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Fターム[3J044AA09]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 目的 (1,529) | 熱対策、熱適応 (257) | 冷却 (135)

Fターム[3J044AA09]に分類される特許

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【課題】内燃機関のピストンに関し、簡素な構成で冷却性を向上させる。
【解決手段】ロアピストン2及びアッパピストン3間に、アッパピストン3の摺動量に応じて容積が変化する第一油室5と、付勢部材4が配置される付勢室6とを形成する。また、ロアピストン2及びアッパピストン3が互いに摺動自在に接触する摺接面7を付勢室6に隣接して設ける。
さらに、アッパピストン3の外周面3eから摺接面7までを貫通する油穴3tを設けるとともに、ロアピストン2内に第一通路2pを形成する。油穴3t及び第一通路2pの連通状態は、燃焼室16の容積の変化に応じて変化するものとする。また、アッパピストン3内には、第一油室5と付勢室6とを連通する第二通路3m,3pを設ける。 (もっと読む)


【課題】燃焼室を形成する面に冷却用フィンを配設することで、高圧縮比化された燃焼室の温度の高い燃焼室壁面から熱を吸気に熱交換させて、その給気を燃焼室外に排出することで燃焼室内を冷却して、異常燃焼(ノッキング)を防止すると共に、燃焼室の過冷却を防止して、エンジンの最適燃焼温度条件を維持し、内燃機関の出力向上及び、省燃費効果を得る。
【解決手段】エンジン10のシリンダライナ14と、該シリンダライナ14内を軸線Lに沿って摺動するピストン11の頂面11Aと、シリンダライナ14上部に装着されたシリンダヘッド13とによって囲繞された燃焼室17であって、該燃焼室17を形成する面に冷却用のフィンを配設し、該冷却用のフィンの配設密度は燃焼室17の温度分布に沿い、該温度の高いピストン中心域を含む排気バルブ25よりを高く、その周辺域を低くしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】燃焼機関のピストンにおける冷却通路を形成するための可溶性のリング状の中子で、取り扱い時に壊れることが無く、また冷却性も確保する。
【解決手段】中子1は閉じたリングを構成し、流入部2は流出部3のすぐ隣に配置されており、前記中子1は、円周方向において前記流入部2と前記流出部3との間に、チョーク絞りを形成するための横断面内のテーパーを有する、ということが、この場合本発明にとって本質的である。これにより、中子1の安定性が明らかに増加し得るし、このため、その取扱いが簡単になる。更に、閉じたリングによって、ピストンの360°にわたる冷却が可能である。 (もっと読む)


【課題】外周面を鋳造材料によって鋳包んだ際の鋳造残留応力や残留歪の低い鋳包み用部材を提供する。
【解決手段】シリンダライナ10の外周面全体に、シリンダブロック20を形成する鋳造材料の熱膨張係数とシリンダライナ本体11の熱膨張係数との中間の値の熱膨張係数を有する単一の被膜層12を形成している。鋳鉄製のシリンダライナ本体11に対して、マグネシウム系材料又はアルミニウム系材料を使用でき、被膜層は銅系材料又はアルミニウム系材料とする。銅系被膜層であれば膜厚30μm以上300μm以下とし、アルミニウム系被膜層であれば膜厚300μm以上2,500μm以下とする。鋳包んだ後は、150℃以上200℃以下で熱処理することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】エンジンを大型化することなく、冷却効率を向上させることができるようにした、ピストンの冷却構造を提供する。
【解決手段】クランクケース内に設けられたクランクシャフト13と、クランクシャフト13にコネクティングロッド12を介して設けられたピストン20と、クランクケース内に設けられ、クランクシャフト13に駆動されてクランクケース内で回転して流体をピストン20の裏面22側へ向けて送る供給手段30と、を備える。 (もっと読む)


【課題】ライナ軸方向における温度差を小さくしつつ、シリンダブロックとの密着性を改善できるシリンダライナを提供する。
【解決手段】シリンダブロック1に鋳包まれるシリンダライナ2において、外周面3の軸方向における上部と中間部と下部に皮膜4,5,6が被覆され、前記上部と中間部に被覆されている皮膜4,5は皮膜材料が相違し、前記中間部と下部に被覆されている皮膜5,6は皮膜材料が相違している。次の構成でもよい。すなわち、シリンダブロック1に鋳包まれるシリンダライナ2において、外周面3の軸方向における上部と下部にブラスト処理面8,9が形成され、中間部に皮膜5が被覆されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンの摺動抵抗の低減とオイル消費量の低減とを両立し、潤滑性能と冷却性能を高めるオイル供給装置を提供する。
【解決手段】ピストン10のオイル供給装置1において、ピストン10は、ピンボス部13の吸気側端部からそれら端部に対向する吸気側スカート部12の方へ膨出させた1対の膨出部13と、これら膨出部13の下端に夫々開口した1対のオイル導入穴18と、これらオイル導入穴18とオイルリング溝17とセカンドリング溝16の間のランド部14とを連通する給油路19a〜19cを有し、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを噴射する第1オイル噴射ノズル22と、排気側スカート部12側のピストンクラウン部11の裏面11bに対して冷却用オイルを噴射する第2オイル噴射ノズル32と、ピストン10が上昇過程のときのみ、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを供給可能なバッフル部材7を備える。 (もっと読む)


