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Fターム[3J044CA25]の内容

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【課題】内燃機関のピストンに関し、簡素な構成で冷却性を向上させる。
【解決手段】内燃機関のピストン1において、ロアピストン2にピストンピン22を連結し、燃焼室16の底面を成すヘッド部3aをアッパピストン3に設ける。また、ロアピストン2とアッパピストン3との間に付勢部材4を介装し、ロアピストン2に対してアッパピストン3を気筒軸方向に摺動させることで燃焼室16の容積を可変とする。
ロアピストン2及びアッパピストン3間に、アッパピストン3の摺動量に応じて容積が変化する第一流体室5を形成する。
また、アッパピストン3の内部に、第一流体室5と連通する第二流体室3mを形成する。
さらに、第一流体室5及び第二流体室3m間に流体を充填し、アッパピストン3の摺動に応じてその流体を第一流体室5及び第二流体室3m間で移動させる。 (もっと読む)


【課題】ピストンピンの摺動性を向上できるピストンを提供する。
【解決手段】ピストン10は、ピストン本体1と、コンロッド20の小端孔22に摺動可能に挿入されるピストンピン2と、ピストン本体1に設けられピストンピン2が摺動可能に挿入されるピン孔6が形成されたピンボス部4と、を備えている。ピストンピン2の外周面2aのピン孔摺動領域R1は、互いに独立した形状で且つ規則的に配設された複数の凹部を有し、ピストンピン2の外周面2aのコンロッド摺動領域R2は、凹部が配設されていない滑面を有している。このピストン10では、ピン孔摺動領域R1の凹部により、ピストンピン2とピン孔6との接触面積を小さくしつつ油溜まり効果を好適に発揮できるのに加え、コンロッド摺動領域R2の滑面により、当該コンロッド摺動領域R2は面圧が比較的高いことに適応できる。 (もっと読む)


【課題】シリンダボアの内壁のオイルをピストンの全周面に亘って掻き落とすようにして、周溝を通してオイルをオイル戻し穴に循環させることができ、オイル消費量が増大してしまうのを防止することができる内燃機関のピストン構造を提供すること。
【解決手段】内燃機関のピストン構造は、クランクシャフト21の回転に伴ってオイルリング15がシリンダボア2に対してクランクシャフト21の軸線方向の一方側と他方側とに交互に偏るように、ピストン3をシリンダボア2の軸線方向と略直交する方向に移動させるピストン移動手段を構成し、このピストン移動手段を、ピストンピン5に形成されたピン溝5aと、コネクティングロッド18の小端部19に設けられ、ピン溝5aに嵌合する位置決めピン23から構成する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用中実ピストンピンにおいて、表面処理に際して、1本ずつ治具に挟んで処理で、1バッチに処理可能な本数が少なく、能率が低かった。そこで、複数個の中実ピストンピンに、同時に表面処理を施す手段を提供する。
【解決手段】ピストンピン1の中心部を中実に形成するとともに、両端面に間隔保持用治具3が係合する凹部2を形成した。間隔保持用治具3は、上下に円錐を重ねた形状、即ちそろばん玉形状、を呈している。ピストンピン1の凹部2は円柱状の穴よりなり、端部に間隔保持用治具3と係合する円錐状の面取り部が形成されている。ピストンピン1と間隔保持用治具3とを交互に表面処理用治具4に装着して表面処理を行う。 (もっと読む)


【課題】シリンダ・ピストン機構におけるピストンの摩擦力をさらに低減することである。
【解決手段】ピストン14のスカート部18は、軸方向に垂直な面内における断面形状プロファイルが軸方向に沿って実質的に同じであり、その断面形状プロファイルは、シリンダボア12に対してスラスト方向及び反スラスト方向となる部分に予め定めた中央領域長さBの範囲で、予め定めた所定の中央部楕円度を有する中央領域と、各中央領域の両側の範囲で、中央楕円度よりも大きな楕円度の両側部楕円度を有する両側領域と、中央領域と両側領域とを接続し、中央領域との接続点においてシリンダボア12の内径との隙間が予め定めた中央接続部隙間を有し、両側領域との接続点においてシリンダボア12の内径との隙間が予め定めた両側接続部隙間C1を有する接続領域とを含む。 (もっと読む)


