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Fターム[3J044BC02]の内容

Fターム[3J044BC02]に分類される特許

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【課題】短時間に且つ安価に遮熱膜を内燃機関の燃焼室内壁に形成する。
【解決手段】内燃機関10におけるシリンダボア12とシリンダヘッド15下面とピストン13頂部とで区画される燃焼室16の内壁に遮熱膜23を形成する方法であって、中空の金属製又は合金製のマイクロカプセル25が含有されたメッキ液を用いて燃焼室16の内壁にメッキを施すことで、メッキ層24及びメッキ層24内に介在するマイクロカプセル25を含む遮熱膜23を燃焼室16の内壁に形成する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のピストンに関し、簡素な構成で冷却性を向上させる。
【解決手段】内燃機関のピストン1において、ロアピストン2にピストンピン22を連結し、燃焼室16の底面を成すヘッド部3aをアッパピストン3に設ける。また、ロアピストン2とアッパピストン3との間に付勢部材4を介装し、ロアピストン2に対してアッパピストン3を気筒軸方向に摺動させることで燃焼室16の容積を可変とする。
ロアピストン2及びアッパピストン3間に、アッパピストン3の摺動量に応じて容積が変化する第一流体室5を形成する。
また、アッパピストン3の内部に、第一流体室5と連通する第二流体室3mを形成する。
さらに、第一流体室5及び第二流体室3m間に流体を充填し、アッパピストン3の摺動に応じてその流体を第一流体室5及び第二流体室3m間で移動させる。 (もっと読む)


【課題】車両の定常走行時には高燃費かつ高効率なエンジン性能の発揮に供し、車両のエンジン始動時には温度を上昇し易くしてHCやPMの発生を効果的に解消することのできる陽極酸化被膜を具備したピストンを提供する。
【解決手段】内燃機関10を構成するピストン3であって、ピストン3の頂面3aには、低熱伝導率で低熱容量の陽極酸化被膜5が形成されており、陽極酸化被膜5のうち、燃料噴射領域Ainの表面には陽極酸化被膜5よりも相対的に熱容量の高い金属被膜6が配されている。 (もっと読む)


【課題】燃焼機関のピストンにおける冷却通路を形成するための可溶性のリング状の中子で、取り扱い時に壊れることが無く、また冷却性も確保する。
【解決手段】中子1は閉じたリングを構成し、流入部2は流出部3のすぐ隣に配置されており、前記中子1は、円周方向において前記流入部2と前記流出部3との間に、チョーク絞りを形成するための横断面内のテーパーを有する、ということが、この場合本発明にとって本質的である。これにより、中子1の安定性が明らかに増加し得るし、このため、その取扱いが簡単になる。更に、閉じたリングによって、ピストンの360°にわたる冷却が可能である。 (もっと読む)


【課題】排気性能が悪化することなく、燃費を向上でき、また出力を向上できるピストン構造を提供する。
【解決手段】ピストンベース体(10)と、ピストンベース体(10)のクラウン部(10a)の裏面に形成された陽極酸化被膜層(11)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】ピストンの摺動抵抗の低減とオイル消費量の低減とを両立し、潤滑性能と冷却性能を高めるオイル供給装置を提供する。
【解決手段】ピストン10のオイル供給装置1において、ピストン10は、ピンボス部13の吸気側端部からそれら端部に対向する吸気側スカート部12の方へ膨出させた1対の膨出部13と、これら膨出部13の下端に夫々開口した1対のオイル導入穴18と、これらオイル導入穴18とオイルリング溝17とセカンドリング溝16の間のランド部14とを連通する給油路19a〜19cを有し、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを噴射する第1オイル噴射ノズル22と、排気側スカート部12側のピストンクラウン部11の裏面11bに対して冷却用オイルを噴射する第2オイル噴射ノズル32と、ピストン10が上昇過程のときのみ、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを供給可能なバッフル部材7を備える。 (もっと読む)


