Fターム[3J044CA03]の内容
ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | ピストンの形状、構造 (801) | ピストンヘッド部 (153) | 燃焼室凹部を有するもの (38)
Fターム[3J044CA03]に分類される特許
1 - 20 / 38
遮熱膜の形成方法及び内燃機関
【課題】短時間に且つ安価に遮熱膜を内燃機関の燃焼室内壁に形成する。
【解決手段】内燃機関10におけるシリンダボア12とシリンダヘッド15下面とピストン13頂部とで区画される燃焼室16の内壁に遮熱膜23を形成する方法であって、中空の金属製又は合金製のマイクロカプセル25が含有されたメッキ液を用いて燃焼室16の内壁にメッキを施すことで、メッキ層24及びメッキ層24内に介在するマイクロカプセル25を含む遮熱膜23を燃焼室16の内壁に形成する。
(もっと読む)
火花点火式内燃機関のピストン
【課題】ノッキングに起因するエロージョンの抑制に好適な火花点火式内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】本発明に係る火花点火式内燃機関のピストンは外周側面2と頂面3とを有する。外周側面2に複数のリング溝4,5,6が形成され、最上のリング溝4の上方にトップランド8が形成され、トップランド8に属する外周側面2がトップランド外周側面9を形成する。頂面3に複数の吸気バルブリセス12F,12Rが設けられ、これら吸気バルブリセス間の頂面3がスキッシュ部15を形成する。スキッシュ部に接続するトップランド外周側面9Lの少なくとも一部に、熱伝導性を高めるための高熱伝導部20を設ける。
(もっと読む)
内燃機関およびピストン作製方法
【課題】燃焼室に燃料を直接噴射するための燃料噴射弁を備えた内燃機関において熱損失を改善する。
【解決手段】本発明に係る内燃機関10は、燃焼室12に面する表面に第1酸化アルミニウム皮膜27と第2酸化アルミニウム皮膜29とを有する燃焼室画成部材18を備える。第1酸化アルミニウム皮膜27の気孔率は第2酸化アルミニウム皮膜29の気孔率よりも低い。そして第1酸化アルミニウム皮膜27は、燃料噴射弁22から噴射される燃料Fが方向付けられる燃焼室画成部材18の部位に形成されている。
(もっと読む)
クラウン冷却ジェットを備えたピストン
ピストン(10,10′)は、上側燃焼ドーム(18,18′)を備えた上側クラウン部(16,16′)を有するピストン本体(12,12′)を含む。燃焼力は、上側燃焼ドーム(18,18′)に対して作用する。上側燃焼ドーム(18,18′)の下側は、アンダークラウン領域(60,60′)を含む。ピストン本体(12,12′)は、間隔をおいて離され連接棒に枢動可能に隣接するための1対のピンボス(36,38)を備えた下側クラウン部(26,26′)も含む。外側オイルギャラリー(31,31′)は、上側(16,16′)および下側クラウン部(26,26′)間に包含されるものとして形成される。外側オイルギャラリー(31,31′)は、オイル入口(50,50′)とオイル出口(52,52′)とを有する。管状のオイルジェット(54,54′)は、オイル出口(52,52′)と流体連通に取付けられ、オイルがピストン(16,16′)の往復直線運動中に吐出される場所であるアンダークラウン領域(60,60′)に向かって延在する。外側オイルギャラリー(33)からの冷却オイルは、オイルジェット(54,54′)によってアンダークラウン領域(60,60′)へ流されて、補助的な冷却を受動的に作動されるシステムにおいてもたらす。
(もっと読む)
内燃機関のピストン
【課題】圧縮行程において、ピストンの上昇に伴ってシリンダ内のタンブル流が横方向へ傾くことによって誘発されるノッキングの発生を防止できるようにする。
