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Fターム[3J040EA29]の内容

Fターム[3J040EA29]に分類される特許

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【課題】安価でかつシール性能の高い金属ガスケットを提供する。
【解決手段】金属ガスケット1は、シリンダー孔6の周りに沿って環状ビード14を有する少なくとも1枚の金属製のガスケット基板2を具える。環状ビード14は、ガスケット基板2からそれぞれ立ち上がりその先端部分が相互に離間する一対の傾斜壁20a,20bからなる第1ビード部分20と、傾斜壁20a,20bの先端部分から該傾斜壁の立ち上がり方向とは逆側に突出する断面谷状の第2ビード部分21とを有し、第1ビード部分20の高さをFh1とし、第2ビード部分21の高さをFh2とし、環状ビード14の幅の半値をW1とし、第2ビード部分21の幅をW2としたとき、Fh1>Fh2、かつ、W1>W2を満たす。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッドのリフトに対する追従性に優れ、シリンダヘッドのリフトをガスケット側から抑制することができ且つ使用材料を低減できるシリンダヘッドガスケットを提供すること。
【解決手段】両側の主材1、4の間に挟まれる中材とからなり、中材は、第1中材2と分離した別部材の第2中材3とからなり、第1中材2はシリンダ孔12を所定の幅で囲繞するシリンダ孔周縁部分21を有し、シリンダ孔周縁部分21にシリンダ孔12を囲むビード22が形成された、シリンダ孔12の各々に分離して配置されるか、又はシリンダ孔12間で連結した一体形状の金属板であり、第2中材3は第1中材2の外側に配置されるオイル孔16及びボルト孔15を有する金属板であり、第1中材2の厚みは、第2中材3の厚みより大とする。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、複数の燃焼室孔7と、シリンダブロックに形成された冷却液通路3bの位置にあわせて形成した水孔9と、上記燃焼室孔を囲繞するフルビード4a,5aとを有するガスケット基板4、5を備えている。
隣接する上記フルビードは相互に離隔した位置に形成され、さらに隣接する燃焼室孔の中心同士を結んだ中心線を挟んだ位置には、一方のフルビードから分岐して他方のフルビードに合流し、かつ上記フルビードと同じ方向に突出する2つの連結ビード4b、5bを設けている。
そして上記水孔は上記フルビードおよび連結ビードによって囲繞された領域の外側に位置している。
【効果】 隣接するフルビードが離隔している場合に、フルビードの間に形成された領域への冷却液の流入を阻止することができる。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、燃焼室孔8および該燃焼室孔8を囲繞するフルビード4a、5aが形成された一対のガスケット基板4,5と、上記一対のガスケット基板の間に介装された中間板6と、上記中間板と一方のガスケット基板との間に介装されたシム板7とを備えている。
上記シム板7は上記フルビードと重合する位置に設けられ、さらに上記ガスケット基板には、上記複数のフルビードを囲繞するとともに上記シム板と重合しない位置に形成した第1ハーフビード4b、5bが設けられている。
水孔10を上記第1ハーフビードによって囲繞された領域の外側に設け、さらに第1ハーフビードは燃焼室孔とが接近した位置において燃焼室孔の中心同士を結んだ中心線を挟んで離隔している。
【効果】 隣接するフルビードの間の空間への冷却液の流入を阻止して、コーティングのはく離を防止する。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は第1、第2基板3、5および中間基板6を備え、これら基板にはシリンダボアの位置にあわせて複数の燃焼室孔が穿設されている。
そして隣接する燃焼室孔と燃焼室孔との間に増圧部材12を設け、燃焼室孔の整列方向において、上記増圧部材は両燃焼室孔の開口部に露出し、かつ一方の燃焼室孔から他方の燃焼室孔にかけて厚さが均一に形成されている。
【効果】 燃焼室孔と燃焼室孔との間に荷重を集中させるとともに、両燃焼室孔の開口部にも荷重を集中させることで、燃焼室孔と燃焼室孔との間のシール性を良好なものとすることができる。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、第1基板6と第2基板7との間に配置された中間基板8と、この中間基板8の上面8aに固着された環状のシム11とを備えている。シム11よりも外方側となる中間基板8の上面8aは、コーティング材17で被覆されている。
シリンダヘッド2とシリンダブロック3との間にシリンダヘッドガスケット1を装着した際に、シム11の外周縁11aの隣接位置に生じる空間21の容積を上記コーティング材17の厚さ分だけ従来よりも減少させることができる。
【効果】 水孔13から空間21内に浸入する水の量を減少させることができ、空間21内の水が水蒸気となった際にシリンダヘッドガスケット1が損傷するのを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 エンジン本体の合面への冷却水の浸入を防止することによりエンジン本体の合面に腐食が生じることを防止できるシール構造を提供すること。
【解決手段】 メタルガスケット40におけるボア孔41a等と冷却水流路26等との間の中央部分に対応する部分に主ビード54を形成し、メタルガスケット40におけるシリンダボディ22とシリンダヘッド23との合面と冷却水流路26,36との境界部に対応する部分に副ビード55を形成した。また、メタルガスケット40の基材を、表面にゴムからなるコーティング層が形成されたビードプレート51,52と、ビードプレート51,52間に配置されたシム部材53とで構成し、ビードプレート51,52とシム部材53との間にそれぞれ空間部を形成することにより主ビード54を形成し、ビードプレート51,52間における所定部分に空間部を形成することにより副ビード55を形成した。 (もっと読む)