ピストンは、中心軸に沿って延在するピストン本体を有する。ピストン本体は、上部クラウン部と下部クラウン部とを有する。上部クラウン部は、上部燃焼壁と、上部燃焼壁から開放端まで垂れ下がる少なくとも1つの環状上部リブとを有する。下部クラウン部は、少なくとも1つの上部リブに固定された開放端まで延在する少なくとも1つの環状下部リブと、少なくとも1つの下部リブに対して径方向内側に延在する内側ギャラリーフロアとを有する。上部クラウン部は、中心軸に沿って上部燃焼壁から開放端まで垂れ下がる上部ポストを有する。下部クラウン部は、中心軸に沿って内側ギャラリーフロアから上向きに開放端まで延在する下部ポストを有する。上部ポストと下部ポストはともに、ラビリンス通路を形成する。
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【課題】軽量化され、往復動時に、極力その姿勢を維持することができる内燃機関のピストンを提供することを目的とする。
【解決手段】第1サイドウォール5〜第4サイドウォール8は、ピストンピン20の軸線21を含み、かつ、スラスト方向及び反スラスト方向に広がる面を想定した面である仮想面Fに沿って延設されている。第1サイドウォール5と第3サイドウォール7とは、結合され、その結合部が、第1スカート9を形成している。第2サイドウォール6と第4サイドウォール8とは、結合され、その結合部が第2スカート10を形成している。第1スカート9、第2スカート10はその表面がピストン頂部2の外径と略同一の径によって形成される円筒面からなり、機関運転時に内燃機関のボアと摺接する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、駆動装置の軸受け部材であるメタルブッシュを、摺動摩耗特性である耐荷重性、耐摩耗性、なじみ性等に優れ、鉛を発生することがないものとする技術を提供する。
【解決手段】銅を主成分とし、ケイ化マンガンを含む金属材料を、少なくとも摺動面に備えてなるメタルブッシュ15とする。また、この金属材料におけるケイ素とマンガンとの質量比が、66:34〜53:47の範囲であるメタルブッシュ15とする。 (もっと読む)


【課題】シリンダーヘッドの素材を変更することなく、燃焼室周辺を冷却して燃焼室の温度を低下できるエンジンのピストンを提供する。
【解決手段】シリンダーブロックに内蔵されたピストンと前記シリンダーブロックに取り付けられるシリンダーヘッドとの間に燃焼室が形成されるエンジンにおいて、前記ピストンのクラウン部下面に表面積拡張部が形成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ペントルーフ型ピストンを備えた燃料直噴エンジンにおいて、キャビティの円周方向全域で燃料および空気を均一に混合して燃焼状態を改善しながら、ピストンの円周方向全域を均一に冷却できるようにする。
【解決手段】 ピストン13の頂面の中央部に凹設したキャビティ25をN個の仮想的なキャビティ区分に区画したとき、各々の仮想的なキャビティ区分の容積を略等しくすることで、燃料および空気の混合状態を均一化することができる。しかもキャビティ25の裏部にオイルが供給されるクーリングチャネル26を円周方向に設け、キャビティ25とクーリングチャネル26との最短距離dが円周方向に略均一になるように、クーリングチャネル26の高さを円周方向に変化させたので、キャビティ25の冷却状態も各々の仮想的なキャビティ区分において略等しくなり、キャビティ25における混合気の燃焼状態を更に均一化することができる。 (もっと読む)


【課題】ピストン構造の複雑化及び振動・騒音の増大を招くことなく、ピストンスカート部での摩擦損失を低減する。
【解決手段】スカート牽引部42は、その一端部42aが側壁部44−1を介してピストンピンボス部18−1に連結され、その他端部42bが側壁部44−2を介してピストンピンボス部18−2に連結され、その中央部42cが連結部45を介してピストンスカート部16に連結され、その一端部42aと他端部42bとの間でピストンスカート部16側へ湾曲した形状を有する。スカート牽引部42は、ピストンピンボス部18−1,18−2が互いに離れる方向へ変位するのに応じてピストン径方向内側へ変位することで、ピストンスカート部16をピストン径方向内側へ牽引する。スカート牽引部42の曲率はピストンスカート部16の曲率と異なる。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のピストン(10)のためのピンボス(17)であって、該ピンボス(17)が、ボス内面(17a)及びボス外面(17b)と、ピストンピンを受容するためのボス孔(18)とを備えている形式のものに関する。このような形式のピンボスにおいて本発明の構成では、ボス孔(18)がボス頂部にポケット(20)を有していて、該ポケット(20)の深さが、ボス輪郭に沿ってボス外面(17b)に向かって連続的に減少している。
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【課題】コネクティングロッド小端部の潤滑性能を向上させる。
【解決手段】オイルジェットから噴出された潤滑油が流れる冷却空洞12を有したピストン10に、その内部において軸方向に延びるシリンダ20をピストン往復運動により慣性移動する慣性体30によって第1室22と第2室24とに区画し、該慣性移動に伴って容積が増減変化する第1室22又は第2室24のポンプ作用を利用して、冷却空洞12から吸引した潤滑油をピストンピン穴18へと供給するポンプ機構を内蔵させると共に、ピストンピン穴18に内挿されるピストンピン60に、ポンプ機構により供給された潤滑油を、ピストンピン60とコネクティングロッド70との連接部へと導く油路を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンとコネクティングロッドとがピストンピンを介して連結されている構成において、ピストンピンに対する潤滑油の供給を効率的に行い得る内燃機関を提供すること。
【解決手段】この内燃機関のピストン構造では、ピストン4と、コネクティングロッド5とが、ピストンピン7を介して連結されている。この内燃機関のピストン構造では、ピストンピン7が、筒状構造を有する筒状部71と、発泡金属から成る共に筒状部71の内部に充填される発泡金属部72と、発泡金属部72を筒状部71の側面から露出させる開口部73とを有している。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダとが接触するおそれを低減すること。
【解決手段】ピストン20の側周部20Sであって、ピストン側段差部Kpからピストン20の頂面反対側端部へ向かって所定の距離L3の範囲には、ピストン側クリアランス徐変部20Jが設けられる。ピストン側クリアランス徐変部20Jは、ピストン側段差部Kpを起点Vsとし、ピストン側段差部Kpからピストン20の頂面反対側端部20Btへ向かって所定の距離L3の位置を終点Vfとする。ピストン側クリアランス徐変部20Jは、ピストン側段差部Kpからピストン20の頂面反対側端部へ向かって、ピストン20の直径が徐々に小さくなるように形成される。 (もっと読む)