【解決手段】シリンダ内に吸気のタンブル流を生成させる手段を備える内燃機関に用いられるピストンにおいて、ピストン冠面12の中央部に形成される凹部20のピストンピン中心軸と直交する方向の両側部にそれぞれ略中央からピストン中心へ向けて内側へ突出する凸部25を設ける。
(もっと読む)
内燃機関のピストンのための挿入部材、並びに該挿入部を備えたピストン又はピストンヘッド
本発明は、内燃機関のピストンのための挿入部材(10,110)であって、ピストンがピストンヘッド(21,121)を有しており、該ピストンヘッドが、燃焼室(23)を有するピストンクラウン(22)と、環状のトップランド(24)と、環状のピストンリング部と、該ピストンリング部の高さ位置に配置された、環状の冷却通路(12)とを備えている形式のものに関する。本発明によれば、挿入部材(10,110)が、環状の冷却通路(12)とリングキャリア領域(11)と、燃焼室縁部補強のための凹部領域(13,113)とを有する一体的な構成部として構成されている。本発明はさらに、このような形式の挿入部材(10,110)を備えたピストン又はピストンヘッド(21,121)に関する。
(もっと読む)
燃料直噴エンジン
【課題】 ペントルーフ型ピストンを備えた燃料直噴エンジンにおいて、キャビティの円周方向全域で燃料および空気を均一に混合して燃焼状態を改善しながら、ピストンの円周方向全域を均一に冷却できるようにする。
【解決手段】 ピストン13の頂面の中央部に凹設したキャビティ25をN個の仮想的なキャビティ区分に区画したとき、各々の仮想的なキャビティ区分の容積を略等しくすることで、燃料および空気の混合状態を均一化することができる。しかもキャビティ25の裏部にオイルが供給されるクーリングチャネル26を円周方向に設け、キャビティ25とクーリングチャネル26との最短距離dが円周方向に略均一になるように、クーリングチャネル26の高さを円周方向に変化させたので、キャビティ25の冷却状態も各々の仮想的なキャビティ区分において略等しくなり、キャビティ25における混合気の燃焼状態を更に均一化することができる。
(もっと読む)
内燃機関用ピストン
【課題】内燃機関用ピストンの冠面の冷却性能を向上させる。
【解決手段】内燃機関用ピストン18において、オイルジェットからピストンヘッド18Aの裏面に吹き付けられた潤滑油を取り込んで循環させる環状のクーリングチャンネル38の通路断面を、ピストン軸方向に比べてピストン半径方向の長さが大きくなる幅広形状に形成する。そして、クーリングチャンネル38の通路断面を幅広形状にすることで、ピストン軸方向の長さを短くし、ピストン往復運動に伴う慣性による潤滑油の上下挙動を抑制すると共に、ピストン冠面から熱量を受熱する受熱面積を増大させる。このため、潤滑油に空気の気泡が混入することを抑制しつつ、冠面を効率的に冷却することが可能となり、冠面の冷却性能を向上させることができる。
(もっと読む)
内燃機関用ピストン
【課題】内燃機関用ピストンの冠面中央部の冷却性能を向上させる。
【解決手段】内燃機関用ピストン18において、オイルジェットからピストンヘッド18Aの裏面に吹き付けられた潤滑油を取り込んで循環させる環状のクーリングチャンネル38の径を、クランク軸方向とスラスト方向とで異ならせた形状、即ち、クランク軸方向の径aがスラスト方向の径bより小さくなる形状(a<b)に形成する。そして、クーリングチャンネル38の経路の一部を冠面中央部に近づけ、冠面中央部と潤滑油との間で行われる熱交換を促進する。従って、ピストン18の冠面中央部の冷却が促進されて温度上昇が抑制されることから、冠面中央部の冷却性能を向上させることができる。
(もっと読む)
内燃機関用ピストン
【課題】タンブル強度の均一化、ひいては混合気の均一性を高めることができる内燃機関用ピストンを提供することを課題とする。
【解決手段】ピストン(1)は、吸気行程で形成されるタンブル流に沿うように冠面に円弧状の凹部(5a)を形成したキャビティ室(5)が設けられている。キャビティ室(5)内には減衰部(6)が配置されている。減衰部(6)は、ピストン(1)の冠面の中心を含む部分を占めている。減衰部(6)は、吸気弁が開弁し、燃焼室内にガスが流入して生成されるタンブル流のタンブル強度を低減させる。これにより、タンブル強度の均一化、ひいては混合気の均一性を高めることができる。