【課題】内燃機関において、ピストンのトップランド外周面とシリンダ壁面との間の隙間での局所的な圧力上昇を抑制する。
【解決手段】本発明に係る内燃機関のピストン1Aは、ピストン1Aの頂面3に隣接する該ピストンのトップランド外周側面9に、頂面3に開放する端部20eを有する溝20を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】エンジンの冷却損失の低減等に利用することができる断熱構造体を提供する。
【解決手段】金属製母材11の表面に多数の中空粒子14が密に充填された状態に設けられてなる中空粒子層12が設けられ、該中空粒子層12が皮膜13で覆われている構造とする。 (もっと読む)


【課題】エンジンの冷却損失の低減等に利用することができる断熱構造体を提供する。
【解決手段】アルミ合金製母材11の表面に陽極酸化処理によるポーラス層12を形成し、該ポーラス層12の上に上記母材11よりも熱伝導率が低い被覆層13を設けた構造とする。 (もっと読む)


【課題】ノッキングに起因するエロージョンの抑制に好適な火花点火式内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】本発明に係る火花点火式内燃機関のピストンは外周側面2と頂面3とを有する。外周側面2に複数のリング溝4,5,6が形成され、最上のリング溝4の上方にトップランド8が形成され、トップランド8に属する外周側面2がトップランド外周側面9を形成する。頂面3に複数の吸気バルブリセス12F,12Rが設けられ、これら吸気バルブリセス間の頂面3がスキッシュ部15を形成する。スキッシュ部に接続するトップランド外周側面9Lの少なくとも一部に、熱伝導性を高めるための高熱伝導部20を設ける。 (もっと読む)


【課題】タンブル流を利用するエンジンにおいて、頂面に凹部を有し、この凹部がクランク軸線とほぼ平行な中心線を持つ円筒内面と、円筒内面の幅方向の中央部分に位置する平坦部とからなるピストンでは、生成したタンブル流を崩壊させて得る混合気の乱れは、短時間のうちに乱れが減少するために燃焼性能に影響を及ぼす期間が短く、燃焼の促進には至らないことがある。
【解決手段】ピストンは、傾斜する内側面を備える凹部を頂面に備え、凹部のほぼ中央に長円形状の平坦面を設けてなるものである。 (もっと読む)


【課題】燃焼室に燃料を直接噴射するための燃料噴射弁を備えた内燃機関において熱損失を改善する。
【解決手段】本発明に係る内燃機関10は、燃焼室12に面する表面に第1酸化アルミニウム皮膜27と第2酸化アルミニウム皮膜29とを有する燃焼室画成部材18を備える。第1酸化アルミニウム皮膜27の気孔率は第2酸化アルミニウム皮膜29の気孔率よりも低い。そして第1酸化アルミニウム皮膜27は、燃料噴射弁22から噴射される燃料Fが方向付けられる燃焼室画成部材18の部位に形成されている。 (もっと読む)