【課題】オイルジェットによりピストンの冷却を行う際、ピストン裏面の中央部分にオイルを噴射し、ピストン冷却効率を向上させる内燃機関を提供する。
【解決手段】内燃機関10Aは、シリンダブロック11内を往復運動するピストン13と、このピストン13と連結するコンロッド14と、クランク室16内で全気筒のコンロッド14と連結されるクランクシャフト17と、ピストン13の内壁にオイルOを供給するオイルジェット装置18とにより構成されている。ピストン13裏面に左右対称に隔壁41−1、41−2を設け、コンロッド14−1、14−2をピストン13裏面に左右対称に設ける。オイルジェット装置18から噴出されるオイルOをピストン13の裏面22の中央部分43に噴出し、ピストン13の冷却効率を向上させる。 (もっと読む)


【課題】コンロッド小端部内側の潤滑に寄与するオイル量を増やすことの可能なコンロッドの潤滑構造を提案する。
【解決手段】コンロッド1における小端部1aの頭頂部分に貫通形成された油孔1bと、ピストン裏面2aの略中央に突出させた凸部3と、を含んで構成されることを特徴とする。ピストン裏面に形成した凸部が、ピストン裏面に付着するオイルを集約する核となり、ここから滴となってオイルがコンロッド小端部の油孔へ滴下されるので、小端部内側で潤滑に関与するオイル量が増し、潤滑特性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】ピストンの挙動を安定させることができるとともに、ピストンの製作加工性および製作精度を向上させることができる内燃機関用ピストンを提供すること。
【解決手段】内燃機関に組み込まれる内燃機関用ピストン1であって、その頂面1aが、反スラスト側ATSからスラスト側TSに向かって緩やかに下降する傾斜面とされ、かつ、ピストンピン4が嵌合されるピストンピン孔4aの中心が、当該内燃機関用ピストン1の重心と一致するように、前記ピストンピン孔4aが形成されている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用ピストンにおいて、ピストンの重量増加を抑制しながら爆発荷重によるピストンの変形を抑制する。
【解決手段】ピストンヘッド11と、ピストンスカート12と、第1,第2ピンボス13,14と、平面視でピストンピン5に直交する方向に延びて第1,第2ピンボス13,14およびピストンスカート12とを連結する第1,第2側壁21,22とを有する内燃機関用ピストン10は、直交方向で第1,第2ピンボス13,14を挟む位置に、いずれも第1側壁21と第2側壁22とを連結する第1,第2連結壁23,24を有する。 (もっと読む)


【課題】ペントルーフ状のピストンを有するエンジンにおいて、該ピストンの冷却構造に工夫を凝らすことによりピストンの熱負荷を軽減する。
【解決手段】ピストン1のピンボス部12,12に設けられたピストンピン穴12a,12aの吸気側及び排気側に、該ピストン1の筒軸方向に延びるオイル通路12b,12bを設ける。各オイル通路12bは、ピストン1内部に設けられた環状のクーリングチャンネル11fに連通するとともに、ピンボス部12上方に位置する冠部11の隆起部11a内まで延びている。上記オイル通路12bは、ピストンピン穴12aに連通するように該ピストンピン穴12aの内周面に開口している。 (もっと読む)


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