【課題】芯材の両面にシール層としての均質なゴム層を形成させると共に、補強材としての芯材の機能を低下させないガスケットの製造方法とこれによって得られる新規なガスケットを提供する。
【解決手段】金属板製環状芯材2と、該金属板製環状芯材2の両面にゴム層3が一体に固着されたガスケット1の製造方法であって、前記ゴム層3に対応する形状のキャビティ5a,6aを備えた上下型5,6からなる成型型4と、両面のゴム層3が連通し得る連通部2aを周縁部に備え所定の形状に板金加工された金属板製環状芯材2と、未加硫のゴム材30とを準備し、前記上下型5,6のそれぞれのキャビティ5a,6aに前記未加硫のゴム材30を供給すると共に、上下型5,6間に前記芯材2を配置させた上で、当該成型型4を型締めして前記ゴム材30を加硫成型し、その後脱型することを特徴とする製造方法である。また、この方法によって得たことを特徴とするガスケット1である。 (もっと読む)


【解決手段】 金属ガスケット10は、複数のシリンダボアに対応する複数のシリンダ孔12と各シリンダ孔を取り囲むフルビード22とを有する一対のビード板14と、上記一対のビード板の間に介装された第1中間板18と、上記各シリンダ孔の周りの領域において第1中間板と一方のビード板の間に介装されたシム板16とを備えている。上記第1中間板の上記シム板と接触する接触部19の厚さは、シリンダ孔の周方向で変化させてあり、さらに第1中間板に、上記厚さを変化させた接触部の外側を囲む円弧状のスリット23を形成してある。
【効果】 接触部19の厚さをシリンダ孔12の周方向で変化させて最適な圧接力を得るとともに、接触部19を形成することによる第1中間板の反り返り量を上記スリット23によって低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッド及びシリンダブロックの水平方向(ガスケット接触面に対して水平な方向のこと)の動きに対して影響を受けにくい積層式シリンダヘッドガスケットを提供する。
【解決手段】積層式シリンダヘッドガスケット10のシリンダヘッド側接触面11aの摩擦係数μb及びシリンダブロック側接触面13aの摩擦係数μbを、鋼板11〜13同士の摩擦係数μaよりも小さく設定した。これにより、積層式シリンダヘッドガスケット10は、シリンダヘッド2の水平方向の移動による力、及びシリンダブロック3の水平方向の移動による力がかかってもより容易に相対移動するので、長期に亘りシリンダヘッド2及びシリンダブロック3の間に挟み込まれて使用されてもビード18がより疲労しにくくなる。また鋼板11〜13同士にズレが生じにくくなる。従って、長期に亘りシール性能を維持することが可能となる。 (もっと読む)


