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Fターム[3J044BB14]の内容

Fターム[3J044BB14]の下位に属するFターム

メッキ (44)
蒸着 (114)
溶射 (52)
粒子・繊維分散 (14)
多孔質体 (10)

Fターム[3J044BB14]に分類される特許

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【課題】外周面を鋳造材料によって鋳包んだ際の鋳造残留応力や残留歪の低い鋳包み用部材を提供する。
【解決手段】シリンダライナ10の外周面全体に、シリンダブロック20を形成する鋳造材料の熱膨張係数とシリンダライナ本体11の熱膨張係数との中間の値の熱膨張係数を有する単一の被膜層12を形成している。鋳鉄製のシリンダライナ本体11に対して、マグネシウム系材料又はアルミニウム系材料を使用でき、被膜層は銅系材料又はアルミニウム系材料とする。銅系被膜層であれば膜厚30μm以上300μm以下とし、アルミニウム系被膜層であれば膜厚300μm以上2,500μm以下とする。鋳包んだ後は、150℃以上200℃以下で熱処理することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金製ピストン基材などへの密着性に優れると共に、優れた初期馴染み性、特に摺動初期の時点で速やかに摩耗して滑らか摺動面を即座に得られるピストンを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製ピストン1の基材1aの両スカート部8,9の外周面に、下層被膜組成物22とこの上面の上層被膜組成物21の複層被膜組成物を形成した。前記下層被膜組成物と上層被膜組成物とは、ともに結合樹脂であるポリアミドイミド樹脂、またはポリイミド樹脂、またはエボキシ樹脂の少なくとも1種を含み、下層被膜組成物は、二硫化モリブデンからなる固体潤滑剤の含有量が50wt%以下に設定され、上層被膜組成物は、二硫化モリブデンの含有量が50wt%〜95wt%にそれぞれ設定されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複層潤滑被膜用組成物が傷ついても、この複層潤滑被膜用組成物に被覆される金属製品の寿命を延ばすことができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】被覆対象物11に被せられる下層被膜19と、この下層被膜19に被せられる上層被膜22とからなる複層潤滑被膜23を組成する複層潤滑被膜用組成物であって、下層被膜19を組成する下層被膜組成物は、被覆対象物11のビッカース硬度よりも高いビッカース硬度である、ことを特徴とする。
【効果】下層被膜組成物は、被覆対象物11のビッカース硬度よりも高いビッカース硬度である。ビッカース硬度の高い下層被膜19は、傷がつきにくい。下層被膜19が傷つきにくいことで、被覆対象物11の露出を防ぎやすくなる。露出を防ぐことで、被覆された金属製品20の長寿命化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】2ピース形の組合せオイルリングに簡単な構成で回り止め機能を付与する。
【解決手段】上下2本のレール13,14を柱部15で連結した断面略I字形のオイルリング11と、このオイルリング11を半径方向外方に押圧付勢するコイルエキスパンダ12とからなる組合せオイルリング10において、回り止め突起21がオイルリング11の上面4b及び下面4aの少なくとも一方から軸方向外側に突出し、この回り止め突起21はオイルリング11の内周端部に加工により一体に形成され、ピストン1のリング溝4面に形成した凹部23に挿入可能である。 (もっと読む)


【課題】高面圧部位における潤滑油の導入及び保持特性を良好に維持すると共に、フリクション(摩擦損失)の低減を図ることができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン10のスカート部20の少なくともスラスト方向外周面に、ピストン10の上下運動方向において、スカート部20のほぼ中央の高面圧領域20Aを挟む少なくとも上側領域及び下側領域に撥油膜層40U及び撥油膜層40Lが形成されている。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関の滑動部材、特にピストンリングに関する。本発明の滑動部材は、ta-CタイプのDLCコーティングを含み、少なくともひとつの残留応力勾配を含み、前記コーティングの外側から内側を見て、負の応力勾配が前記コーティングの中心領域(II)に形成され、前記勾配が好ましくは内部領域(III)での前記勾配よりも小さく、かつ前記内部領域(III)が前記中心領域(II)よりも小さい層厚さを有することを特徴とする、滑動部材に関する。