【課題】簡単かつ低コストな手段で、高負荷時にピストンの冷却効果を向上させ、低負荷時にピストンの熱損失を低減できるピストン冷却装置を実現する。
【解決手段】ピストンヘッド14aの内部にリング形状の冷却用空洞26を設け、冷却用空洞26の周方向に放射状に複数の潤滑油及びブローバイガス兼用通路42を接続している。潤滑油及びブローバイガス兼用通路42の他端はオイルリング溝25の上半分の領域に連通している。潤滑油rは冷却用空洞26から潤滑油及びブローバイガス兼用通路42の下方領域を通ってシリンダ壁12に流れる。一方、燃焼室16からブローバイガスgがシリンダ壁12とピストンヘッド外側壁との間の隙間sに進入し、潤滑油及びブローバイガス兼用通路42から冷却用空洞26に流入する。潤滑油rとブローバイガスgとが気液二相流を形成して、ピストンヘッド14の冷却効果を向上させる。 (もっと読む)


【課題】ピストン強度の低下を抑制しつつ、冷却損失の低減とノッキングの改善を図ることが可能なピストンの構造を提供する。
【解決手段】ピストンの構造は、エンジン50のピストン53に適用されている。ピストンの構造は、オイルを流通させるクーリングチャンネル53aが、エンジン50の燃焼室Eのうち、燃焼速度が遅い部分に対応させて部分環状に設けられた構造となっている。燃焼速度が遅い部分は、エンジン50が所定の運転状態にある場合にその他の部分と比較して相対的に燃焼速度が遅くなる部分となっている。具体的には、エンジン50の回転数NEが高く、且つ高タンブル比である場合に吸気側の部分と比較して相対的に燃焼速度が遅くなる排気側の部分となっている。 (もっと読む)


【課題】冷却媒体の漏れを防止しつつ、ボア間領域の冷却性を高めることが可能なエンジンの冷却構造、およびエンジンの冷却構造の製造方法を提供する。
【解決手段】エンジンの冷却構造1は、複数のシリンダライナ31と、複数のシリンダライナ31のうち、隣り合うシリンダライナ同士を連結する連結部32とを有する連結ライナ3が鋳込まれたシリンダブロック2と、シリンダブロック2のデッキ面21に対して設けられたシリンダヘッド22と、を備える。連結部32は、デッキ面21からボア間領域Rで露出している。通路322はシリンダブロック2のうち、連結部32に形成されるとともに、連結部32のうち、デッキ面21から露出した部分に開口している。 (もっと読む)


【課題】ピン穴部の上方部分の温度が特に高くなることから、このピン穴部の上方部分を冷却することが好ましい。
【解決手段】ピストン本体部11と、ピン穴部14A,14Bと、ピン穴部とピストン本体部とを互いに連結する連結部13A,13Bとを有する内燃機関のピストンに関する。本発明では、ピン穴部よりも略上方においてピン穴部に隣接する連結部の外壁面131が内方へ延在する略上方を向いた壁面132として形成されており、略上方を向いた壁面近傍であって且つピン穴部近傍の連結部の領域から、ピン穴部から離れる方向であって斜め上方へと延在する隆起部分20が連結部の外壁面131に設けられている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関のピストンを冷却するシステムにおいて、トップリングの温度変化幅を小さくすることを課題とする。
【解決手段】本発明のピストンの冷却システムは、ピストンに埋設される環状のオイル通路であってトップリング溝に隣接するように配置されたクーリングチャネルと、クーリングチャネルへオイルを供給するオイルジェットと、を備え、燃焼室で発生する熱量が多いときは少ないときに比べオイルジェットからクーリングチャネルへ供給されるオイル量を多くするようにした。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の爆発行程時にピストンがピストンピンを中心にして回転し、シリンダに衝突し、シリンダから受ける反力に対応するようにスラスト、反スラスト方向のトップランド高さを、ピストンピン方向におけるトップランドの高さより高くすると共に、この高い部分の形状がスラスト、反スラスト方向視において山形形状として、トップランド部の高さを最小限に抑制して軽量且つコスト低減を図ると共に、未燃HCの排出量の抑制効果を得ながら強度を確保したピストン得る。
【解決手段】ピストンピン51の軸線と直交する方向に位置する第1トップランド部53をシリンダ側13からの反力に応じて他の部位である第2トップランド部54より厚くすると共に、ピストン5の外周に沿った方向へ滑らかに傾斜した山形形状として、シリンダ13と、トップランド52とのクレビス部23容量を最小限にする。 (もっと読む)