本発明に従って構成されるシリンダヘッドガスケットは、組立時にシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に確実な気密/流密封止を提供し、使用中に組立時にガスケットによって提供される接触応力を実質的に失わずに、使用時に封止を維持する。シリンダヘッドガスケットは、環状自由端縁によって境界を付けられる開口部を有する第1の機能層を含む。第1の機能層はフルビードおよびハーフビードを有する。ハーフビードは、フルビードと自由端縁との間にある。ハーフビードは第1の軸方向において平坦部まで延在し、フルビードは第1の軸方向とは反対の第2の軸方向においてピークまで延在する。
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本発明は、金属製平形シール、特にシリンダヘッドガスケットに関し、少なくとも1つの貫通孔、機能層(2)、スペーサ層(4)、及び、機能層(2)とスペーサ層(4)との間に配置されたストッパ層(6)、並びに、全ての貫通孔の周囲の、機能層(2)中の、ストッパ層(6)の方向を向いている、閉じたシールビード(12)を備え、このシールは、加えて、全ての貫通孔の周囲の、少なくともストッパ層(6)、機能層(2)又はスペーサ層(4)中の、固定補助体を形成する、エンボス加工された閉じた輪郭(16)を備える。
本発明は、さらに、少なくとも1つの貫通孔を有する、金属製平形シール、特にシリンダヘッドガスケットの製造方法に関し、次のステップ:機能層(2)、スペーサ層(4)、及び機能層(2)とスペーサ層(4)との間に配置されたストッパ層(6)を提供するステップ、各貫通孔の周囲の、機能層(2)中に、ストッパ層(6)の方向を向いている、閉じたシールビード(12)を提供するステップ、及び、各貫通孔の周囲の、少なくともストッパ層(6)、機能層(2)又はスペーサ層(4)中に、固定補助体を形成する、閉じた輪郭(16)をエンボス加工するステップを含む。
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【課題】ディーゼルエンジンの排気系のような高温環境下で適用可能であって、かつ比較的低い製造コストで製造可能なメタルガスケットを提供する。
メタルガスケットを提供する。
【解決手段】2つの被締結部材の間に挿入されてシールを行なうメタルガスケット2であって、開口部分及びエンボス加工部分を有し、少なくとも一部の領域で互いに接合された2枚以上の金属性薄板4a、4b、4cと、2枚の金属性薄板4b、4cの間に配置され、内部に冷却水が流れる冷却チューブ6と、を備え、金属性薄板4a、4b、4cの開口部分8の周囲に、エンボス加工により形成された凸部14を有するシール部10が設けられ、冷却チューブ6がシール部10の周囲に配置されているメタルガスケット2を提供する。 (もっと読む)


