつつ、オイルポンプを小型化できるようにする。
【解決手段】クランクシャフト41の軸方向の両側から結合されてクランクシャフト41を挟む左右割りクランクケース25に支持されるクランクシャフトの支持構造において、クランクシャフト41の両端を支持する両クランク軸受を滑り軸受111とする一方で、大端部42Aの軸受をローラベアリング112とした。 (もっと読む)


【課題】孔部の形状の自由度を大きくすることができるのはもちろんのこと、切削加工により生じていた問題を解消することができるクランクシャフトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】クランクピン部113の両側には中空状の孔部113L,113Mが形成されている。ジャーナル軸用貫通孔121とピン用貫通孔122はオイル流路123により接続されている。孔部113Lの底面部には、ジャーナル軸部111に向かって延在するオイル流路123が形成されている。孔部113Lには、オイル流路123が形成されているから、孔部113Lは、クランクピン部113の表面からの深さを孔部113Mよりも深く設定することができる。孔部113Mの底面部は、オイル流路123の延在方向に略平行に形成することができ、孔部113Mは、孔部113Lよりも、底面の面積を広く設定することができる。 (もっと読む)


【課題】複数のクランクピンを有するクランクシャフトに、その軸方向一端に開口する給油口と、各クランクピンに対応する部分にそれぞれ配置されて相互に連通される複数のクランクピン給油通路と、各クランクピン給油通路のうち最も給油口に近いクランクピン給油通路および給油口間を結ぶ連絡通路とが設けられる多気筒エンジン用クランクシャフトの潤滑構造において、クランクシャフトの一端側からだけオイルを供給するようにした上で、下流側のクランクピン給油通路にも充分な量のオイルを供給可能とする。
【解決手段】連絡通路184よりも大径に形成される複数のクランクピン給油通路182,183が、各クランクピン22a,22bの軸線と交差するように傾斜しつつ相互に直接交わって連通するようにして、クランクシャフト22に設けられる。 (もっと読む)




【解決手段】 クランク軸3の主軸3Aを軸支する主軸受5の上側軸受部材11の内周面には部分溝14が形成されており、該部分溝14の端部と上側軸受部材11の円周方向両端に形成されたクラッシリリーフ11bとの間隔Dは2mm≦D≦主軸の直径/3の範囲で設けられている。
また上記部分溝14の端部には断面円弧状を有する深さ漸減部14bが形成されており、該深さ漸減部14bの半径rは0≦r≦主軸受の内周面の半径×0.5の範囲で設けられている。
さらにコンロッド軸受6には、上記クランク軸3に形成された内部通路3Cと連通した際にコンロッド4の外部に潤滑油を排出させる潤滑油排出通路23が設けられている。
【効果】 主軸受の摺動部から排出される潤滑油の量を抑えるとともに、上記潤滑油中の異物による主軸受およびコンロッド軸受の損傷を可及的に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 駆動歯車から駆動力を受けて回転する従動歯車等において、軸部と軸穴との潤滑性を保持する新規な構成を提供する。
【解決手段】 駆動歯車41から駆動力を受けて従動歯車42が回転するときに軸部42Aと軸穴44Bとが摺接する摺接部44Dに、摺接部44Dを潤滑する潤滑剤が充填される溝部44Eを設ける。これにより、接触面圧が高くなる摺接部44Dに潤滑剤を供給することが可能となり、軸部42Aと軸穴44Bとの潤滑性を保持する新規な構成を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】寸法精度の高い任意の形状の潤滑剤保持溝が形成されたスプライン伸縮軸、当該スプライン伸縮軸を備えた車両用操舵装置、および当該スプライン伸縮軸の製造方法を提供すること。
【解決手段】スプライン伸縮軸としての中間軸5は、軸方向X1に移動可能に嵌合された内軸35および筒状の外軸36と、内軸35の外周に設けられた外スプライン38と、外軸36の内周に設けられた内スプライン39と、外スプライン38に設けられた樹脂被膜40と、レーザを用いて樹脂被膜40に形成され、軸方向X1とは交差する方向D1に延びる潤滑剤保持溝41とを備えている。 (もっと読む)


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