【課題】上下ストロークするピストンに対し、ピストンジェットから噴射される冷却オイルが、補強壁で遮られることなく、できるだけ長時間に亘って天井裏面に到達して、ピストンを効率的に冷却することができる内燃機関を提供する。
【解決手段】ピストン23は、天井面51から垂下する一対のスカート部52と、一対のスカート部52を連結する一対の連結壁53と、スカート部52とピストンピンボス54間において一対の連結壁53を連結する一対の補強壁56とを有する。補強壁56は、天井裏面58との間に開口部60が設けられたブリッジ状に形成される。また、複数の噴射口71、72、73から冷却オイルを異なる方向に噴射するピストンジェット28は、ピストン23の上死点位置及び下死点位置において、補強壁56の開口部60を通過させて冷却オイルを天井裏面58に到達させる。 (もっと読む)


【課題】上下ストロークするピストンに対し、ピストンジェットから噴射される冷却オイルが、補強壁で遮られることなく確実に天井裏面に到達して、ピストンを効率的に冷却することができるピストンを提供する。
【解決手段】ピストン23は、天井面51から垂下する一対のスカート部52と、一対のスカート部52を連結する一対の連結壁53と、スカート部52とピストンピンボス54間において一対の連結壁53を連結する一対の補強壁56とを有する。補強壁56の中間部は、ピストンピンボス54に接近する方向に屈曲する屈曲部56bを有し、ピストンジェット28から噴射される冷却オイルは、屈曲部56bの側方を通り、補強壁56の開口部60を通過して天井裏面58に到達してピストン23を冷却する。 (もっと読む)


【課題】この発明は、内燃機関に関し、気筒内にスキッシュエリアが形成される内燃機関において、ノッキングの抑制と冷却損失の低減との両立を図ることのできる内燃機関を提供することを目的とする。
【解決手段】シリンダヘッド下面とピストン冠面(30)との間隙部にスキッシュエリアが形成される内燃機関を有する。前記ピストン冠面(30)の外縁部に設けられた前記スキッシュエリアを形成する面(22b、24b、26b、28b)であって断熱層を有さない非断熱領域を備える。前記非断熱領域以外の前記ピストン冠面(30)に設けられた断熱層を有する断熱領域(A)を備える。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用シリンダライナ及びこのシリンダライナの製造方法に関する。シリンダライナは、通常、ピストンアセンブリを収容するために構成された円筒状のボディを有する。さらに円筒状のボディは、エンジンボアと選択的な係合のために構成されているメインボディ部分と、エンジンボア内部において円筒状のボディを支持するために構成されている上側のフランジとを有していてよい。円筒状のボディは、上側のフランジに隣接する起伏のある冷却ギャラリを形成してもよい。この起伏のある冷却ギャラリは概して、円筒状のボディの周縁部に沿って延びる単一の冷媒の流路を形成する。
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【課題】冷却水通路を確保しながらボア変形を減らし、LOCを減らすことが可能な内燃機関のシリンダブロックを提供する。
【解決手段】シリンダブロック1に、シリンダヘッドを取り付けるためのヘッドボルト5の先端部が螺合するめねじ部31をシリンダブロック1上部から十分離れた下方に形成すると共に、めねじ部31より上方に、シリンダブロック上部とめねじ部31との間にヘッドボルト5が貫通する断面積の大きい冷却水通路2を形成した。 (もっと読む)


例示的なピストンアセンブリおよび該ピストンアセンブリを形成する方法が開示される。ピストンアセンブリは、ピストンクラウンおよびピストンスカートを有している。クラウンは、少なくとも冷却ギャラリの一部を形成するリングベルト部分と、半径方向内側および外側のクラウン合わせ面とを有している。上側の燃焼ボウル面を形成するためにクラウンおよびスカートが協働するように、スカートは、クラウンの中心開口内に収容される。スカートは、半径方向内側および外側のクラウン合わせ面にそれぞれ隣接する半径方向内側および外側のスカート合わせ面を有している。これにより、冷却ギャラリはスカートによって概して閉じられている。
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【課題】クーリングチャンネルと耐摩環との良好な溶接が得られ、優れた耐摩耗性を有するピストン耐摩環を備えたピストンの製造方法を提供すること。
【解決手段】耐摩環形成工程と、クーリングチャンネル形成工程と、クーリングチャンネルに環状オイル通路と外部空間とを連通する連通孔を形成する連通孔形成工程と、クーリングチャンネルと耐摩環とを接合しピストン耐摩環を形成するピストン耐摩環形成工程と、ピストン耐摩環を鋳込んでピストンを形成するピストン本体形成工程と、環状オイル通路と連通するオイル通路をピストンに形成するオイル通路形成工程とを含み、ピストン耐摩環形成工程は、耐摩環とクーリングチャンネルの当接部分を溶接する溶接工程を備え、連通孔形成工程が溶接工程よりも先に行われるようにした。 (もっと読む)


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