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【課題】ピストン摺動面に必要とされる機械的特性と、鋳込み時の融着性との両立を図ることのできるMMCシリンダーライナー、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】強化材成形体にAl−Si系合金を含浸させることで形成された金属基複合材料からなるライナー内周部11と、Al−Si系合金からなるライナー外周部12とを有するMMCシリンダーライナー10にあって、Al−Si系合金の鋳造に際して、金型のキャビティへの充填完了前の溶湯の供給速度を低く、充填完了後の溶湯の供給速度を高くすることで、ライナー内周部11の強化材成形体に含浸されたAl−Si系合金のSi濃度と、ライナー外周部12のAl−Si系合金のSi濃度とを異ならせるようにした。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金製ピストン基材などへの密着性に優れると共に、優れた初期馴染み性、特に摺動初期の時点で速やかに摩耗して滑らか摺動面を即座に得られるピストンを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製ピストン1の基材1aの両スカート部8,9の外周面に、下層被膜組成物22とこの上面の上層被膜組成物21の複層被膜組成物を形成した。前記下層被膜組成物と上層被膜組成物とは、ともに結合樹脂であるポリアミドイミド樹脂、またはポリイミド樹脂、またはエボキシ樹脂の少なくとも1種を含み、下層被膜組成物は、二硫化モリブデンからなる固体潤滑剤の含有量が50wt%以下に設定され、上層被膜組成物は、二硫化モリブデンの含有量が50wt%〜95wt%にそれぞれ設定されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダの内面にデポジットが付着することを良好に抑制できる内燃機関を提供する。
【解決手段】燃料噴射弁から噴射された貫徹力の強い高圧燃料は、ピストン16の頂面において、噴霧飛行方向及び噴霧角により特定される扇形状の領域に拡散する。燃料が直接衝突する領域は、この扇形状の領域に含まれる。この扇形状の領域のうち、キャビティ18よりも噴霧飛行方向下流側の領域A(ハッチング部分)に光触媒を形成しない。一方、領域Aの他の領域には光触媒を形成する。これにより、貫徹力の強い高圧燃料がピストン16の頂面から反射してシリンダの内面に付着することを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】スカートの表面に万遍なく潤滑油を供給できると共に滞留させることなく排出することができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1のスカート3の表面に、潤滑油を溜めることが可能な波状のコーティング部10をピストン1の周方向に沿って設けると共に該波状のコーティング部10をピストンの軸方向に間隔をおいて複数設けた内燃機関のピストン1であって、上記波状のコーティング部10にこれを分断することによりピストン1の往復動によって上記潤滑油がスカート3の表面をピストンの軸方向又は螺旋方向に沿って流通し得る潤滑油通路13を設けている。 (もっと読む)


【課題】ピストンの往復運動に伴いシリンダボア壁面との間に生じる面圧が高くなるスカート中央部において、好適にオイルが保持されるようにすることで、ピストンの潤滑性能を向上させる。
【解決手段】一対のスカート14,15を有するピストン1は内燃機関のシリンダボアの中で上下に往復運動する。スカート14,15の外周面14a,15aには互いに並行な複数のオイル保持用の条痕9がピストンの往復運動方向に対して直交する方向に延びるよう形成される。条痕9の深さは、スカート14,15の外周面14a,15aの端部においては浅く(d2)、中央部に向かうにつれて徐々に深くなるよう形成されており、この中央部における深さd1がスカート14,15の周方向において最も深くなるよう形成されている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のピストンスカート部に,摩擦係数の低い樹脂の被膜である潤滑層を強固に密着させることができると共に,潤滑層が剥離乃至は摩滅した場合においても,低フリクション化,耐摩耗性,耐焼付性に優れ,かつ,シリンダ内壁の摩耗を低減できるスカート部を備えたピストンを得る。
【解決手段】鋳造,鍛造等の方法で製造されたアルミニウム合金製のピストンスカート部に平均粒径20〜400μmの金属又はセラミックの微細な粒体を,圧縮空気又は圧縮窒素との混合流体として噴射速度80m/sec以上,又は噴射圧力0.2MPa以上で噴射して衝突させることにより,前記スカート部の表面より深さ1〜15μmの範囲においてピストン母材の組織を均一に微細化すると共に,表面を活性化させた改質層を形成する。この改質層上に,該改質層の表面が活性化している間に低摩擦係数の樹脂を塗布する等して潤滑層を形成する。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性および耐焼き付き性に優れ、且つ、摩擦ロスの小さいシリンダブロックおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によるシリンダブロックは、摺動面101を有するシリンダ壁103を備え、シリコンを含むアルミニウム合金から形成されたシリンダブロックである。本発明によるシリンダブロックは、摺動面101に複数のシリコン結晶粒1、2を有し、摺動面101の十点平均粗さRzJISおよび切断レベル30%における負荷長さ率Rmr(30)は、摺動面101の上側1/4の部分101aにおいて、摺動面101の下側1/4の部分101bにおいてよりも大きい。 (もっと読む)


