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Fターム[3J044CA33]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | ピストンの形状、構造 (801) | 駆動部材を連結するもの (144) | 駆動部材に油溝・油孔を有するもの (9)

Fターム[3J044CA33]に分類される特許

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【課題】ピストンとコンロッドとの連結構造において、面圧を下げることができる構造を提供することを課題とする。
【解決手段】第1球面85は中央に球状凹部121が存在するため、小端部24は、点D、Dで接触する。すなわち、従来、小端部と第1球面とは点接触であったものが、本発明によればリング状の線で接触する。これで、接触時の面圧を大幅に減少させることができる。また、第2球面91に非接触面123が加えられたので、小端部24との接触点Cは、図上方へ移動する。この結果、軸線119から接触点Cまでの距離L2は十分に大きくなる。接触長さ(2π・L2)は大きくなり、点Cにおける面圧(ピストンに加わる力を接触長さで割った値)は小さくなる。 (もっと読む)


【課題】コンロッドの球状にされた小端部を保持する2つの凹状の球面の軸心ずれを吸収しつつ、コストを抑え、更にピストンの剛性低下を防止可能なピストンとコンロッドとの球面連結構造を提供する。
【解決手段】カップ状支持部78及びホルダ68に、底面92又は上面68aから球面76側及び/又は球面67側に向かって延びるとともに球面76及び球面67の内径D1よりも大きい内径D2を有する円柱状の空間88が形成され、底面92又は上面68aに沿う方向の球面76と球面67との軸心ずれを吸収する。 (もっと読む)


【課題】ピストンに設けられるシールのための2つのパッキンおよびピストンとシリンダチューブとの間の摺動のための潤滑油を、簡単な構造によって供給できること。
【解決手段】ピストン12には、シリンダチューブ11との間をシールするための、2つのパッキン31,32が互いに距離をあけて設けられ、かつ、パッキン31,32の中間にOリング33が設けられており、シリンダチューブ11には、その少なくとも一方のストローク端において、内径が拡張されかつパッキン31,32が滑らかに移動可能な径大部が設けられ、ピストン12がストローク端に移動したときに、パッキン31,32のいずれかとシリンダチューブ11との間におけるシール性が径大部41,42によってなくなるように、かつ、Oリング33とシリンダチューブ11との間におけるシール性がなくならないように、径大部41,42の位置および寸法が選定されている。 (もっと読む)


【課題】 ペントルーフ型ピストンを備えた燃料直噴エンジンにおいて、キャビティの円周方向全域で燃料および空気を均一に混合して燃焼状態を改善しながら、ピストンの円周方向全域を均一に冷却できるようにする。
【解決手段】 ピストン13の頂面の中央部に凹設したキャビティ25をN個の仮想的なキャビティ区分に区画したとき、各々の仮想的なキャビティ区分の容積を略等しくすることで、燃料および空気の混合状態を均一化することができる。しかもキャビティ25の裏部にオイルが供給されるクーリングチャネル26を円周方向に設け、キャビティ25とクーリングチャネル26との最短距離dが円周方向に略均一になるように、クーリングチャネル26の高さを円周方向に変化させたので、キャビティ25の冷却状態も各々の仮想的なキャビティ区分において略等しくなり、キャビティ25における混合気の燃焼状態を更に均一化することができる。 (もっと読む)


【課題】コンロッド小端部内側の潤滑に寄与するオイル量を増やすことの可能なコンロッドの潤滑構造を提案する。
【解決手段】コンロッド1における小端部1aの頭頂部分に貫通形成された油孔1bと、ピストン裏面2aの略中央に突出させた凸部3と、を含んで構成されることを特徴とする。ピストン裏面に形成した凸部が、ピストン裏面に付着するオイルを集約する核となり、ここから滴となってオイルがコンロッド小端部の油孔へ滴下されるので、小端部内側で潤滑に関与するオイル量が増し、潤滑特性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】ピストンリング周辺へ十分な潤滑油を供給することのできるピストンの潤滑油供給構造及びピストンリングを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の潤滑油供給構造100において、コンロッド2の内部にはコンロッド内部通路19が設けられ、ピストンピン3の内部にはピストンピン内部通路20が設けられ、ピストン1の内部にはピストン内部通路21が設けられている。これらを連続することで、潤滑油供給路22が形成される。さらに、リング溝16に設ける当該供給路22の出口位置をリング溝側面16a又はリング溝上面16bに開口することで、燃焼圧力作用時であっても、当該供給路22の出口が閉塞されず、継続して潤滑油がピストンリング周辺に供給される。また、潤滑油供給構造100は、潤滑油の蒸発を抑え、ピストンリング周辺の適切な潤滑の維持を実現する。 (もっと読む)


【課題】ペントルーフ状のピストンを有するエンジンにおいて、該ピストンの冷却構造に工夫を凝らすことによりピストンの熱負荷を軽減する。
【解決手段】ピストン1のピンボス部12,12に設けられたピストンピン穴12a,12aの吸気側及び排気側に、該ピストン1の筒軸方向に延びるオイル通路12b,12bを設ける。各オイル通路12bは、ピストン1内部に設けられた環状のクーリングチャンネル11fに連通するとともに、ピンボス部12上方に位置する冠部11の隆起部11a内まで延びている。上記オイル通路12bは、ピストンピン穴12aに連通するように該ピストンピン穴12aの内周面に開口している。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成によりピストンを冷却すること。
【解決手段】この内燃機関10は、ピストン30の内部にリブ31を備える。リブ31は、コネクティングロッド17の小端部17stを囲むように配置される。そして、リブ31と、コネクティングロッド17の小端部17stと、コネクティングロッド17の小端部17stを貫通するピストンピンを支持するピストンピン取付座とで囲まれた部分は、潤滑油Lが溜められる冷却媒体溜め30rとなる。この冷却媒体溜め30rに潤滑油Lが供給されて、ピストン30を冷却する。 (もっと読む)


【課題】 最適なオイル噴射量でピストンヘッドの小端対向面を効果的に冷却すること。
【解決手段】 ピストン11とクランク軸9を連結するコンロッド22の小端部52からピストンヘッドの小端対向面11Aにオイルを噴射し、ピストン11を冷却する内燃機関の冷却装置において、コンロッド22の大端側オイル口58から小端部先端65までオイル通路を形成するオイル孔57と、小端部先端65に形成されピストン11の排気側に指向するオイルジェット67とを備えた。クランク軸9側の油孔31とコンロッド22側のオイル孔は、燃焼行程時はピストン中心部をオイルジェット67が指向した位置で連通し、排気工程時はピストン排気側をオイルジェット67が指向した位置で連通する。 (もっと読む)


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