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Fターム[3J044CA32]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | ピストンの形状、構造 (801) | 駆動部材を連結するもの (144) | 軸受面に油溝・油孔を有するもの (14)

Fターム[3J044CA32]に分類される特許

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【課題】ピストンピンとピンボス部との間の摺動部に潤滑油を良好に行き渡らせて焼付きを確実に防止し得るようにしたピストン支持部の潤滑構造を提供する。
【解決手段】ピストン2の裏面に形成されたピンボス部7により両端部を回動自在に軸支されたピストンピン3を介し前記ピストン2をコンロッド4の小端部4aで揺動自在に支持したピストン支持部の潤滑構造に関し、前記ピンボス部7の内周部における適宜位置に、前記各ピンボス部7の軸心方向に延びる油溜りポケット9を形成すると共に、前記コンロッド4の小端部4aを挟んで対峙する各ピンボス部7の対向端に、前記各油溜りポケット9の開口位置で前記ピンボス部7の軸心方向外側に切れ込んでから該ピンボス部7の円周方向下側に延びる切欠部10を形成する。 (もっと読む)


【課題】 ペントルーフ型ピストンを備えた燃料直噴エンジンにおいて、キャビティの円周方向全域で燃料および空気を均一に混合して燃焼状態を改善しながら、ピストンの円周方向全域を均一に冷却できるようにする。
【解決手段】 ピストン13の頂面の中央部に凹設したキャビティ25をN個の仮想的なキャビティ区分に区画したとき、各々の仮想的なキャビティ区分の容積を略等しくすることで、燃料および空気の混合状態を均一化することができる。しかもキャビティ25の裏部にオイルが供給されるクーリングチャネル26を円周方向に設け、キャビティ25とクーリングチャネル26との最短距離dが円周方向に略均一になるように、クーリングチャネル26の高さを円周方向に変化させたので、キャビティ25の冷却状態も各々の仮想的なキャビティ区分において略等しくなり、キャビティ25における混合気の燃焼状態を更に均一化することができる。 (もっと読む)


【課題】コネクティングロッド小端部の潤滑性能を向上させる。
【解決手段】オイルジェットから噴出された潤滑油が流れる冷却空洞12を有したピストン10に、その内部において軸方向に延びるシリンダ20をピストン往復運動により慣性移動する慣性体30によって第1室22と第2室24とに区画し、該慣性移動に伴って容積が増減変化する第1室22又は第2室24のポンプ作用を利用して、冷却空洞12から吸引した潤滑油をピストンピン穴18へと供給するポンプ機構を内蔵させると共に、ピストンピン穴18に内挿されるピストンピン60に、ポンプ機構により供給された潤滑油を、ピストンピン60とコネクティングロッド70との連接部へと導く油路を形成する。 (もっと読む)


【課題】コンロッド小端部内側の潤滑に寄与するオイル量を増やすことの可能なコンロッドの潤滑構造を提案する。
【解決手段】コンロッド1における小端部1aの頭頂部分に貫通形成された油孔1bと、ピストン裏面2aの略中央に突出させた凸部3と、を含んで構成されることを特徴とする。ピストン裏面に形成した凸部が、ピストン裏面に付着するオイルを集約する核となり、ここから滴となってオイルがコンロッド小端部の油孔へ滴下されるので、小端部内側で潤滑に関与するオイル量が増し、潤滑特性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】ピストンピンの潤滑のために充分量の潤滑油の安定的な供給が可能なピストンを提供する。
【解決手段】ピストンピンが挿入されるピストンピン孔31hを画定するブッシュ30と、ブッシュ30が圧入される圧入孔11の一部を画定するように設けられ、潤滑油を浸透保持する多孔質材20と、を備え、ブッシュ30は、多孔質材20に浸透保持された潤滑油をピストンピン孔31hへ導く油孔30hを備えている、構成とした。 (もっと読む)


【課題】 ドロップレット粒子による影響を低減させ、潤滑油中で摺動する摺動面の摩擦係数を低減しつつ、耐磨耗性及び耐焼付き性を両立させた低摩擦摺動を行わせることができる摺動構造を提供する。
【解決手段】 硬化処理層23を形成したピストン5の外表面に、PVD法等によって、水素含有量が10at%以下であるDLC膜20を形成する。シリンダボア12の摺動面14を銅合金にて構成する。硬化処理層23における表面粗さを、中心線平均粗さRaで0.1μm以下に形成し、DLC膜20を、1.0μm以下の厚さに形成する。また、DLC膜20の表面粗さを、中心線平均粗さRaで0.05μm以下とし、最大高さRmaxで0.5μm以下にする。そして、摺動面に被覆したDLC膜20における粗さ曲線の中心線又は平均線35から突出するドロップレットの高さを、0.4μm以下に抑えておく。
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【課題】ペントルーフ状のピストンを有するエンジンにおいて、該ピストンの冷却構造に工夫を凝らすことによりピストンの熱負荷を軽減する。
【解決手段】ピストン1のピンボス部12,12に設けられたピストンピン穴12a,12aの吸気側及び排気側に、該ピストン1の筒軸方向に延びるオイル通路12b,12bを設ける。各オイル通路12bは、ピストン1内部に設けられた環状のクーリングチャンネル11fに連通するとともに、ピンボス部12上方に位置する冠部11の隆起部11a内まで延びている。上記オイル通路12bは、ピストンピン穴12aに連通するように該ピストンピン穴12aの内周面に開口している。 (もっと読む)