【課題】エンジンオイルの変性に起因するオイルスラッジの付着及び堆積防止に有効なエンジン部品用コーティング組成物及びそれを被覆したオイルリング等のエンジン部品を提供する。
【解決手段】アルコキシシリル基、オルガノポリシロキサン基、及び親油基を含有するエンジン部品用コーティング組成物をエンジン部品に被覆する。また、前記組成にさらに、ポリフルオロアルキル基及びポリフルオロポリエーテル基の少なくとも一方を含有させたエンジン部品用コーティング組成物をエンジン部品に被覆する。 (もっと読む)


【課題】機関始動直後のHC排出量を低減させる。
【解決手段】シリンダ10Aに往復運動可能に嵌挿されたピストン18の冠面に、燃料の主成分たるHCを一時的に吸着するHCトラップ54をコーティングする。ここで、HCトラップ54としては、例えば、ゼオライトなどの多孔性部材を採用することができる。このようにすれば、機関始動直後にシリンダ壁面に付着した燃料は、ピストン18が下死点から上死点へと移動するときにトップリング12により掻き集められて冠面へと移動し、HCトラップ54に一時的に吸着される。そして、機関の暖機が進みピストン18の温度が上昇すると、HCトラップ54に吸着された燃料が徐々に離脱し、混合気と共に燃焼して処理される。また、HCトラップ54のHC吸着量が飽和する可能性を考慮し、排気通路を構成する排気ダクト44にHCトラップ触媒44を配設するようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングを変形させることなしに、ピストンリング若しくはその内側に設けた吸い取り紙を真円に近い姿勢で保持することができ、したがって、ピストンリングに対する塗料の吹き付け及び吸い取り紙による余剰塗料の吸い取り効果を均一にし、塗膜厚の均一な塗装をすることができ、かつ構造が簡単で、動作の確実なピストンリング塗装用治具を提供すること
【解決手段】ピストンリング2の内周辺7の内側の領域に挿入可能な仮想の円筒面8に沿って前記円筒面の中心線方向3に配置されかつ前記中心線3周りに等角度間隔に配置された3本以上の当接部材5と、前記当接部材5を支持し前記当接部材5を前記円筒面8の半径方向に変位させる駆動機構6を有する (もっと読む)


【課題】オイルが積極的に循環せず、あるいは、循環が不十分な場所でのスラッジ生成が抑制された内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストンスカート部の上側に位置するピストン上部の少なくとも一部に、アルカリ性物質からなりスラッジの発生を抑制するためのスラッジ抑制層が形成されている。酸性物質が生成されやすいピストン上部3にスラッジ抑制層SLを形成することで、効率よくスラッジの発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】往復動圧縮機や往復動膨張機等の流体圧縮機械に適用可能な摺動材の耐摩耗性を向上させることができ、したがって、摺動材の交換寿命を長くすることができ、さらには、空気中、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気中のいずれにおいても従来以上に耐摩耗性を向上させることができ、特に、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気中にて用いた場合においては異常摩耗を防止することができる摺動材及び流体圧縮機械を提供する。
【解決手段】本発明の摺動材は、ポリテトラフルオルエチレンを基材とし、充填材の一部に酸化銅粉末を含有しており、この酸化銅粉末の平均粒径は10〜50μm、その充填量は7.5〜20質量%である。 (もっと読む)


【課題】ピストン摺動部における、摩耗の低減、耐焼き付き性の向上、摩擦低減を大幅に改善できるピストンを提供する。
【解決手段】ピストン摺動部であるスカート部17の表面に、針状の形態の固体潤滑材30がランダムな方向に形成されているピストン10とした。これによれば、スカート部17の表面17aにおけるオイル流動をあらゆる方向へ発生させることができ、この結果、油膜形成能力を向上させ、耐焼き付き性の向上、摩擦、摩耗の低減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングへのアルミニウム凝着現象を効果的に防止しうるピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンリング本体と、該ピストンリング本体の上面または下面のどちらか一方、または該ピストンリングの上面と下面の両方に形成される表面皮膜とからなるピストンリングであって、表面皮膜は、耐熱樹脂と該耐熱樹脂中に含有された金属粉末とからなる最表面層と、ピストンリング本体の最も近くに配置され、耐熱樹脂と該耐熱樹脂中に含有された金属粉末とからなる基底層とを少なくとも有し、基底層に含有される金属粉末の含有率が、最表面層に含有される金属粉末の含有率と比較して少ないことを特徴とする。 (もっと読む)


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