【課題】この発明は、内燃機関に関し、気筒内にスキッシュエリアが形成される内燃機関において、ノッキングの抑制と冷却損失の低減との両立を図ることのできる内燃機関を提供することを目的とする。
【解決手段】シリンダヘッド下面とピストン冠面(30)との間隙部にスキッシュエリアが形成される内燃機関を有する。前記ピストン冠面(30)の外縁部に設けられた前記スキッシュエリアを形成する面(22b、24b、26b、28b)であって断熱層を有さない非断熱領域を備える。前記非断熱領域以外の前記ピストン冠面(30)に設けられた断熱層を有する断熱領域(A)を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ピストンの製造方法に関し、空孔率が高く薄い断熱材をピストン頂面に設けることが可能なピストンの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】多孔質断熱材の前駆体を調製する工程(第1工程)、前駆体からなる層を金属基材上に形成する工程(第2工程)、前駆体層と金属基材とを一体的に焼成し、金属基材上に多孔質断熱材の層を形成する工程(第3工程)、多孔質断熱材層が形成された金属基材と、ピストンの頂面部とを接合する工程(第4工程)と、を備えている。金属基材の耐熱温度は、ピストンの耐熱温度よりも高いことが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用の複数部分から成るピストン(10,110)を製造する方法であって、下記の方法ステップ:すなわち、接合面(24,28;124,128)を備えた内側の支持エレメント(22,26;122,126)と接合面(25,29;125,129)を備えた外側の支持エレメント(23,27;123,127)とをそれぞれ有する、ピストン上側部分(11)とピストン下側部分(12)とを製造し、少なくとも1つの接合面(24,28;25,29;124,128;125,129)の領域に高温ろう付け用ろう材を被着し、接合面(24,28;25,29;124,128;125,129)の間における接触部の形成によって、ピストン上側部分(11)とピストン下側部分(12)とをまとめて1つのピストンボディを形成し、該ピストンボディを真空炉内にもたらして、該真空炉を排気し、ピストンボディを最高で10−2mbarの圧力において、最高で1300℃のろう付け温度に加熱し、ろう付けされたピストン(10,110)を最高で10−2mbarの圧力で、高温ろう付け用ろう材が完全に凝固するまで冷却する、
という方法ステップを特徴とする。本発明はさらに、この方法によって製造可能なピストン(10,110)に関する。
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【課題】潤滑用皮膜について表面性状の根本的な改良を行うことで、ピストン等の摺動部材の摺動特性を向上させる。
【解決手段】アルミニウム或いはアルミニウム合金からなるピストン10のピストンスカート部13に潤滑用皮膜を形成し、70〜100℃の温度範囲のフッ素化合物とケイフッ化アンモニウムとを含む処理液に浸漬する。これにより、ピストンスカート部13に形成された潤滑用皮膜の表面性状の変化がなされ、エンジンオイルとのなじみ(濡れ性)が向上する。また、ピストンリング溝12、ピストンピンボス14、ピストンヘッド11、及びピストン内面には、Al−OH−F化合物もしくはNH−Mg−Al−F化合物、又は両方の混合物から成る化成処理皮膜が形成され、表面性状の変化がなされた潤滑用皮膜とあいまって、一層のなじみ(濡れ性)の向上が実現される。 (もっと読む)


【課題】この発明は、デポジットの付着を抑制することができる構成を備えた内燃機関を提供することを目的とする。
【解決手段】ピストン10は、ピストン上部14の表面(つまりピストン頂面)に、凹凸表面12を備えている。凹凸表面12は、多数の錐体が、頂点間距離(ピッチ)Pで並ぶことにより構成されている。凹凸表面の凸の高さをHと記す。P≦0.5μmかつP/2≦Hの関係を満たす。 (もっと読む)


【課題】シリンダの内面にデポジットが付着することを良好に抑制できる内燃機関を提供する。
【解決手段】燃料噴射弁から噴射された貫徹力の強い高圧燃料は、ピストン16の頂面において、噴霧飛行方向及び噴霧角により特定される扇形状の領域に拡散する。燃料が直接衝突する領域は、この扇形状の領域に含まれる。この扇形状の領域のうち、キャビティ18よりも噴霧飛行方向下流側の領域A(ハッチング部分)に光触媒を形成しない。一方、領域Aの他の領域には光触媒を形成する。これにより、貫徹力の強い高圧燃料がピストン16の頂面から反射してシリンダの内面に付着することを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】圧縮行程において、ピストンの上昇に伴ってシリンダ内のタンブル流が横方向へ傾くことによって誘発されるノッキングの発生を防止できるようにする。
【解決手段】シリンダ内に吸気のタンブル流を生成させる手段を備える内燃機関に用いられるピストンにおいて、ピストン冠面12の中央部に形成される凹部20のピストンピン中心軸と直交する方向の両側部にそれぞれ略中央からピストン中心へ向けて内側へ突出する凸部25を設ける。 (もっと読む)


ピストンは、中心軸に沿って延在するピストン本体を有する。ピストン本体は、上部クラウン部と下部クラウン部とを有する。上部クラウン部は、上部燃焼壁と、上部燃焼壁から開放端まで垂れ下がる少なくとも1つの環状上部リブとを有する。下部クラウン部は、少なくとも1つの上部リブに固定された開放端まで延在する少なくとも1つの環状下部リブと、少なくとも1つの下部リブに対して径方向内側に延在する内側ギャラリーフロアとを有する。上部クラウン部は、中心軸に沿って上部燃焼壁から開放端まで垂れ下がる上部ポストを有する。下部クラウン部は、中心軸に沿って内側ギャラリーフロアから上向きに開放端まで延在する下部ポストを有する。上部ポストと下部ポストはともに、ラビリンス通路を形成する。
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