(もっと読む)
筒内噴射式内燃機関、筒内噴射式内燃機関用ピストン、筒内噴射式内燃機関用ピストンの低熱伝導合金および筒内噴射式内燃機関用ピストンの低熱伝導部材とその製造方法
【課題】ピストン用アルミニウム合金との適合性に優れた低熱伝導合金を提供する。
【解決手段】本発明の筒内噴射式内燃機関用ピストンの低熱伝導合金は、筒内噴射式内燃機関用ピストンの燃料衝突域に用いられ低熱伝導域を形成する低熱伝導部材に用いられ、全体を100質量%としたときに、Mn:5〜35質量%と、C:0.5〜1.5質量%と、残部:Feおよび不可避不純物若しくは付従的元素とからなることを特徴とする。この低熱伝導合金は、熱伝導率が非常に低く、線膨張係数がピストン用アルミニウム合金の線膨張係数に非常に近接しており、耐熱疲労性等にも優れる。
(もっと読む)
内燃機関用のピストンおよびその製造方法
【課題】燃焼室内の断熱性を高めることができ、かつ耐久性の高い内燃機関用のピストンとその製造方法を提供する。
【解決手段】内燃機関用のピストン10に関し、その燃焼室側に形成された頂面部1には、中空部(空気層A)を有する微小柱体3,…がその一端面を頂面部1の燃焼室側表面に臨ませた姿勢で埋設されており、ピストン10の母材金属に比して相対的に低熱伝導性を有する頂面部1が形成されている。
(もっと読む)
ピストン及びその製造方法
【課題】ピストン低温時にピストン頂面の温度が過度に低くなることを防止して、燃料の結露を抑えることができるとともに、ピストン高温時にピストン頂面の温度が過度に高くなることを防止して、オイル劣化やノッキングを抑えることができる低熱伝導率シートを備えたピストンであって、熱膨張率の違いにより低熱伝導率シートが破損等することがなく、しかもその製造が容易なピストンを提供する。
【解決手段】燃焼室2に面するピストン頂面1aを有するピストン本体10と、ピストン頂面1aに形成された耐熱性樹脂よりなる弾性接着剤層11と、弾性接着剤層11上に形成され、ピストン本体10よりも低い熱伝導率を有する低熱伝導率シート12と、を備えている。弾性接着剤層11はポリイミドよりなり、低熱伝導率シート12はチタンシートよりなる。
(もっと読む)
内燃機関用のピストンおよびその製造方法
【課題】ピストン頂面の焼結体とピストン母材との界面強度が高められることで亀裂が生じ難く、かつ、焼結体が所要の低熱伝導性を有することで燃焼室内の燃料の燃焼促進が十分に図られる内燃機関用のピストンとその製造方法を提供する。
【解決手段】第1の焼結体1を形成するための第1の加圧成形体を製造する工程と、第1の加圧成形体の外周に第2の焼結体2を形成するための第2の加圧成形体を製造して複合焼結体3を形成するための加圧成形複合体を製造する工程と、加圧成形複合体を焼結して複合焼結体3を製造する工程と、第2の焼結体2の燃焼室側表面と反対側の面にピストンの母材金属溶湯を含浸凝固させることで、複合焼結体3をピストン10の頂面部に鋳込む工程と、からなる製造方法である。
(もっと読む)
内燃機関
【課題】ピストン3の受圧面8の近傍の混合状態を良好に保つとともに、高負荷運転等によるNOxの増大にも対応できる内燃機関1を提供することにある。
【解決手段】ピストン3の受圧面8と反対側の裏面9に、裏面9を経由する燃焼室2からの放熱を調節する放熱調節機構18を装着する。これにより、放熱調節機構18は、燃焼室2の温度が低くNOx発生量が少ない場合に、ピストン3を介する燃焼室2からの放熱を抑えることができるとともに、高負荷運転等により燃焼室2の温度が上昇してNOxの発生量が増大した場合に、ピストン3を介する燃焼室2からの放熱を促進して燃焼室2の温度を低下させることができる。このため、受圧面8近傍の混合状態を良好に保つとともに、高負荷運転等によるNOxの増大にも対応することができる。