【課題】シール対象穴の周縁部に全周にわたり、高低が70μm〜100μmの範囲で周方向に変化する抑揚を設けた金属製ガスケットにおいて、製造に際して、加工量の自由度が高く、加工時のチューニングが容易で、作業効率を向上できる金属製ガスケット及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金属製ガスケットの少なくとも1枚の金属構成板10において、シール対象穴2の周囲に、環状の圧力調整部12aを設け、該圧力調整部12aを前記シール対象穴2の周囲方向に凹凸を形成し、該凹凸の高低差を0μmより大きく100μm以下の範囲とすると共に、前記環状の圧力調整部12aを有するリング状部材12を該リング状部材12の外側の部材11と別体で形成し、前記リング状部材12と前記外側の部材11と接合して1枚の金属構成板10として取り扱えるように構成する。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、それぞれオイル落し穴4を穿設した少なくとも2枚の第1シールプレート11と第2シールプレート12とを備えている。上記第1シールプレートと第2シールプレートとに、上記オイル落し穴を無端状に囲むとともに、互いに近接する方向に突出して相互に圧接されるハーフビード11a、12aを形成してあり、これらハーフビードによってオイル落し穴をシールしている。上記各ハーフビードよりも外側に、互いに近接する方向に突出して相互に圧接される補助ビード11c、12cを形成してある。
上記ハーフビードと補助ビードの突出方向は逆であってもよい。
【効果】 各補助ビード11c、12cは、各ハーフビード11a、12aをシリンダヘッド又はシリンダブロックに押し付けるような作用力を付与するので、従来に比較して良好なシール性を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】シムプレートの外周側端部に大きな荷重を集中しないシリンダヘッドガスケットを提供する。
【解決手段】シリンダヘッドガスケット1は、シリンダボアの位置に合わせて穿設した燃焼室孔2とこの燃焼室孔を囲むフルビード11a、12aとを備えた少なくとも1枚のシールプレート11、12と、シリンダヘッドガスケットの厚さを調整する厚さ調整板16と、上記フルビードが形成された範囲に亘って配置されて、燃焼室孔の周囲の面圧を増加させるシムプレート17とを備えている。厚さ調整板16の厚さは、燃焼室孔側の厚さt1よりも該燃焼室孔とは反対側となる外周側端部の厚さt2が薄くなるように設定されている。厚さ調整板16の厚さを変化させる代わりに、厚さを変化させたコーティング層を設けてもよく、或いはシムプレート17の厚さを変化させてもよい。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッドガスケットのフルビードの基板からの立ち上がり部分に亀裂が生じる危険性を低減する。
【解決手段】シリンダヘッドガスケットは、積層させた少なくとも3枚のガスケット基板11〜13を備えており、各ガスケット基板は、各燃焼室孔2の周囲にそれぞれフルビード11a〜13aを備えている。隣接するガスケット基板11、12の各フルビード11a、12aは互いに離隔する方向に膨出させてあり、それらフルビードの間に増圧板14と厚さ調整板15とのいずれか一方を介在させ、また他のガスケット基板13とこれに隣接するガスケット基板との間に上記増圧板14と厚さ調整板15とのいずれか他方を介在させてある。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、シリンダヘッド2とシリンダボア4を有するシリンダブロック3との間に挟持される少なくとも1枚の第1シールプレート11を備えている。この第1シールプレートには、少なくともウォータージャケット5の開口部よりも燃焼室孔側となる位置と該開口部の燃焼室孔側の縁部5aを越えた位置との間に亘って、第1シールプレートの表裏面に突出する凹凸部11bを形成してあり、シリンダヘッドガスケット1をシリンダヘッド2とシリンダブロック3との間で挟持した際には、上記凹凸部11bを上記縁部5aに係止させるようにしてある。
【効果】 上記凹凸部11bによりシリンダヘッドとシリンダブロックとを強固に係止することができ、その係止力によりエンジンの爆発圧力によるシリンダブロックの変形を抑制することができるので、それによってシール性の低下を防止でき、またオイル消費量を低減させることができる。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、シリンダボア4を有するシリンダヘッド2とシリンダブロック3との間に挟持されるようになっており、上記シリンダボア4の位置に燃焼室孔14を穿設した厚さ調整板10と、シールプレート11〜13と、シムプレート17とを積層した構成となっている。そして上記シムプレート17の燃焼室孔14とは反対側の端部は、上記燃焼室孔14に向けて折り返してあり、該折り返し部17aによってシリンダヘッドガスケットの厚さを他の部分よりも増厚してある。
【効果】 上記折り返し部17aによってその部分を増厚してあるので、該折り返し部17aにシリンダヘッドとシリンダブロックとを互いに強固に接合することができるようになる。したがって、エンジンの爆発圧力によるシリンダブロックの変形を抑制することができ、それによってシール性の低下を防止でき、またオイル消費量を低減させることができる。 (もっと読む)


【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1は、シリンダヘッド2とシリンダボア4を有するシリンダブロック3との間に挟持されるようになっており、上記シリンダボア4の位置に燃焼室孔14を穿設した厚さ調整板10と、シールプレート11〜13と、シムプレート17とを積層した構成となっている。そして積層したシールプレートと厚さ調整板とシムプレートとに亘って、上記燃焼室孔の周囲においてシリンダヘッドガスケットの表裏面に突出する凹凸状係合部21を形成してあり、該係合部によって上記積層したシールプレートと厚さ調整板とシムプレートとを相互に一体的に連結してある。
【効果】 上記凹凸状係合部21を介してシリンダヘッドとシリンダブロックとを強固に連結することができるので、エンジンの爆発圧力によるシリンダブロックの変形を抑制することができ、それによってシール性の低下を防止することができる。 (もっと読む)


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