【課題】ピストン2とコネクティングロッド1とを連結するピストンピン3において、ピストン2のボス部22,23のピン孔22a,23aに対する嵌合部分の耐焼付き性を向上可能とする。
【解決手段】ピストンピン3の外周面においてボス部22,23のピン孔22a,23aの内側開口側および外側開口側に対応する場所に、それぞれ周方向に連続する油溝31〜34が設けられている。この油溝31〜34に貯留された潤滑油は、徐々にピストンピン3とボス部22,23のピン孔22a,23aとの嵌合面へ供給されて、当該嵌合面に油膜を作ることになる。これにより、ピストンピン3とボス部22,23のピン孔22a,23aとが油膜を介して接触する状態となって潤滑条件が良好となる。 (もっと読む)


【課題】密閉形圧縮機において、原価的にも有利な構造で、効率が良く、信頼性に優れたものとすること。
【解決手段】密閉形圧縮機は、モータからの回転力を伝えるクランク軸6と、クランク軸側に球面部を有する球座8aを備えたピストン8と、一端に球座8aに接続する球体部11と他端にクランク軸6に嵌合するリング部12とそのリング部12と球体部11とを繋ぐロッド部10とを有するコネクティングロッド9と、密閉容器内に貯留される潤滑油と、を有し、クランク軸6を通して潤滑油を供給するように構成されている。この密閉形圧縮機は、クランク軸6に第1の給油孔19を設け、コネクティングロッド9に第1の給油孔19から出た潤滑油を球座8aに供給する第2の給油孔18を設け、球座8aと球体部11との間に第2の給油孔18より出た潤滑油を一時溜めるオイルポケット20を設けている。 (もっと読む)


【課題】 内燃機関の運転中におけるピストンの各位置において、スカート部とシリンダ壁との間で安定して油膜形成を行う。
【解決手段】 コンロッド16に連結するとともに内燃機関のシリンダボア内に移動自在に挿入したピストン13であって、このピストン13の下部スカート部137の外周面137bの周方向に環状溝137cを設け、この環状溝137cを、底面137dと、この底面137dの両縁からそれぞれ広がるように立上げた上テーパ面137e、下テーパ面137fとから構成し、底面137dにコンロッド16側からコンロッド給油通路75、ピストン給油通路100を介して供給される潤滑油の吐出口162aを開口させた。 (もっと読む)


【課題】 ランド部の厚みを抑制して軽量化を図りつつ、十分なピストンヘッドの冷却を達成する内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 少なくとも一方のピストンピンボスのピストンピンよりも冠面側に、一方のスカート側から他方のスカート側に貫通する貫通路を設け、潤滑油が前記一方のスカートの内周側から貫通路内を経由して前記他方のスカート内周側に流れる旋回流を生じさせることとした。 (もっと読む)


【課題】 ピストンピンのピストン外周側端部を十分に潤滑可能な内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 スカートとピストンピンボスを連携するエプロン部を有する内燃機関のピストンであって、前記エプロン部における前記ピストンピンの冠面側位置に内外周を連通する連通孔を設け、前記スカートと前記ピンボスと前記エプロン部で区画される隔成部位の内周に潤滑油を供給することとした。 (もっと読む)


本発明によっては、燃焼機関のためのピストン(1)であって、ピン孔(5,6)にその天底及び赤道領域に亘って環状に延びる潤滑溝(8,9)の形成されたピストン(1)が提案されている。潤滑溝(8,9)を有するピン孔(5,6)の製作を簡易化するためには潤滑溝(8,9)は溝底が100μmよりも小さい深さを有する中央領域(10,10′)をそれぞれ1つ有し、該中央領域(10,10′)にピストン内側及びピストン外側に向かって、溝底がピン孔の長手方向軸線(12)の方向で傾斜させられかつピン孔(5,6)の長手方向とそれぞれ鋭角を成している孔領域(13,13′,15,15′)が接続させられている。
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【課題】ピストンピン孔とピストンピンとの間における摩擦抵抗を増大させずに、その間の潤滑性能を確保すること。
【解決手段】ピストンピンが挿通されるピストンピン孔3の内周面に当該ピストンピン孔3の外側から内側に向けた少なくとも1本のオイル供給溝4を形成すると共に、このオイル供給溝4の溝壁面に複数本の条痕溝5を形成すること。これにより、ピストンピンの外周面と接しないオイル供給溝4の溝壁面の条痕溝5でオイルが保持され、そのオイルがピストン1の上下動に伴ってピストンピン孔3の内周面とピストンピンの外周面との間に供給される。 (もっと読む)


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