(もっと読む)
内燃機関用ピストン
【課題】ピストンの挙動を安定させることができるとともに、ピストンの製作加工性および製作精度を向上させることができる内燃機関用ピストンを提供すること。
【解決手段】内燃機関に組み込まれる内燃機関用ピストン1であって、その頂面1aが、反スラスト側ATSからスラスト側TSに向かって緩やかに下降する傾斜面とされ、かつ、ピストンピン4が嵌合されるピストンピン孔4aの中心が、当該内燃機関用ピストン1の重心と一致するように、前記ピストンピン孔4aが形成されている。
(もっと読む)
エンジンのピストン構造
【課題】ピストンの重量バランスを改善しつつピストンを軽量化する。
【解決手段】クラウン部(5)はピストンピンボス部(26)を挟んで吸気側が排気側に比べて相対的に重くなる形状を有している。ピストン(1)のランド部(20)の下面において、サイドウォール部(25)の上方領域に下方に向けて開放した窪み(30)が形成されている。窪み(30)内には、ランド部(20)とサイドウォール部(25)との間に延びる2つのリブ(31)が形成されており、ピストンピンボス部(26)を挟んで吸気側のリブ(31a)が肉厚に形成され、排気側のリブ(31b)が肉薄に形成されている。
(もっと読む)
内燃機関に用いられるピストンおよび該ピストンを製造するための方法
内燃機関に用いられるピストン(1)であって、ピストンヘッド(5)の近傍でかつ半径方向外側に配置された環状チャンネル(4)が設けられていて、該環状チャンネル(4)が、ピストンヘッド側に環状の開口(21)を有しており、該開口(21)の断面が、ピストンヘッドとは反対の方向に向かって円錐状に先細りになった辺を有する台形の形状を有しており、前記開口(21)が、環状の閉鎖エレメント(3)によって閉じられており、該閉鎖エレメント(3)の断面が、前記開口(21)と同じ台形形状を有していて、閉鎖エレメント(3)が、前記開口(21)内に摩擦溶接法を用いて固定可能であるピストン(1)が提案される。
(もっと読む)
スチールピストンのための熱酸化保護表面
ピストン(120)、および、燃料噴射方式のディーゼルエンジンのためのピストン(120)の製造方法は、ピストンボウル(134)およびリム(130)の領域における燃料噴射噴煙に誘発される酸化の損傷効果に対抗するように構成されている。燃料噴射噴煙(138)のターゲットとなるピストンクラウン(126)の表面は、最初に、耐腐食性および耐酸化性を有する組成物によって、被覆される。この組成物は、スラリーとして付着されるか、あるいは、HVOFやプラズマスプレーなどの熱スプレー技術によって付着される。その後、高エネルギーの工業用レーザービームを、スプレーされたままの状態の被覆材に照射し、その密度を増加するとともに、その微細構造を改質する。よって、被覆材と下層にあるスチール基材との溶解、合金化および物質的結合を実現し、結果としてスチールピストンクラウン(126)のための耐久性のある保護表面を得ることができる。
(もっと読む)
内燃機関用ハイブリッドピストン
【課題】ピストン頂面の断熱化と高熱伝導化という、背反する両性能を同時に満足させることのできるピストンを提供する。
【解決手段】頂面1a付近に空洞部3を有するピストン本体4と、空洞部3に内蔵された、ピストン本体4の材料よりも熱伝導率の高い材料よりなる機能体5と、を備えている。燃焼室2の温度が内燃機関の始動直後における燃焼室温度を含む低温域にあるときは、機能体5の少なくとも頂面1a側の面5aとピストン本体4との間に所定の隙間が形成され、燃焼室2の温度が内燃機関の運行中における燃焼室温度を含む高温域にあるときは、前記隙間の少なくとも一部が消滅するように機能体5の熱変形(熱膨張)により機能体5の少なくとも頂面1a側の面5aとピストン本体4とが接触するように構成されている。
(もっと読む)
1 - 20 / 38
[ Back to top ]